どうする家康

2023年10月期 2023年7月期 2023年4月期
総合評価: 1.63 / 5.0 (回答者数149人) 989 位 / 993件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 1.6 /5.0(31%) 990/994件中
キャスト 2.1 /5.0(41.8%) 982/994件中
演出 1.6 /5.0(32.4%) 985/993件中
音楽 1.9 /5.0(37%) 975/994件中
感動 1.6 /5.0(32.6%) 960/989件中
笑い 1.3 /5.0(26%) 963/989件中
スリル・興奮 1.8 /5.0(35.4%) 956/986件中
170コメント
1 | | 2023-01-09 12:01:11

マンガ的ともいえるデフォルメを加えた徳川家康で、意欲作だとは思います。ただ歴史ファンも見ることが多い大河ドラマでやらなくてもという気がします。大河ドラマもいろいろと模索しているのはわかるし、より多くの若い層に見て欲しいのかもしれませんが、今は昔より簡単にいろんなことを調べられるから、若い歴史ファンは案外マニアックで博学。むしろもっと違う方向で工夫した方が良い気がします。まずは脚本が安易すぎます。平和なんて言葉も概念もない時代にこれを強調するのはどうかと思うし、いくらなんでも家康が軟弱すぎ。人質としてあえて能力を隠す処世術というよりは、ラノベにありがちなスローライフしたいんで目立ちたくないみたいな感じです。いずれ数正が離反する理由にはなるかもしれませんが、それ以外に説得力がありません。

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2 | | 2023-01-14 10:34:25

これでいいのか?と不安になるスタートでした。殿と呼ばれる立場にありながら人質であったから教育などちゃんと受けていないのか?一人ぼっちだったから一人遊びが上手くなったのは想像できたが、おままごと遊びのシーンは何歳の設定なのだろう。もっとかわいい子供が演じてもよかったのではないだろうか。その後すぐに結婚したからどうにも子供が子供を作った印象しかなくて気持ち悪かったし、家臣がいるのに戦場をほっぽり出してしまうような軟弱さが受け入れられなかった。

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3 | | 2023-01-15 10:33:27

この時代は大河では良く扱われている印象だ。子役スタートではなく、桶狭間直前からのスタートというのは少し斬新だけれど、歴史に詳しくない人には背景などがなかなか理解しにくいかなと思った。コメディタッチに思えるけれど、明らかなCGが多くて、そのせいで全体的に嘘くさい感じが漂う気がする。これから先、幼い頃とか挟みつつ進行するのかもしれないけれど、この作り物感がどういう風になっていくのか。まだ全体がまとまらずバラバラな感じが、家康がのし上がっていくにつれて纏まるのかなと想像してみたり。それにしても乗馬シーンくらいはリアルな感じが欲しかったな。

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4 | | 2023-01-16 11:42:43

史実に基づいているのは家康が桶狭間の戦い後に岡崎城に入ったことくらい。もちろん歴史であれ、ドラマなのだから不明な部分はフィクションでいいのだけれど、あり得そうなフィクションとあり得ないフィクションがあり、このドラマは完全に後者。そもそも信長もあんなマッチョなタイプじゃない。近年の信長はこのドラマに限らず、ゲームやマンガの影響を受けすぎている。へたれなのに火事場のバカ力を出す家康もマンガ的すぎる。人生は選択の連続であり、家康を通してその選択に焦点を当てているのは面白いと思うけど、民放で12回くらいのドラマならともかく、1年間の枠はきついように思う。

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5 | | 2023-01-20 12:40:07

あの1市民であった渋沢栄一だって子供の頃から父や母に人間としての生き方を教わり人のために何をするか考えてきたのに、今の家康ときたら自分のことばっかりで呆れてしまう。こんな情けない人物だったのかとがっかり。ただ子供への言葉がけって大事だなってところだけは学んだ。卯年に生まれたとしてもそれを隠して、虎年の虎の日虎の刻に生まれた強い子と言われて育ったからこそ出た力。それを卯年に一年かけてやるなんて粋だね。お寺で知った言葉を大事にこの世を極楽浄土にするまで頑張ってほしいもんだ。

