半沢直樹 (2020年版)

現実の誰かをモデルにしてるようで、していないような、政治家のいやらしさを全面に出して演じていますが、どこかピンと来ません。周りの歌舞伎チームが強烈な顔芸を披露しているせいもあるかもしれませんが、なんとなく顔が見えないキャラで残念。

あれっ？この人こんな悪役出来るんだっけ？が最初の印象。どちらかといえば影の薄い役しかやらないと勝手に思っていたので今回は驚きと共感です。無理して親分に仕えているが実は善良な人間というところをうまく演じていると思います。最終回までには善良な姿を見せるような展開だといいなと思ってみています。

表面的には、男社会の中で生きているだけに、ひたすら冷徹で傲慢な女性かと思いました。ですが、女だからと下に見られることに傷ついたり、自分の人間性を認めてくれた半沢や花に涙する繊細さもちゃんと持っていることに安心しました。簑部のしがらみを断ち切って、いちから出直した潔さもかっこよかったです。

嫌らしい感じの雰囲気と言動がとてもよく出ていて、素晴らしい演技でした。実際の誰かさんを意識したようなフレーズも良かったですし、政治家としての半沢に対する態度も迫力があり、見ていて本当に憎たらしいと思えるほどの熱演でした。

次回からの新たなストーリーに深く影響するような、半沢との対立がありそうな議員役で、重みのある雰囲気がすでに表れてました。鳴り物入りでの大臣当確なので、勢いを感じられる登場の仕方を、過去に実在した方のようなイメージで演出されてるのは、さすがの演技に思いました。

怪演の一言につきます。素晴らしかったです。
人間の傲慢さ、長いものには巻かれてしまう人としての弱さ、切なさ、とても良く表現されていました。
表情もコロコロ変わり、心の内面がとても良くわかりました。
白いスーツがとても似合っていて、カッコよかったです。

白いスーツをビシッと着こなして、どこかで見た感のある政治家役ステキです。いえ、憎らしい役なので、このーという感じなのですが、やっぱりカッコイイです。同じ女性として、今後どのように半沢直樹と渡り合っていくのか、正直期待しています。

白井国交相を演じていましたが、就任会見での「いまじゃない」とマスコミを煙に巻くシーン、「わかりますよね」のセリフで半沢直樹にプレッシャーをかけるシーン、逆に箕部幹事長に叱責されて脅えているシーンと状況が変わる中で多彩に演じ分けていたのが良かった。

初めてこんなに滑舌の良い役を見ましたが、中々良いですね。
女性ならではのしなやかさと、裏になにか底知れぬ意地の悪さを感じます。
（ネットでは「人選ミス」など出ていますが）
ここに江口さんが出てきたことで、半沢にとっての『強敵』になる事間違いなしだと期待大ですね。

最終回ではとてもかっこいい役回りでした。盆栽を投げて「くたばれ！」が良かったです。正直今までは自分のことしか考えていない華やかな女性議員だと思っていましたが、きちんと志があったんですね。それが今までの回でも伝わってくればより最終回での活躍にスカッとさせられたよな、と感じました。江口さんの演技力は素晴らしかったですね！

ふてぶてしい感じが最高です！元キャスターで大丈夫なのかな？と思いましたがとても合っていますね。白いスーツもめちゃくちゃかっこいいです！女性だけど上昇思考があり、男社会でも負けなそうですね。江口さん好きだったので半沢直樹の世界観に登場は嬉しいです。

悪徳政治家の子分から本来の誠実で行動力のある女性政治家を見せていただきました。不本意ながら親分の理不尽にも耐え出世しようとしている姿から本来の自分を取り戻す過程での表情や親分に逆らう時の迫力は期待どおりでした。渋い女優さんになっていくなあと思います。

いつも白いスーツを着ていて蓮舫さんに寄せてきたなと最初白井大臣を見て思いました。半沢や東京中央銀行に対しても嫌なやつ感凄かったのに最終回の演技では嫌味一つ無いキャラクター、演技に変わっていて凄いなと思いました。

表情１つ変えず、記者会見でも淡々としゃべる姿が『政治家』って感じです
（でも普通は笑顔くらいありそうですが）
あまりにも箕部幹事長の『操り人形』過ぎて、ちょっと気の毒。
江口さんの忖度しているシーンが『リアル政治』の世界みたいでした。

あってない。

演技よりも見た目もっと綺麗な人が居たはず

鉄の女という感じの登場から、幹事長に気圧され自信をなくしていく様子、副頭取の話を聞き涙した瞬間の女性らしい美しさ。口調を変えずとも表情だけで多彩に演じ分けていたと思います。