いだてん~東京オリムピック噺~

2019年10月期 2019年7月期 2019年4月期
総合評価: 3.69 / 5.0 (回答者数122人) 441 位 / 992件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78%) 359/993件中
キャスト 4.3 /5.0(85.8%) 283/993件中
演出 3.8 /5.0(76.2%) 409/992件中
音楽 3.8 /5.0(76.8%) 286/993件中
感動 3.6 /5.0(71.2%) 250/988件中
笑い 3.5 /5.0(70%) 221/988件中
スリル・興奮 3.1 /5.0(61%) 575/985件中
123コメント
1 | | 2019-01-07 12:04:57

クドカン作品らしい、時空を行ったり来たりするスピーディーな展開でとても面白かったです。キャストも豪華で適材適所、演技巧者ばかりなのでストレスを感じることもなくドラマに集中出来ました。主役の中村さんの顔をクライマックスまで映さず、やっと映ったと思ったら歌舞伎の隈取りのようなメイクという遊び心もさすがです。帽子の赤色が溶けてしまったという史実と結び付ける発想力、演出もあっぱれでした。

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2 | | 2019-01-08 11:04:13

マラソン界をリードして日本国中に広めた金栗四三が主人公だったはずが、もう1人の主人公で後の時代に出てくるアジアで初めてのオリンピックを開催させた田畑政治が早口でバタバタと話す展開に驚き、次に出てきた柔道界のレジェンドの嘉納治五郎がオリンピックという舞台に日本人が出場できるように奮闘する姿に感動して、治五郎がどんな活躍を見せるのかと期待した所で、最後の最後に金栗四三がマラソンを雨の中で新記録で走り現れ、四三を忘れてしまう程に面白く描いた脚本家の宮藤官九郎の凄さを改めて感じた。

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3 | | キセ | 2019-01-10 14:46:53

あれもこれもがぎゅっと詰め込まれた豪華で忙しくて笑いっぱなしの一時間でした。情報量が多すぎてめまぐるしかったです。でも楽しかった。このごちゃごちゃの嵐の中を、役所さんが素晴らしい存在感とコメディセンスでみごとに案内してくれた、という印象でした。天狗倶楽部という人々を初めて知ったのですが、あんな「濃い」集団が実在したんですね。それだけで笑えてきます。最後の主人公の登場の仕方も良かったです。視聴者として、主人公はいつ登場するんだろう、まだかまだかと思っていた所にあの演出だったので、気持ちがぴたっとシンクロできました。

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4 | | みっちりねこ | 2019-01-10 16:15:19

オープニングの映像と音楽は、いかにも新機軸、明治維新以降のドラマ、という感じで面白かったです。通常ならば早送りしてしまうところですが、今後もじっくり新しい発見を探してみたくなるような雰囲気でした。ストーリーの方は、まだなんとも面白さが湧いてこない状態ですね。初回なので仕方ありませんが、登場人物が多い上に明治と昭和を行ったり来たりしているので、目まぐるしさの方が勝っている状態です。主人公が全く活躍しない第1回というのもなんだか不思議で、やはり新機軸だな、とは思いました。

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5 | | 2019-01-11 17:24:10

初回から、いかにもクドカンワールドといった感じの幕開けでした。大河ドラマといえば時代モノ、というイメージだったので、近代、現代が舞台というだけで新鮮です。
オープニングもとても凝っていて、見入ってしまいました。音楽担当が大友良英さんということや、キャスト陣から見ても「あまちゃん」色も強めに感じました。私個人は、あまちゃんもクドカンも好きなので嬉しいです。ストーリーは、なかなか金栗さんが出てこなくてヤキモキしましたが、その分登場したときの高揚感はすごかった!見せ方がうまいなと思いました。
日本においてのオリンピックの歴史についても、「いろんなおじさん」の功績によって今があるんだな〜と勉強になりました。たけしさんの落語など、貴重なシーンをまた堪能するべく、録画をもう一回見ます。

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6 | | おすし | 2019-01-13 12:51:26

