あんぱん

2025年4月期
総合評価: 3.56 / 5.0 (回答者数18人) 572 位 / 1158件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75.6%) 462/1158件中
キャスト 4.2 /5.0(83.4%) 405/1158件中
演出 3.8 /5.0(75.6%) 467/1157件中
音楽 3.7 /5.0(73%) 433/1158件中
感動 3.7 /5.0(74.4%) 197/1153件中
笑い 3.6 /5.0(71.2%) 235/1153件中
スリル・興奮 3.6 /5.0(72.2%) 326/1150件中
91コメント
91 | 2025-05-22 00:16:52

のぶの言った豪ちゃんが立派に御奉公したのはほんとのことだよね。逃げずに戦地で戦ってくれたんだから立派なんだよ。もちろんどんなことをしても帰ってきてほしかったけど、よく頑張ったねお疲れ様と労うのは間違ってない。ただ立派っていう言葉にするとなんか他人事になっちゃうのか意味が違っちゃうのかな。お国のために死ぬのが立派っていうのはもっと違うよね。のぶの中にも悔しいとか悲しいとかの思いはきっとあると信じたい。

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90 | 2025-05-21 14:24:37

戦争の良し悪しは置いといて、徴兵は国の政策だから、国民はそれに従う。でもそれはイコール「お国のため」だとはならない。もちろんそういう人もいただろうし、嫌々だった人もいた。天皇のためという人もいたろうし、愛する誰かを守るためという人もいた。それをすべて「お国のため」と言うのは暴論なんだよね。豪は蘭子のもとに戻れるよう戦った。多少は国のためもあったかもしれないけど、それは蘭子がいる場所だから。

ファシズムっていうのは、そういう行為のことなんだよね。本当の愛国じゃない。個人の思いを為政者の都合のいい言葉に変える。だから皆が同じようなスローガンを叫びだしたら気を付けた方がいい。

それにしてものぶはまるで政治家の視点だ。一方、蘭子は市井に生きる個人の視点で語って泣いている。いつの時代も立場の違いは生まれるのは仕方がない。でものぶは師範学校や黒井先生の雰囲気に流され、周囲に褒められることで軍国少女となっただけ。それで大切な誰かが死ぬかもという覚悟はなかった。だから豪の死で泣くべきではない立場なのに、実際その死を聞いても、お葬式でも泣かなかったのに、最後は母の言葉で蘭子と共に嗚咽した。思想なき主張だという見事な演出だ。

この後、確実にたかしたちも招集される。そんな中でのぶがどう変わっていくのかに注目だね。

蘭子を演じる河合さんが素晴らしかったので、主演女優として今田さんの演技も注目されます。

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89 | 2025-05-20 23:58:50

のぶのお見合いがお互いに結婚願望の無い者同士で、お父さんの話で和やかに終わった。
意外と相性良いんじゃないのと安心していたところに…とうとう来ちゃったか。

まだ日中戦争だし、一旦は戻ってくるんじゃないかと淡い期待を抱いていたのに。
釜じいの絞り出すような声で、心がぎゅーっと締め付けられるような気がした。

蘭子ちゃん、辛いな。

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88 | 2025-05-20 23:19:57

遅咲きのぶの初々しいお見合いに顔が綻ぶ展開を楽しんでいたのに、まさか同じ15分の中に天国と地獄があるとは思いませんでした。あと何日したら帰ってくると指折り数えて待っていた蘭子、じっと豪の帰りを待っていたかまじい。戦争はいい奴から死んでいくというヤムさんの言葉が思い出される。のぶが愛国心を持ったのは豪が入隊したからだろう。のぶが想うことで豪の後押しをしている気分だったのだろう。その豪がいなくなった、のぶの愛国心はどうなっていくのかとても気になる。

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87 | 2025-05-20 14:13:54

確かに終わらない戦争はない。でもどちらが勝つか、どれくらい戦死者が出て、どれくらいの被害があるかはわからない。なのに日本は根拠もなく勝つと思っていた。今の時代を「平和ボケ」していると言う人がいるけど、それならこの時代は「戦勝ボケ」していた。

豪の戦死が蘭子やのぶや他の人たちにどんな影響を与えるのかわからないけど、屋村とかを除けば、戦争がただの概念に過ぎなかったのが、リアルに自分たちのものであるという実感はあるはず。のぶはこれでも大好きな子どもたちに「お国のため」と言い続けるのだろうか。