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6 | | 2023-01-22 14:32:54

前回の終わりのせいで信長がどう描かれるのか少し不安もあったのだけれど、今までと大筋では変わらず家康に生き抜く力を与えた感じになっている。ちょっとキャッチーなセリフが多いけれど、アニメ的というか平面的な表現が多いのでその延長線上にあるのかなと感じた。こういう演出方法もあるのだろうけれど、せっかく豪華な役者陣やセットが用意できる大河なのだから、長年の大河ドラマファンとしてはもう少し生々しい感じが良かったな。ただ、まだ家臣たちがバラバラな感じはある意味リアルな表現なのかもとは思った。

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7 | | 2023-01-23 11:51:58

内容に首を傾げます。家康はそもそも人質として今川にいた人間です。松平本領の地である岡崎が手に入る状況ならば手にするでしょうし、斜陽の今川と手を切って独立するのは必然的です。そうなれば水野信元との縁もあるし、今川に勝った織田と同盟するのは当然とも言えます。たとえそうなっても築山殿とその子らは、今川として人質にできるから簡単に殺したりはしません。あんなに激情にかられる必要はない。むしろ戦いの先兵とされ多くの犠牲を出した三河衆の、今川に対する恨みの方が大きかった筈です。また些細なことですけど、ライフリングがない当時の種子島銃で、いくらチート設定の信長でもあんな精密射撃はできません。

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8 | | 2023-01-26 12:38:00

今家康は何歳なの?この時代に生まれ、殿と呼ばれる人物としてこんな感じでいいの?自分の立場ややるべきことや矜持みたいなものが一切見えないのはまだ若いからなの?この人が後々天下を取るなんて今は想像もできない情けなさ。これが家康ではなかったら誰も見向きもしないドラマだろう。今川の屋敷で家臣の妻たちを集めて楽しいことを考えたり、その妻たちが捕らえられたら全力で抗ったりする様子を見ていると奥さんの方がよっぽど人の上に立つことを理解しているように見える。これでいいのか家康!と喝を入れたくなる。

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9 | | 2023-01-29 12:51:03

あの時代の妻子の扱いは描かれているものとは少し違う気がする。庶民は別かもしれないけれど、政略結婚も多く、離縁も再婚も状況が変わるたびに起こり得た。だから、今川方の駿府に置いてきた妻子にこだわり判断を拒む元康には少々疑問が残る。瀬名と共に残る女性たちも誰かの妻であったりするのだから、そこまで元康が妻子にこだわるのが普通ならば、当然他の女性の夫である人物もある程度今川方に残ることを選択するだろうと思うから。なのにそうではないのは元康がメジャーな考えではなかったと表現したいのかな。駿府の女性陣に危機感がないのも不思議だ。義元を討った織田方との最前線に残された元康たちを心配するでもなく、もうすぐ帰ってくると楽観している。そんなに情勢に疎くて生き残れるだろうか。於大の方が出てきて、元康と涙の対面の延長線上で織田方へ寝返ることをささやく。いかにも戦乱を生き抜く女性だ。ああでないとやっぱり生き残れないだろうなとつくづく思った。

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10 | | 2023-01-29 21:36:06

ずいぶんと柔らかくは描かれているけれど、いよいよ血生臭い感じになってきた。実際、大国の間に挟まれた三河はたくさんの犠牲を払っていたし、どちらの大国についても反対側への最前線になり、命を削られる。それが嫌だとどちらにもつかなければ挟まれて消える運命。いよいよ覚悟を決めて織田方として今川と戦うことにした。その覚悟を決めさせたのは氏真の文であり、血文字であり、首の落とされたうさぎだ。氏真としては脅して今川方に戻すことを狙ったのだろうけれど、そこは道化を演じていた元康の芯の部分と、信長のオーラともいうべきカリスマ性を見誤ったということだろう。

