僕らは奇跡でできている

この役柄は、ドラマ内では断言されていなかったけど、おそらく発達障害の方だと思います。その発達障害の人の特徴をしっかりと掴んだ名演技だったなと感じました。1番良かったシーンは、樫野木先生に八つ当たりで大学をやめてほしいと怒鳴られた時に、驚きと悲しみの表情で目に涙を浮かべているシーンです。すごくこの役柄に感情移入できているリアルな表情で、一気に引き込まれました。

ドラマ内でははっきりとは言っていませんがおそらく発達障害のような個性を持つ難しい役柄でしたが、そういった方の良い面はもちろん悪い面もコミカルに演じられていました。困った時の固まった表情や何か楽しいことや嬉しいことがあった時にぱあっと咲く花のような笑顔に毎回引きつけられてドラマの時間はテレビの前から離れられません。

少し変わった人物の一輝をいつものスキッとした一生さんが上手くハマったなぁ?と思いました。
イケメンの一生さんももちろん素敵ですが
一輝の様な純粋な役もお似合いでした。
一輝の笑顔そのものが一生さんの様な気さえします。
山田さんとの絡みも最高でした。
一生さんの新しいスタイルが見えた様な気がします。

最後まで突き抜けた不思議ぶりに、周囲の方が同調するようになっているのが面白かったです。アワアワしたり好奇心で突き進んだりする人物ながら、相手のことを思いやる気持ちがにじみ出ているところが、すっかり好きになった役でした。「僕はみんなでできている」っていいですね。

不思議さんのイメージが全開なのに、実の母を許す包容力と自分の心を分析する知性が感じられて、とても素敵なキャラクターを演じていると思います。いろいろと過去が掘り起こされていく回でしたが、それを乗り越えての笑顔が感動的でした。役も35歳で実年齢に近いはずなのに、20代にしか見えないですね。

ドラマ内で見せる眩しい笑顔とその甘いマスクのイメージにはない低いトーンの声のギャップにハマりました。
普通の人とは少し違う所があると言いながらも相手の気持ちを前向きに変えてくれる無敵の力の持ち主だと思いました。

育実先生に対する気持ちを、少し涙目になりながら伝えていたところが印象的でした。「面白い」という感情だと行き着いていたようですが、まだ自分でもわからない感情が残っていると思います！気がつくかな...。そして樫野木先生に強烈な言葉を浴びせられ泣いているのもグッときました。一輝の泣き顔、種類豊富すぎます。本当に大学を辞めてしまう結果になったら嫌なので、だれか説得して止めて欲しいです！

意外な役柄だと思っていたんですが、こんな純真な感じの一生さんもいいですね。
塩顔イケメンとして大人気の彼ですが、今回の役はイケメン感がいい感じに抑えられて自然体で演技をされていると思います。
こんな人、結構身近にいるな～と思わせてしまう素敵な演技です。

正直苦手な俳優さんなので期待はしていませんでしたが、今回の役柄にはこの方の話し方や身振りが合っていたと思います。
役作りかもしれませんが、ドラマでキーとなるセリフの時にやや早口気味に淡々と話されると役柄のイノセントさが際立って
よかったと思います。

自分の世界に生きる、面白いと思ったことだけをする子どものような大人を上手にコミカルに演じられていると思います。
特に職場の先輩に怒られると、「どうして離婚したんですか」と毎回聞くところの顔が初めて観る高橋一生の顔でした（笑）

1作目からは見ていなくて、途中から見始めたので初めはこの役柄に戸惑いました。しかし、見ていくうちに現代人が忘れている人間として持ち合わせていたい事を自然体で教えてくれているような高橋一生さんの醸し出す不思議な雰囲気に引き込まれていきました。一生さんのセリフの間の置き方やその時々の表情で、その場に流れる情景に良いスパイスをきかせ視聴者をドラマの中に引き込んでいく演技は本当にうまいと思います。「どうしてですか？」「それ誰が決めたんですか？」など一つの事柄に対して普段当たり前として見過ごされている事に対して素朴な質問を投げかける一生さん、自分の所に避難してきた子供の心理を理解しその子の母親に自分の生い立ちを話す一生さん、凝り固まった価値観を持っている大人達に少しずつ影響を与えていく一生さんに、自身の内なるものを演技に投影させているのかなと思ってしまいます。