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86 | 2025-05-19 23:19:40

崇にはそんな高価なバッグを買うくらいならお国のために献金をしなさいなんて言いながら、自分は嫁に行くと言うお国のための奉仕も放棄して先生でいたいというのは矛盾してないか?そういうところがのぶの悪いところだと思う。自分にはやりたいことがあって結婚を躊躇しているのに、人のやりたいことはお国のためにやめさせるってちょっと腑に落ちないなー。そんな人には誰もついてこないだろう。崇とは気持ちがすれ違ったまま。でも今は交われないと思う、頑張れ崇!

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85 | | 2025-05-19 16:14:21

20歳の壁か。実際のところ女学校の途中で縁談決まる人も多かったようだし、18歳には結婚が身近だったんじゃないだろうか。
のぶは結婚が嫌で上の学校へ行ったわけではないけれど、うさ子はそういう発言もしていたし。
卒業したら当然縁談の嵐、もしくはもう縁談がなくなっていく頃合いになっていたのでは。

ただ、国の発表があったように産めよ育てよと国策のように考えていたのだから、愛国の鑑とまで言われたのぶだから避けて通るわけにはいかないだろう。

きっと最後に出てきたご婦人がとんでもない条件の縁談を持ってくるのだろうけれど、さすがののぶも腹をくくるしかないかな。

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84 | 2025-05-19 14:04:22

完全に豪は戦死するフラグが立っているよね。それでのぶは「お国のために立派に」とか言って、蘭子と気まずくなる光景が繰り広げられそうだ。

ちょっと厳しいことを言えば、本当ならのぶはあれだけたかしに愛国を熱弁したわけで、ならば信念に基づいてさっさと立派な軍人さんと結婚し、子を生むべきでしょ。自分だけ例外なんてのは成り立たない。そういう教育を子どもたちにしている責任もあるわけだから、子どもたちを引き合いに逃げるのはおかしい。

人は自分事にならないとわからないことも多いとはいえ、思想はいずれ己の生活にも影響する。

いずれにせよのぶはこれから戦死する人や子どもたちへ施した教育など、多くのことと向き合うことになるのだろう。

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83 | 2025-05-19 14:04:13

完全に豪は戦死するフラグが立っているよね。それでのぶは「お国のために立派に」とか言って、蘭子と気まずくなる光景が繰り広げられそうだ。

ちょっと厳しいことを言えば、本当ならのぶはあれだけたかしに愛国を熱弁したわけで、ならば信念に基づいてさっさと立派な軍人さんと結婚し、子を生むべきでしょ。自分だけ例外なんてのは成り立たない。そういう教育を子どもたちにしている責任もあるわけだから、子どもたちを引き合いに逃げるのはおかしい。

人は自分事にならないとわからないことも多いとはいえ、思想はいずれ己の生活にも影響する。

いずれにせよのぶはこれから戦死する人や子どもたちへ施した教育など、多くのことと向き合うことになるのだろう。

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82 | | 2025-05-18 23:40:07

質素倹約こそが戦地で戦っている兵隊さんたちに報いる方法だと思っているのぶには真っ赤なハンドバックは受け入れがたかったでしょうね。これだけ愛国精神を持った教師だとこの先が思いやられる。自分が煽動してしまったことで後で病まないといいけど。あれだけ見合い話がきていると言っていたうさ子が結婚もせず黒井先生の後をついていくことになったのは驚いた。自分を律し生徒を育てることでお国の役に立とうとしている黒井先生もまたこの先どうなっていくのかとても気になる。

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81 | 2025-05-18 16:02:30

黒井先生は子ども出来なくて離縁された過去があったのか。
あの時代は、子どもが出来なくても、女の子ばかりでも、障害のある子が生まれても離縁される時代だった。
それが普通だったから、祖母も母の顔を知らないけれどなんとも思ってないようだったな。

黒井先生は離縁された悔しさというか、人並みでないとされたことを女子教育を厳しくやることで自分を保っていたんだな。
だから、のぶが愛国の鏡と呼ばれたことも内では嬉しかっただろうし誇りに思っただろう。