近代の出来事をテーマにしている大河ということでか、オープニングの映像や文字のレタリング等のデザインがいつもの大河とは違う雰囲気でなんだかワクワクしました。三本足がぐるぐるまわるデザインはちょっと不気味に感じましたが横尾忠則さんだと知って納得しました。扱う時代と内容にぴったりだと思います。宮藤官九郎の脚本は割りと伏線が多いので第一回はそれを張っていく感じになるんだろうなぁと思いながら視ていました。登場人物がとても多いですし時代も飛んだりするのでややこしいはずなのですが、解りやすかったと思います。第一回で解らなくなってしまったら視るのが辛いな~と思っていましたが大丈夫そうです。キャストも豪華で流石だと思います。大友さんの音楽も良いです。

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7 | | 2019-01-13 22:36:44

いよいよ本格的に四三の話がスタートし、ますます面白くなってきました。子役さんが何とも素朴でおぼこくて可愛いですね。小学生時代から中学生までの役者の移り変わりが四三の走る姿で表現されているところが四三が人生を駆け抜けてるようにも見えて良い演出だなと思いました。笑えてちょっと切なくて、観終わったあとに元気になれる素敵なドラマだと思います。

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8 | | とむるな | 2019-01-19 12:53:19

来年オリンピックなので、大河ドラマでこのテーマはなるほどでした。
しかしながら、ストーリーが早すぎしかも、現在と過去が交錯しながらストーリーが展開するので非常に分かり辛い。
その交錯する現在も過去も、今の我々にとっては、同じ時代に見えるから余計です。
ここから話が長く濃くなっていくのでしょうが、あまりに、幼少期が短くて、感情移入が難しく思われてなりません。
正直、子役の四三をもっと見たかったです。
なかなかおもしろそうな子でした。残念です。

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9 | | 2019-01-19 14:14:27

金栗四三の生い立ちの合間にそれと並行して古今亭志ん生の生い立ちを入れながら話を進めていくのは面白い手法だなあと思いました。金栗四三の話だから古今亭志ん生の生い立ちは要らないのでは?って意見もたくさんあるけど、個人的にはこれくらいポップにわかりやすく描いてくれている方が堅苦しくなくて楽しいです。少年期の金栗四三役の子の頼りない演技もとても良かったです。呼吸法1つで性格も人生も変わっちゃうんだなあと、何がきっかけになるかなんてわからんもんだなあと思いました。

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10 | | 2019-01-21 18:01:31

時系列を行ったり来たりするスピーディーな展開やキャラの濃さ、キャストの多さはクドカンファンにはお馴染みだし面白いのだけど、一般的な大河ドラマファンや年配の方には分かりにくくて受け入れにくいかなという気がします。出演者がみんな終始テンションが高いのでごちゃごちゃとまとまりがなく煩いと感じる人もいそうで勿体ないなと思いました。ただ個人的にはクドカン好きだし難しいこと考えずに気楽に観て笑えるので気に入っています。

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11 | | とむるな | 2019-01-22 09:21:31

いかんせんストーリーの流れが早過ぎると思います。出てくる役者さんの顔ぶれに「おっ!」となるぐらいで
まったく四三や他の人物に感情が移入できず、とてもつまらない。
1960年、たけし こんな噺家家族の話いる?って感じです。
熊本に夏休みに帰る経緯(里心)、ほんとならマラソンに目覚めるそこまでのいきさつって、このドラマには
重要な要素だし、それがあるから、次観たいとなるのに、ほんとに残念な展開です。
この先に重点おかれても・・・ 今は惰性でみてます。

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12 | | みっちりねこ | 2019-01-22 10:50:15

熊本での話が終わってしまって、ちょっと寂しいなと思っていたら、早速夏休みに帰省するシーンがあったので、嬉しくなりました。
春野スヤといい雰囲気だったので、いつ結婚するのか楽しみです!
金栗四三が上京しても純朴なままだったのはいいな、と思いました。東京でも学校まで走って通学していたんですね!
対して美川の方は吉原に行ったりなど東京を味わいすぎで、引いてしまいます。でも、緩んでいく演技はうまいな、と感じました。

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13 | | 2019-02-04 12:26:42

クドカン作品好きだから面白いんだけど、志ん生のシーンってこんなに必要なのかな。ナレーション的扱いかと思いきや、彼の人生もしっかり時間をとって描かれていて、四三のシーンと志ん生の若い時代と、たけしさんのシーンと、1話の中で何度も時代や場面が行ったりきたりするから、ごちゃごちゃしてまとまりがなく感じてしまいます。そのせいか、観ている時は笑えて楽しめるんだけど観終わったあとの余韻や、次回はどうなるんだろうというワクワク感があまりないです。