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11 | | 2023-01-30 11:51:25

ちょっとあまりの酷さに絶句。いくらなんでもお市の方と家康をくっつけようとするのは無理があるのでは?通説ならお市の方はこの頃13歳、数え年だから今なら12歳くらい。北川景子さんのせいではないけど、いくらなんでもあの大人っぽさはないし、同盟とはいっても織田が優位な立場なのに、人質になり得る者を嫁がせるわけはない。逆ならわかるけど。信長がお市の思いを叶えようとしたという捉え方もできるけど、むしろ蛇足。そして今川氏真。家康に限らず、三河の者たちが次々離反している中、裏切り者とはいえその妻を寝とったなんてあの時代だって醜聞だし、余計に離反される。何よりも大河ドラマを見ている人たちの多くは、こういうのを見たいわけではないと思うのだが。これは大河の歴史に残る駄作になるかもしれない。

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12 | | もゆ | 2023-01-31 07:19:06

誰がターゲットなのか。歴史的に誤りばかりで子供や知識のない人には誤解を与えるから見せたくないし、登場人物を絞っている割に構成が悪いので知識がないとわかりにくい。歴史好きからしたらゲームや漫画、娯楽映画ならファンタジーと思って楽しむが、今さら三英傑など目新しくないし大河枠に期待することではない。大河なら渋沢栄一や鎌倉時代のように他で扱われない題材を取りあげるか、三英傑なら最新の研究成果を反映し、今までの娯楽作品の誤ったイメージを払拭してほしい。間違いだらけの作品は教育に良くないだけでなく、エンタメとしても楽しめず面白くないことを理解してほしい。

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13 | | 2023-02-04 21:28:48

早くも信長、秀吉、家康が揃いました。秀吉の卑屈さは想像の上を行きましたが、あの頃生まれたところが全ての世の中ではあのくらいでなければ登ってはいけなかったのかなと思いました。一方今川方にいる瀬名の運命はなかなかしんどいですね。殺されてしまうかもしれないと思えば寝屋にお守りを持って行くのも分からなくはないけれど、わざわざ家康にもらったものを持っていかなくてもいいのにとドキドキしてしまった。氏真、そりゃ怒るよね。

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14 | | 2023-02-04 23:57:25

若者視聴者を増やそうとする狙いのドラマですね? 紅白歌合戦と一緒だなと感じます。
家康だからとても楽しみにしていましたが若者ではない私は毎回「なんか違う」とドラマに入り込めません。ハリボテの舞台を見ているような風景とか劇画風のメイクとか。
1週間がとても短く感じた昨年までの大河が懐かしい…。

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15 | | 2023-02-06 11:41:41

ここであえて服部半蔵を登場させたのは、後の伊賀越えへの布石なのでしょうね。これまでと同じく通説と俗説を適当につまんだストーリーは、変わることなく極めてマンガ的です。とにかくマンガ路線のシナリオで突っ走るつもりなのでしょう。しかしドラマとしては、これまでの回よりは落ち着いていました。それは皮肉なもので、家康の出番が少なく、甲高い声で大騒ぎする場面が少なかったせいだと思います。またなぜこの場面で家康は皆の止める本多正信を使ったのか、単に窮鼠猫を噛む気持ちにすぎなかったのか、そこが描かれていないので説得力に欠けました。

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16 | | 2023-02-06 19:34:41

嫌われ者の正信が描かれている間はコミカルで楽しい描写でしたが、半蔵とその一派は命がとても軽かったことを再確認させられる胸詰まる内容でした。半端に軽く描いている場面が多いだけに、忌み嫌っている忍者に命を守られ、生き延び苦悩する半蔵が重々しく異質に感じられました。今川に最後まで執着していた巴様が田鶴に話してしまったのですね。対象者が多ければ密は綻びを生じやすくなります。そもそもここで成功しないことはわかっていましたが、半蔵と忍者の関係や正信と周りの関係などを恐ろしいエピソード作って上手く説明したなと感じました。

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17 | | 2023-02-10 17:53:44

「ちょっと死んでくる」ってセリフがすごいなと思いました。命がそれくらい軽いものだったからこそ自分が死んだ後残される家族を思って銭にこだわったのかもしれませんね。半蔵がその親分風ではなく半ば嫌がりながら頭領をやっていたのが意外でした。ただ忍びだって家康だって生まれたところに逆らえないだけ。それを思えば蔑むのはおかしいと思いますけどね。瀬名一家もとうとう明日をも知れぬ命となりました。のんびり育ったお母さんには嘘は見抜けなかったのですね。悲しい運命が近づいている気がします。