嵩からの手紙を見て、のぶの話を聞いて弱いと言った。
でも今回はあまりトゲを感じなかったな。
受験の日に滑り込んだ校門で「朝田さん」とさん付けでエールを送る。
もう一人前として認めてくれたんだなと嬉しくなった。

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80 | | 2025-05-16 13:51:07

脚本としては黒井先生の背景も少し描いておこうという意図なんだろうけど、結果としてのぶの想像力不足と考えの足りなさが感じられてしまいます。もう少し違うやり方はなかったのかな。

自分にも父親が早逝した苦しみがあるように、誰にだって話したくない、あるいは話しづらいことはある。しかも黒井のように生真面目な性格ならば、学生にあのシチュエーションで尋ねられたら答えないわけにもいかない。あんなことを口にさせちゃダメでしょ。あの時代に独身で女子師範の教師になっている人なんて、何かあるケースが多いに決まっているのだから。

出身校の教員になったのぶだけど、愛国というより軍国教育を子どもたちに刷り込むのでしょうか。

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79 | 2025-05-15 22:43:02

のぶの愛国心は大したものだしあの時代に迎合していたと思う。だけど崇からのプレゼントを受け取らなかったのは崇の心を受け取らなかったってことだからそれはのぶにも反省するところがあると思う。崇の方が男なんだし徴兵される恐れがあることも視野には入っているだろうからのぶに言われなくても良かったよね。蘭子の初恋はまさかののらくろオチとは!健ちゃんが天然すぎてこの時代には癒しでしかないわ。いつか千尋も崇も健ちゃんも戦場に行くのだろうか‥。

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78 | 2025-05-15 18:06:16

よく想像力が足りないって言うけど、もしもたかしが「のぶのいう通りだから、学校をやめて兵隊になる」とか決断して、そのまま戦死でもしたら、のぶは自分のことを許せるのだろうか。

結果としてそんなことはなかったのはわかっているけど、可能性のひとつとしてあったと思う。よく「やって後悔しろ」と言う人がいるけど、それで取り返しがつかないこともある。軽率と行動力は裏腹だ。

メイコのあれが告白と言えるかどうかは別として、彼女は精一杯気持ちを伝えようとした。蘭子は豪と心を通じ合わせた。それに比べると一番大人なはずののぶの行動が一番幼い。

のぶは先生になったら、たかしに言ったのと同じ調子で、男の子には「立派な兵隊さんになってお国のために戦う大人になりなさい」と教えるのだろうか。戦争が終わったらその口で「戦争はダメ。平和が一番」と言うのだろうか。私は個人的に戦前戦後とまたいで教師だった人は信用しない。

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77 | 2025-05-15 17:26:40

のぶに受け取ってもらえなかったからって千尋に上げるのはさすがに違うと思うのだけれど。
好きな人が出来たらとか、本当に嵩も鈍感すぎる。

ケンちゃんもメイコの想い人が自分だってわかってないよね。
それでも伝えたと思えるのが大事かな。

今日も寛先生のお言葉が心に染みる。

自分の信じた道をゆく。
意外と難しいんだよね。
でも寛先生のような人が身近にいれば、自分の選択も間違っていなかったと思える。

嵩にひどいことを言ってしまって喧嘩別れしても、今は違う道を進んでいて平行線に見えても、いつか立ち止まって交わることもある。

本当にいろいろと自分の人生まで振り返りたくなるような言葉だ。

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76 | 2025-05-15 00:21:44

あけすけな話をしてしまうとあれだけ軍国少女だと持ち上げられたのに真っ赤なハンドバックなんて持って歩けないって話よね。まぁのぶには豪という家族が戦場にいるんだしもっと純粋な気持ちだと思うけど、いい気になってる部分もあったし過剰反応してしまったのでしょう。このすれ違いはどちらもその時代にはあって然るべき意見なんだと思う。コロナ禍でも過剰に反応した人はいるしどの時代にもいる。崇だっていつまで呑気でいられるか分からない。まだそれだけ平和だということかもしれない。

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75 | 2025-05-14 19:11:57

弱々しく見えるけれど、実は嵩の方が自分を曲げない強さを持っていてとても頑固。
強そうに見えるけれど千尋は周りの顔色を見て合わせる器用さと、自分を曲げてしまう弱さがあって。
寛先生はそれが少し心配でもあるんだろうな。

