俺の話は長い

初回から面白かったです！
まるでアニメの様な30分２本立て。ヘリクツな主人公は今までも沢山いましたがまさかのニート。しかも生田斗真！もったいない～
またこの主役（満）が口が達者で、ガンガンと口答えなどで言い返してくるんですが、見ていて正直イラっとした所に姉の綾子（小池栄子）がガツンと言ってくれてスカッとします！
満は、姪で不登校の晴海や綾子の再婚相手の光司に優しくて、もしかして弱者には良い人なのかな、とも思いました。
コメディーに入ったホームドラマって感じです。

30分×２話というドラマは今まで見たことが無いです。時間がないときは30分で見切れるので、いいかな…とは思いますが、何となく物足りなさを感じました。
ストーリーは家族のあるあるな感じで、あんな弟がいなくて良かった。と思うのと同時に、生田斗真が好きなので複雑です。
ドラマというよりは短い舞台を見ている感じでした。
ちなみに我が家は、このドラマと全く同じ家族構成で、私は姉。姉役の小池栄子のセリフにうなづきが止まりませんでした。

短い日常の話を1時間に二話の構成は珍しいと思いますが、大きな事件が起こるわけでも無い普通の日常のドラマなので、それでちょうど良いなと思いました。ストーリーに盛り上がりがない代わりにそれぞれの役柄のキャラクターがはっきりしていて面白かったです。主役の滿はかなり面倒くさい性格のこじらせちゃってるニートですが、生田斗真さんが意外にも合っているなと思いました。小池栄子さんの勝気なお姉さんと安田顕さんの気弱な旦那さんが最高にぴったりでした。サザエさん的なドラマで安心して見られそうです。

まず主人公のキャラを定着させるためかすき焼きのくだりが長くてそれだけで生田斗真が嫌いになりそうだった。こんな弟がいたら首締めちゃうかもしれないと思うほどの嫌悪感。思わず小池栄子を応援してしまう。そんな中ホワンとしている原田美枝子お母さんがいい味出してますよねー。こんなにホワンとしてないとあの兄弟は育てられないわーと妙に納得。姪っ子ちゃんもなかなか口達者だから同居が始まっての化学反応に期待している。

派手な演出は一切なし。とにかく登場人物の会話を中心にしてドラマを進めていく。台詞はそうとう練りこんで工夫したのでしょう。登場人物のやり取りが特別変わっているわけでもないのになぜか面白く感じてしまいました。ホームドラマ的な感じも薄く、深夜ドラマみたいですが何故だか心に染みてくる内容に惹き付けられました。どうでもいい話のようでそれが次のシーンにうまくつながっていく。見事な名人芸とも言うべき流れがすばらしいと感じます。今期の日テレのドラマの中ではあまり力が入っているようには思えないドラマですが、他とは違った面白さはしっかりとあります。

期待通り、３０分ずつに区切れて見やすいし、内容もとてもおもしろかったです。
ほとんどずっと笑ってましたが、ときどき満のいうことに納得してしまう自分がいるのは、意外で新しい発見でした。意外といえば、春海も意外で、満に負けてないある意味強い中学生の彼女が、とてもよかったです。
今回は１では春海と満の自転車のシーン、２では春海が母綾子に思いのたけをぶつけたシーンがよかったです。

いくら実家とはいえ、満は、たいして手伝いもしないで、高級肉や高い寿司ネタばかりパクパク食べながら理屈こねて、面白いけどムカつきます。綾子につい同調してしまいます。捨てられないコーヒーの荷物を、甲子園の土に例えるのは、笑ってしまいました。その発想があるなら、物書きとか出来そう。でもさすがの満も、春海には敵わず、すき焼きのうんちくで言い負かされたところは、そうきたかっと感心しました。満も完全にクズではなく、たまに優しいところがあり、憎めないです。

とにかくあっという間の1時間でした。
タイトルからして、もっと屁理屈をだらだらと言うのかと思っていたのですが、全くそんなことはなく、逆に満の持論を聞き入っちゃいました。姪の春海にも子供扱いをせず、だけどおじさんとしてなんとかアドバイスしたり、ときには姪と言い合ったりする姿も印象的でした。きっと満は屁理屈ばかりだけどなんだか憎めないキャラなんだなと思いました。個人的には綾子との姉弟喧嘩がすごく自然で2人の言葉のやりとりがおもしろくて好きです。

