※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.1 /5.0(81.2%) | 286位 /1163件中 |
キャスト 4.4 /5.0(87.8%) | 257位 /1163件中 |
演出 4.1 /5.0(82%) | 232位 /1162件中 |
音楽 4.0 /5.0(80.6%) | 193位 /1163件中 |
感動 4.1 /5.0(82%) | 92位 /1158件中 |
笑い 3.5 /5.0(70.4%) | 242位 /1158件中 |
スリル・興奮 4.0 /5.0(79.4%) | 193位 /1155件中 |
脚本・ストーリー 4.1 /5.0(81.2%) | 286位 /1163件中 |
キャスト 4.4 /5.0(87.8%) | 257位 /1163件中 |
演出 4.1 /5.0(82%) | 232位 /1162件中 |
音楽 4.0 /5.0(80.6%) | 193位 /1163件中 |
感動 4.1 /5.0(82%) | 92位 /1158件中 |
笑い 3.5 /5.0(70.4%) | 242位 /1158件中 |
スリル・興奮 4.0 /5.0(79.4%) | 193位 /1155件中 |
日曜日 | べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 |
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月~金 | あんぱん |
それならお母さんを呼んでくれば!という子供らしい発想で崇は高知まで歩いて行ってしまった。のぶは反省しきりだけど、それを誰も責めないのがいいよねー。だって悪いのは登美子だから。崇の母親を思う気持ちは誰にも止められないし、のぶにだって悪気はないのだから。それを大人たちが理解しているのが気持ちよかった。登美子は手紙に住所を書けば崇だって会いに来れるって分からなかったのかね。中途半端な優しさは酷。崇の気持ちを弄ばないでほしい。
登美子にも彼女なりの理由や言い分があるのだろうとは思います。だけどたかしに対する言動はほめられたものではないし、それは必ず自分に跳ね返ってくる気がします。
幼い頃の心の傷は後で大人たちの理由を知り、たとえ納得としたとしても、一度生まれた距離感や疎外感は決して埋まりはしない。いつか和解の日が来たとしても、遡って幼い頃の傷が癒えるわけでもない。いずれ登美子はそれがどれだけ悲しいことかを知るべきだと思います。
そしていよいよ今田美桜さんの登場です。どんな芝居を見せてくれるか楽しみです。
登美子の現在は嵩にとって信じたくないものだっただろうな。
でも後添えになるって大体は子どもの面倒をみるためだったりするから、新しい場所でお母さんをすることになる。
お母さんに親戚の子だと誤魔化されることも、目の前で知らない子どもに自分の母親をお母さんと呼ばれることも大人たちには暗黙のルールだけれど嵩にとってはこの世の終わりくらいの衝撃だっただろうな。
嵩を信じて待っている寛先生も、のぶと羽多子が帰りに通るであろう道であんぱんを持って待っているのもどちらも優しさ。
あんぱんを食べて少し心の中が整理がついて、覚悟を決めて周りに頭を下げる嵩の素直さや強さがいじらしい。
いよいよ子役さんたちも今日で退場。
とても素晴らしかったから少し寂しいな。
ヤムさんは朝田家の気持ちを汲み取って、出世払いで道具を用意してくれた。
あんなぶっきらぼうだけれど、根っこは優しい人だなと思う。
でも1回目は物珍しくて売れるけれど、2度目は高くて売れない。
よほど生活に余裕がある人しか食べられない贅沢品だということだ。
そういえば、私が子どもの頃でもまだあんぱんは特別だった。
タカシはチヒロのためにお母さんを探しに街中まで行った。
傷つけないために内緒にしていたことが、余計に彼を傷つけることになりそうな気がする。