時代が時代だから、あんな真っ赤なカバンは都会でないと浮いてしまうし、たとえ都会でも誰でもが持てるようには思えない。
嵩にとって自由の象徴のようなカバンなのかもしれないけれど、たしかにきれいではあるけれど中身は…ということなのだろう。

今のところ周りの犠牲の上での自由。
思わず息をのむほど美しくても自分の手元に置いておくべきものではないとのぶは感じた。
どちらが間違っているとかそう言うことではなくて、時代がそうさせたということだと思う。

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74 | 2025-05-14 14:22:08

のぶは「はちきん」というより「脳筋」だね。ヒロインとしてはちょっと残念。
ウブとか、鈍いというより、人や周りをちゃんと見ていない。そして自分の頭で考えていない。
プレゼントは物にこめた思いが大事。たとえ受け取らないのだとしても、それなりに気持ちに対しては感謝すべき。人として、そして教師になる人間として、赤点だね。

そもそも欲しがらないのが美徳みたいなのは、物資がないのに無謀な戦争をしかけたことを日本的美徳にすり替えたスローガン。戦争が良いとか悪いとか言う以前に、国の政策として最初から破綻している。

戦場の兵隊さんたちはそんな政治家のためでなく、故郷にいる大切な人が幸せに暮らせるよう戦っていたわけで、自分たちを口実に、大切な人たちがいがみ合うためじゃないのにね。

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73 | 匿名希望 | 2025-05-14 14:12:53

ずっとのぶが好きだった千尋は切ないですね
パン食い競争で助け、ラジオを譲ったのも、のぶをずっと見続けてきたから出来たのですね

浜辺での、めい子の歌は素敵でした

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72 | 2025-05-14 09:39:26

のぶは女学校で軍国主義思想に洗脳されてしまった、愛国精神ってなんだろう?国のためにと思うなら戦争をしない未来を考えるべき、それができないこの時代は嫌な時代だ

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71 | 2025-05-13 14:07:10

おや、メイコちゃんも春ですかねえ。当時の多くの家ではまだ家同士の結婚で、見合いという名の親が決めた結婚が多かった。朝田家も柳井家も恋愛結婚OKって感じだけど、自由民権運動が盛んだった高知県だからというのを意識しているのかな。

島崎藤村の「椰子の実」ですか。豪が出征した話もあったし、遠く故郷を思う詩だけに、この後に彼らもいずれ出征することを暗示しているのでしょう。そしてやなせさんの弟は・・・。

まあそれはもう少し先の話だし、今は彼ら彼女らの青春を見守りましょう。

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70 | 2025-05-12 23:02:57

嵩はのぶのためにプレゼントを用意しているんだな。
あまり空気を読まないケンちゃんがちょっと引っ掻き回している感はあるけれど、のぶと仲直りできるのだろうか。

すでに愛国の鏡として持ち上げられてしまっているのぶと、まだ自由を満喫している嵩では分かり合えないというか水と油というか。
2人とも純粋であるからこそ見ていて悲しい。

お節介で2人を合わせたところで、やはり喧嘩別れをしてしまいそうで。
時代のせいとは言え切ないな。

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69 | 2025-05-12 13:40:44

個人的にはのぶのように軍国少女なっちゃうと、百年の恋も冷めちゃうかもな。
戦争に加担しているからとかいうことじゃなく、ポピュリズムにあっさり流され、思考停止になってしまう人は苦手だから。

当時は軍以上に、民間が戦争に前向きだったからね。東京帝大の教授陣とか朝日新聞とか、いわゆるオピニオンリーダーたちが「開戦やむなし」というより、積極的に「開戦すべし」という論調だった。民主国家でなくとも民意というのは影響力がある。その意味で太平洋戦争の責任は軍部だけでなく、国民のポピュリズムにもあった。

結果論もあるから、その責任をうんぬんというつもりはないけど、なんでもかんでもすべて軍部のせいにするのは違うと思うので、この時代の「普通」の一般人の姿を描くことは大事だよね。

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68 | | 2025-05-11 23:35:41

崇とのぶの違いは身内同然の豪ちゃんを兵隊に取られた経験があるってだけだと思う。そりゃ崇は東京で浮かれていることは確かだけど、今見ている世界があまりにも違うから思いがすれ違うのは仕方のないこと。のぶは豪ちゃんを思ってその思いが余って世の中の兵隊さんへの慰問袋になったんでしょ。その思いが全国民の鑑のように持ち上げられちゃったからこれからが大変なんじゃない?うさ子ちゃんの複雑そうな顔も見てないし来週あたり痛い目を見そうだ。