第１話とても面白かったです。すき焼きって何回言うねん！！と突っ込みたくなるくらいで笑えました。実力派の俳優さんが勢揃いだけあって絶妙な間の取り方や掛け合いには「さすがだな～」と唸らせられます。小池栄子さんは面白いですね。ズケズケ系のお姉ちゃんが最高です。再々婚という設定が意外性があって興味が湧きます。生田くんも本領発揮って感じで最高です。でもかなり拗らせてますね～！！お母さんとの関係性も見どころなのかな。

一癖も二癖もある人たちばかり。
主人公の生田斗真さんの、難癖(？)が的を射てるような的はずれなような。毎回、問題提起とぬるっと解決？すっきり？するのが面白い。主人公の姉小池栄子さん家族が期間限定同居で、家族みんなの問題がどう解決していくのか、それぞれモヤモヤ抱えてそう。
1ストーリー、1すっきり。なんだかぽわーっと暖かくなるお話で。次はどんな問題？どんな風に解決？とドキドキする。
ステップファミリーの話も盛り込んでるし、今時だな～って感じ。

うん。ほんとに長い。長い話は説教系だと勝手に思っていたが蓋を開けたらニートの屁理屈だった。人生にはつまずくこともあるし、立ち止まることももちろんあるけれどあんなに高級肉をただで食べておきながら屁理屈言うのも大概にしてほしい。すき焼きは嫌いだと言いながら誰よりも多く肉を食べるとか、ほんと憎たらしい。唯一姪っ子ちゃんと自転車で走るシーンがなんだか新鮮でかわいらしかった。ニートの弟と不登校の姪っ子。何か分かり合えることがあるといいね。

見ていて、クスッと笑うシーンが満載で、やみつきになりそうなドラマです。
それぞれの登場人物の個性豊かなこと。
「こんな人いるよな～」とか「家族ってこうだよな～」とか共感しながら見れるので、より一層夢中になれます。
生田斗真さんのうんちくをダラダラ言うシーン、めんどくさーい！と思いながらもはまります。
小池栄子さん演じる気が強い姉とのバトルがいいですよね。
30歳を過ぎても働かず、うんちくばっかり言ってる息子が我が家にいたら、正直笑っていられませんが、ドラマだからおもしろいです。

生田斗真と小池栄子の兄弟の間の取り方が絶妙に面白くて、二人ともお芝居がうまいので笑いながら楽しく見ることができます。
兄弟だからこそ、お互いのやり方が分かるから、そのやりとりが面白くて、とても良いです。生田斗真のメリハリがしっかりして、グダグタしているところと、何かを想っているところがこっちの想像させる時間があって面白いです。
言い合いのシーンは、どこを切り取っても面白くて、天才たちの集まりなのかなと思うほどのスムーズさと、落とし方のうまさに脱帽です。

ニートで一見クズの満が、春海の気持ちを一番理解し、変に励ましすぎないのが良いです。綾子に夜運転代わると言ったのは、1000円が欲しかったのではなく、春海を海へ連れて行かせたかったからなんじゃないかな？
親でも友達でもない、斜めの関係の人って大切だと感じました。
それにしても、満はあれだけ弁が立つのだから、交渉する仕事なんかにつけば、成功しそう。今のままじゃ能力の無駄遣い感が半端ない。でもそこが面白いんでしょうね。

失礼ながら、予想の何倍も面白い。ドラマなのに、サザエさんみたいに２部構成になっているのも面白い。春海の不登校問題を、あっさり解決させないのもリアルでいい。満が朝コーヒーをもう淹れないと宣言した件も、光司の助言でまた元通りかと思ったら、そうでもなく大事なコーヒーの道具まで売ることにしてしまった。どうなるのかなと、ますます興味が湧いていた。結構、心に刺さる言葉を姉の綾子も、満も、口にしているが、どちらも溜め込まないでポンポン言い合っているのがいい。明るく見れるので、楽だ。満はニートだけれど、自分の芯がしっかりしているというか、そのままの自分を認めているようなところがいい。だから、春海は満には心を開けるのかなあと思う。家族にとって、悩みの種かもしれないけれど、そういう存在がいるだけで、なんとなく頼もしい気もする。