だからと言って、母が自分を置いて再婚することを傷つかずに伝える方法なんてないだろうし。
でも傷つくとこ見たくないな。
ふしあわせというサブタイトルに囚われすぎていて毎日びくびくしてしまうが、今日もなんとか平和だった。まぁタカシがいなくなって柳井家は大騒ぎだけど、無事に高知のお母さんのところまで着いたみたいだしじきに見つかるしね。あんぱんの方はまぁパンを主食にするうちは柳井さんちくらいだろうからおやつにしては高いと敬遠されるだろう。ヤムおじさんとハタコさんってもうアンパンマンに近づいているではないか!笑。かまじいがジブリに行く日も近いかな?笑。
なんとかパン窯は作れても、問題はこれから。石窯だから温度調整が難しいし、いろいろと技術が必要になるものね。
そして価格も問題だ。屋村は10銭とっていたし、羽多子は2銭で売ってしまった。初回価格としても、2銭じゃあ利益は出ないんじゃないかな。屋村だってタダ働きってわけにはいかないだろうし。
家計を助けるためだからね。5銭でもきついんじゃないかな。たとえ釜次の怪我が治っても、いつまでも頼れない。日銭の商売はやりやすいけど、さて上手くいくのかどうか。
あんぱんはちゃんと人々の営みがあって泣き笑いがあって好きです。寛の人は何のために生まれて〜とか言ったセリフもその後のアンパンマンに活きてくるのだろうと思うと感慨深い。ただアンパンマン愛が強すぎるのかヤムおじさんだったりお母さんの名前が羽多子さんだったりとちょっと寄せすぎなのが気になる。そしてオープニングもすごく気になる。今田さんの衣装が素肌にエプロンに見えるし曲もわかりにくい。そこはアンパンマンのような素直さがあっても良かったと思う。
あんぱんを売るのか。
でも屋村は10銭の値を付けていたし、調べてみると当時の10銭は蕎麦とかカレーライスが食べられる値段。高級品とはいえないけど、大人の外食一杯分と考えれば、ちょっと高いかな。いくら美味しいとはいえ、もう少し都会ならともかく、田舎ではそんなにたくさん売れるとは思えないけど。
いずれにしてもあんぱんが重要なアイコンとして、やなせさんの中に印象づけられるのは間違いないのだろうし、大失敗とはならないのだろうとは思うけど。
やはり釜爺がケガしちゃったか~
働き手が二人ともいなくなって、そりゃ生活苦しくなるのは当たり前なんだけれど、のぶのやせ我慢とか長く続けられるものじゃないからね。
タカシに弁当分けてもらうのだって毎日という訳にはいかないし。
ヤムおいちゃんにあんぱんを焼いてもらって、朝田家で売るという発想は子どもにしては上出来。
取り分とかは付随することは大人の出番だ。
頑固者の釜爺を説得できるかということと、ヤムおいちゃんがいつまでいてくれるかということが気になるところだけれど、高い汽車賃を払っておきながら乗るのを見送ったヤムおいちゃんは、やっぱり根っこはいい人だね。
底抜けに優しい人より信頼できる気がする。
今と違って年金制度がある訳じゃないから、お父さんが亡くなったということは生活が苦しくなることに直結する。
どれだけ悲しくても泣いてばかりはいられないし、お母さんが内職もらいに行くのは当然の行動だ。
子どもたちの内、一番下の子だけがわからないのも、手伝いするつもりが足引っ張るのも仕方ないこと。
昔は今と違って安全対策なんてものも二の次三の次だったし、家庭内ならなおさら。
小さな子がふらふらと作業場に迷い込んでしまうのもあっただろう。
石が倒れてくる場面で終わったけれど、だれかケガするのだろうか。
石はかなり重いからとても心配だ。
いつもと違う雰囲気の中、みんな一生懸命なんだけれどどこか違っているのは仕方ないことなんだけれど、不幸が重なるのはやめて欲しいな。
誰か近しい人を亡くすと思うことがある。亡くなった人はもう食べることができないのに、自分は食べるのかと。亡くなった人が歩めなかった1日がまた始まり、食べることでまた一歩離れてしまう気がして食べられなくなるのだ。くらに近い感情だ。墓石に息子の名を彫る父。現実を受け入れられず涙一つ出ない子供。誰にも一度や二度あったであろう別れを登場人物の誰かに当てはめることかできる今回は胸が潰れる思いがした。そんな家族があんぱんで笑顔になる。いっせいのせ!で家族が前に踏み出す瞬間、悲しいけれど輝いて見えた。
