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脚本・ストーリー 2.3 /5.0(45.8%) | 1068位 /1159件中 |
キャスト 2.0 /5.0(40%) | 1137位 /1159件中 |
演出 1.7 /5.0(34.2%) | 1139位 /1158件中 |
音楽 2.1 /5.0(42.8%) | 1072位 /1159件中 |
感動 2.0 /5.0(40%) | 1020位 /1154件中 |
笑い 2.7 /5.0(54.2%) | 630位 /1154件中 |
スリル・興奮 2.0 /5.0(40%) | 1061位 /1151件中 |
友達とあの子かっこいいよねって盛り上がっている時が1番楽しかったなーと後から思う。波ちゃんと藍美ちゃんにとって本当は霧尾くんと付き合いたいってことよりも2人で共通の推しである霧尾くんの話で盛り上がるその時間こそがいちばんの幸せなのだろう。その均衡が崩れるのが嫌でいつもふざけ合っているのかも知れない。お互い彼氏より友達なんじゃない?その時間はとても貴重だし尊いものだから、今は無理に大人にならなくてもいいよね。
霧尾くんは友達を亡くしているんだね。それから自分が楽しんだりすることに罪悪感を持つようになった。そうだよね、亡くなった友達はもう学生生活も送れないのに自分だけが楽しむなんてって思うよね。だけどそのお友達からしたらどうなのかな?お前は生きてるんだぞ、思う存分楽しめって怒るかもしれないよ。死んだように生きるのは誰に対しても失礼なことかもしれない。それはもちろん霧尾くん自身にも言えること、命を無駄遣いしないで欲しい。
霧尾くんを推している波ちゃんと藍美ちゃんを推す後輩が現れる展開、なんて平和な世界なんだ!!教室に置き忘れていたと思っていた制服がまさかこの子の仕業だったとは恐れ入りました。しかもダブルデートを間近で見たくてバイトに入るってすごすぎるよ。でもせっかくのダブルデート?も藍美ちゃんの一発ギャグで場が凍る。あれでフォローしてくれる男子って神だよ。フォローはしなくても引かなかっただけでも十分いい人。多分あれで好きになってくれる人はいない。暴走しすぎな藍美に引いた。
いつか波ちゃんは消しゴムに願いを書く時霧尾くんのことよりも藍美ちゃんのことを書いていたよね。いつもは藍美ちゃんと競うように霧尾くんの話で盛り上がっているのに、藍美ちゃんが風邪でお休みした時本当なら独り占めできる霧尾くんには何の興味もなく藍美ちゃんの心配ばかりしているところが気になった。きっと波ちゃんは霧尾くんの話で盛り上がる藍美ちゃんとの時間が好きなんだと思う。かわいいなー。皐月の恋心も切ない。どれもこれも青春だー。
藍美ちゃんと波ちゃんのファミレスシーンはずっと見てられるわーと思うようなかわいらしさがあって面白い。好きな子の話であれだけ盛り上がれるって青春だなーと懐かしくなる。夢みがちなお年頃だから想像力が逞しくて、しかもそれが全部自分の都合のいいようにできているのが笑える。そして想像じゃなく霧尾くんと友達と4人でテーブルを囲むことに!!二人の緊張がこちらまで伝わってまた面白い。藍美ちゃんが見た霧尾くんの過去も気になりながらまったりと見れるのがいい。
昔から消しゴムに好きな人の名前を書いて誰にも見られず使い切れば両思いになれるってことは知られていましたよね。今回のは願いが叶うってやつね。てっきり霧尾と両思いになるってことかと思ったらなみちゃんの願いは違うのね。なみちゃんの藍美ちゃんへの愛が溢れていてきゅんとしてしまった。霧尾くんはもちろん好きだし両思いになりたいけれど、今は藍美ちゃんとわちゃわちゃしているのが楽しいってことだよね。めっちゃ青春しててかわいかった。
これぞ推し活!なんだけど、そんな言葉が流行る前からやってたおっかけって感じが昭和の人にも受け入れられるだろう。自分に振り向いてもらおうとかより以前の問題で、ただただ霧尾くんがかっこよくて見ていたい正にファンクラブだよね。好きなところが臓器って突き抜けてて共感はできないけれど、友達同士でワーキャー言っている時が最高に楽しいんだよね。ちょっとバカっぽいあいみを上手に手懐けている波のやり取りがすごく面白いね。