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18 | 2023-02-12 18:29:00

CG多様により大河ドラマならではの迫力が欠けてしまっている。若者うけを狙ったのだろうが若者は大河を見ない。歴史を知らない人は家康やこの時代を誤解してしまう。もっと忠実にそして迫力ある大河が見たかった。前回の鎌倉殿が良かっただけに残念。

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19 | | 2023-02-13 11:20:58

今川氏真は史料としては微妙な「甲陽軍鑑」寄りのダメな奴に描かれていますが、史実としては氏真が凡愚だったというより、父親の勇名が大きすぎたのでしょうね。氏真は結果的に最後は家康に庇護されるような形になるわけで、いずれ立場が逆転します。皮肉と言えば皮肉な話です。半蔵による上ノ郷城攻めはフィクションとして面白くはあったけど、鵜殿氏は長照以外の一族は家康についたのが史実で、おそらくは今川と家康を両天秤にかけた。なので息子たちは人質交換で今川に行くけど、今川が没落すると家康に仕えている。個人的にはそういう歴史の皮肉なところが面白いのですが、ドラマとしては忍者に活躍させたかった方が派手なのでしょうね。家康の爪を噛んだり貧乏ゆすりする癖など、細かいところは再現させています。またお腹が痛いというのは、三方ヶ原の有名な事件のフリでしょうか。

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20 | | 2023-02-13 22:40:44

戦場は命のやり取りの場であるのにまるでゲームか何かのようで。忍者たちが城をおとすからといって、どうしてあのような軽々しい音をつけたりできるのだろうか。狼の遠吠えもどきですっかり興が冷めてしまった。巴が氏真の気性を諭し、瀬名に女の生き方を説いたところや、元康が少しずつ成長している様子や細かく仕込まれたクセなど一人一人はそれなりなだけに全体がこれなのは残念だ。

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21 | | 2023-02-18 12:53:26

まぁ歴史に詳しいわけでもないのでサラッと見てはいるが、今のところこれと言って面白いところもない。家康がしたことといえばみんなに鼻つまみものにされていた本多正信を信じ忍びのものたちに大きな役割を持たせたくらいかと。臆病者で正々堂々では勝てないと思ったからだろうか。この青年がゆくゆく天下を取るなんて想像できないところが面白いのだろうか?ただこの青年、志というか自分の軸となるような核の部分を持っていないように思える。ただ右往左往してラッキーで勝ち進めるのは見たくない。

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22 | | 2023-02-20 11:23:10

古くから大きな寺社はアジール、つまり自由領域として認められていて、その領域のものは保護されてきたし、僧兵だけでなく、兵農が分離されていない時代なので信者たちや逃げ込んだ犯罪者なども兵力として動員できました。なので寺社は領主や時の権力者の多くが不入を認めたのです。寺社はそれを利用して金貸しをしたり、造り酒屋を作ったり、さまざまな利権に手を拡げました。織田信長は楽市楽座発展の邪魔になるので寺社勢力を弾圧したという面があるわけです。つまりこの家康の一向宗弾圧も信仰問題ではなく、経済問題が背景にあります。和睦と調略で一向宗を追い出す家康ですが、土地を含め、経済利権を獲得したからこそ、一揆の際に離反した武将の多くが帰参したのです。その経済戦争の面をもっと強く打ち出せば、もっと面白かったのになと思います。ただ寺の中の雰囲気や空誓の佇まいはよかったと思います。

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23 | | 2023-02-22 07:30:21

家康と改名する理由付けが面白い。雰囲気的にこのドラマらしくて良いと思う。家康も瀬名もそれぞれが変装して一向宗の寺院へ潜入とは驚いた。今からは考えられないけれど、寺院も僧兵を有していたり、寺院同士の争い(戦争)があったりもしたのでこんなことできたのだろうかとは思う。ただ、寺院の入り口がいかにも城に入る雰囲気で、治外法権の寺院の佇まいだった。前に家康が逃げ込んだ寺とは全く別物だ。それだけ一向宗が武力も経済力も持っているということなのだろう。一向宗はこれから長く大名が苦しむことになる、その一端が見られた気がした。

