※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.2%) | 361位 /1089件中 |
キャスト 4.2 /5.0(83.6%) | 387位 /1089件中 |
演出 3.6 /5.0(72.8%) | 529位 /1088件中 |
音楽 4.0 /5.0(80%) | 190位 /1089件中 |
感動 3.7 /5.0(74.6%) | 183位 /1084件中 |
笑い 3.1 /5.0(61.8%) | 414位 /1084件中 |
スリル・興奮 2.6 /5.0(51%) | 859位 /1081件中 |
脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.2%) | 361位 /1089件中 |
キャスト 4.2 /5.0(83.6%) | 387位 /1089件中 |
演出 3.6 /5.0(72.8%) | 529位 /1088件中 |
音楽 4.0 /5.0(80%) | 190位 /1089件中 |
感動 3.7 /5.0(74.6%) | 183位 /1084件中 |
笑い 3.1 /5.0(61.8%) | 414位 /1084件中 |
スリル・興奮 2.6 /5.0(51%) | 859位 /1081件中 |
毎回内容というかストーリーは似通っていて、ほぼ結論も同じ感じではあるものの、ギン役の人がとても綺麗で女装に違和感がなく、また歌がとても上手なので、思わず毎回見てしまっていました。
子育て中ということもあり、たまに共感したり、それはないだろ!って笑ったり、ちょっとした癒しの時間を得ることができました。
ゆりやんレトリィバァの妹役がなんともコミカルで、毎回なにかしらにチャレンジしてる姿や、じぃやがバタバタするところも面白かったです。
生意気な子役スターの匠が、実は自分のキャリアを捨ててまでも両親のことを愛していたという設定がよかったです。ギンだけが、匠の誘拐騒ぎの真相を見抜いていたというのも、最終回にふさわしい流れでした。
ギンが経歴を詐称しているかもしれないという記事がマスコミに流れたときには、「最終回にしてマジか?」と思ってしまいましたが、その疑いを晴らすのが宿敵とも言える教育者・上大岡で、かつギンが男性だと気づかないままでの発言だったというのも面白かったです。
ベビーシッターをされる女の子がしっかりしていて良い子というのがこのドラマで珍しいなと思えたところでした。
感動的なシーンも多くて引き込まれていきましたが、現実的に考えると10歳の女の子が1人で立派な野菜を育てているというのがありえない設定でした。誰か大人が手伝っているというのなら話は別ですが妊娠している萌さんはできたとしても収穫だとか簡単なことくらいしか無理そうでしたし、最後に2人と赤ちゃんとで暮らすことになりましたが、本当に支援なしでやっていけるのか?と思ってしまいました。
このドラマの見所の1つがミュージカル要素だと思うのですが、今回はなかなかギンさんが歌ったり踊ったりするシーンがなくて「今回はなし?」と思ってしまいました。しかし最後の最後でミュージカルのシーンが登場し、しかも最後の方に持ってきたことでかなりインパクトがありました。若い夫婦のお父さん役の橋本さとしさんの歌がかなり上手く、後で調べたらミュージカル経験があるということで納得してしまいました。若くて言葉遣いが乱暴という点はありながらも、家事もちゃんとできるお母さんでしっかりしていて、世の中にはお金はなくてもこんな風にちゃんとしたお母さんもいるんだよと視聴者に訴えかけているようでした。
ロミオとジュリエットのような2人の恋というのはよくありますが、それが小さな子供達というのな斬新でした。家の都合や親の都合で子供達が仲良くできないというほど理不尽なことはないだろうとギンさんじゃなくても思ってしまいます。このドラマはミュージカル調で進められていきますが、今回ほどミュージカル調がぴったり当てはまる話はなかったんじゃないかと思います。禁じられた恋というのは燃えますが、それが小さな子供同士というのは微笑ましさを感じます。
大和和紀先生原作の作品なので、ストーリーはちょっと漫画っぽく、ミュージカル仕立てになっているのが毎回楽しみです。主人公のギンが漫画キャラらしくもあり、またもしかしたらいるかもなかと思わせてくれる大野さんの演技や美麗具合、妹役のゆりやんとのギャップがスゴイです。ストーリーも、原作の時とは事情が違うところを脚本がしっかりカバーしていて、いつまでたっても儲からない下落合ポピンズ倶楽部の経済状況が心配でもあり、あれで暮らせてしまう漫画らしい設定もおもしろいです。子役達の演技も侮れません。マジでムカついたりしつつ、健気さに泣けたりします。沢山の人に観てほしいドラマだと思います。
大野拓朗の緩急のついた演技と、本仮屋ユイカの情け無いけれど愛情深い母親ぶりが良かったです。
誰かが気づかなければ家庭崩壊の危機だった今出川家のはちゃめちゃも、ドラマとして見る分にはコミカルで面白かったです。
母と娘が分かり合って上手くいってくれるなら、ナニーをクビになっても喜んでいるギンの生き方にも、感動しました。
しかしギンが、男装の時になんで天敵のような上大岡に優しくしてあげるのかわからず、不思議です。
今回の話は原作にもありましたが、現代向けにアレンジされていたような気がします。
しかし根本的なところは変えられておらず、昔から一部の人の前ではいい子にして、その他の人の前では悪ガキという子は多いんだろうな~、それは今も昔も変わらないんだなと、ありすに振り回されるギンさんの姿を見ながら、しみじみ思ったりしました。
「魔法が使える」というのは嘘なのか本当なのかよく分かりませんが、トラブルがある家庭を解決したりギンさんに預けられた子を良い子に変えたりしてきているので、これは一種のギンさんの才能と言えますね。
姉妹で全く立場が違うように扱われていて、しかも父も母もそれを容認していて疑問に思っていないという設定がすごく気持ちが悪かったです。でも家庭内の問題は人から指摘されないとわからなかったりするものなのですね。今回もギンが幸せな状態になった家庭からさっと消えてゆくところが鮮やかで、本当に「メリー・ポピンズ」のようで、感動しました。最後にバーで男性の姿に戻るシーンは、原作にはなかったと思うのですが、ギンの中性的な魅力が出ていて結構好きです。
ギン役の大野拓朗の女装に違和感ないのが怖い。歌も上手いしミュージカル調の部分も上手い、そして演技も上手い。
女子高生3人のビジュアルと演技力がイマイチのような気もするが、こんなものかな。
ただ、女子高生の1人が捨て子の母親で、それが発覚するのが授乳するシーンというのはどうなんだ。
継続して授乳しなきゃ分泌されないと思うんだけど、原作通りなのかな?
しかも、いくらお腹が膨らまなかったとはいえ、産んだ後は悪露もあるし結構無茶な話の進め方だなあ。
ギンが実の母親にする説教は簡潔で無駄がなくていい。
ベビーシッター講習をするのも、女子高生たちが協力して赤ちゃんを育てる伏線になっていて良かった。
最終的にはご都合主義的なまとめ方だけども、家族と友達でなんとかします、という終わり方よりは、ベビーシッターの協力の下で育てていきますの方が不安感がなくすっきりしていたので良かった。
とにかく、かわいい赤ちゃんでした。ですので、この赤ちゃんを巡っていろんな事が巻き起こるのも、納得できる魅力的な女の子でした。いつもは赤ちゃんやそのお母さんに寄り添うベビーシッター・ギンさんが、今回はお母さんと対立する姿がちょっと凛々しいなあ、と思いました。ギンさんの歌や踊りも、脂が乗ってきて、安心して見られました。ギン役の大野さんはこんなに歌がお上手だとは知りませんでした。女装姿も迫力が増して、本当の英国夫人のナニーに見えてきました。