競争の番人

2022年7月期
総合評価: 2.62 / 5.0 (回答者数13人) 908 位 / 997件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.9 /5.0(57%) 831/998件中
キャスト 2.9 /5.0(58.4%) 907/998件中
演出 2.7 /5.0(53.8%) 884/997件中
音楽 2.3 /5.0(46.2%) 929/998件中
感動 2.3 /5.0(46.2%) 850/993件中
笑い 1.5 /5.0(30.8%) 940/993件中
スリル・興奮 2.7 /5.0(53.8%) 756/990件中
13コメント
1 | | 2022-07-12 12:36:00

最近1話完結じゃないのが増えたよね。今回のもそう。モヤモヤイライラして最後はスッキリ!としたいのに次回に持ち越しって結構辛いんだよな。白熊さんの愚直って言えば聞こえがいいけど、不器用で使えない感じもイライラさせられるし好きになれない。プライベートとは分けてるだろうけど、結婚でいろいろゴタゴタした人のウェディングドレス姿ってなんか痛々しいし。知らない世界のことだから説明が多いんだけど、月曜の夜からこれはキツイかな。

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2 | | 2022-07-12 17:12:56

想像していた以上に公正取引委員会という組織の立場も、法的な権限も弱くて、正直なところ驚きましたし、勉強にもなりました。公取がしっかり機能していなければ、民主的な資本主義なんて絵にかいた餅で、まったく機能しないだろうから、もっと立場を強くしても良さそうだけど、強ければ強いで自由競争を阻害する可能性もあるから、本当に難しい。まさに小勝負のような職業意識と正義感の強さがなければやっていけない仕事だなと思います。天沢みたいな自分だけ良ければいい企業人は実際にもいるし、なんとか追い詰めて欲しいですね。

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3 | | 2022-07-19 11:23:38

強いとか弱いとかを基準にすると、ほとんどの者がより強いものの被害者となり、より弱いものの加害者となる。だから平等を掲げる社会では、一定のルールのもとでの公正さが必要になる。だからこそ小勝負の言う「怒り」は大事。喜怒哀楽の中で「怒」だけが負の感情だとして良くないとされるけど、「怒り」は時に不公平さへの抵抗でもある。白熊の甘さの正体は同情が上から目線だと気づいていないことだと思います。さて天沢ですが追い詰められてから動くのは愚策。二人を閉じ込めたところで根本的な問題は変わらない。天沢の破滅は近いようです。

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4 | | 2022-07-26 11:23:48

「策士、策に溺れる」といいますが、天沢は次から次へと策略を巡らせて墓穴を堀った。絶対的に優位な状況なのに下手に動きすぎて隙を作ってしまったのは、彼が本当は臆病だったからのような気がします。それにしてもたかがカルテル隠しのために殺人未遂までとは、ビジネス命という人間の価値感はよくわかりませんね。また藤堂と本庄のやり取りからすると、二人には因縁があり、更に小勝負も藤堂とはなんらかの関りがあるようです。刑事ものではなく、公取だけに、どういう形で対峙していくのか楽しみです。

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5 | | 2022-07-30 21:16:23

最初から怪しいのは天沢で、その敵を倒すために3週も使うってなんか意味がわからない。刑事ドラマみたいにすんなりいかないのが公安取引委員会なんですよ!って言いたいのかな?振り回されたり閉じ込められたりしながらやっと追い詰めることができたけど、その間に人が死んだり殺されそうになったりしてからだからね。結局は人の良心に訴えかけて改心した人たちの協力で追い詰めるって方法だったし、最後は小勝負の能力ありきだし、なんだかなーでした。

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6 | | 2022-08-02 10:49:33

正直、いかに町工場を圧迫したとしても、日本の大企業が半導体分野のPCで、世界を驚かすなんてことはもうできないでしょう。原作がちょっと古いのかな。小勝負に強く同意できるのは、日本の運動部気質です。その絶対服従の自己犠牲精神は団塊の世代みたいに、労働人口が多い時代には有効だったかもしれないけど、労働の質が求められる今、時代錯誤だと思います。それと何よりも友情が最優先されるというのは、従業員の生活を守らねばならない経営者として失格です。いずれにしても日本企業の体質みたいなものが出ていると思います。何でも官から民へと言う経済学者がいるけど、民間も結構腐ってますよね、実際は。

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7 | | 2022-08-09 11:33:50

六角の劣等感が自分自身に向けられる分には構わないけど、それを同じ職場の者たちも同じと考えるのは、あまりにも自分勝手。白熊同様、小勝負に戦力外扱いされるのは仕方がありませんね。アレス電機の件は、除外されたデータから欲しいデータを裏読みするのはさすがでしたが、結局は運動部的な情で解決しました。小勝負の言う通り、運動部的なノリが日本企業をダメにしている部分があると思うだけに、そこは一方で良いところもあるという情緒的な終わり方ではない形にして欲しかったです。たとえコンプライアンスが守られたとも、職業倫理が希薄なら、単に法の網の目をかいくぐるという発想にしかならないわけで、六角の情報リークという職業倫理面での問題を絡め、問題提起ができるシナリオに出来たのでは?