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14 | | マコ | 2019-02-08 14:54:50

クドカンのドラマは、伏線が多く、それを推理し、回収する段階で答え合わせができるのが面白いのですが、自分の考えよりも上をいくのがすごいと思うのです。いだてんは、伏線だなと思わせる箇所が随所に見られ、その回収もきっちり行われ、史実に忠実に進む作り込まれた脚本で本当に感心します。その上俳優、女優陣の巧みなお芝居が重なり、上質なドラマを見せていただいていると毎回感じています。落語に絡めてオリンピックの話が進んでいくのが斬新です。

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15 | | bobzaemon | 2019-02-08 19:40:48

いよいよ金栗四三がオリンピックに出場するための予選会(マラソン)にしようとする。金栗四三は最初はビリ。だが、これはペース配分を考えてのこと。徐々に追い抜き、そして最後は1位に躍り出て完走する。ゴール時、嘉納治五郎に抱かれる。このシーンを見て、あ!これは幼少時の夢(金栗四三が嘉納治五郎に抱っこしてもらうこと)が叶ったな!と思った。その通り、回想のシーンが流れた。いだてんは今までの大河ドラマとは違った感じが見て取れる。心地よいテンポ。ズッコケ。時代の移り変わり。だが、逆にテンポが早いことでゆっくり流れてゆく大河ドラマを楽しみたい視聴者にとっては楽しみづらくて置いてけぼりにされてしまうという難点もある。あと、ビートたけしが志ん生役をしているが、演技中に「ビートたけし」が出てきてしまうこともある。(バカヤロー コノヤローとか)

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16 | | 2019-02-11 16:24:11

ここ最近の大河ドラマがあんまりで楽しくなかったのですが、2020年のオリンピックのために「グリコ」のモデルになった人の話がドラマになるときいて「すごい気になるな!」と思ったのが最初で、第1回目のドラマを楽しみにしていました。それで見てみたら.........
もういいかなとおもってしまいました。
時代変化がぐちゃぐちゃでわかりずらく、どこのなにを話をしているか不明で見ている人はきっとあやふやだったと思います。それで少し経ったときの放送の方がわかりやすいんじゃないかと思い先週の話を見たのですが、やっぱりこのあやふや感はかわらず。
大河ドラマで近代をやったのが間違いだったのか、制作が間違いなのかわかりませんがきっともう見ないと思います。

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17 | | えび天 | 2019-02-11 19:01:29

視聴率が低迷してるようですが、予想以上に面白いですね。
スポーツの楽しさはなんだろう?なんでスポーツをするんだろうというあたりを
第5回は伝えれれたストーリーだったと思います。
スポーツは楽しかったり、自信があればやればいいのです。
精神論、根性論、理不尽な上下関係を押し付ける場ではありません。
それをわかってない奴日本人本当に多いですよね。
だから視聴率悪いのかな?スポ根大好きで期待した人はがっくりでしょうね。

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18 | | 2019-02-13 11:16:31

時系列が行ったりきたりするせいか、もう6話なのに初回からあまりストーリーが進んでおらず、ただキャラの濃い登場人物たちが大勢出てきて騒いでるだけのドラマになっている気がします。序盤の様々な伏線が後半になって回収されていくのがクドカン作品の面白さなのに、このドタバタについてこられない視聴者が早々に離れていってしまうのは非常に勿体ないです。時系列がバラバラなので年配の方には分かりにくい作りだし、もう少し万人に受ける、家族で見られる大河を意識しても良いのでは?と思います。

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19 | | スヤスヤ | 2019-02-13 20:47:11