「誰もが一人で生まれて一人で死ぬ」とか「生きているからこそ悲しかったり苦しかったりする」という普遍のセリフが自然と周りの大人たちからするりと出てくるのが良い。
それだけでなくて、「生きているからこそいつかは笑える」という希望がさりげなくついている。
現実世界では必ずしも大人たちが子どもの味方だとは限らないのだけれど、せめてドラマの中だけはこういう人たちが居てくれるからホッとできる。
タカシの絵を見て、ちゃんと泣くことができたのぶ。
そしてヤムおじさんのアンパンを食べて笑顔も出た。
大人たちも泣いて笑った。
美味しいものって心を素直にさせるし解放するんだよね。
あんぱん食べたいな。
突然死って、たとえその人のご遺体を見ても、なかなかいなくなった実感がわかないものです。自分の父親も突然死だったけど、やはりお葬式の日に涙はまったく出てこなかったし、実感がなかった。でもある日突然、ちょっとした出来事で急に泣けてくる。本当にのぶと同じ感じでした。
なるほどこの経験がアンパンマンと繋がるんですね。顔をちぎって食べさせるってショッキングなヒーローだなと思っていたけれど、美味しいものを食べれば笑顔になるという信念がやなせさんには生まれ、それは奥さんへの思いやりとも繋がっていたんですね。
のぶの父親ってこんなに早く亡くなるのですね。加瀬さんの登場は随分と短い・・・。まあ回想でたびたび登場はするんだろうけど。最近の朝ドラはナレ死みたいなのが多いね。
子どもだから意識はしてなかったにせよ、のぶはたかしに対してどこか憐れむような面があったと思うんだけど、これで似たような立場になり、より近しさが増していくのですかね。少なくとも意図せず、たかしは守られるだけの存在ではなくなるのかもしれません。
何にしても昔のガキ大将っていうのは、本当にしょうもない。
あの時代女で一つで子供を育てるのは大変だったと思う。加えてあの美貌ならいいとこに嫁いで養ってもらう方がいい、そんな時代だったんだと思う。それにしても切ないね。柳瀬さん自身もお母さんとの別れで真っ白な日傘を差して去っていく姿を覚えていると言う。子供心は案外鋭い、これが最後かもしれないって思ったんだろうね。最後におばが優しい言葉をかけてくれたことが救いだ。小さな少年のもっと小さくなった背中がかわいそうだった。
やなせさんと奥さんって、こんな小さな頃にすでに出会っていたんですね。幼なじみと言うには、ここまでの生活環境が違い過ぎるけど、でもお互いのことを本当によく知った仲だったのは間違いない。
そしてやなせさんの家庭環境はなかなか複雑だ。母親の登美子は少なくとも当時の常識に縛られるタイプではなく、寡婦だろうと子どもがいようと、我が道を行く感じみたいだし、ひとり取り残されたやなせさんはいくら寛や千代子さんが良い人でも、心細かったことだろう。
それが後の「アンパンマン」のしなやかな強さや、憎み切れないバイキンマンなどの姿に反映しているのかもしれませんね。
久しぶりに子役始まりの王道の朝ドラの雰囲気。
オープニングがちょっと現代っぽく無機質に感じるのだけれど、よく見ると描かれているものは古い家だったりで意図的なんだろうね。
これから意図が見えてくるのを楽しみに待っていよう。
タカシは複雑な家庭で育ったんだな。
落ち着ける場所は絵の中だけなのかも。
ちょっとガサツでエネルギー有り余ってそうなノブはタカシと正反対に見える。
でも心の中は優しいから、これから良いコンビになりそう。
タカシのお母さんはいわゆるモガなのかな。
田舎では相当浮いてそうだし、好き勝手な噂話のネタにされていそう。
でも再婚がすぐに決まるあたり良家ではあるんだろうね。
2人の子どもを次々と手放すってどんな気持ちだろう。
情のない人には見えないから辛そうだ。
時代はここから恐慌へ向かっていく。
女性一人だとやはり不安な時代だろうから仕方ないのかな。