いだてん~東京オリムピック噺~

2019年10月期 2019年7月期 2019年4月期
総合評価: 3.69 / 5.0 (回答者数122人) 441 位 / 989件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78%) 359/990件中
キャスト 4.3 /5.0(85.8%) 283/990件中
演出 3.8 /5.0(76.2%) 409/989件中
音楽 3.8 /5.0(76.8%) 286/990件中
感動 3.6 /5.0(71.2%) 249/985件中
笑い 3.5 /5.0(70%) 221/985件中
スリル・興奮 3.1 /5.0(61%) 574/982件中
123コメント
73 | | warabou | 2019-07-25 18:04:01

今回は序盤からこのドラマを盛り上げてくれた四三の兄が急逝し、ショックでした。池部の母とのやり取りももう見れないのかと思うと寂しいですね。池部の母が四三の母に息子を見送るのはつらいでしょう、自分もそうだったと言っていたのがグッときました。四三が熊本へ帰る決意を話した後、いつも体協関係者に横柄な態度をとってきた田畑が自分は陸上を目の敵にしてきたけどあの人だけは認めるしかない、最初にオリンピックに行った日本人であるあの人のことはと、四三を尊敬しているということを口にしたところもよかったです。これで本当に四三の話はいったん終わって田畑に引き継がれたのだな、って少し感慨深く思いました。

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3 | | キセ | 2019-01-10 14:46:53

あれもこれもがぎゅっと詰め込まれた豪華で忙しくて笑いっぱなしの一時間でした。情報量が多すぎてめまぐるしかったです。でも楽しかった。このごちゃごちゃの嵐の中を、役所さんが素晴らしい存在感とコメディセンスでみごとに案内してくれた、という印象でした。天狗倶楽部という人々を初めて知ったのですが、あんな「濃い」集団が実在したんですね。それだけで笑えてきます。最後の主人公の登場の仕方も良かったです。視聴者として、主人公はいつ登場するんだろう、まだかまだかと思っていた所にあの演出だったので、気持ちがぴたっとシンクロできました。

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4 | | みっちりねこ | 2019-01-10 16:15:19

オープニングの映像と音楽は、いかにも新機軸、明治維新以降のドラマ、という感じで面白かったです。通常ならば早送りしてしまうところですが、今後もじっくり新しい発見を探してみたくなるような雰囲気でした。ストーリーの方は、まだなんとも面白さが湧いてこない状態ですね。初回なので仕方ありませんが、登場人物が多い上に明治と昭和を行ったり来たりしているので、目まぐるしさの方が勝っている状態です。主人公が全く活躍しない第1回というのもなんだか不思議で、やはり新機軸だな、とは思いました。

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43 | | 月柳 | 2019-05-03 11:47:01

マラソンランナーとして再起を図っている東京の四三のもとに、突然、熊本からやってきたスヤを見たときの四三のうれしい顔には、こちらも感情移入され、良かったと思いきや、すかさず帰れといった言動には、呆れました。しかし、逆に、嫌みがない純粋な四三の気持ちが伝わってきた名シーンと思いました。一方、孝蔵の方は、なぜ髪を切るなどの行為に至り、改心したのか、内面まで十分描いていないため、消化不良であり、もっと時間をかけて演技すべきシーンと思いました。

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5 | | 2019-01-11 17:24:10

初回から、いかにもクドカンワールドといった感じの幕開けでした。大河ドラマといえば時代モノ、というイメージだったので、近代、現代が舞台というだけで新鮮です。
オープニングもとても凝っていて、見入ってしまいました。音楽担当が大友良英さんということや、キャスト陣から見ても「あまちゃん」色も強めに感じました。私個人は、あまちゃんもクドカンも好きなので嬉しいです。ストーリーは、なかなか金栗さんが出てこなくてヤキモキしましたが、その分登場したときの高揚感はすごかった!見せ方がうまいなと思いました。
日本においてのオリンピックの歴史についても、「いろんなおじさん」の功績によって今があるんだな〜と勉強になりました。たけしさんの落語など、貴重なシーンをまた堪能するべく、録画をもう一回見ます。