今回はとにかく大日本体育協会で起こる出来事がおかしく描かれていました。
嘉納治五郎の写真の上から掲げられたポスターがちょっとの振動で傾いてしまう状態を可児や大森たちが「あ?あ?あ」と言いながら直す場面が何度もあり、それに加え四三の説得とあの一部屋のドタバタ感が凄く面白かったです。
ストックホルムの説明をされるも、とりあえず「はい」ではなく「いやです」の返答がしっかりしてるなと思いました。
大森はいつも英語訛りな日本語になってますが、思わず出てくる言葉が日本語ではないことが凄さを感じます。
三島弥彦が行かないと言ったことや辛亥事件も重なり嘉納にとったら踏んだり蹴ったりの日々だったと感じてしまいました。
弥彦を見守る家政婦のシマと監視するような目線の和歌子が両極端でした。
初登場の田畑、タバコを反対に持っていたりと芸が細かかったです。あのワンシーンで田畑の何気にそそっかしい性格がわかるようでした。この時代の四三も是非とも見てみたいです。
四三と孝蔵がすれ違う最後のシーンは花火もあり派手だだな、と思いながら見てました。

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20 | | みっちりねこ | 2019-02-16 16:21:48

「お金がない」という話がメインで、あまり盛り上がらないなぁと感じてしまいました。役者陣はとても頑張っているのですが、何しろ画面が「黒い」です。女性出演者がいっぱいいるはずなのに、残念です。
嘉納治五郎先生が、金栗四三をだましにかかっているのは、ひどいなと感じました。四三の態度を見れば、あまり裕福な出身ではないことがすぐわかるはずです。本気で彼が渡航費を借金し始めたら一体どう責任を取るつもりなのか、ドラマとはいえ考えなしの発言だなぁと思ってしまいました。

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21 | | 伊豆太郎 | 2019-02-20 11:36:32

登場する俳優さんは一流の方が多いにも関わらず、ドラマの内容が全然面白く感じません。最近の大河ドラマでは珍しい駄作だと思います。ドラマの主人公のマラソンランナーのことを知っている現代の日本人は一体どれ位いるのでしょうか。知名度の低い人物をドラマの中心に据えたことで、ドラマの展開も全く想像できませんし、少なくとともこれまでのストーリーに興味を湧くような話は全くなかったように思います。また映像も色艶を全く感じさせず、貧しい時代をそのまま映し出しているに過ぎないように思います。大河ドラマでは、登場人物の服装や風景など、ドラマの時代に出来るだけ忠実に演出するというような原則があるのかも知れませんが、現代の視聴者がそのような貧相なものに共感を覚えるとは思えません。

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22 | | みっちりねこ | 2019-02-23 19:24:29

役所広司が嘉納治五郎先生を完全に自分のものにしているのが、さすがだと感じます。情けないところ、偉大さを気取りたい気持ち、結局は年下の者を大切に扱う気持ちが、よくにじみ出ている役作りで、感心してしまいます。
杉咲花演じるおシマちゃんの活躍も良かったです。三島弥彦の心中を察して陰で応援していたり、金栗四三に打ち明け話をしているところなどは、弥彦に対する愛情と賢さがよく出ていて可愛かったです。
今回は、あまり明治と昭和、スポーツ界と落語とを行き来することがなかったので、落ち着いて見ることができました。

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23 | | 2019-02-25 12:29:30

やっと四三と弥彦がストックホルムに出発しましたが、ここまでの展開がめちゃくちゃ長くて途中ダラけてしまった気がします。志ん生の話とか挟むから話がごちゃごちゃするし、あまりにストーリーが進まないから観るのを止めてしまった人もいたのでは?ここから面白くなりそうなのに勿体ないです。スポーツの認識自体を変えなければならないし、とんでもない長旅だし、お金はないし、初めてのことに挑むって本当に大変なのだなと実感しました。

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24 | | みっちりねこ | 2019-03-02 07:31:01

やっと金栗四三と三島弥彦が出発してくれて、話が前向きに進んだのに、正直ほっとしています。
お金や愛情の不足を語る話には、少々あきていました。
しかし、どちらの家族も無事選手としての姿を応援する形になったのは良かったです。
弥彦の見送られるシーンでは、涙が出てしまいました。
中村獅童の実次兄はいいですね。
場に出てくるだけで、場の雰囲気がカチッとしてきます。
誉れを感じ大言壮語しているようで、四三本人には「勝ち負けは気にするな」といったのが本当なら、こんなに素敵な兄はいないと思います。

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25 | | 2019-03-06 22:23:01

これまでスポットのあたらなかった大森さんのことがよく分かるお話でした。やたらと咳をしていたと思ったら、余命わずかであったということで今後また感動させられそうな予感です。また常に自信満々でなんでもできる三島が、はじめてのシベリア鉄道に悪戦苦闘している様など人間味のあるところが出ていたのも良かったです。加納先生が付き添えなかった理由もはっきりとし、今後ストックホルムに行くことができるかどうかが気になるところです。