とにかく登場人物との何気ない会話が中心のストーリー。ハラハラするシーンなどほぼありません。それぞれが持つ漠然とした悩みを何となくの会話で少しずつほぐしていくのが何故か面白く感じます。毎日言い争いはしていますが険悪ではなくほのぼのとしているのがよいところだと感じます。毎朝5時にコーヒーを母に入れてあげるという設定はコーヒーにこだわりを未だに持っているのだなと思いました。しかしラストで段ボール6箱分のコーヒー関連の品を全部売ってしまいこれは予想外でした。コーヒーから次はどこへ向かうのでしょうね。

第２回目も安定の面白さでした。これは今期一番面白いドラマなんじゃないかと思えるくらいです。ゆるゆるな空気感の中に、想像の斜め上をいく満の屁理屈が絶妙にマッチして良いんですよね。昔ながらの正統派ホームドラマ風な仕上がりも大好きです。あと、コーヒー、ビール、焼きそば…いつも美味しそうだなって食欲そそられてます。春海ちゃんは失恋してたんですね、青春だな。それにしてもその陸って男一癖も二癖もありそうでなんだか心配です。満、春海をちゃんと守ってあげるんだよって思っちゃいました。

初めは主人公の満にイライラして「なんだこのドラマ？」となっていたが、見るのを辞められない。
そして次は姉にイライラしたが、満とのやりとりにクスっと笑えて気づけばドラマが終わっていた。

安田顕を目当てに見ていたはずが、見事にこのドラマにハマってしまった。

30分のストーリーが2つずつ放送されるんだけど、それぞれのタイトル名が、ついつい見たくなるような気になるタイトルで、こんなところまで練られてるんだなと感心。

姪っ子と満の関係も分かる！年齢的にも親族としても、ちょっと離れてるからこそのやりとりがリアルに見える。
"家を建て替える間の一時的な同居"ってところも絶妙な設定だと思った。

昔ながらの純和風の家とか、お母さんがやってる喫茶店の雰囲気とか昭和レトロで、ちょっと懐かしさを感じる現代のホームドラマという感じ。

あと毎回ご飯が美味しそうです。

タイトルどおり話が長い。同じ日本人としてハロウィンの騒ぎは何だかよくわからないし、私も全然興味ないけどあんなに頑なに否定しなくてもいいよね。別にみんなで仮装しようとか店内をハロウィン一色にしようとかそんなんじゃないのにこだわりすぎて引いた。あんなにかぼちゃもらっちゃったんだからそりゃ店で出すだろうよ。ほんとめんどくさい男。いくら器量がいいイケメンでも無職であの性格じゃ一生結婚できないね。なんかほんとムカつく。

今回の満の話は本当に長かったですね。
特に最初の（第5話）ハロウィンのカボチャをめぐっての満のヘリクツは本当にイライラっとしてしまい、この場に綾子がいてバシッと話を切って欲しいと思ってしまいました。
満のお母さんはどうして平気なんでしょう。
お墓参りの時にもお金を多く請求しているし（綾子家族が目撃してしまう）満に甘いな、と。
綾子は満に色々と言うけど、「お父さんが感謝していたわよ」の時の涙を見て、本当は家族思いでお母さんの為に言ってるのかな、と思いました。

今回は少しホロッときましたね。主題歌も素敵で尚更涙…。今まで明らかになってなかった事がちょっとづつ見えてきた感じでした。喧嘩ばかりの姉と弟ですが、綾子にも色々な思いがあって満に厳しくしているんだなと納得できたように思います。満は相変わらずの屁理屈ばかりですが、ちゃんと父への思いもあるんだろうな。春海とは良いコンビになってますね。彼女も難しいキャラですからね。でもこの二人の空気感？やりとりが微笑ましくて好きです。