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24 | | 2023-02-23 13:25:16

なんだかパーティーみたいなわちゃわちゃした部分は置いといて、空誓と家康の話こそ真髄なのだろうと思った。民から集めた年貢や労力を全て戦うことに使うのを死金と言った。空誓が作った世界こそ美しくみんなが幸せに暮らせるのだと私も思う。だけどそれは家康が守っている土地の中でだからできることってことも忘れちゃいけない。誰かが戦ってくれるからこそある平和なのだ。深いなと思ったし家康も深みが増すのでは?と期待したが、結果はただお寺から年貢を奪うだけ。そのやり方では‥次回荒れるんだろうな。

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25 | | 2023-02-25 09:27:33

喚いてばかりの主人公、安っぽいCG、タイトルロゴ。全てが安っぽい。新しい視聴者層を獲得したいのか知らないが、大河の枠でやる内容じゃないと思う。

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26 | | 2023-02-27 10:59:07

「一向宗についた軍師の正体にネット騒然」という記事が出ていた。大河を見る層にとっては常識的な史実だから騒ぐはずがない。記事が本当なら、従来の視聴者層が離れて、歴史を知らない層しか見ていないということだよね。先が長くない高齢者より若い世代を取り込みたいのは理解できるが、実際は年代を問わず教養ある層が離れて、今年しか大河を見ないジャニファンが残ってるだけでは?

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27 | | 2023-02-27 11:55:59

まるで三河の国主であるような言い分ですが、この時点での家康は三河の一小領主に過ぎず、三河は彼の国ではない。今川による三河への影響力が弱まり、誰が三河を手にするのか小領主たちのせめぎ合いが始まり、それぞれの家は存続や繁栄を視野に、誰と組み、誰と敵対するのか考えていた。だから家康が一向宗と敵対するのを決めた結果、信仰の問題だけでなく一大勢力としての一向宗に味方する者は当然出てくる。なので裏切ったというより、そもそも完全に掌握しきれていない将兵たちが、各々の状況に応じて離合集散しただけのこと。家康もこれほど離反されるとは思っていなかったでしょうが、少なからず背を向けられることはわかったいた筈です。ただそれが予想以上だった。したがってこのドラマのただ狼狽して、甲高い声で叫び、唯一の理解者として奥さんだけを守ろうとするだけの家康は、本物のうつけだし、たわけですね。誰もこんな奴についていきませんよ。

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28 | | 2023-02-27 19:37:10

一向一揆はこれから各地で手を焼く大名が出てくるんじゃなかったかな。本願寺とかもあったような。金のある所から、困っていなさそうなところから徴収するというのは、いつの世もあること。しかし現代でも宗教は非課税だったりするし、なかなか踏み込むことが難しいところではあるのだろう。正信が軍師として一向宗側についているのは、歴史に明るい人にはわかっていたことだろう。信仰と生業の間で揺れ動くのが辛いことなんだろうなと言うのは夏目を見ていて思う。名前すら憶えてくれない領主よりも信仰をとったのは当然だとも思える。

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29 | | 2023-03-02 23:09:19

家康って本当にこんなにアホだったの?なんの策もなく根回しもなく力づくで年貢を取ればいいって本気で思ってたの?若き日の失敗は誰しもあるもので、家康はそこから多くを学び江戸幕府を開きましたとさ!ってストーリーにしたいの?問題はそこまで不甲斐ない家康に、ドラマに、みんながどこまで付き合ってくれるかってところよね。民がお米を作り殿様が食べる。誰のおかげで飯が食えているのか、よーく考えたらいい。これは今の政治家にも当てはまること、そのメッセージだけは届いたらいいな。

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30 | | 2023-03-06 10:42:19

家康のうじうじしているところと「ついてこい」とばかりに強気なところの落差がすごくて、なかなか理解しがたい。自分の弱さを理解して強ぶっているということなのだろうけれど、あまりそうは見えなくて別人格に見える。強ぶるための心に気合いを入れるスイッチが見えないというか、心に鎧を着せる瞬間が見えないからかもしれない。あんな両極の人についていこうと思う人いるんかなーと思うような描写が多くて、ここから天下を平定して安定政権を築く道筋が見えない。いったい何で周りの人を引き付けていくのだろう。