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26 | | 2019-03-07 11:48:47

病をおしてストックホルムに同行する大森や、大森夫妻の熱い思いを慮る加納の姿を見て、オリンピックって競技者だけのものではないんだ、多くの人々の願いや思いが込められたものなんだということを改めて感じました。正直に飾らず書かれた四三の渡航記録が面白くて、全部読んでみたいと思いました。

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27 | | 2019-03-12 12:01:15

意外な精神力の強さと逞しさを見せた四三と、弥彦のメンタルの弱さの対比が興味深かったです。お坊ちゃん育ちというだけでなく、英語が分かるから周りの声が気になってしまうというのもあるのかな。窓から飛び降りようとするまで追い詰められた弥彦を見て、大柄な外国人に囲まれて、監督も床にふせっていて頼れず、日本人初のオリンピック選手というプレッシャーの大きさも計り知れず、本当に大変で過酷な状況で臨んでいたんだなと改めて感じました。ついメダルを期待してしまうけれど、オリンピックに参加出来るだけで凄いことなんだなと2人の様子を見ていて実感しました。

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28 | | ひつじ | 2019-03-14 02:37:01

天狗倶楽部としてもいつも仲間とワイワイしている弥彦なので練習の時間はハンパない孤独感だったと思います。
普段見る時は熱いなぁ、と感じながら見てしまう弥彦だったり、天狗倶楽部だったりしますが「仲間」って大事なんだなとしみじみ感じた場面でした。
落ち着いた性格に見える弥彦がトイレの構造にも怒りを感じてしまうのはレアだと思ってしまいました。
四三の弥彦を思っての大森兵蔵への行動だったと思いますが兵蔵もあの姿を見られるのは辛かっただろうなと思いました。
弥彦の飛び降り未遂の表情も物凄かったです。
飛び降りた後がどうなるか、「走れない」の言葉をチョイスした四三がいかにも選手目線で良かったです。
四三とポルトガル人のラザロも2回目には馴染んでる雰囲気が四三らしくて好きでした。
「夏至祭」で歌を求められた四三は「まさか自転車節?」と思ってしまいましたがさすがなかったですね。
四三と弥彦の「大和魂」が見れた部分でした。
拍手しながらの治五郎の笑顔が凄く素敵でした。
お湯と水の違いはあったけど五りんの四三とリンクする場面は面白かったです。

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29 | | 2019-03-20 22:21:01

四三と弥彦の今までのプレッシャーからの鬱憤を治五郎に対して感情任せの言葉を放った所に、治五郎のお得意のプラス思考によって遅れてきた事で相互理解が深まったと喜ぶ姿が可笑しく、双方一理によって四三の考えを取り入れたオリンピック入場のプラカードの話は上手くまとまり面白かった。
短距離走に出た弥彦の惨敗から経験した、世界レベルとの差が大きく、弥彦の活躍した時代よりも速くなったとはいえ、まだ決勝戦に出場するのが難しい現状を予見した言葉はこれからも続きそうに感じる。

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30 | | とまちゃん | 2019-03-22 16:16:01

意外に面白いのが三島家の面々で、おんな西郷と言われる弥彦の母は特にクセが強くて面白い!
弥彦の遺書が届いても、周りが慌てふためいている中で全く動じないところが凄い。字が読めないのに遺書を見て「弥彦は大丈夫。読めば分かる」と話しているところは、笑ってしまった。
他の家族もクセが強い。弥彦の兄は金の亡者で、女中もかわいいけど天真爛漫で何でも興味を持つ。
弥彦も弥彦で、だいたい遺書を女中に送るのは本当に変わっているよね。

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31 | | 2019-03-25 16:39:21

四三の初オリンピックは残念な結果に終わってしまいましたが、走る側が命がけなのはもちろん、情報伝達手段がない当時はゴールを待っている観客や関係者にも強い忍耐力が必要だったのだなと改めて感じました。自分の実力を出し切った弥彦と違い、意識を失って記憶がない四三は「負けた」という実感もないままオリンピックを終えることになってしまったんだなと切ない気持ちになりました。