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67 | | 2025-05-11 19:48:22

身近な人が戦争へ行くことによって、のぶにとって戦争が近しいものになったのだろう。

日常が戦争のことでがんじがらめになっていって、お互いに見張るようなことになっていくのって、実は上から押し付けられたものではなくて自然発生的に女性たちから生まれていったものだと聞いたことがある。
のぶの慰問袋も、嵩への怒りもそのことを思いさせるものだった。

嵩の言う自由がどういうものなのか、のぶは知らない。
だからこそ、電話から聞こえてくる能天気な声たちに思わずといったところだろう。

愛国の鏡と言われて持ち上げられて、周りから祭り上げられることでどんどん行き先が狭められていく。
狭い世界にいることで疑問を持つことも難しくなるし、疑問を持っていたことすら忘れてしまうだろう。

決めたら突っ走るのぶだけに、うさ子との間にも壁ができそうだし、これから先どうなっていくのだろうと思うと少し心配だ。

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66 | 2025-05-09 14:05:34

軍隊ということは置いておいて、社会への奉仕者に対する感謝というのは、決して悪いことではありません。ですが、だからといってたかしの生活を非難するのは大きな間違いです。

それはたとえば大きな災害があって、そこで活動する人に感動するあまり、遠くでただ日常を過ごしている人たちを非難するのと同じです。更にそうできる世の中の方が平和で、幸福だということも理解しないといけない。

のぶなりに、狭い世界の中でいろいろ思うことがあったのはわかるけど、今見ている自分の世界がこの世界のすべてではないことを知ることこそ、大事なんだと思います。

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65 | 2025-05-09 00:21:30

戦争に行くことを誉だとし、めでたいと祝う。どこまでが本音でどこまでが建前だったのか。飲んで浮かれたおじさん達にほんとのところを聞いてみたい。今の時代に生まれ育った私たちには全部は理解できない感情がある。そんな中で豪ちゃんが、お国のためにの後にみんなのためにと言ったことで少しだけ腑に落ちた。この先苦しい場面ではいつも朝田家のことを思い出すのだろう。蘭子との約束が守られますように。でも戦争が終わるのはまだまだ先なんだよなー。

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64 | 2025-05-08 17:44:13

蘭子と豪、結ばれるのは良かったけど、これは戦死のフラグとしか思えないよね。そしてたった一夜の逢瀬で二人の子どもができるとか、ありそう。

江戸末期の庶民なら屋村の気持ちが普通の感覚だったと思う。それが名目だけの四民平等で百年もたたずに「お国のため」なんて口にするようになる。怖いね。

それにしても蘭子を演じる河合優実さんの芝居が素晴らしい。憂い、愛情、悲しみ、喜びなど、複雑に入り乱れた様々な感情が伝わってくるし、控えめな中に色気もある。彼女の芝居だけでも見る価値があると思います。

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63 | 2025-05-07 14:22:04

屋村に限らず、この時代の男性は日露戦争、日清戦争、太平洋戦争のいずれか、あるいは複数の戦争で徴兵されている人が多いだろう。私の祖父も2度徴兵されている。

戦場での出来事で心を病む人もいたし、もしかしたら屋村も戦争がらみで放浪の旅にでるようになったのかもしれない。もちろん東京のパン屋で何かあったのかもしれないけどね。

蘭子と豪の思いを叶えたいと言っても、それが良い思い出になるか、逆になるか、戦争次第というところもある。

戦争はいろいろな普通を奪うし、当たり前の希望を持たせてはくれない。それを痛感する。

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62 | 2025-05-06 13:24:23

座間先生の軍人に屈しない自由さと反骨心が最高だね。自由を守るにはこういう反骨心が必要なんだろうと思います。たかしは良い先生にめぐり逢いました。のぶとは逆ですね。時代背景もあるし、黒井先生が駄目と言うつもりはないけど、教育者としての結果責任はあると思う。

そして豪のもとに赤紙が来ました。盧溝橋事件ということは、太平洋戦争に突入するポイント・オブ・ノーリターンのところにきているわけで、ここからは戦死という結果もあり得る。蘭子の気持ちを考えると無事であってほしいけど、こればっかりはね。

