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脚本・ストーリー 3.6 /5.0(71.4%) | 564位 /1088件中 |
キャスト 3.3 /5.0(65.8%) | 861位 /1088件中 |
演出 3.4 /5.0(68.6%) | 645位 /1087件中 |
音楽 3.4 /5.0(68.6%) | 572位 /1088件中 |
感動 3.6 /5.0(71.4%) | 254位 /1083件中 |
笑い 2.6 /5.0(51.4%) | 668位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(54.2%) | 799位 /1080件中 |
ドラマはただ見るだけでは全てが空々しくなるものだよね。金融機関の裏側なんかもちょっとは垣間見られて、金融の世界とは全く無縁だった人にも「へぇ~」って思うところが多かったんじゃないでしょうか。美しく有能なゆえにあんなにいじめられ可愛がられる真木よう子はやっぱり透明感があってきれいでした。ちょっと天然なところが男性ファンにもたまらないポイントになったかもしれない。副頭取に翻弄されるドラマだったけど結果彼も悪人ではなかった。第一印象が優しくとっつきやすい人って実は毒にも薬にもならない。少々いじめてくれるくらいの人が本当は自分の味方だったりしますね。
毎回登場するキメ台詞「恐れながら申し上げます」が、気持ちよくて見続けています。銀行系の話は、専門的な内容になりがちで、内容が理解できるだろうかと思っていたけれど、融資課の話だったので、一般企業の会社員でも話が理解しやすく、ウェイトレス役の片桐はいりさんがドラマの中の小休止のように登場してきてツボです。いよいよ佳境に入ったという感じで、主人公演じる真木よう子さんが、最後どのように柳葉さんをぎゃふんといわせるのか楽しみです。
働く「出来る」女性を題材にしたドラマで、より濃く女性の社会進出に目を向けた今回のお話。「女性だから」応援したい、「女性だから」軽視する等、しつこい程に女性を主張しており、ひと昔前の題材を取り上げ正直くどい印象だった。また、浩美がヘッドハントされ営業課に不安が走り質問攻めを食らうも、笑顔で「んふっ(はーと)」と答える姿に耐えられない何かを感じた。毎話最後にはスッキリさせてくれるドラマだが、今回は取り上げる題材と、浩美の演出が少しばかり残念な回だった。
展開は起伏に富んでいて面白かったんだけど、あそこまで男たちが腹黒さでギラギラと薄汚く光るストーリーはちょっと食傷してしまった感が否めない。突き詰めて言ってしまえば究極のパワハラをネタに原島浩美が活躍するけどその彼女だって副頭取と真っ向から戦うことを「受けて立つ」身であるわけで、見ている側としてはミステリアスの度合いも大したものを感じないしゴキブリの喧嘩?みたいなイメージがありますね。まあ回を追うごとに真木ようこがきれいに輝くからそれでいいのかもしれないけど。
前話までは原島浩美が自らの聡明さとバイタリティーを駆使して大口顧客を取り付けるストーリーで展開してたけど、初めて、原島が管理職として部下を救えるかがテーマになっていて、新しい展開で面白かった。このサクセスストーリーは現実と照らし合わせると決してそんなにうまくは行かない、つまりストーリーに無理があると思ってしまうけど、週頭の月曜日に見るドラマとしては希望があって、これくらいの感じでいいのではないかと思いました。
全体的に主演の真木よう子さんが役柄と合っていないような気がしてあまり面白くなかったです。周りを固める役者さんたちは自然にドラマとして見れたんですけど、真木さんのセリフになるとしゃべり方なのかすごく不自然で演技が下手に見えました。前はそんな感じではなかったと思うのですが…
ヨツバ銀行の偉い人たちを前にプレゼンする場面では変な間があってみていられませんでした。それにもっと周りの人のキャラクターを表にだしてほしかったです。
花咲舞のような痛快な女性行員さんを想像してドラマを見始めたので、そういう面ではちょっと残念でした。
しかし、息子に会社を譲ることに躊躇する親の気持ちや親に縛られているように感じる子供の気持ちは、何となくわかるような気がして、少し共感しました。
それにしても美術品があんなにたくさんあるんだったら、もっと早く他の銀行さんが提案しても良かったんじゃないかと思ってしまったり。
コミカルさや痛快さがない分、物語を深く掘り下げて欲しいなと感じてしまいました。