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32 | | あき | 2019-03-30 01:31:01

低視聴率らしいですね。さらに、足袋屋のピエール瀧の騒動で弱り目に祟り目という感じですが、作品的にはしまってきていると思います。中村勘九郎は金栗四三に、生田斗真は生田斗真にしか見えない。演出・美術などのスタッフの本気が、脚本の笑いをコントではなく、質のいいコメディに仕立ててくれて。ストックホルムの炎天下をスースーハーハーとひたむきに走る四三。テレビ中継などもちろんない時代、遠く離れた九州でけなげに応援する、スヤ(綾瀬はるか)が「会いたいけれども会えないばい」と自転車節を歌う場面は、うるっと来させられます。幕末維新や戦国ものの大河で流す涙とは質が違う感じがします。

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33 | | 2019-04-01 12:06:46

オリンピックに行く道中も到着後も、四三たちの悪戦苦闘ぶりを密着ドキュメントのように丁寧に描いていたので、すべて終わってしまってちょっと寂しいような、燃え尽き症状群みたいな気持ちになりました。四三とラザロの友情にホッコリしていたので彼が亡くなってしまったショックが大きかったです。それだけ過酷なレースだったのだということを改めて感じました。大森夫妻との別れのシーンも胸が熱くなりました。

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34 | | 2019-04-04 13:23:01

四三が助かった理由が幼い頃の四三少年に導かれたのではなく、朦朧とした中で見たぺトレー家の少年の後をついて行ったというのがわかり現実的な流れにしていたのは良かった。
四三が助かったのはコースを間違えた事で、正しく走っていたラザロが日射病で亡くなるという皮肉めいた所に悩む四三の心の内を上手く演技していたのが印象深く感じた。
四三が世界記録を羽田で出して期待が膨らんでいただけに、東京高師の面々や故郷の実次家族たちの落胆が凄く、結果が出た後に届くマラソン競技に挑む前の四三の手紙は切なくてならなかった。
監督の大森が声も出せないほどに衰弱した所を、指を鳴らし親指だけで四三と弥彦の健闘を称えたシーンは見事だった。

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35 | | mari-mari | 2019-04-06 03:14:01

番組の放映中に出演者の交替、というトラブルに見舞われましたが、やはりそこは大河ドラマ、それはそれで乗り越えてしっかり楽しませてくれています。

先週までは、金栗四三さんがオリンピックで熱中症で途中棄権、というエピソードでしたが、海外の選手と親しくなったり競技場も臨場感があって、面白かったです。

ただ時々、ビートたけしさんが演じる落語の話が入ってきて、ドラマと一致せず、ちょっと気がそがれる時もあります。
でも今後、この落語の場面も活きてくるかもしれないので、そういう演出なのかなと思っています。

とにかく、間もなく傷心の金栗さんが「箱根駅伝」を立ち上げるはずなので、箱根ファンの私は、次の展開がとってもとっても待ち遠しいです。

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36 | | tubasa | 2019-04-15 20:16:01

不覚にも泣いてしまった・・・。四三がラザロの事を知ったり、自分に何があったか自覚する所とか、見ていて辛かった~。ラザロが、足袋をもらって無邪気に喜ぶ姿を思い出すと可哀そうで可哀そうで。架空の話じゃなくて、実際の出来事なんだよな・・・。なんだか、来年の東京オリンピックの心配しちゃったり。東京暑いだろうな。大丈夫なのか?そういえば、昔は、熱中症じゃなくて、日射病って言ってたよな。懐かしい。足袋というと、足袋屋の事件があってどうなのかなと思ったけど、別に不自然な所はなかった。足袋屋の息子のかわいいボクちゃん(本当にかわいいので、そう呼んでる)の笑顔だけがアップで写ってたけど、本当はもっといろんなシーンがあったのかな?ボクちゃんがかわいくて、沢山見たかったので、そうだったのならくやしい。

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37 | | 2019-04-22 16:58:01

治五郎が帰って来た時に校長室が助木をしきりにして隅っこにガラクタ置き場状態になっているのが可笑しく、永井が勝ち誇ったように新しいメンバーを紹介する姿が悪人のようで、戦国時代の下克上のような雰囲気が面白く楽しめた。
四三に弥彦と治五郎たちがストックホルムオリンピックに行っている時に、治五郎の良き理解者である可児がヨーロッパから持ち込んだ円形デッドボールが、後の日本全国で大流行になるドッチボールの原形だったとは初めて知り、可児も凄い人物だったと感心した。

