君の花になる

作りは韓国のボーイズグループって感じかな。あんなにかわいいバッサーがおばさん扱いされるって時の流れは残酷だなと違うところに反応（笑）ただ頑張れば頑張るほど空回りしてしまう安定のバッサー感が出ていてなんとも微妙でした。８人のうち1人欠けたことで空中分解に近かったグループは半年後に解散と聞かされて奮起するってやつね。そりゃ稼げもしない不貞腐れたグループは契約を切られるっていうのは当たり前。社長に言われるまで甘えていた方がちょっと異常かな。

あすかが持ってきた仕事はまさかの着ぐるみショーだった！！だけどさお祭りまで商店街の人たちとあれだけ飲んでコミュニケーションとってブルームの宣伝してたのに、そこに商店街の会長さんっていなかったのかね？いたとしたら着ぐるみは意地悪としか思えないよね。ただどんな仕事も一生懸命やって報われるのは分かりやすくていい。商店街のおばちゃんたちのファンも増えたし、SNSで若い子のファンも増えた。なんでも抱えていた弾もその重荷を下ろすことができた。いい風が吹いている。

３話にして、キャストやそれぞれの音楽への気持ちが前に出てきて見ていてとても良くなってきました。１話では本田翼さんの演技を見て継続視聴するか迷いましたが見ていて良かったです。今回の収穫はリリカ役の川津明日香さんの演技がかなり上手だった事です。彼女がいい味を出して場を盛り上げてくれてますね。掘り出し物だと思います。あすかとリリカの最終対決があるのかもしれません。

マネージャーが代わりいい風が吹いてきた。テレビにまだ出られなくても今は動画配信などで売り出す術はいくらでもあるから今はマネージメント次第ってとこもあるんだろうな。そしていよいよテレビ出演。一晩中した大掃除も終わり全てが整ったのに、姉の旦那が襲来ってどういうこと？ひとんちというか人の職場の前ででっかい声上げちゃって迷惑にも程がある。そこは敏腕マネージャーが止めるべきでしょ？あすか達も家の前でやってる場合じゃない！なんかキュンとする仕草ありきで作ってる感じが嫌だ。

まだ売り出し中のアイドルだから大っぴらに恋愛するのはダメだろうけど、みんなが車座になっていろんな恋愛観を語るのは面白かったです。まだ恋らしい恋をしていない子や男の子とか女の子とか性別関係なく好きになる子もいて若い子もそれぞれなんだなとかわいらしく思いました。弾はあすかが好きなのは目に見えて分かりますが、あすかはどうなんでしょう？動物園デートはなんだか学生の遠足のようになってましたね。アイドルと寮母の恋は実のか？その時ファンは許してくれるのか、とても気になります。

視聴率は５％まで下がり、４話まで来ましたが盛り下がってしまってびっくりしました。オタクの代弁者であるリリカと寮母のあすかが弾の取り合いをするのかと思ったらそうでもなく、弾とのあすかの順調な恋愛と、マネとの茶番で話が終わっていきそうです。このまま盛り上がりそうな所が全くなさそうです。打ち切りになりそうです。

寮母とアイドルの恋ってなかなか言葉にするとあんまり綺麗に見えないから、物語としては弾もあす花も恋心も持つとしても最終的には恋愛するっていうよりもお互い頑張ろう！みたいな形に落ち着くのかなと思って見ています。それよりもブルームの楽曲が良くてドラマ内で留めておくのが惜しい！売り出すのは知っているけれど、それはあくまでドラマが放映中の間だよね？もし、ドラマの人気が出なくて打ち切りとかになったら活動期間も短くなるのかな？それだけは避けたいな。

このドラマがふわふんした恋愛ものにならないのはやっぱり物語上に作られたとは思えないブルームの歌手としてのパフォーマンスの高さに関係があると思います。そこが揺るぎなくパーフェクトに演じているからドラマとして面白く見られます。今までだと配信一位が取れなかったら簡単に分裂していたと思われる場面でもみんなでできることを探していたし、自信のなくなった仲間にはみんなが言葉をかけてあげてグループとしての絆も深まってきました。座りながらのパフォーマンスもできないことよりできることに目を向けた結果ですよね。素敵でした。