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31 | | 2023-03-06 11:47:53

これでは信長が怖いから言いなりになって、一向宗との和議を反故にすることになり、属国の原理です。それでよくもまあ領主などと偉そうに名乗れるものだと思います。また自分が間違えたと言いながら、正信の献策を受け入れ、したたかに一向宗を潰すあたりは、どう綺麗に描こうとしても悪辣です。でもそれが史実である以上、家康とは喰えない人物だったということです。厭離穢土欣求浄土の解釈も仏教では、そもそも現世は汚れた穢土であって、別に戦乱の世だから穢土だというわけではありません。千代が武田の歩き巫女だったというのは面白いですが、それよりも根幹となる家康像に首を傾げます。

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32 | | 2023-03-12 00:54:47

家康は自分の器の小ささを知ってるって評されていたけど、知っているってだけで今のところそれがいい風に作用したことはない。肝心の主役がかわいくも憎くもならないのは困ったね。ただ脇を固める人物からは次々といい言葉が溢れてくる。空誓さんがこれ以上戦いを続けられないとみんなの前で懺悔するところは今まさに戦争している国の党首に見てほしいし、本多正信が世の中を良くしてもらいたいからお前にたらふく飯をくわしているんだってところは是非今の国会議員の方々に聞いてほしいなと思いました。

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33 | | 2023-03-13 00:07:01

これを大河でやるの?っていう内容に驚いた。大河って歴史上の偉人の一代記で子供にも見せる人いるよね?それを側室の問題で1時間取るとか狂気の沙汰だと思った。耳を触ると赤子のように甘えるとかお腹をよしよしとか、それが事実とか関係なく家康の性癖になんの興味もないので気持ち悪いだけ。まぁ瀬名の言葉通り実行するもそんなに関係ができていない女性がやるとまるで違う結果になるところは面白かったけれど何を見せられているのかと呆れてしまった。

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34 | | 2023-03-13 11:19:45

これはひどい。コメディにもならないドタバタに、一応、問題意識を持って取組んでいますというアリバイのために、LGBT的な問題をぶっこんだ感じです。この時代にもそういった問題はあったのかもしれませんが、現代的な問題を組み入れ、大河ドラマの新機軸をという試みなのかもしれませんが、テーマに対する深堀もなければ、問題提起もなく、あえて大河ドラマで触れるべき要素なのか首を傾げます。史実的には家康に破れた鵜殿氏が差し出した娘という政治的要素の方が強かった筈です。築山殿のスタンスも史実的に見てどうかと思いますが、少なくとも史実がある程度わかっている部分まで、フィクション化してしまうのは大河らしくないかなと思います。フィクションなら「信長協奏曲」とかの方が面白いし。

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35 | 2023-03-15 17:43:09

役者さん達が気の毒だな…ととても思う
松山ケンイチさんなんて前回もアレだったから大河に対してアレルギーもってしまわれないかと心配
山田孝之さんも大好きな俳優さんだけど彼らに惹かれて観ようという気持ちになれない
私たちは嫌ならみなきゃいいだけだけど、渾身の演技をしている役者さん達が全く気の毒!

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36 | 2023-03-16 17:55:18

回を増すごとに酷くなる。笑いを取るため面白くするのとふざけるのは違います。
これは脚本に問題がある。才能ある脚本家なんだろうけど大河ドラマには合わない、そういった事を意見出来る人が製作陣にいない、もしくは意見出来ない状況になっているのだろう。
製作陣は良く思っていない人達の意見を聞きいいドラマを作ってほしい。

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37 | | 2023-03-20 17:48:51

何かと伝説の多い椿姫こと田鶴の方ですが、従兄である今川氏真への思慕の念と、今川で幸せだった頃への回帰が勝ったように描かれていました。でもそれなら結局は旦那である飯尾連龍を告発して死に追いやり、その家臣たちを無駄な死に戦に巻き込んだわけで、平和のためとかいう口上は余計でした。であれば田鶴の母は今川氏親の娘だし、兄は家康に討たれた鵜殿長照なので、どうせ大きくフィクション化するつもりなら、もっと今川の最期を飾る烈女として描くべきだったと思います。何にしても武田信玄にびびったくせに強がったり、田鶴の方との中途半端な戦い方など、この家康はアムロ・レイかと茶化すしかないほどひどい。回が進むごとに多少はましになるのかと思いきや、むしろひどくなっている。