自然を本当に愛している雰囲気が演技ではないのではないかと思わせるようなピュアさがあって、とても好感が持てます。コミニュケーション能力が偏っている一輝が、できないからなのか、一般に従うことをあえてしないキャラクターなのか、その辺の謎めいた部分もうまく表現していて、興味深いです。

本当に何でも面白がっている姿や笑っている姿はこちらまで楽しくなってきます。歯を抜いたあとの話し方なども、とてもリアルで良かったです。家政婦の山田さんとの会話の間も絶妙でとても楽しいです。

天真爛漫に笑うところや、物事に集中している姿が、高橋一生が演じると、とてもリアルに感じられ、あっという間にこのドラマにハマってしまいました。
クスッと笑える微笑ましい彼の演技が、このドラマの中にたくさん散りばめられていて、幸せな気持ちになります。

アスペルガー障害のまま大人になったような主人公で、言葉でのコミュニケーションがあまり上手ではない難しい人物を、とても魅力的に演じています。道草ばかりしている子どものような大人という感じですが、大学での講義風景もしっかり様になっているし、大人になりきれないのではなく、ちゃんと大人になった世界として演じられているのが見事です。

本当に、観ているだけで、癒されるという感じです。自然な演技が、とても良いです。虹一という少年を約束の時間が過ぎても、じっと待っていて、戻った時には、しっかりと虹一の話を聞くという姿は、何が大切なのかということを考えさせられます。

独特の話し方、間合いが役を一層引き立ててくれる演技です。もはや役になりきっているを通り越して、役になっているように感じます。役柄が伝えたいこと・思い・考えが、じわじわと入り込んでくるような演技でした。

魅力的なキャラクターを演じていると思います。少年を信じて雨の中待ち続けた一輝の心のピュアさに胸を打たれました。自分にとっての鮫島先生のように、虹一くんの好奇心の助けになりたかったのでしょう。女性陣にも同じように気をつかうキャラならモテるのにな、と思います。

生い立ちの描写やドラマでの周囲の反応から、発達障害なのかしら、コミュニケーション障害の設定なのかしら、と思って見始めましたが、とても自然な演技でキャラの魅力が引き立っていて感動しました。変わった人を演じるとき、俳優さんの演技が不自然でドラマが嘘臭くなってしまい残念なことが多いので、今回の高橋一生さんの演技は素晴らしい、そしてなんて可愛らしく見えるの！と感動してみています。

言葉の間合いと変人加減が絶妙。もともと不思議な話し方をする人だという印象はあったが、それが生かされてたすごく良い配役だと思う。昨今のイケメン扱いはさておき、非常に魅力的な新しいジャンルの俳優さんだと感じる

変わり者ですが、中身のある変わり者なので視ていくうちに納得できる部分が多々あった。高橋一生の雰囲気もぴったりあっているような気がします。周りとの関係もみんな上手くいくような予感しかしないのでこれからがとても楽しみです。

高橋一生演じる一輝が、順風満帆な姿から、樫野木に怒鳴られて、一気に落ち込むような演技がとても印象的でした。さすが上手いですね。彼はおそらく大学を去る決心をしていると思うのですが、ロシア語を勉強したり水泳を始めたりと、初めから準備を重ねていた様子があるので、どうか穏便に次の目標に向かっていってほしいです。

素晴らしいです。
かなり独特の個性がある役なので、普通の人が演じてもわざとらしかったり、おかしくなってしまいそうですが、高橋一生さんはそのあたりのさじ加減が絶妙で本当に魅力的な人物になり切っています。すごいはまり役だと思います。
回を追うごとに一輝という人物がいきいきとしているように見えます。
初めて高橋一生さんを好きになりました。