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74 | | 2019-07-28 04:18:01

金栗四三さんの時は謙虚な日本人がメインだったのでスポーツがそんなに好きじゃなくても新しい歴史を知る感じで面白かったのですが、田端さんになってからは大分ついていけなくなりました。自分が思うままに突き進む主人公に辟易。パワハラセクハラなんでもありの風潮に辟易。女性選手が活躍すれば怪物だのなんだのって失礼極まりない。それが本当の歴史なんでしょうね。同じ女性として悲しくなります。もうちょっと女性が報われるような物語にならないもんかねー。

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1 | | 2019-01-07 12:04:57

クドカン作品らしい、時空を行ったり来たりするスピーディーな展開でとても面白かったです。キャストも豪華で適材適所、演技巧者ばかりなのでストレスを感じることもなくドラマに集中出来ました。主役の中村さんの顔をクライマックスまで映さず、やっと映ったと思ったら歌舞伎の隈取りのようなメイクという遊び心もさすがです。帽子の赤色が溶けてしまったという史実と結び付ける発想力、演出もあっぱれでした。

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64 | | 2019-07-01 21:16:02

私はこの作品好きなんだけど、みんななんで見ないんだろ。まぁ初めは何のために走るのか?オリンピックに興味のない人にはどうでもいい話だったかもしれないけどここ二回のお話は圧巻。関東大震災を丁寧に扱っていてすごく良かった。良すぎて心に傷を持つ人はまたチクリと心が痛むかな。韋駄天って足が速い神さまとしか認識していなかったのにここに繋げてくるとはやっぱりクドカンはすごい。ただただ走っていた金栗さんを救援物資を走って届ける本当の韋駄天にしてしまったのだから。

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68 | | 2019-07-07 23:18:19

いくら視聴率が悪くても関係なかったし、スポーツに興味がない私でも楽しく見てこれたし、関東大震災の話や韋駄天がほんとに韋駄天になった話も感動したんだけど。今回の話ばかりは見ているのが辛かったなー。史実で事実なんだろうけど、あんなに女性を前に怪物だの化け物だの言われるって見てるだけで辛かった。男だったらそんなこと言われないのに‥。自分が言われたわけでもないのに悔しくなった。メダルを取ったらちゃんと名前を呼んでもらえるなんてほんとにかわいそうだ。そんな時代だったのだで済むのかな。なんか最後まで嫌な気分になった。

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99 | | みっちりねこっこ | 2019-09-30 21:31:02

偉大な柔道家でIOC委員の嘉納治五郎先生に感動することしきりでした。外国に対しこれほど知られていて、かつ信頼されていた日本人は当時いなかったのではないでしょうか。彼が死ぬまでオリンピックを日本で開催することに固執していたのも、もはや日本のためというよりアジアのためで、戦争の主旨をごまかしていた軍部よりもよほど日本と近隣の国々の将来を考えていたのだと思いました。
そのうち、嘉納治五郎が主人公のドラマもできるのではないかと思うくらいの偉人でしたし、それを演じた役所広司にも感服しました。

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76 | | 2019-07-31 15:41:01

主役が田端さんになってから全然ダメ。まだ金栗四三さんの方が謙虚だし、まぁ故郷をうっちゃっておいてどうかとも思ったがスポーツバカだとしてもついていけた。でもこちらのスポーツバカはとてもじゃないけどついていけない。ババアだの怪物だの女性差別も甚だしくてほんとに無理。生理的に無理。こんな人が日本の代表として会議だかなんだかに出て東京にオリンピックを呼んだ??事実であっても私は嫌だな。時代なんだと言われればそうなのかもしれないけどほんと無理。

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2 | | 2019-01-08 11:04:13

マラソン界をリードして日本国中に広めた金栗四三が主人公だったはずが、もう1人の主人公で後の時代に出てくるアジアで初めてのオリンピックを開催させた田畑政治が早口でバタバタと話す展開に驚き、次に出てきた柔道界のレジェンドの嘉納治五郎がオリンピックという舞台に日本人が出場できるように奮闘する姿に感動して、治五郎がどんな活躍を見せるのかと期待した所で、最後の最後に金栗四三がマラソンを雨の中で新記録で走り現れ、四三を忘れてしまう程に面白く描いた脚本家の宮藤官九郎の凄さを改めて感じた。

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41 | | 2019-05-01 11:04:02

分かりやすい内容になっていると思う。
歴史上においてある意味「知っている人は知っている偉人」たちに実力派俳優をおくことで偉人たちの個性を引き出し、視聴者にどんな人物なのかを理解しやすくしている。
強いてあげるならネットや資料で偉人たちを調べたときに、事実と異なるところがいくつかあるところか。
ストーリーの展開上仕方のないこととはいえ、あくまでも事実を徹底的にドラマ化することで感動を生むべきではなかったのかと思う箇所がいくつかある。個人的には嫌いではないが、好き嫌いは出てしまうところだろう。