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38 | | はな | 2019-04-25 18:07:01

なんですやと結婚!?とやっぱりヒロインが大女優だと、そこと結婚しないとキャスティングした意味もないか…と思う一方で、マラソンの話が全然進まない!!ストックホルムオリンピックが終わるまで10話強かかって、次のオリンピックまであと4年をどういう風に描いたとしても続けて見ていくのはきつい。但し、今まで戦国時代の大河ドラマで興味がなかったが、近代の話なので、朝ドラ感覚で見れる今回の大河ドラマは私にとっては悪くない。

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39 | | 2019-04-28 07:07:01

四三が帰郷した途端にスヤとの結婚が決まっているという状況に戸惑うのは当たり前だが、四三は貧しい家計ながら大都会の東京で、尊敬する治五郎の元で学び、オリンピックに出場し、幼い頃から好意を抱いていたスヤと結婚して街一番の資産家の若旦那と、上々すぎる人生にしか思えない。
四三が東京に戻って卒業を控えた時期に、プロフェッショナルランナーになりベルリンオリンピックを目指すと宣言する所は、帰郷した時に結婚を推し進めた勝手な兄の実次に対して、やり返したように感じた。

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40 | | 2019-04-30 21:33:02

マラソンだけじゃ保ちそうに無いから落語家の話をくっつけたのは斬新で面白い。今回なら朝太がクセェ落語に目覚めたのもすごく良かった。けれど肝心の金栗さん。夢を追う人はあんなに自分勝手で良いものなのか?オリンピック出場に必要なお金を出してもらった名家に請われて養子に入りかわいい嫁まで貰ったのに、練習練習で家に寄りつかない。なのにしっかり仕送りだけはもらって、自分だけならまだしも周りのみんなの分までご飯をおごる。そんな主人公の話を誰が見たいと思うものか?外面だけはいい自分勝手なやつ。好きになれないなー。

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41 | | 2019-05-01 11:04:02

分かりやすい内容になっていると思う。
歴史上においてある意味「知っている人は知っている偉人」たちに実力派俳優をおくことで偉人たちの個性を引き出し、視聴者にどんな人物なのかを理解しやすくしている。
強いてあげるならネットや資料で偉人たちを調べたときに、事実と異なるところがいくつかあるところか。
ストーリーの展開上仕方のないこととはいえ、あくまでも事実を徹底的にドラマ化することで感動を生むべきではなかったのかと思う箇所がいくつかある。個人的には嫌いではないが、好き嫌いは出てしまうところだろう。

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42 | | mari-mari | 2019-05-03 11:04:02

オリンピックというより、箱根駅伝のエピソードが知りたくて(箱根駅伝のファンです♡)、毎週観ています。
なかなか話が進まないので少しイラつく時もありますし、視聴率も低いらしいけど、私はこのドラマを楽しみにしています。

落語の噺家さんたちの物語も交えてたり、時代がいきなり飛んだりする演出があるので、そこがなんだか消化不良ですね。
でも、何かの伏線なのだろうと、頑張って(!)ストーリーを追いかけて観ています。

オープニングの曲、高揚感があって大好きです。
別の番組で、この曲のオーケストラの演奏を観ました。
和洋いろんな楽器が使われていて、そのごちゃごちゃ感がワールドワイドでいいなぁと感じました。

それから、川で巨大な阿部サダヲさんが泳ぐ場面は、毎回大笑いしています。

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43 | | 月柳 | 2019-05-03 11:47:01

マラソンランナーとして再起を図っている東京の四三のもとに、突然、熊本からやってきたスヤを見たときの四三のうれしい顔には、こちらも感情移入され、良かったと思いきや、すかさず帰れといった言動には、呆れました。しかし、逆に、嫌みがない純粋な四三の気持ちが伝わってきた名シーンと思いました。一方、孝蔵の方は、なぜ髪を切るなどの行為に至り、改心したのか、内面まで十分描いていないため、消化不良であり、もっと時間をかけて演技すべきシーンと思いました。