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38 | | 2023-03-24 23:28:00

烈女と言われる田鶴さんの一生は終わってしまいました。攻め込まれたわけでもないのに戦を起こし徳川を滅ぼそうとする田鶴さんは領民を守るためというより私念で動いている気がしてしまった。田鶴さんには民を動かしてもやらなきゃ収まらないことだったのかもしれないけど、そこに巻き込まれて死んだものは浮かばれない。そして今度は武田信玄の登場となりました。逃げてばかりの家康も後には引けない状況がおかしかったです。それにしてもいつになったら魅力的な殿様になるのだろう。脱落してしまいそうだ。

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39 | | 2023-03-27 17:38:16

そんなに今川のことを思うのならば、裏切らなければ良かったわけで、裏切っておいて平伏なんて見苦しいし、むしろ相手をバカにしているようにさえ見える。しかも裏切った理由が、やむを得ないものならともかく、いろいろ外堀を埋められたとはいえ決定打は信長が怖いからというのでは、お粗末すぎる。この設定でやるなら、もっと切実な理由で家康が選択を迫られないと、後悔を抱えながらも成長していく姿というより、その場しのぎばかりで大して成長していないようにしか見えない。だから今川義元が息子より、家康の将器を理解していたという設定に説得力がない。

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40 | | 2023-03-30 10:20:09

今川への情と自分の身の振り方は別。それはそれで生きていくためには仕方がないこともある。見て見ぬふりで早いところ殺されてしまって欲しいって言うのが家康の弱さであり狡さだと思う。それを何ヶ月も引き延ばしとうとう家康を目の前に引きずり出した氏真の勝ちだろう。そこで一騎打ちとはならず逃げる道を選ばせるのはなんとも家康らしい結末だ。逆にそこまできて死なない道があったのかとびっくりした。戦いから降りた氏真は穏やかな顔をしていたので救われた。

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41 | | 2023-03-31 16:40:21

回想する形で義元と氏真、家康との関係が描かれて、関係性がよくわかる作りになっていて良かったと思う。家康には天賦の才があるということなのだけれど、残念ながらまだ感じられない。ここまでは小心者というよりわがままの方が際立っているし、特に人として魅力的とも感じないから、ついていく家臣たちを理解できないと思っていた。それにしても、あの状態で氏真が生きるすべがあったとは驚いた。氏真が長命だったことは知っていたから、一騎打ちっぽくなった時には史実が変わるのかと思ったくらいだ。やっと家康が腹をくくったのか堂々とした立ち振る舞いになってきたので、もう少し見ようかな。

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42 | | 2023-04-06 14:17:21

家康の家臣団がすっかりお上りさん状態で少し笑う。義昭ってあんな変な人だったんだっけ?そりゃ室町幕府も滅ぶよねと思ってしまった。この時代の幕府は貧乏だったけれど、雅な雰囲気の欠片もないのは少し…義元の駿府の方が都の風情だったなと思う。明智光秀もちょっと腹黒い告げ口男になっていたし、いろいろイメージが違って混乱しそうだ。そういえば浅井長政と信長・家康は義理の兄弟の関係だったのか。戦略結婚が多かった時代、いろいろ繋がっていなかった部分もあったけれど、そこは分かりやすいと思う。

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43 | | 2023-04-06 23:15:08

もう何回も当てこすられた時代で新しくなんて無理よね。だけど誰が主役かによって周りの人が善人にも悪人にもなるのが面白い。何年か前の直虎では駿府は怖いところだったし、何年か前の明智は正義感あふれる人だった。でも今回は駿府は懐かしい故郷で、明智は狡猾に見える。それこそ主観でありどれも間違っていない感覚なのだと思う。ただあの将軍だけはいただけない。あの人のどこを見て素晴らしいと信長が思っているのかがちっとも分からない。困ったな。

