ホリミヤ

原作になった漫画はある程度読んでいたので、懐かしくなってちょこっとだけ見てみることに。
ストーリーそのものは割りとそのまま。進行のスピードはちょっと早めかな。まあでもこれはこれでという感じ。
ただどうしても若手のまだあまり名の知られてない役者さん方を起用している特有の上滑り感があるのは否めないかなとも思う。
内容自体はあのままっぽいので、実写版で爽やかな感じが見られるという点はいいんじゃないのかなーという感じでした。

高校生の恋愛ドラマだしな・・・と、期待していたわけでもなく、なんとなく見始めたドラマでしたが、予想に反して、とても面白かったです。毎週楽しみでした。ホリさんは、弟の面倒もみる明るくとってもいい子だし、ミヤムラもおうちのケーキ屋さんも手伝うし、人の心がわかるいい子。最高のカップルでした！ミヤムラがホリさんに内緒で練習していたクリスマスケーキをあげるシーンにはキュンとしました。いじめられていて、心が傷ついたミヤムラだけど、ホリさんという理解者が出来て、どれほど心が癒されたかなあと思うと、泣けてきました。卒業して、新たな環境になるだろうけれど、きっとこの二人は一緒に支え合って、これからも成長していけるのじゃないかなと、爽やかな気持ちで観終わることができました。いいドラマだったなあ。ホリさん役の久保田紗友さんが、特に魅力的でした。爽やかでしっかり者にピッタリでした。

体育祭に乗り気じゃなかった宮村も、密かに堀さんに思いを寄せる男子を相手にすると、つい熱が入ってバスケでガチ対決に！意外に気の強さで負けない宮村、堀さんの応援もあってロングシュートを決めて勝利したのがすごい嬉しそう！楽しい時間を過ごして教室に戻ると、そこにはひとりじっと座っていた昔の自分。今はしゃいでる自分と比べて、こういうの苦手だったもんねと思い出しながら優しく話しかけてた。「もう少し我慢すれば、友達がたくさんできるよ」とクラスメートの顔を次々思い浮かべる宮村が、なんだかとても幸せそう。そして「お前のために泣いたり笑ったり叱ったりしてくれる人が現れるから」って堀さんのことを愛おしそうに紹介する。でも昔の宮村はそんなこと言われてもと、ちょっと迷惑そうにも見えた。宮村、ふとした拍子に昔の自分に戻っちゃうんじゃないかと、心配にもなった。