ドラマのストーリーに適した演技をしている点に対してはよかった。ほんわかした何ものにもやさしい性格をうまく演じている。見ていてかなり辛気臭いところもあるがそれもまたストーリー展開には重要な点だと思うので今の時点ではそれもまあいいと思う。

不思議な感性を持った人の役をごく自然に、違和感なくやってのけているので、独特な雰囲気を持った彼にはうってつけの役。
見た目といい普段からのイメージといい、「新しい一面」というよりは、今までの彼の良さをより明確にしていける役どころだと思います。

動物が好きすぎる個性的なキャラクター、マニアック感が凄いので初めドラマを見始めた頃は面白くなさそうなドラマだなと思いましたが、最後まで見ると普段自分の考えることのなかった価値観に気づかされるドラマでした。高橋さんの演技に吸い込まれるように最後まで見てしまいました。

好きなことに夢中になったり、歯医者や大学の上司に怒られたときの、少年のような表情が印象的で、役柄にマッチしていると思いました。生き物に対して、また、子供や家政婦さんに対する優しい性格の表現に、好感が持てました。

何か気になったり、夢中になったときの表情がとてもうまく、かわいくもあり、魅力的だなと思います。人に対してなんでも口にしてしまったり、やりたくないことをやらなかったり、子どもっぽすぎる行動に見ている方もドキドキしてしまうほどですが、いつのまにか引き込まれ、応援したくなっています。

安定の「不思議ちゃん」的な演技がとても魅力的です。周囲の人の意見を聞かないような面が取り上げられていますが、あれだけフィールドワークで生徒の好奇心を刺激することができるのだから、落ち着いて動けばきっといい先生になるのでは、と思わせる雰囲気がとてもよく出ています。

高橋一生さんを今までそんなに好きではなくて、CMでていても「またかよ」や、「どこがカッコイイんだろう」と思っていました。
ですが、今回の演技、素晴らしいクオリティと役柄に引き込まれました。周囲に変化を与えながら自分を貫く感じの演技や、あの柔らかい雰囲気をだす演技は高橋一生さんだからできるのかなと思い、苦手意識が少し無くなりました。

素朴な演技が自然にできるところがすごいと思います。見ている側からするとすごく面白いセリフの言い合いがあるんですけど、それをさらっとやってしまう爽やかさがなんとも言えないです。淡々と素朴な喋り方をするのでつい夢中になってしまいます。

かわいいです。少年そのものって感じがします。一歩間違うと発達障害?ってくらい、常識にとらわれず、自分が正しいとか、今やるべきとか思ったことを、やり続ける。周りは目に入らない。まるで子供で、大人のくせに何やってるの!と周囲の人達が怒るのは当然です。でも、あんな、とびっきりの笑顔をされると、許すしかない。とても、いい演技だと思います。

「誰が思うんですか？」この台詞を屈託なく言えて、毎日を只々、楽しんでいる一輝さんが良いですね。
一輝さんをが本当にいる様に思えた作品です。

最近は非常に乗っている俳優さんの一人だと思います。ただ笑顔の印象が強すぎて、どうしても表情ばかりに目がいってしまい気になります。これを観ると、少し変わった人を演じるのは難しいのがよく分かります。喋り方も気になりますが、主人公の雰囲気には合っていると思います。

役柄が少し変わっている設定だと思うのでしょうがないのですが、動作や仕草などもう少し上手く表現出来ないのかなと思ってしまいました。表情などの変化も見ていて違和感を感じてしまったので、残念に感じてしまいました。

ちょっと変わり者という役なのでしょうけど、変わり者というよりは、少し知的に問題があるように見えてしまいます。実は自閉症スペクトラムなのかなと思ってしまいましたが、そうでないならば少しくどい演技だなぁと思いました。

高橋一生さんの演技は何となくわざとらしさを感じます。初主演で意気込みを感じますが一回見ただけで先が読めたのでもう見ないと思います。笑顔がチャーミングだと世間では言われていますが、私はあの笑顔をみると嫌な気分になります。