回を重ねる毎に満のヘリクツが酷くなっている様な・・もはや「神」の域だと思います。
アイス編では、綾子がヘリクツ満にガツンと言えば静かになるかと思いきや探偵気どりでうるさいうるさい！
しかもみんなを疑って謝りもしないって、今まで周りに（親や先生など）何を教わってきたんだ！と思ってしまいました。
あと、1週間経ってるのにアイスが溶けてないのも（チョコがコーティングして合っても）気になりましたね。
散歩編でもヘリクツ炸裂！
でも何だかんだと気づけば薗田の家で３人で乾杯していて・・個人的に謎です。
「犬は可愛がられる才能がある」と言ってたけど、満には「人たらしの才能」があるのかも、と思いました。

タイトル通りほんとに話が長い！！というかくどい！！耐えられなくて前半の30分でギブアップ。アイスクリームの袋の件でもうお腹いっぱい、こんな人とは付き合っていられない。あれだけ俺のアイスを食べたの誰だってやっておいて、実はまだ冷凍庫にありましたってオチはないよ。あんな奴に付き合う時間がほんとに無駄。家族にあんな奴がいなくて良かったと心から思うもんね。それでも少しずつは前に進んでるし最後にはなんらかの形を見つけるんだろうけどそこまで見届けられる自信がない。

家族の中で光司の存在って、必要だなぁと感じました。後から家族になった人なのに、満と飲みに行ったり房江との関係等、家族がまとまるのになくてはならない人です。春海も接し方を悩み中なだけ、なんだと思います。アイスのきっかけ、とても良かったです。
海星の店での満の熱弁に笑いました。生田斗真さん、滑舌良くて流暢に喋るの凄いです。働くって何かな、働いてる人は偉いけど働いてない人は実は悩んでます。生き方模索中6年、道は見えて来るのでしょうか。

満のアイス誰が食べた問題ですが、あんなに大騒ぎしておいて、自分のゴミだと分かるや否や論点をすりかえて謝らずに逃げていくなんて、ふざけた人だなあと呆れました。謝ってほしかったですし、綾子にお仕置きしてほしかったです。薗田さんの後輩が会社に入るよう、満を説得しようとしたのが逆に、満に洗脳され辞めますと言ったところは、まさに"ミイラ取りがミイラ"になってて笑いました。薗田さんのいうとおり、満があの屁理屈を駆使して営業をやればマジで成功するのでは？と思っちゃいました。

第４話も面白かったです。満は今回も面倒くさい奴でしたね。アイスの下りは、ねーちゃんでなくてもイラってきました（笑）。もう引っ込みがつかなくなっちゃったんだろうけど。そして光司さん、職場ではあまり上手くいってないみたいですね。年下の先輩のいやらしい言い方…。ヘコんだだろうに、誰にも相談できない辺りが辛いです。でも彼はスルーする力がありそうな気も。スルリスルリとかわしながら生きるのも大事ですね。もう少しキラキラした何かが仕事でも見つかれば良いんだけど…。春海とは少し話せて良かったなと思います。後半はちょっとほろっとさせられるような良い話でしたね。満もきっと何も考えてない訳ではなさそうだし、いずれ良い方向に進むんじゃないかなって希望が見えた気がします。

岸辺家と秋葉家。そしてその周囲を取り巻く人々の物語。回が進んでくるとそれぞれの人生観が見えてきます。悩みのない人なんていませんが、環境の変化で人の気持ちはずいぶんと変わるものですね。マスオさん状態のはずの光司さんが生き生きと過ごせるようになったのは微笑ましいことです。他の家族も表向きはともかく内心は楽しそうに暮らしていて岸辺家の生活になじんでしまっています。爪を切っているときに何となく話すことは日常でもありがちですね。どうでもいいことなのですが時には妙な盛り上がりを見せることも身近に感じます。ただそれだけの話なのに妙に面白い。本当に不思議なドラマです。

回を増すごとに満のヘリクツが長くなっていって、正直「ウザいなぁ」と思っていました。
でも今回はヘリクツがらみで良い事がいっぱいありました。
綾子と満って口喧嘩ばっかりしてますが、本当は仲がいいんじゃないかな、と思います。
だって嫌いなら口さえきかないですから。血の繋がった家族だからこそ、と思えました。
CMで「年上女子と恋の予感？」みたいに流れていたので楽しみでしたが、コウスケ（ワンちゃん）の飼い主の女社長が満のヘリクツから図星で涙。
結局、家族との鍋より彼女の誕生日を一緒に過ごしてあげる優しさ。
満ってもしかしたら『ヘリクツニート』＆『人たらし』なのかも。今回は少し見直しました。