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65 | | 2019-07-02 15:28:01

金栗四三編がすごく感動的に終わり、第2部が始まりました。ヤバイです、一回見ただけで挫折しそうです。まだ新しい主人公のたばたさんに慣れていないだけかと思いますが、それにしても憎たらしい。弁は立つのかもしれないけど近くにいたらうるさくてかなわない。でも世の中こういう人があれよあれよと言う間に出世してしまうんだろうなとも思いまたイライラする。実在の人物も相当だったみたいだから阿部さんが悪いのではないしクドカンが悪いのではないけれど見続けられるか心配になってきた。

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56 | | シロクマ | 2019-06-04 18:33:01

女学校に舞台が移り、ちょっと髪が伸びた四三も新鮮です。冒頭、金メダルが取れず悲嘆に暮れながら四三が敗戦国ドイツの女性が悲しみを振り切るようにスポーツをする女性たちに遭遇し勇気を貰うというシーンがとても印象的で心にささりました。日本の女子スポーツの普及のため、個性的な女学生にスポーツの素晴らしさを伝えようと奮闘する四三の姿が何ともユニークで応援したくなりました。個人的には奥さんのスヤさんとの絆を描くシーンがもっと見てみたいです。今後の展開に大いに期待。

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14 | | マコ | 2019-02-08 14:54:50

クドカンのドラマは、伏線が多く、それを推理し、回収する段階で答え合わせができるのが面白いのですが、自分の考えよりも上をいくのがすごいと思うのです。いだてんは、伏線だなと思わせる箇所が随所に見られ、その回収もきっちり行われ、史実に忠実に進む作り込まれた脚本で本当に感心します。その上俳優、女優陣の巧みなお芝居が重なり、上質なドラマを見せていただいていると毎回感じています。落語に絡めてオリンピックの話が進んでいくのが斬新です。

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106 | | 2019-11-04 14:06:02

徳井さんバッチリ出ていましたねー。放送はあるにせよもう何ヶ月も前にも撮り終わったものを代役立てて撮り直しはできないですものね。つくづくついてないドラマでした。瀧さんが逮捕され、徳井さんは謹慎?になり、一年かけて盛り上げていたオリンピックも今になってマラソンや競歩が東京から札幌に開催地が変更になった。横槍ばかり入る大河は記憶に残るだろうけどなんだか一生懸命に作ってきた人たちが可哀想です。私は一年見てきたから最後まで応援しようと思います。

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102 | | 匿名希望 | 2019-10-07 18:18:02

政府は政府の立場、軍部は軍部の立場を主張するなど、大会組織委員会がまとまりを欠いていく姿がリアルに描かれていて、視聴者として見ているにもかかわらず歯がゆさを感じてしまう回だったと思います。加納治五郎の死によって「オリンピックをなんとしても開催せねばならない」と焦る田畑の姿も印象的でしたが、今回、私が一番感銘を受けたのは、オリンピックを返上した副島の姿。「すべてを敵に回しても、オリンピックを返上すべき」とする姿には、サムライ魂が感じられ、胸が熱くなるワンシーンでした。

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15 | | bobzaemon | 2019-02-08 19:40:48

いよいよ金栗四三がオリンピックに出場するための予選会(マラソン)にしようとする。金栗四三は最初はビリ。だが、これはペース配分を考えてのこと。徐々に追い抜き、そして最後は1位に躍り出て完走する。ゴール時、嘉納治五郎に抱かれる。このシーンを見て、あ!これは幼少時の夢(金栗四三が嘉納治五郎に抱っこしてもらうこと)が叶ったな!と思った。その通り、回想のシーンが流れた。いだてんは今までの大河ドラマとは違った感じが見て取れる。心地よいテンポ。ズッコケ。時代の移り変わり。だが、逆にテンポが早いことでゆっくり流れてゆく大河ドラマを楽しみたい視聴者にとっては楽しみづらくて置いてけぼりにされてしまうという難点もある。あと、ビートたけしが志ん生役をしているが、演技中に「ビートたけし」が出てきてしまうこともある。(バカヤロー コノヤローとか)

