珈琲いかがでしょう

青山のいい意味でマイペースで、人に流されないスタンスを持っているところが、中村倫也さんの柔和な表情とイケボがすごくマッチしていると思います。コーヒーを入れる手つきも本物のバリスタのように鮮やかなので、実際に味わってみたくなります。

こんな移動珈琲店の店主がいたら、みんなほっとかないですよね。愚痴の話し相手になってくれたり、ちょっとした息抜きに連れ出してくれたり！8種類の珈琲、全部順番に制覇したいし、それについて語ってもらいたい。でもたこ珈琲、ふっと来なくなっちゃったら寂しすぎるなぁ。

中村倫也さんといえば、原作者コナリミサトさんのマンガ「凪のお暇」での演技がすごく光っていたので、今回もおんなじ原作者の作品なのでこのドラマのキャスティングが決まった時から期待していました。
やっぱりステキですね。主人公・青山一の、あのほんわかした雰囲気とどこかミステリアスな空気感。もうバッチリですね！
作者、この人をイメージしながら描いてね？と思わずにはいられません。

漫画の青山さんのイメージ通りで感動しました。
青山さんの普段のふんわりとしたイメージと、中村倫也さんの雰囲気や落ち着いた声のトーンが役にぴったりです。落ち着いた雰囲気の演技がとても上手で、実写でも違和感なく楽しめます。

原作の時から既に中村倫也に似ていると話題になっていたが、髪型もそのまま寄せてきて、主人公そのままだった。落ち着いた雰囲気も観る者を惹きつけていたと思う。

いやー絵になる！あのこじんまりとしたカフェに入っている中村倫也さんごと買いたい！（笑）全てを受け入れてくれそうな雰囲気はどこからくるんだろうか。なんか吸い寄せられる。この人が入れてくれるコーヒーは絶対美味しいとなぜか思う不思議な存在。

紳士的で丁寧な接客で人当たりも良さそうだけど、何を考えているか分からないちょっとミステリアスな雰囲気もあるところが良かったと思います。穏やかで落ち着いた台詞まわしとコーヒーを淹れる時や美咲に手を差し伸べる時の所作もスマートで、美咲の「もしかして王子様？」という台詞も説得力がありました。

青山にはさまざまな面があると、回を重ねるごとに感じます。コーヒーについて自信を持って語り、お客と話すときは距離を持ちながら、的確なアドバイスをします。寄り添うようなつぶやくような話し方が、心にまっすぐ入ってきます。アケミが騙されそうになったときは、男に凄みを見せた後に、アケミをそっと抱きしめました。いたわるような共感を感じました。

まったりとした珈琲屋さんの雰囲気にとても合っていて癒されました。私は珈琲苦手ですが、あの笑顔で言われたら毎回お店に行ってしまいそうです。見ている人は見ている、というところにぐっときました。落ち着いたお店で素敵でこれからも楽しみです。

見終わった後にコーヒーが飲みたくなりました。中村さんが丁寧に一杯一杯、気持ちを込めてコーヒーを入れるシーンが素敵で、穏やかな表情、笑顔、声に癒されました。気になるのは右手の手袋？。今後の展開で明かされるのかもしれませんが、コーヒーを入れる時に手元がアップになるので、印象に残っています。

まず主人公の青山一と中村倫也さんがそっくりなこと。
原作を読んだ時『ドラマ化するなら絶対に中村倫也しかない！』と思うほど似ています。
ドラマを見ると、いつもニコニコ穏やかな口調の青山くん、過去に関わった人物の前では目つきや口調がころっと変わるところの演じ分けは、本当に素晴らしくて、青山くんそのままです。
原作ファンの期待も裏切らない、原作を見てなくても楽しめる、ほっこり癒しのドラマです。

青山が清掃業をしていた頃の、何も考えずに生きていた姿に怖さを感じました。花菱に「放るもん」が「ホルモン」だと聞いて、ホルモンと繰り返しながら殴る時は、無の表情でした。おいしいコーヒーに出会った時のうれしそうな様子との対比が、よく表れていたと思います。

穏やかに珈琲を淹れてくれて、どんな話も聞いてくれる優しい青山さんなのに、時々「あれは人を殺したことのある目だ」なんて言う人がいて、何を言ってるんだ？と思っていたら、組に所属した殺し屋だった過去があるという展開にびっくりしたし、ホームレスのたこさんに弟子入りして身につけた珈琲の淹れ方だったのもあまりにドラマチックで、青山さんの生き様が心に響きました。

茶髪のやさぐれた若者のちょっとした仕草に
「虚無」と「愛情に無知」なガタイのいい子供が見え隠れし
現在の落ち着きある好青年が浮世離れした年寄り臭さを放って対極に感じられました。
同じ人間を変えた過程を短期間に演じるのは様々な役を色んな年齢で演じてきたからこそ出来る技なのでは？と勝手に想像したり。
掘り下げれば、ちょっと腑に落ちない話しではありましたが、それを差し引いても
短編小説のように爽やかな気持ちにさせてくれたのは俳優の皆さん一人一人の人柄と味を生かした良作だったからだと思います。

過去の青山の人を殺す蛇のような死んだ目付きがとても良い。脱け殻感が非常によく出ています。逆に現在の青山はとても優しい暖かい人柄をかもし出しギャップがたまりません。声のトーンは同じようですが両極の人間性をよく表しています。

あー、もうそのコーヒーはどこへ行ったら飲めるんでしょう！あのワゴンごと芸術品のような美しさ。そしてあの甘い声‥こちらまでとろけてしまいそうだよ。で、腕っぷしも強い‥。弱点どこだよ。世の中の男性勝てないじゃないか！（笑）

青山の雰囲気がとても合っていて。組にいて感情のない目をしている時と珈琲屋さんの時とがまるで別人のようであって、それでいてきちんと過去を受け継いでいるのも感じられて。ぼっちゃんとの関わりの中で、たこ師匠との関わりの中で徐々に感情が育まれていったことが丁寧に演じられているように感じました。

良くも悪くも見た目だけだなあと感じました。原作から抜け出してきたのかと思わざるを得ないほど見た目は似ています。でも仕草や手の表現が全然違う。髪形や雰囲気以外にも気を遣うべきところがたくさんあることに気付いてほしいです。

穏やかな雰囲気を纏った役には合っているけど、いちいちかっこつけて流し目とかしてしまうのがこの俳優さんのマイナスポイントだと思う。この役にキザさは必要無いのでは？あと発声が下手？　安定していなくて震えたような声になるのが気になる。しばらくぶりに声出したような話し方。半分青いやホリデーラブの時はすごくいいと思ったんですが、演技の幅が狭いのかも。

声が小さくて、たまに何言ってるかわからないから見ているこちらが冷や冷やします。

原作を知らないので見た目の再現度などは分からないのですが、演技は想定内っていうか、いつも通りの中村さんだなあって感じです。何をやっても同じ気がする。役柄のせいもあると思いますが、抑えめの声で話すから台詞も時々何言ってるか分からないことがあるし、チンピラに人殺しの目って言われてたけど、そんな凄みや狂気は全然感じられませんでした。普通に紳士的な良い人にしか見えず、「もしかしたら…」みたいな雰囲気がないのが残念です。

この人の評価ってどこでも操作されてる感じがする。