ニートってもっと暗いイメージだったけど‥まぁそれは人それぞれ家庭それぞれだもんね。家の中じゃ稼ぎもないのに大きな顔で屁理屈言ってるけど、今回はもっと自由な女性にチクチクといじられてて面白かった。そりゃ30過ぎて犬の散歩のバイトを引き受けてくれる男なんて気持ち悪いよね。確かに普通ではない。不登校だった姪っ子ちゃんとの生活で起きた化学反応がまたあの女性との出会いで起きそうな予感。人との出会いっていろんなことが転がっていくから面白い。

各ストーリーのタイトルが食べ物となんかしらのキーワードがセットになってることに今さら気が付いた。リアルタイムの旬の食べ物が出てくるのもポイントで、ドラマを見た後、銀杏が無性に食べたくなった。フォレスト・ガンプのタイトルを思い出すシーンもドラマを見ながら一緒になって考えて、楽しめた。満と綾子って昔から結局は仲いいんじゃんって思える、すごくほほえましいエピソードがよかったな。
ローストビーフと茶碗蒸しが一緒の夕食メニューとか、アンバランスな組み合わせってうちでは実際によくあって、妙にリアルで感情移入しまくりのストーリーだった。

毎回、家族について心が穏やかになるドラマです。義父と思春期を迎えた娘のギクシャクとした関係でしたが、娘は元バンドマンの父に憧れていた事を知って、とても嬉しそうな義父の様子や、ニ―トの長男の恋が始まる予感を彷彿させる回でした。口喧嘩ばかりしている家族ですが、皆心のどこかで家族を思い、家族だからこそ難しい距離感もあって普通のどこにでもある家庭の会話が魅力的です。家族の食事を何よりも大事にしている様子も暖かい気持ちになりました。

第5話もとても面白かったです。家族の会話が醍醐味である作品ですが、本当に上手すぎて感心しちゃいました。綾子とのトムハンクスの下りなんて…。息ぴったりで笑えるし上質だし、良いもの見せてもらったな?って感じです。今回満には出会いがありましたね。無職の男と成功している女。めちゃめちゃミスマッチだけど、満にゴチャゴチャ言われるのも嫌ではなさそうだったし、案外はまったりして。まだこの関係は来週も続くようですね。満の色恋沙汰なんて、なんか笑えるな。

どっからどう見てもミツルは女社長のヒモになったのに、ヒモじゃないと言い張る姿が情けなかった。ヒモかヒモじゃないかは愛情があるかないかどうかとか言い合う場面も不快でしかなかった。お金も上げて生活させているのに愛情はなかったなんて言われたらそんな情けないことはないだろう。お金を潤沢に持っている社長だから顔だけはカッコいい珍しい男を飼うのもいいかもしれないけど、それでも犬を散歩させながらお小遣いをもらい生きていくのはカッコ悪いと思わないのだろうか。

我が家では、満って行動範囲が広いので「アクティブニート」と呼んでいます。
春海が作った雑炊に光司が喜ぶシーンには心が温かくなりましたよ（このドラマでこんな感情が芽生えるなんて）。
モンブラン編で、満が明日香の前では偉そうで良い男風なのがちょっと笑えました。
しかし満が2年前にヒモで、しかも光司も昔ヒモ経験があって、ってそんな2人が揃う事って、中々ないですよね(笑)
2人が妙に気が合うのはやっぱり同類だからなんでしょうね。

秋葉家の人達と満がなじみすぎてしまって、かつてのような距離を置いてのバカバカしい会話に、棘がなくなってきた気がします。満と綾子の姉弟はもとから仲が良かったので、一緒に住んでいれば会話が噛み合ってしまうのはどうしようもない事ですが、いつの間にか光司さんの存在感も増して、彼抜きではこの一家は語れないといった存在になりましたね。光司さん自身も、満と同類で話が合うこともあり、この生活に満足している感じが伺えます。家族からも優しく接してもらって感動する姿は何にも変えがたかったのでしょう。ただ緊張感が緩んだせいもあって自堕落な性分が出始めたのが心配なところです。