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121 | | uno | 2019-12-27 21:31:02

途中で挫折する事も多い大河ドラマですが、今年は最後まで完走しました!しかも惰性で見ていたのではなく、回を重ねる毎にのめり込んでいって、後半戦は毎回のように涙を流したりして(笑)。
東京オリンピック開会式当日。国立競技場での開会式を感無量で見守る面々。華やかに見える中にも、嬉しいだけではない様々な思いがある。それをこのように押しつけがましくなく描く事が出来るって、脚本の宮藤官九郎は本当にすごいなと思いました。
最終回に、今までの登場人物をまた沢山登場させてくれたのも良かったです。
先日、現在の新国立競技場のこけら落としが行われましたが、そのイベントの映像を見ていた時、いだてんを思い出して、また泣きました。
2020年オリンピックに関して、あれこれ批判がある人もいるでしょうが、でも、こうして平和に楽しめるだけで、どれだけ私達は幸せなことか!
このドラマのおかげで、2020年オリンピックを、自分なりの楽しみ方でめいっぱい味わいたいと思えました。

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24 | | みっちりねこ | 2019-03-02 07:31:01

やっと金栗四三と三島弥彦が出発してくれて、話が前向きに進んだのに、正直ほっとしています。
お金や愛情の不足を語る話には、少々あきていました。
しかし、どちらの家族も無事選手としての姿を応援する形になったのは良かったです。
弥彦の見送られるシーンでは、涙が出てしまいました。
中村獅童の実次兄はいいですね。
場に出てくるだけで、場の雰囲気がカチッとしてきます。
誉れを感じ大言壮語しているようで、四三本人には「勝ち負けは気にするな」といったのが本当なら、こんなに素敵な兄はいないと思います。

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62 | | カントリー | 2019-06-26 19:51:01

視聴率は悪くても、視聴熱は高いドラマ。
テレビを見終わった後に、ツイッターを開くと トレンド1位がいだてん関連で埋まっていました。どの人も演技力がすごいです。
それなのにリラックスして見られる余裕のような間を持っていると思います。シマの死を増野が理解するワンシーンだけでも、多くの人に見てほしいと思いました。
視聴率の低さは、主役に華の無いところかと思います。中村勘九郎と言うとどうしても彼の親のイメージが抜けきらない人も多いと思います。宮藤官九郎が描いた「あまちゃん」に続く2つ目の地震。見比べたいと思いました。

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52 | | 2019-05-25 13:28:01

日本にもう走る道はないってすごく名言だなと思って、少しいいこと言うじゃないかと思っていたら、まだ走るっていう発言にびっくりです。これで終わりじゃないのかと心の中で突っ込んでしまいました。しかも、次はアメリカ縦断。当時の人の考え方は、夢と希望に満ちてますね。自分はまだできる。もっともっと前に進もうという姿勢、見習いたいものです。それにしても、スヤさんとのお子さんすっかり大きくなってるじゃないですか。子供はすぐに大きくなるんだから、もっと構ってあげないとお父さんの顔忘れちゃいそう。

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77 | | 2019-08-01 18:58:01

夏から始まった第二部である田畑政治物語はまさにクドカン作品といった感じのハイテンションでとにかく爆走していたが、遂に時代の変わり目、戦争へ突き進んでいく事件が描かれてしまったことで、これから訪れる時代は暗いものになるということがより克明になった印象だった。せっかく言葉通り波に乗っていた水泳チームが、危機がありながらも一致団結してオリンピックでアメリカに勝つ算段が見えていたのにと思うととても悲しい。

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69 | | らん | 2019-07-08 15:23:01

人見絹江さん素敵だった。男は負けても帰れるけど、女は負けたら帰れない。その覚悟がかっこいい。
あの時代に、たった一人でオリンピックに行って、メダルまでとった強い女性。初めは背が大きくて強そうなまるで男だったけど
メダルを獲ったことで女として認められた感じ。時代だな。悲しいけど、現実。
メダルを獲って帰ってきた彼女はかわいかったし、笑顔が優しくなってた。
子どもたちと遊んでいるシーンも悲しい予感があふれてたけど幸せそうだった。

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38 | | はな | 2019-04-25 18:07:01