何にせよホントに嫌な時代だ。でも今だってロシアのウクライナ侵攻で、デンマークとかは女性も含めて徴兵され、軍事訓練を受けている現実がある。海が間にあってもロシアは日本の隣国だし、日本人も他人事とは言えない時代になっている。

そんな嫌な時代だからこそ、こういう時代を描き、伝えることは大事だね。

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61 | 匿名希望 | 2025-05-06 11:15:17

やっと朝ドラらしいドラマが始まったと思ったのに、朝からガチャガチャした全くドラマに合ってない曲を聞かされるのがしんどい

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60 | 2025-05-05 21:26:41

寄宿舎でガッチガチの生活を送るのぶに銀座においでよ〜はないわ笑。ハイカラな制服を着て外で学んでこい!なんて言われて羽を伸ばしている崇には想像できないんだろうな。新しい生活がどれだけ刺激に溢れていて楽しいか伝わってきて良かったなとは思うけどのぶにはしんどいよね。うさ子ちゃんがどんな先輩になるのかドキドキしたけど、そこまで変わってなくて一安心。お国のためにが普通の枕詞だった時代、これからもっともっと黒井先生みたいな人が増えると思うと気が重いわ。

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59 | 2025-05-05 13:57:03

たかしの方はいろいろなあるあるですね。

学生が学校の近くの友だちのところに集まるのは、いつの時代も変わらないことだし、都会の女性がみんなきれいに見えるのもホントあるよね。

でものぶというか、今田美桜さんが圧倒的にきれいだから説得力は弱かったけど。

師範学校はやはり気持ちが悪い。たかしの言う自由とは対極にある。まあ芸術はいつの時代も自由な精神を求めるということかな。

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58 | | 2025-05-02 21:32:13

蘭子の縁談や崇の受験など子供たちが大きくなっていろんな試練や岐路に立つ時が来た。ぶつかって涙したり青春っていいな。岩男がズルしたのは良くないしそういうところが嫌って言うのはいいけど、食パンの角にって話まではしなくても良かったかなと思った。豪ちゃんと蘭子が結婚する未来が来たらいいな。心配なのはうさ子ちゃんだよね。辛いところで生きていくにはそこに順応する方が楽と知らぬ間にそちら側に行ってしまったかのよう。いつか前のうさ子ちゃんに戻ってほしいな。

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57 | | 2025-05-02 21:13:41

やっぱり中園ミホには大河や朝ドラは荷が重い。
花子とアンや西郷どんがいまいちだったので危惧していたが。
歴史に無知だとトンチンカンな物語しか書けない。
また自虐史観で日本国民の洗脳が始まるのかとウンザリする。
戦後教育を受けた者でまともな歴史を描ける脚本家は殆どいない。
ドラマとして面白いのならまだ許せるがお世辞にも・・・
中園ミホにはお仕事ドラマか恋愛ドラマがお似合いだ。

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56 | 2025-05-02 15:25:04

とりあえずたかしは合格してよかった。

のぶの方だけど、こういう師範学校の教育はやはり異様だし、「お国のため」と言って、何人戦場に送り込んだんだろうと思ってしまう。

そんな教師も戦後はパージにならず、同じ口で「平和」を語るようになるんだからね。罪深いなと思う。

戦争自体はウクライナみたいに、嫌でも攻め込まれるケースもあるから簡単に否定はできないけど、「お国のために」自分を捨てる教育はおかしい。そもそも国は国民がいないと成り立たないんだから。

のぶには流されず、感化されず、首をかしげ続けてほしいんだけど、難しい時代だからね。

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55 | 2025-05-02 10:39:09

今朝は(も?)寛おじさんの優しさが心に染みた。
落ちたと勘違いして言っている言葉も、何度でも合格を確認したい嵩を見守る姿も、お祝いが両親との思い出の品であったとしても、全て受け止めてあげられる度量の深さが見ていてホッとするし憧れる。
「絶望の隣は希望」という言葉も、寛おじさんのあたたかい口調で聞くと信じられるような気がする。
そして電話を受けた千代子おばさんの様子も心があたたかくなる。