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44 | | 2019-05-06 13:26:01

スヤの願いで結婚をした四三は、この事でお金の心配が無くなったのは良かった。
しかしその反面、仕送りされる生活に困らない多額のお金を、後輩たちに牛肉を食べさせる優しさは良いとしても、池部家が稼いだお金であって、四三は未だに働いていない事を全く考えず、お盆やお正月に帰省して活動報告をするわけでもなく、自らの欲望のオリンピックだけに必死になる姿は非礼にしか思えなかった。
オモシロ可笑しくするために、池部幾江が嫁のスヤを連れて、四三の兄と実次に怒鳴り散らす場面は当然で、四三のイメージがクズに思える内容だった。

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45 | | みっちりねこっこ | 2019-05-07 14:23:01

「いだてん」にしては久々に朗らかな話で、明るい気分をもらうことができました。
「金メダルをとってオリンピックが終わったことにして帰る」というスヤのアイディアにはビックリしましたが、夫を励ますための苦肉の考えだったのですね。
それにしても観念せずに「走り」のことばかり考えている四三を許してしまう、スヤの心の広さと機転に感心しました。
播磨屋に対しても上手く話を継いであげたりと、内助の功がすごいな、と思いました。

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46 | | 2019-05-10 15:28:02

走ることが得意で、オリンピックに向けてひたむきに頑張る男の姿を鮮やかに描こうとはしてるんだけど、笑いがいまいちでそこでふっと冷めてしまうんだよな。四三は水をかぶることが日課とかは史実に基づいていたりして気配りして作られてるのは伝わる。落語家の名人を目指す若者のドラマでもあるんだけど、メインとしてどちらかに焦点を当てたほうが見やすい。マラソンから駅伝につながっていくのは面白そうだし、東京オリンピックにまつわるエピソードには興味ある。

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47 | | みっちりねこっこ | 2019-05-15 15:55:02

金栗四三に対して、さすがにスヤが不満を漏らしたとき、夫婦の不仲になりそうな状況を救ったのが美川だったというのが、凝っていて面白かったです。
小梅とのトラブルや定職についていないなどヘタレなのに、意外にまた四三の人生を救っているようで、シナリオの加減とは言え、こんな素敵な地元の友達がいたらいいなあと、思ってしまいました。
しかし、日記を勝手に読まれ、しかも嫁にバラされてしまったことを四三が知ったら、さすがに怒るでしょうね。

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48 | | 2019-05-20 16:18:01

韋駄天の四三がやたらと走りまくる内容だったにも関わらず、その光景は全く撮影されていないで、四三が描いた簡素な日本地図に足形の走ったコースを描いているだけで懸命な四三の面白さが伝わらず、妻のスヤが四三の日記を読んで、四三の気持ちを空想するなどのほぼコメディーばかりで驚いた。
また、落語家を目指している孝蔵は、小梅の嘘に付き合う人の良さだけで、落語家の腕が上がる所が描かれない展開と、ほとんどの場面は史実なのか不明な所ばかりで、何を描き伝えたいのか理解できない回だった。

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49 | | 2019-05-20 18:04:01

実際はどうか知りませんが、金栗さんって人は随分とついている人なんだねー。苦学生かと思ったら、棚からぼたもちであんないい嫁に好かれちゃうし、大きな家の養子になっちゃって、しかも自分は東京で家業のことも考えずに走ってばかり。故郷に残した嫁は義理の母と家を切り盛りして跡取り息子の世話も全部任せきり。あの時代はそれで良かったんだろうし、嫁も惚れた弱みなのかもしれないけど随分いい身分だよね。夢を追うにはバックアップも必要だけどそれに気づいているのかねー?なんか腹立たしいのは私だけなんだろうか?

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50 | | みか | 2019-05-22 15:10:01

金栗四三という人物のことを全く知らなかったのですが、このドラマを見て改めて面白い人だなと思いました。駅伝というものをやってみようと思いついたのも金栗四三だったと知って、改めて身近に感じることができました。相変わらず長距離走に夢中で仕事熱心すぎるあまり、郷里にいる妻や子供、親族のことは後回しに近かったりしたのですが、その人々が妄想にまで出てきて翻弄されるところが面白かったです。結局正月に郷里に帰れないので、その前に帰って家族揃って正月のようにお膳を出してお祝いしているシーンはなんだか滑稽で見ていて笑ってしまいました。

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