大豆田とわ子と三人の元夫

2021年4月期
総合評価: 4.19 / 5.0 (回答者数70人) 148 位 / 991件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.1 /5.0(82.8%) 211/992件中
キャスト 4.5 /5.0(90.2%) 167/992件中
演出 4.2 /5.0(84.2%) 161/991件中
音楽 4.3 /5.0(85.2%) 99/992件中
感動 3.7 /5.0(74%) 187/987件中
笑い 3.9 /5.0(77.4%) 136/987件中
スリル・興奮 3.3 /5.0(66.6%) 405/984件中
70コメント
1 | | 2021-04-14 09:04:02

松たか子さんと松田龍平さんが元だとしても夫婦だなんてカルテットファンとしてはなんだか感慨深いなと思いました。とわ子さんが離婚してもなんだかんだで三人の元夫から愛されているところがかわいいです。普通なら離婚したあとこんなに仲良くできないだろうなと思います。ブロッコリーでもめるところがかわいすきでした。みんなそれぞれ個性的で憎めない存在ですね。とわ子さんの細かい心情を紹介してくれるナレーションも好きです!

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2 | | 2021-04-14 09:58:02

うーん、すごく期待値が高かったからあれ?って感じ。なんであんなに何でもかんでもナレーションでしゃべっちゃうの?正直人の口内炎なんてどうでもいいし、あんなあからさまに詐欺みたいな船長さんと出会わなくてもよかったよね。3人の元旦那だけでも魅力的なのに茶番が多くて全然感動できない。カルテットみたいな会話でズドンとくるドラマを望んでいたからほんと的外れ。歩いていてあんなに両足ハマるほどの沼みたいな工事現場とかほんとないし。元旦那の優しく膝枕は良かったけど、正直なんなのこれ?って感じだな。

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3 | | 2021-04-14 11:51:02

ドラマのしょっぱなからもう面白かった。とわ子のキャラクターを分かりやすく、独特の雰囲気で伝えてくれるナレーションもばっちりで、とてもユニーク。特徴的な声なので「あ、あの女優さんだ」って分かり、ちょっとしたサプライズが楽しかった。3人の元夫もそれぞれのキャラが立っていて、とわ子との距離感や掛け合いが3人とも違って、面白かった。とわ子は女社長で元夫とも比較的友好関係にあり、何でも自由にできるはずなのに、なんか寂しそう。ちょっと切ないシーンもあって、笑いとのバランスがとってもよかった。

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4 | | 2021-04-17 01:23:01

大豆田とわ子。ほのぼのとした可愛い名前。ナレーションがここまで多いドラマは初めてです。そしてナレーションが「大豆田とわ子」をとても連発する。連発したくなる気持ち、なんとなくわかります。字ずらからしてなんだか声に出したくなるフルネーム。3回結婚して3回とも離婚したというけれど、もしかしたらどうしても「大豆田とわ子」じゃないと上手くいかない人生なんじゃないかと思えてきてしまう。
3回離婚を経験しても恋をしたい気持ちがある、というのが逞しい。彼女に4回目の結婚があるか分からないけれど、夫婦別姓を選択したら今度は上手くいくのではないでしょうか。
勝手な興味本位ですが姓名占いをしてみてほしい。
とわ子の母もバツ1。昔、中学生くらいのとわ子に「お父さんはなんでお母さんと離婚したのかな?」と訊かれて、「多分ひとりで平気な人は他人から大事にされにくいんじゃないかしら」と返していたのが印象的でした。切ない。お母様微笑んでいたけど悲しそうに見えました。でもなるほど、そうかもしれない。同調圧力の強い日本じゃ特にそうかもしれない。男の人は庇護欲をくすぐるような、「自分が支えてあげなくちゃ」というタイプに弱いのかもしれない。
私は異性でも同性でもひとりで平気な人の方が好ましく感じますけど。ジャージ姿でオシャレなパン屋にプラッと入店出来るとわ子も好きです。

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5 | | meda199 | 2021-04-17 02:06:01

カルテットも大好きだったので、坂元裕二氏脚本の新ドラマ楽しみにしていました!そうしたら、やっぱり面白い!
淡々としているとわ子がいいねえ。優しく指導したつもりの部下が、他の人に「すごく怒られた・・・」って言っているのを聞いて、一瞬ギョッとしたけれど、騒がず流す彼女の表情とか、面白かった!
網戸とかお風呂のくだりとか、すごく共感!そう!業者を呼ぶほどのことでもないけれど、自分ではできないとか、やりたくない事って、日々の暮らしの中で沢山あるんですよね。
別に女おんなしていなさそうなのに、三回も結婚するって、実は惚れっぽいのかな?
なんだか、一話で、すでにとわ子に夢中です。彼女をもっと知りたくなる。
三人の元夫も面白い。特に一番目の夫。松田龍平さんの、あのなんとも言えないぼんやりした感じの色気いいですね~。しかも、料理が上手いとは、更にポイントアップ。
詐欺師で、斎藤工さんが出たのも笑った。いかにもな、船長ファッション!
とわ子のファッションも好きです。喪服姿もおしゃれでした。