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8 | | 2022-08-16 17:31:57

先入観の怖さですね。少なくとも井出香澄に注意しているシーンで、赤羽千尋は間違った指摘をしていたわけではありませんでした。口調は厳しいけど内容は正しい。香澄の言い分ももっともらしいけど、裏は取れていないわけで、桃園も小熊も勇み足だと言えます。でも素直にそれを認められる桃園は立派だと思います。最初の小勝負の「着たらわかるかも」という言葉が、見事な伏線になっていましたが、実際、人の目はいつだってバイアスがかかるし、見ただけではわからないものがあることを、小熊も香澄も学んで欲しいものです。

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9 | | 2022-08-23 10:08:03

白熊の成長とひとり立ちの回ですね。決してメインキャストの中に二人も大河ドラマで主要な役どころがいるので、その二人が忙しいからではないと思いましょう(笑)そもそも一点ものを扱うならば、数は望めないわけで、ビジネスとはそういう矛盾の落としどころを探すものです。ランク操作はともかく、デザイナーとして正直に話し合っていれば、双方が妥協できる落としどころもあったかもしれません。そういう作業もせずに、一方的に社長が悪い印象を与えるのは、まさに「公正」ではない。民主的な資本主義には他社との健全な競争だけでなく、社内でも健全な戦いが必要です。その点がしっかりと描かれていないし、申し訳ないけど杏さんの演技は、ちょっと古臭いというか、フィットしていない気がします。

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10 | | 2022-08-30 09:47:14

小勝負の過去がわかりました。果たしてあの状況で談合への参加を断れる人ってどれくらいいるのでしょう?入札の透明性を担保しない限り、こういうことは実際に起こるでしょうね。ただ年間1000社の建築会社が潰れているのは談合のせいではなく、単に戦後復興、高度経済成長期、バブル期とやり放題だった公共事業が、頭打ちになったからだと思いますが。そして小勝負の身代わりに本庄が刺されました。小勝負の焦りはわかるし、本庄の気持ちもわかるけど、もう少し互いに話をした方がよかったと思います。さて小勝負はどこまで藤堂を追い詰められるのでしょうか。

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11 | | 2022-09-06 10:01:29

本庄が無事でよかったですね。藤堂のように信念を持って悪を成す人は、いわば「無敵の人」であり、犯罪自体を防ぐことは難しい。だからこそ地道に距離を詰め、僅かな隙に付け込むしかない。本庄はそれをわかっていたから、あえて懐に飛び込んだのでしょう。ただ小勝負の気持ちも分からなくはない。繰り返される談合に加わらないと生きていけないという言葉ですが、公共事業に乗っかるしかない業界体質を棚に上げている点には、是非厳しい突っ込みを入れて欲しい。その素地があるから談合が有効になるのだから。

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12 | | 2022-09-13 11:30:26

見事に宿敵藤堂を粘りと知略とチームワークでざまあしました。阪神淡路大震災で奥さんを亡くしたのは同情するけど、談合につながる動機は完全な八つ当たりだし、ねじ曲がっていて、ちょっと弱い感じがしましたね。小勝負は地方に移動、白熊は警察復帰はせず、そのまま公取にということで、一件落着の最終回・・・ではありませんでした。なんと、もう一回あるようです。これはコロナの影響か、大河にも出ている坂口さんと小池さんのスケジュールの都合かわかりませんが、蛇足感がありありです。まあとりあえず、本当に公取が「弱者」といえるかどうかわかりませんが、公取の苦労と活躍を知らしめたという点では評価したいと思います。実際にもぜひ、公取には頑張ってもらいたいものです。

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13 | | 2022-09-20 11:03:25

最終回というよりも番外特別編という感じでした。小勝負がテレビを通してダイロクのメンバーに協力を要請するという展開はなかなか凝っていましたが、ダイロクの活躍はほぼありませんでした。むしろ緑川ってやっぱり小勝負が好きなんじゃないのというところに目が行きます(笑)不当廉売に関しては、原価がわかりづらいサービス業ではよくあることだし、そこまで行かなくても、相手の3割程度でも売上を削れれば体力勝負になり、地元の競合相手を潰せるからと、地方に進出する大手がぎりぎりの線でやってきます。大店法ぎりぎりの店舗面積でね。できればそういうところまで突っ込んで欲しかったです。

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