姪っ子ちゃんと自転車に二台で夜の街をお使いに行くシーンが好きです。なかなかあるようでなかったドラマのシーン、なんかほのぼのしますよね。でもタイトルにあるような長いお話の場面はただただ屁理屈で長く喋っている時があり、そこは好きだったり嫌いだったりする。いつも姪っ子の鋭い指摘が好きだけど屁理屈は嫌い。あとヒモの話は大っ嫌い。こんなやつが世の中にいると思うだけで嫌。人の善意どころか恋愛感情まで利用してそこに寄生して生きてきたくせに愛情はなかったなんてバカにするのもいい加減にしてほしい。

私の推しは光司さんなんですが、今までかわいそうキャラを徹底してきたところからようやく少し報われたのかな？と思ったら感動しました！
逆に陸の株が下がりました…まだ子供とはいえそれはやっちゃだめだよー！と言いたくなります。まだそれが本当なのかどうなのかはわかりませんが…。
あとは満の今後も気になります！終わり方は「え？どういうこと？」と少し急だったので一瞬わけがわかりませんでした。
本当に本気なのか、それともいつもの口八丁…？とまだまだ謎が残りますね。

前回荷物を持ったシーンで終わったので、何処にいくのかと思っていたらやっぱり明日香の家でしたね。
なので、実家を売る話が出た時に「実家＝ルンバの充電場所」とヘリクツを言う意味が分かりませんでした。
でも結果的には明日香と別れてしまうので、実家が売れなくて良かったです。
（明日香は満の為にあえて身を引いたのかなって思いました）
春海と満、振られた者同士で海に行く場面はちょっと切なかったですね。
でも昔預けていたお年玉で焼肉に行ける元気があるので、ヘリクツはまだまだ不滅でしょうね。
個人的には、光司さんのハーモニカでの「カノン」が嬉しかったですね～

あんまり好きじゃなかったけどなんかだんだんクセになるドラマなんだよなー。イケメンの生田斗真を見るために見初めてイケメンよりもめんどくささで脱落しかけたけどだんだん面白くなってきました。倉科カナさんのゆるふわ可愛い社長のヒモになった時にはどうしようもないやつだと思ったけど、そこでガツンと女社長に切られてスッキリ。そこでズルズル飼われようもんならもう見るのやめようかなと思ってたもん。よかった、よかった。甘ったれくん、これからどうするのかな。

毎週見ていてなんだけど、満の屁理屈はどうにかならないんだろうか。なんでもかんでもこじつけたような例え話をだしてくるのが面倒で仕方ない。そんな文句ばっか言うなら実家出て行ってよ！ともっと誰か言ってやって。今回、人の喜ぶことが好きっていうのにやっと気づけたのに、天職が明日香ちゃんのサポートをすることとか…がっかり。それでも、それはダメなことだと明日香ちゃんがはっきり言ってくれる人でよかった。ちゃんと自立して、また明日香ちゃんのところに行ったらいいと思う。

満と明日香は、お互いの事を思ってだけど、たった1つ意見が食い違っただけで別れたのは悲しかったです。もっと話し合いの余地はあった気がするんですが。
満の気持ちも分かりますが、明日香はこのままじゃ満の可能性を閉ざすと思ったんじゃないかな。個人的には、また明日香と付き合う展開になってほしいですが無理かな。
春海は陸にふられてしまいましたが、逆に良かったです。私は春海にあんな男、忘れてほしいです。陸は思わせ振りな態度をとって、人の心を弄んで腹が立ちます。いつか天罰が下れ！

なぜニートなのにあんなに自信満々なのか分からないミツル。地道にコツコツ働いている友達にしたり顔で第3のライオンを目指すとか言ってただのヒモになる希望の男。なんて情けない。でもそのどこまでも伸びちゃったハナをへし折ってくれた恋人にこちらの思いもスッキリ！よかったよーここで私があなたを養うからここにいていいのよ！なんて言われたらどうしようかと思ったもん、人生そんなに甘かったら報われないよね。それで目が覚めればいいけどあったかい実家に迎えられちゃったからね、どうなるのかねー。