女子師範の描写がどんどん辛いことへまっしぐらな様子が見ていて心が苦しくなるだけに、寛おじさんのシーンは救いだ。

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54 | 2025-05-01 22:58:00

「食パンの角で」のセリフはここで効果を発揮するのか。
たしかにズルをするような人はちょっと嫌だなとは思う。
ただ、豪ちゃんが自分のことを気にかけてないと思い込んで誰でも良いから条件の良い人となる蘭子の気持ちも少し分かるかな。

前畑が勝って、みんながラジオに夢中になっていて平和そうに見えるけれど、師範学校の生徒の行動から戦争に突き進んでいる国の政策に巻き込まれて行っているのがわかる。
のぶの不思議そうな表情は何を意味するのか。

そして嵩の受験。京都は落ちて、より倍率の高い東京にかける。
ふり幅の強い嵩の運が良い方へ振れるように祈る千尋がよいなあ。

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53 | 2025-05-01 16:00:37

蘭子本人は好きな相手が自分に関心がないと思っているようだけど、まだちゃんと相手の気持ちを聞いてないからね。お互いに時代もあるし、立場もある。でも時間が解決しそうな気もする。

のぶの方は師範学校の雰囲気に違和感を持ちはじめたのかな?それとも自分のあり様について、何か思ったのだろうか。

いずれにしてもこういう雰囲気は、まもなくやってくる嫌な時代の嫌な空気が漂ってきますね。

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52 | 2025-04-30 21:50:40

不妊は女性のせいだと考えられていて子供ができないと離縁されることだってあった時代、千代子さんは気苦労も多かっただろう。寛さんの言葉で心がほぐれていくのを感じ、良かったなと思う。一方蘭子は豪ちゃんの言葉に心を固くしてしまう。言葉って大事だなとすごく思う。思慮深い性格の豪ちゃんだから身の程を弁えての発言だろう。蘭子にまだ早まるな!と言いたい。そして誰よりも早まってしまった岩男笑。蘭子の顔を見れば自分に脈がないことが分かるだろうに‥。

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51 | 2025-04-30 14:05:53

一方では「国のため」、もう一方では「家族のため」。もう昭和の時代だけど、戦前は女性の自由なんて本当になかったんだなと、改めて思います。

まあ師範学校の方は時代背景もあるし仕方ないと思うけど、蘭子の方は母親がああ言うのだし、もっと自分のことを考えてもいいよね。もちろんいつの時代もお金持ちの方が結果的にいろいろ楽だったりするけど。

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50 | 2025-04-30 12:39:17

あの時代、千代子さんはどんなに肩身が狭かっただろう。
子どもは産めない、養子も医院の跡を継がない。
義両親だけでなく、親戚や近所、地域からの圧力たるやすさまじかっただろう。
離縁されてても不思議じゃない立場だ。
それでも一緒にいた寛はやはり当時としては珍しいと思うし、それだけに今までの言動がしっくりくる。

今まで羽多子さんの強さがどこから来るのかと疑問だったけれど、結太郎さんの残した手紙の数々だったか。
思わず亡き祖父の残したラブレターの束を思い出した。

のぶの学校での様子を見ていると戦争の足音がひたひたと迫っているのを感じる。
先生に煽られて発奮したのぶたちはきっと頑張るのだろう。

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49 | 2025-04-29 19:08:24

寛先生の言葉は今の時代にも通じるものがあっていろいろ考えさせられる。
現実と折り合いをつけるというのは夢を追いかけている人には心当たりがあるだろうし、「かもしれないに人生をかけられるか」という言葉にはハッとさせられる。
それでも自分で決めた道なら踏ん張って前に進めるだろう。

蘭子の言葉からも志は人それぞれなのだと思わされる。
先頭を走りたい人も、支えたい人も尊重される朝田家は理想だと思う。

このうちに生まれてきてよかったというのぶの言葉は、外に出て初めて実感できたからこその言葉なんだろう。

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48 | 2025-04-29 15:05:38

もう師範学校は休みに入ってしまったの?