なんですやと結婚!?とやっぱりヒロインが大女優だと、そこと結婚しないとキャスティングした意味もないか…と思う一方で、マラソンの話が全然進まない!!ストックホルムオリンピックが終わるまで10話強かかって、次のオリンピックまであと4年をどういう風に描いたとしても続けて見ていくのはきつい。但し、今まで戦国時代の大河ドラマで興味がなかったが、近代の話なので、朝ドラ感覚で見れる今回の大河ドラマは私にとっては悪くない。

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32 | | あき | 2019-03-30 01:31:01

低視聴率らしいですね。さらに、足袋屋のピエール瀧の騒動で弱り目に祟り目という感じですが、作品的にはしまってきていると思います。中村勘九郎は金栗四三に、生田斗真は生田斗真にしか見えない。演出・美術などのスタッフの本気が、脚本の笑いをコントではなく、質のいいコメディに仕立ててくれて。ストックホルムの炎天下をスースーハーハーとひたむきに走る四三。テレビ中継などもちろんない時代、遠く離れた九州でけなげに応援する、スヤ(綾瀬はるか)が「会いたいけれども会えないばい」と自転車節を歌う場面は、うるっと来させられます。幕末維新や戦国ものの大河で流す涙とは質が違う感じがします。

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29 | | 2019-03-20 22:21:01

四三と弥彦の今までのプレッシャーからの鬱憤を治五郎に対して感情任せの言葉を放った所に、治五郎のお得意のプラス思考によって遅れてきた事で相互理解が深まったと喜ぶ姿が可笑しく、双方一理によって四三の考えを取り入れたオリンピック入場のプラカードの話は上手くまとまり面白かった。
短距離走に出た弥彦の惨敗から経験した、世界レベルとの差が大きく、弥彦の活躍した時代よりも速くなったとはいえ、まだ決勝戦に出場するのが難しい現状を予見した言葉はこれからも続きそうに感じる。

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96 | | 匿名希望 | 2019-09-27 17:41:01

今回はオリンピックで日本女子初の金メダルを獲得した前畑秀子の物語で、日本中が一体となって応援したことが伝わってきました。実況の「前畑がんばれ!」の場面では、結果的に金メダルを取れるということが分かっているのに、テレビの前で思わずこぶしを握ってしまいましたし、心の中で一緒に「がんばれ!」と叫んでしまいました。一方で、日本選手団の通訳のユダヤ人の青年のどこかおびえた表情や、前畑とメダル争いを下ドイツの選手の緊張した表情など、ナチスドイツの暗い影の部分も要所要所に表現されていて、この先の歴史も分かってはいるのですが、単なる「オリンピック物語」ではない、深みのあるドラマになっていると思いました。

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120 | | 匿名希望 | 2019-12-16 18:21:01

最終回を迎えた「いだてん」ですが、「一人ひとりに人生がある」「誰もが人生の主人公である」ということをこんなに強く感じたドラマは初めてです。そんな視点で見ていたせいでしょうか、「いだてん」ではアスリート一人ひとりや観客、通りすがりの通行人にさえ親しみを覚えてしまうから不思議です。阿部サダヲさん演じる田畑正次が、「俺のオリンピックが、みんなのオリンピックになった」と、感慨深そうに語るシーンがありましたが、この言葉も一人ひとりの人生や思い、感情というものが大事であることを伝えるメッセージのように思えてしまいます。笑いの中にも大切なメッセージがたくさんちりばめられた「いだてん」は、型破りでありながら「人生」というものの素晴らしさを見せてくれた大河ドラマでした。

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66 | | 2019-07-03 13:03:01

第2部、田畑政治編の始まりでした。
見ていて金栗四三、嘉納治五郎と共通する「世界レベル」が出てきたことに気持ちが上がった感覚でした。
勢いは若干四三に比べ今の田畑があるのかなと喋りの凄さに思ってしまいます。
正直面接での田畑の水泳愛溢れる話は全く意味不明なとこでしたが、やっぱりあの勢いとキャラは新聞社の社長じゃなくても気になる存在ではあります。
四三はまさかの?3回目のオリンピックに出場したんですね。あの時代の34歳にしては凄いことだと思いました。
以前と同じような伴走者がゴールを切るシーンはデジャヴ感が面白かったです。
田畑のことを「口がいだてん」と言っていた嘉納治五郎は本来の意味より「いだてん」のニュアンスが気に入ってるようでしたね。変わらぬ背負い投げもカッコ良かったです。
そそっかしい性格だから落語にバッチリ合っている動きも面白かったです。
元号が変わる話はタイムリーな話でもあり興味深かったです。
高橋是清の重厚感も凄かったけど、そこに挑む田畑がよく考えると凄いんだと感じた場面でした。
速さで勝負しなかった政治部長の読みはさすがでした。
孝蔵のストーリーも田畑が入ってきてドタバタ感が増してる気もしました。