最終的にいい話になったから良かったけど、自己都合で辞めたメンバーに売れ出した今のタイミングで見にきてくれっていうのはなかなか危険だなとドキドキしながら観ました。誰しも選択肢があるときにその選択がいつも合っているとは限らない。あの時こうしていればなんてことはいつだってある。自分の選ばなかった道でキラキラ輝き出した仲間を心の小さな私は冷静に見られる気がしない。マネージャーさんが言ったこの痛みはいつか小さくなるって言葉が胸に疼いた。自分はフリーターでみんなは売れてるアイドル、嫌だろうな。

あすかさんの教師時代が明らかになりました。そんなことだろうなと予想はしていたけれど、なかなかの苦しい過去に胸が痛みました。イジメはダメと言っている教育現場でこんなことが起こっているならイジメがなくなるわけないですよね。そしてその加害者である教師がイマイチ自分のやったことにピンと来ていないところもモヤモヤするけどリアルなんだろうな。誰かがガツンと言って加害者が自分の悪事に気づいて謝るなんていうのは夢物語なのかもしれない。

これは難しい問題ですね。駆け出しのアイドルと寮母との恋愛。人間だし恋愛したっていいという大前提はある。だけどまだ実績も少なくこれからって時に裏切りまでとは思わないけれど恋人がいると知ると冷めてしまうファンの心理も分かる。でも弾のあすかさんがいるから頑張れているって気持ちも分かる。そして手に花丸を付け合う仲って！！いじらしすぎる（笑）ただそれは家の中だけにした方が良かったよね。写真を撮ったのは誰なのかも気になる。ナルくんじゃないと思いたい。

みんなの熱量を均等に保つって難しい。成功させたい！ってところまでは一緒だったのにそれを超えてしまうと次の目標は個々に違ったりする。何が大切かの優先順位がメンバーに気を使って決められないんじゃ本末転倒。だから解散？最近だとキンプリもそんな感じなのかなと思った。ただブルームはまだ大勢のお客様を集客できるほどのライブができているわけでもなく成功のラインに来たのかは怪しいと思う。自分達のしたいことが優先で、盛り上がってきたファンを置き去りにしている感は否めない。まずはそこだと思うんだけどな。

最終回堪能しました。8roomの男の子達はみんなとても素敵でした。女性陣が問題です。ベテランの内田有紀さんは流石でしたが、本田翼さんの演技が苦痛でした。ユリリン役の川津さんがとても上手だったのもあって悪目立ちしています。オタクの代表に川津さんを置いたならもっと使い方があったと思います。脚本は王道なので女性陣の使い方でもっと面白くなったんじゃないかと思いましたね

最後の２回の展開が急ぎすぎたと思う。解散寸前のグループがやっと陽の目を見たのに、各々がやりたいことができるって‥。それはもうちょっと先でも良かったと思う。やっと大きな会場でできる喜びが半減してしまった。そしてツアーの楽しさを知って解散したくなくなるって‥これまたびっくり。解散すると見せかけてしないって新しい展開だけど、ファンからしたら人騒がせでしかなく自分勝手だなと感じてしまった。そして3年後、やっとメンバー全員が揃って再出発となったのに弾とあすかは始まりのハグですか‥。また写真撮られて揉めますよ。なんかツッコミどころ満載で白けた最後、ブルームのパフォーマンスがとても良かっただけに物語の稚拙さが際立って残念でした。

シナリオは好きな部類でした。8roomのメンズにはギャラをたくさん払って欲しいです（笑）他の方が言ってる通り良くない点は主演の本田翼さん達女性陣でしょうか。リリカ＝ユリリンとあすかが取り合いしてた３話までは面白かったんですがリリカが急に出番が減って、あすかと弾の恋以外展開が無いので中だるみがすごかったですね。リリカ役の子はお芝居がすごく上手だったのでまだ見たかったのですが事務所争いか何かでしょうか。ファンの代弁者が居なくなってしまったのも大きいと思います。すみれさん以外の女優さんらはいる理由がよくわからなかったですし。次の弾の作品に期待です☆