まあたかしの決意をのぶに伝えるシーンが欲しかったんだろうけどね。もう少し学校生活を描いてからでもよかったんじゃないかな。

それにしても、かつての日本はとにかく厳しくすることが正しいみたいなのがあった。こういうのを見ると、何が正しいかなんて、時代でころころ変わるのを痛感します。

また少し前には平塚らいてうとかがいたわけで、必ずしも歴史はひとつの方向にだけ流れているのではないというのも感じます。

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47 | 2025-04-29 00:36:39

昔は上下関係が厳しかったからこの寮生活も想像に難くない。たった一年早く入っただけで何が偉いんだとも思うけど、そこにはそこのルールがあるからしかたない。教師になるための学校は官費だと言う。これが結果国に逆らうことができずに戦争へ突き進む時代の一端を担ってしまうことになるのだろう。その先を知っているだけになんとも言えない気持ちになる。そして共亜事件で虎と翼の世界と繋がる!!これは朝ドラファンにはたまらない演出。いつかどこかで虎翼キャストと出会ってほしいな。

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46 | | 2025-04-28 21:09:05

のぶの進学した学校はさすがに規律が厳しい。
目上の人に対しては絶対服従だし、今では考えられないような理不尽ささえ感じる。
でも、これが普通だった。
のぶのお父さんみたいな考えは珍しかったから、やはり寄宿舎生活はしんどいだろうな。

嵩は千尋に乗せられて絵を描いて生きていきたいという本心にたどり着いた。
千尋は本心を聞き出すように寛先生に頼まれたかな。
寛先生はどういう返事でも受け入れる心が元からあったようだけれど、千代子さんはかなり動揺していたな。
こればっかりは理屈じゃないし、受け入れるまで時間がかかるかな。

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45 | 2025-04-28 14:03:41

「虎に翼」でも取り上げられていた「共亜事件」の話が出てきました。ということは1934年で昭和9年ということですね。日本は日清戦争、日露戦争に勝利し、「一等国」へとまい進して右傾化しつつあった時代だけど、少なくとも司法にはかつての児島惟謙のような気骨ある雰囲気が残っていたのかな。千尋の志はまさに「虎に翼」と重なるところがあるのかもしれません。

この時代、まだ女性には参政権さえなく、女子師範学校が教えることは、児童教育というより、女子は良き妻として夫を支え、良き母として子どもを育てること。あんなトイレごとき、ひとりでできないようなくだらないヒエラルキーで良き妻も良き母も良き先生も生まれるとは思わないけど、そういう時代だったわけだ。

結果からすれば、それでものぶは自分を変えないで、そしてたかしは絵の道へと突き進むのでしょうね。二人ともある意味で強かったし、運も良かったんだなと思います。

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44 | | 2025-04-27 14:42:15

まあね、明るくあんぱん持ってきたのぶに当たりたくなっちゃったんだろうね。でも受験票を届けてもらったお礼もなしにあれはないよ。それなしてもおじさんの寛さんって裏ではちょいちょい良いこと言うのにああいう肝心な時に何にも言わないよね。自主性を尊重してとか言うんだろうけど、家長としてもう少し何かあっても良いと思うけどな。登美子さんは出て行った。崇の喪失感は大きいだろう。今度は老後の面倒を見ろとか言ってこないでほしいね。

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43 | 2025-04-27 13:16:44

さすがに登美子さんは出ていくしかないか。
兄嫁で、2人の実の母だからといって、千尋にあそこまで言われたらね。

でも嵩はまだ母のために1年頑張ろうと思っていたというのがいじらしい。
母一人笑顔にできなかったと言っていたけれど、他人以上に難しいと思う。
母ではなくて別の誰かを笑顔にできたらいいんじゃないかなと思うのだけれど、頭でわかっていてもなかなか吹っ切れないのが血だもんね。

いよいよ来週からのぶは寄宿舎生活かな。
先生の雰囲気といい、「花子とアン」を思い出してしまった。

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42 | 2025-04-25 14:09:44

自分の息子に期待するのは構わない。でもそれがうまくいかないからといって、他人のせいにするのは母親として以上に、大人としてだめ。それでも反論せず、母親を気遣うのは優しさと言えるのだろうか?たかしにそう問いたくなる。母親がいなかった時にお前を支えてくれたのは誰なのか、よく考えないと。

登美子が出ていくのは正解。何を急いでいるのかわからないけど、浪人する一年も待てないなんて、何か事情があったとしても、首を傾げる。それは子どもの成長を待つ気がないということだから。

困った母親だけど、きっとこれからもたかしとのぶの前に現れ、いろいろ惑わしたり、問題を起こすのだろうね。

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