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109 | | 2019-11-21 09:58:01

人情話を作らせたら天下一品のクドカンだけど、今は歴史の教科書をなぞるだけの男臭い回が続いているのでちょっとつまらないなー。大河は史実を取り扱っているからそんなつまらない回もないと成立しないって分かっているけど、どうも男の謙遜し合う中での駆け引きとか嫌らしい政治の部分がたくさん出てきて見ているだけでお腹いっぱい。なんだか昭和では当たり前だったタバコの煙さえ届きそうな濃ゆい時間になっています。この混沌とした時が過ぎればあとは一気に伏線回収となると思うのでそれまで辛抱してついていきます!

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80 | | ぺこ | 2019-08-13 13:55:01

忍び寄る戦争の暗い影を感じながら、スポーツで日本を明るくするために頑張る選手の姿、それを支える監督陣の姿に毎回感動しています。
メダルへの期待とプレッシャーとの戦い、それを臨場感たっぷりに日本に伝えようとする、まるで滑稽にも見える場面が、余計に感動、言葉にならない悔しさを感じました。
当時の男女の性差、日本の置かれている立場、世界中が戦争にむかって相手の腹を読む世相。
単純にスポーツに励むだけでなく、背負う物の大きさ、期待などが入り混じり見応えのある内容でした。

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16 | | 2019-02-11 16:24:11

ここ最近の大河ドラマがあんまりで楽しくなかったのですが、2020年のオリンピックのために「グリコ」のモデルになった人の話がドラマになるときいて「すごい気になるな!」と思ったのが最初で、第1回目のドラマを楽しみにしていました。それで見てみたら.........
もういいかなとおもってしまいました。
時代変化がぐちゃぐちゃでわかりずらく、どこのなにを話をしているか不明で見ている人はきっとあやふやだったと思います。それで少し経ったときの放送の方がわかりやすいんじゃないかと思い先週の話を見たのですが、やっぱりこのあやふや感はかわらず。
大河ドラマで近代をやったのが間違いだったのか、制作が間違いなのかわかりませんがきっともう見ないと思います。

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88 | | 2019-08-30 13:41:02

いいですね、近代史。高校生の息子と一緒に見ました。学校の授業では古代からやるのでいつも近代史は時間が足りなかったりで駆け足でやることが多いし。習うのは戦争のことばかりで暗い時代だとしか認識をしていませんでしたがこうしてスポーツからみる歴史は明るく活気ある日本を見ることができて嬉しいです。スポーツを絡めると歴史嫌いの息子もとっつきやすいようで久しぶりに親子で同じ番組を見て感想を言い合いました。幻のオリンピックもどう描かれるのかとても興味あります。

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17 | | えび天 | 2019-02-11 19:01:29

視聴率が低迷してるようですが、予想以上に面白いですね。
スポーツの楽しさはなんだろう?なんでスポーツをするんだろうというあたりを
第5回は伝えれれたストーリーだったと思います。
スポーツは楽しかったり、自信があればやればいいのです。
精神論、根性論、理不尽な上下関係を押し付ける場ではありません。
それをわかってない奴日本人本当に多いですよね。
だから視聴率悪いのかな?スポ根大好きで期待した人はがっくりでしょうね。

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42 | | mari-mari | 2019-05-03 11:04:02

オリンピックというより、箱根駅伝のエピソードが知りたくて(箱根駅伝のファンです♡)、毎週観ています。
なかなか話が進まないので少しイラつく時もありますし、視聴率も低いらしいけど、私はこのドラマを楽しみにしています。

落語の噺家さんたちの物語も交えてたり、時代がいきなり飛んだりする演出があるので、そこがなんだか消化不良ですね。
でも、何かの伏線なのだろうと、頑張って(!)ストーリーを追いかけて観ています。

オープニングの曲、高揚感があって大好きです。
別の番組で、この曲のオーケストラの演奏を観ました。
和洋いろんな楽器が使われていて、そのごちゃごちゃ感がワールドワイドでいいなぁと感じました。