光司さんが仕事を辞めてから岸辺家の生活がより楽しそうになりました。光司さんの過ごし方は満でさえ圧倒されるぐらいのニート生活の充実さ。綾子さんもこちらで過ごすうちにかなり感化されたようでかなり優しくなっていますね。2人の無駄飯ぐらいを抱えているのに以前よりも雰囲気が明るくなっているのは不思議な光景ですが、かなりうらやましくもあります。春海もかなり2人に感化されたようで岸辺家の生活に溶け込んでしまっています。リフォームが終わったら戻るのでしょうがかなり名残惜しいですね。

今回はあまり満のヘリクツが長く感じないくらい面白く感じました！
「魔性の女」の満のお母さん（房枝さん）って、原田さんそのままでチャーミングです。
個人的には、檀野さんの方がイケメンだしお金持ちだし人脈も広いからお相手には良いと思うんですが・・。
檀野さんも牧本さんも手玉に取る（？）房枝さんが凄いです。
ニートブラザーズの1人、光司さんが歌った「ミカンの歌」、あれはアドリブだと思いました！！満の笑いが半端なかったですし。
グレーのパーカーのニートブラザーズが歌う歌も、春海が歌う出世払いの歌も最高！でした。

房枝をめぐっての恋のバトル、というだけでも面白いのに、満や綾子も参戦したのは笑えました。満の選挙に例えが素晴らしく、「定数１」の例え、なるほどと納得しました。
私もどちらかと言えば、牧本さんを応援したいです。房枝さんは、ボ～ッとしているようで意外としたたか、満が魔性と言いましたが、原田美枝子さんがキャスティングされた意味が分かった気がします。
そして光司さんのみかんの歌、最高です。光司さんは音楽の時はイキイキしていて、綾子が惚れるのが分かりますね。

だんだん屁理屈も勝手にやっとけと邪魔にならなくなりました（笑）私が大人になったのでしょうか？（笑）どんなに屁理屈こねたって通じるのは家庭の中のみ、そんなことを前回で思い知ったのではないでしょうか？そして温かな家庭に戻りまた子供のようにコタツに入りみかんを食べる。幸せなやつですね。物語は30分を2回見るスタイル。ながーい屁理屈も30分なら我慢できる。その中にたまーに珠玉の言葉が散りばめられている魅力。そこが素敵。

はるみちゃんが急激に満の味方になりつつある？はるみちゃんが満の味方をしてくれると、姉弟ゲンカがちょっとやわらかくなるというか見やすくなるのがうれしい。ふたりともトゲトゲしすぎているから見てて疲れるし。それにしても、ここのお家はいつもごはんが美味しそう。満が作ったあったかいそうめん、食べたくなったなぁ。これぞ飯テロ！ちゃんとネギ切ってあげるところとか、気が利いてるじゃない。もうオーナーのことは忘れちゃったのかな。

確実に物語は進んでいるのに、特に今回の話の内容はありふれた日常の一部だと感じました。「サザエさん」を見ているようなイメージ。隣の家の日常を覗いているようでした。でもその中に笑ってしまう部分や考えさせられる部分、うるっとしてしまう部分が多くあって、日常の中にもいろんな感情があるんだなと思いました。ほんわかと暖かい気持ちになりました。最終回が近くなっているにも関わらず、この全く展開がない感じがあえて良いと感じます。

とにかく登場人物みんな、ちょっと癖があるキャラクターで、遠慮なく思った事をどんどん口に出していく掛け合いが面白く、セリフにスピード感があって毎回引き込まれています。今回は父と娘の距離がちょっと近づいたのが良かったし、ニート2人の変な歌は面白くて、義父と娘が歌った、母親に対する歌は、変な内容すぎて笑えるのに、娘が歌う姿にちょっとホロリときてしまい、家族って色々な形があるけどそれでいいな、としみじみ感じました。

春海の恋愛話から房枝の再婚話まで何かとアドバイスしたり首を突っ込む満が面白い。自由気ままに生きている感じが見ていてうらやましいくらい。牧本の常連客としての考え方が満の心を動かしたみたいでちょっとほっこりした。
光司の無職生活がツッコミどころ満載で面白過ぎ。歌を歌う時はロックっぽくなってて、バンドをやってたのがなるほど、納得できる。春海と一緒に歌ってたシーンはとってもよかった。歌詞のセンスも彼らしくて、このドラマで存在感がよりアップした感じ。