大豆田とわ子と三人の元夫

とわ子の親友のかごめは、恋愛をしないと決めた風変わりな女性です。気になる五条とは、目を合わせないようにて、相手を傷つけないように、早口で適当にごまかしながら話しました。とわ子には、自分ができるのは漫画を描くことだと理解して欲しいと、挑むように向かっていき、勢いに驚くほどでした。相手による感情の変化を、上手に表していたと思います。

ちょっと変わってるかごめちゃんの雰囲気にどハマリしていると思います。せっかくのデートのお誘いもきっと怖くなってしまったんでしょうね。いつのまにかいろんなことに臆病になってるんだなと思います。なんだかほっとけない感じがすごくあります。とわ子さんという親友がいて良かったですね。

ミステリアスな雰囲気と少女っぽさがミックスしていて今回の役にとても合っていたと思います。すごく気ままに生きているようだけど、過去の経験から生きづらさを感じているちょっと寂しそうな表情がとても素敵だなと思いました。

とっても自由人。ちょっと変わった人でとわ子だけが唯一無二の親友で、子供のころからの理解者なんだと思う。二人の関係や距離感がとてもいい感じで、見ていてうらやましい。彼女みたいな生き方はなかなかできないけど、なんかかっこいい。

不思議ちゃん爆発してます。元々、独特な雰囲気を持っていらっしゃる女優さんでしたが、今回のドラマではそれが際立っています。女優さんとしてよりドラマ中の「かごめ」として見てしまいます。主役のとわ子よりも気になって仕方がありません。まだドラマは中盤ですが、是非、かごめには幸せになって欲しいです。

興味深いのは、かごめが恋愛感情というものを「必要ない」と排除して生きている姿。かごめに好意を抱くいい男性はいるけれど、オシャレをしたり、いいお店でお食事したり、普通の女の子なら憧れることを「面倒くさい」と感じて、生きてきている。今まで見てきたドラマで恋愛をしないキャラというのは沢山いたけど、初めて見るタイプかもしれない。かごめの生き方は自由奔放で、ある意味、無駄なものを無くし、排他的に生きている。視点を変えてみてみると、少女のままで汚れていない雰囲気も持っている。だから興味深く、見てしまう。

今回のかごめ役はどこかミステリアスでとても個性的でいて、そしてどこか誰しもに共通する部分を垣間見せるキャラクターで、とわ子とのかけあいのテンポもすごく気持ちが良く、本当にこんな親友同士っていそうだな、羨ましいなと思わせてくれます。

ずっと見ていたかったなぁ。話の色んなところで伏線が出ていたんだなぁ。実家には帰りたくない。最後の晩餐はコロッケ。なんだか背中が痛い。んー、空気のようにふわふわしてたけど、すごいインパクトだった。恋愛もしないと決めてる。でも人の事は好きになる。それが男の人だったら恋愛になっちゃう。男と女だから恋愛になっちゃう。それが残念、それがめんどくさい。こんな感じのこと言ってたのがすごく印象的。

かごめさんは市川さんがぴったりだなと思った。型にはまらない感じもいいし、小さい頃から苦労してきた分自分を見つめたりしてきたしっかりとした部分もあり、ちょっと難ありの性格もさらっとこなせてしまうから。歩きながらのコロッケも市川さんだから似合ったと思う。