それから、川で巨大な阿部サダヲさんが泳ぐ場面は、毎回大笑いしています。

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21 | | 伊豆太郎 | 2019-02-20 11:36:32

登場する俳優さんは一流の方が多いにも関わらず、ドラマの内容が全然面白く感じません。最近の大河ドラマでは珍しい駄作だと思います。ドラマの主人公のマラソンランナーのことを知っている現代の日本人は一体どれ位いるのでしょうか。知名度の低い人物をドラマの中心に据えたことで、ドラマの展開も全く想像できませんし、少なくとともこれまでのストーリーに興味を湧くような話は全くなかったように思います。また映像も色艶を全く感じさせず、貧しい時代をそのまま映し出しているに過ぎないように思います。大河ドラマでは、登場人物の服装や風景など、ドラマの時代に出来るだけ忠実に演出するというような原則があるのかも知れませんが、現代の視聴者がそのような貧相なものに共感を覚えるとは思えません。

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33 | | 2019-04-01 12:06:46

オリンピックに行く道中も到着後も、四三たちの悪戦苦闘ぶりを密着ドキュメントのように丁寧に描いていたので、すべて終わってしまってちょっと寂しいような、燃え尽き症状群みたいな気持ちになりました。四三とラザロの友情にホッコリしていたので彼が亡くなってしまったショックが大きかったです。それだけ過酷なレースだったのだということを改めて感じました。大森夫妻との別れのシーンも胸が熱くなりました。

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27 | | 2019-03-12 12:01:15

意外な精神力の強さと逞しさを見せた四三と、弥彦のメンタルの弱さの対比が興味深かったです。お坊ちゃん育ちというだけでなく、英語が分かるから周りの声が気になってしまうというのもあるのかな。窓から飛び降りようとするまで追い詰められた弥彦を見て、大柄な外国人に囲まれて、監督も床にふせっていて頼れず、日本人初のオリンピック選手というプレッシャーの大きさも計り知れず、本当に大変で過酷な状況で臨んでいたんだなと改めて感じました。ついメダルを期待してしまうけれど、オリンピックに参加出来るだけで凄いことなんだなと2人の様子を見ていて実感しました。

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71 | | 2019-07-14 18:06:01

相変わらずうるさい阿部サダヲには辟易しているけれど、今回の人見絹枝さんのお話は同じ女性としては腹立たしいことこの上なかったけれど女性蔑視の史実としてたっぷり見せてくれてよかったと思う。ほんとにこの国では女性が虐げられていたんですね。いつでもかよわく可愛らしく男の言うことを聞き‥ってとこですよね。少しでも男性より秀でるものがある人は化け物なのですか??ほんとにあの時代に生まれなくて良かったと心から思いました。

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6 | | おすし | 2019-01-13 12:51:26

近代の出来事をテーマにしている大河ということでか、オープニングの映像や文字のレタリング等のデザインがいつもの大河とは違う雰囲気でなんだかワクワクしました。三本足がぐるぐるまわるデザインはちょっと不気味に感じましたが横尾忠則さんだと知って納得しました。扱う時代と内容にぴったりだと思います。宮藤官九郎の脚本は割りと伏線が多いので第一回はそれを張っていく感じになるんだろうなぁと思いながら視ていました。登場人物がとても多いですし時代も飛んだりするのでややこしいはずなのですが、解りやすかったと思います。第一回で解らなくなってしまったら視るのが辛いな~と思っていましたが大丈夫そうです。キャストも豪華で流石だと思います。大友さんの音楽も良いです。

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92 | | 2019-09-17 14:26:01

クドカン特有の、時代がくるくるするあの感じ。慣れてしまえばどうってことないけれど、ながら見するとか家事をしながらとかじゃついていけなくなるよね。細かい伏線がいろいろあって、あーこことここで繋がるんだ~とか面白い。またその説明をいちいちしてくれるわけじゃないから自分だけが気づいたって感じがものすごく好みではある。どうみたって童顔の杉咲花ちゃんをまた少女の役にして復活させたのは見事。また花ちゃんの顔を見られて嬉しかったな。

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78 | | すいか | 2019-08-08 18:07:01