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44 | | 2023-04-08 13:14:03

家康と瀬名だけ従来と違う設定で他は旧来のステレオタイプを過剰にに悪化させた描写で出てくる。信長は岡田の武術頼り、ひどいとしか言いようのない足利勢等。足の悪い早川殿やLGBT葉、義昭の糖尿疑惑は当たり前だが文献にも逸話にもない設定である。
唐突にこういう設定を出した挙句たいした説明もない。
このくそ脚本では松潤が休憩中にゲームしたくなるのもわかるよ。

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45 | | 2023-04-09 07:04:20

「家康」ということで楽しみにしていたが、実にお粗末な大河ドラマだ。
視聴者に媚びるようなお笑いは一切不要‼️
主人公を筆頭に、時代劇に向いていないキャスト陣も問題である。

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46 | | 2023-04-16 21:37:43

金ヶ崎でのピンチをお市の方がどうやって知らせるかというのが今日のポイントだろう。伝承のとおりに小豆を袋に詰めているシーンが出てきて、伝承通りかと思ったら見破られて。どうなると思ったら名前が阿月という侍女が小谷から走って知らせるという展開だった。おそらく阿月は架空人物だろうけれど、そこを回想を交えながら丁寧にやっていた。なるほど前回のコンフェイトウをお市が阿月に譲るシーンもここに来て生きるというわけか。そのために京都でお市と家康を合わせたのかな。ここに来て家康が信長にため口だったり強めに出ていて、なんとなく唐突な気がして馴染めない。えびすくいももういいかな。

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47 | | 2023-04-17 11:10:07

わざわざあずさという少女を死なせる理由があるのだろうか?信長を信用させる説得材料と考えたのかもしれないが、フィクションなら定番のお手玉の件でよかったように思う。それをあえて反故にして、ひとりの人を無駄に死なせる理由がわからない。物語において死をドラマチックを演出する簡単な道具にするのはいかがなものか。それによって説得力を増すなんて考えるのは安易だし、想像力や工夫が足りないだけだと思う。また秀吉はやりすぎ。秀吉は信長の家臣であって、家康は弱小とはいえ同盟者。信長の家臣とは格が違う。「義」だのなんだの繰り返しているが、この秀吉の不遜ぶりに「義」はなく、その主君である信長に義がないと言われても仕方がない行為だ。役者も怒鳴り散らしたり、にらんだりばかりだけど、脚本も首を傾げる。

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48 | | 2023-04-20 23:00:58

このドラマ始まって以来の神回だったと思う。小豆袋から転じての阿月、家康と市の再会の場所にいたのも後々いきてくるすごい展開だった。女の子というだけで走りたい欲求を抑えられ、足を縛られての躾は子供のためかと思ったら良い値で娘を売るためだったなんてどこまでも救われない。そんな阿月が市に出会って幸せを知ったんだね。そしてその市のために走ることで役に立てる、結果は死んでしまったけれど私は幸せな死に方だと思う。大河でここまで架空の人物に感動したことはなかったかもしれない。

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49 | | 2023-04-24 11:07:23

合戦での裏切りということでは、後々に関ケ原の合戦で小早川秀秋が裏切る場面に生かすためのフリなのかもしれませんが、家康がここで信長を裏切れば、自分に危機を伝えてくれたお市の方や、そのために亡くなった阿月に対して申し訳が立たず、それこそ義を欠く。またそれならば浅井長政の裏切りをあそこまで信長に進言する必要もなかった。黙っていれば長政が信長を討ち、自分は適当に戦って和睦すればいい。とにかくこの家康は一貫性がなく、いくら家臣に支えられているとはいえ、無能すぎる。この時代、無能な主君は討たれるから「下剋上」なのに。首を傾げることばかり。

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50 | | 2023-04-25 15:12:47

今までが軽く流れてきてしまったから、重臣たちのいう「元のグッチャグチャの状態」というのが本当に生き抜くことが難しく戻りたくないものだと実感がわかない。それにたくさんの家臣を抱える身でありながら「好き」というだけで浅井へ寝返ろうとするのもどうかと。お市の方との関係から攻めたくなかったくらいの話ならわかるのだけれど。金ヶ崎から命からがら逃げてきて、浅井につく選択肢なんて本当にあっただろうか。それにしても前回の阿月の感動回の内容を無視したもったいないくらいの残念な回だと思う。

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