齋藤工の演技に泣かされた。現地入りしても、本戦に出場できない選手。それが先輩だったら、後輩も気が引けることもあるだろう。選手であれば、誰だって自分がオリンピックに出場したいだろうし、心がざわめく。選ぶ方も辛い。そんな難しい心の動きを斎藤工は見事に演じたし、押しつけがましくなく、その細やかな心の変化を描いた脚本はすごい!毎回毎回、宮藤官九郎はすごいなあと思ってしまう。現地で、一緒にプールに入りたくないとか、差別されたり、食堂での日系人の人の話なども、考えさせられた。差別されたり、差別したり、同じ国でも、歴史の中で両方の面があるんだよなと、ハッとした。

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49 | | 2019-05-20 18:04:01

実際はどうか知りませんが、金栗さんって人は随分とついている人なんだねー。苦学生かと思ったら、棚からぼたもちであんないい嫁に好かれちゃうし、大きな家の養子になっちゃって、しかも自分は東京で家業のことも考えずに走ってばかり。故郷に残した嫁は義理の母と家を切り盛りして跡取り息子の世話も全部任せきり。あの時代はそれで良かったんだろうし、嫁も惚れた弱みなのかもしれないけど随分いい身分だよね。夢を追うにはバックアップも必要だけどそれに気づいているのかねー?なんか腹立たしいのは私だけなんだろうか?

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81 | | 2019-08-14 17:33:01

選手に選ばれたのに期待に添えなかった者、その舞台にすら立てなかった者の対比を、コミカルさを交えながら描いてくるので、余計に、本人たちの哀しさが際立ってた。これまでいろいろなオリンピック選手たちが、アスリートが、こういう想いをしてきたんだろうなと考えさせられて、それがまた胸にぐっとくる。特に、ノンプレイングキャプテンの勝ちゃんの、哀しさ、晴れやかさ、無念さ、苦しさがギュッと詰まっていて、勝ちゃんを好きになる。おかしいのに哀しい、宮藤官九郎らしい脚本だなと思った。

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85 | | sumi | 2019-08-19 06:04:01

内容もちゃんと見れば良いし、結構感動もするんだけど、なにしろ、話がちょっとわかりにくいのが勿体ないと思う。
実話が元だし、ずっと主人公が金栗さんだと続かないし、主人公が変わってしまうために、続かせるために、落語家が出てきて話を続かせる、のはしょうがないかもしれないけど、そこがわかりにくくなってる部分ではないかな。
ナレーターが落語になってる?という感じで、落語は落語で悪くはないけれど、う~ん、、、正直たけしさんの落語にちょっと違和感があるような気もするかな。
若い時の役と、たけしさんとがちょっと続かない感じだからかな。でも、後半水泳の話になって、続けて見てると、これは話としてはなかなか感動!なんですよね。

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8 | | とむるな | 2019-01-19 12:53:19

来年オリンピックなので、大河ドラマでこのテーマはなるほどでした。
しかしながら、ストーリーが早すぎしかも、現在と過去が交錯しながらストーリーが展開するので非常に分かり辛い。
その交錯する現在も過去も、今の我々にとっては、同じ時代に見えるから余計です。
ここから話が長く濃くなっていくのでしょうが、あまりに、幼少期が短くて、感情移入が難しく思われてなりません。
正直、子役の四三をもっと見たかったです。
なかなかおもしろそうな子でした。残念です。

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9 | | 2019-01-19 14:14:27

金栗四三の生い立ちの合間にそれと並行して古今亭志ん生の生い立ちを入れながら話を進めていくのは面白い手法だなあと思いました。金栗四三の話だから古今亭志ん生の生い立ちは要らないのでは?って意見もたくさんあるけど、個人的にはこれくらいポップにわかりやすく描いてくれている方が堅苦しくなくて楽しいです。少年期の金栗四三役の子の頼りない演技もとても良かったです。呼吸法1つで性格も人生も変わっちゃうんだなあと、何がきっかけになるかなんてわからんもんだなあと思いました。

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91 | | 2020 | 2019-09-13 13:51:01

歴史に残る重大事件が発生し、重苦しい空気のなか、東京にオリンピック招致するためにOC会長を東京に招待しますが、会長の気持ちを一番動かしたのが、国民の日常生活だったり、国民の精神やたくましさだった事に感動しました。
当たり前すぎて日本人には逆に気がつかなかった要素だったのかもしれません。
熊本にいる、四三と義理の母との親子関係も涙がでました。
言葉はきつくても、愛情豊かな母役を演じるのは大竹さんしかいませんね。

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