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6 | | 2021-04-19 06:33:02

キャストの魅力が十分に表れていました。とわ子が、仕事には真面目だけれど、恋愛には自由で、男性の前で素の自分を出せるのがすてきでした。お風呂で歌った時には聞き惚れました。3人の夫たちが、とわ子に未練があるけれど、素直に言えないのがおもしろくて笑える場面も多かったです。全く違うタイプの3人が話し合うのも、とわ子が相手にしないのも良い展開だと思いました。とわ子の前にすてきなゲストが毎回現れことが楽しみです。
ただ一点。ナレーターの声が気になりました。普通の話し方で十分伝わると思いました。

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7 | | あんこうに | 2021-04-19 13:04:01

私の中の久々のヒット作品になりそうな上々な滑り出しでした。最初から軽やかにテンポよく物語は流れ、ナレーションと、とわ子の行動を並べているのが特によかった。とわ子が、コーヒーに塩を入れるシーンや、穴におち、浴槽で思い切り歌うシーンに、ものすごく共感してしまった。歌の選曲もどこまでも私のツボ。大人なドラマで、くすっと笑いながら、気楽に見える。元夫たちの会話劇も笑える。全然にていないようで、根はやさしい愛すべき人たちでした。余韻に浸る間もなくエンディング曲の秀逸さに脱帽しました。

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8 | | 2021-04-19 14:14:01

フランス映画っぽいちょっとおしゃれなカラーリングの画面で、キャストも実力派な面々が揃ってるのがいい。2番目の夫の角田が演技の濃度的に浮かないかなとちょっと心配だったけど、持ち味の雰囲気や空気感がうまく溶け込んでて絶妙に良い感じになってる。
1回目見た時はちょっと前半淡々とした運びすぎるかな?と思ったけど、3人の元夫が一堂に会したあたりからそれぞれのキャラクター性がしっかり反映されたやり取りになってて、前半の各人物像を描いていたことが良いフリになってた感じがしました。

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9 | | ごはん | 2021-04-19 14:28:01

伊藤沙莉の低めの声のナレーションは、斬新なものの、自分にとっては、やや鬱陶しい感じがしました。キャスト陣は、安心して見ていられるベテランばかりで、それぞれの掛け合いがユーモラスで、楽しく見ていられます。コメディタッチに描かれていますが、心に突き刺さるセリフもあったり、ユーモアだけでなく考えさせられる場面もあるところが魅力に感じます。昔から松たか子は大好きですが、今回のドラマではストーリーだけではなく、彼女のハイセンスなファッションにも注目してしまいます。

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10 | | 2021-04-19 17:04:01

坂元裕二さん脚本の独特の世界観が思う存分堪能できるドラマでした。個性豊かなキャスト勢のゆるさの中にもトゲを感じられる演技のぶつかり合いは個人的に見ていてワクワクが止まらなかったです。途中途中で入ってくるナレーションの伊藤沙莉さんのちょっとハスキーな声質も相まって、このドラマ特有の空気感が仕上がっているように感じました。まだまだお話は始まったばかりで、この後何が起こってどのようにストーリーが展開していくのか想像が付きませんが、前情報は一切入れずに毎週楽しみに見ていきたいと思っています。

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11 | | チャオシマ | 2021-04-20 05:18:01

坂元裕二脚本ですがさすがテンポよく面白いセリフが次々と出てきます。三回も離婚しているという設定は奇抜ですが夫たちのキャスティングが絶妙。松田龍平、角田晃広、岡田将生と二回目がちょっとひずんだ?感も笑えます。生まれた時から反抗期ととわ子が言う娘・唄ですが、結婚離婚を繰り返す母の側にいてこれくらいの対応なら十分いい子。父親たちをシーズン1、シーズン2などと呼ぶのもいいセンスです。若いのに年齢不詳の声を出す伊藤沙莉のナレーションもいい味を出しています。

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12 | | 2021-04-20 22:01:01

まだ1話でとわ子のキャラに馴染みがあるわけではないのに松たか子さん演じるとわ子が自然というか、不自然さがなくてしっかりこの作品の世界観に入り込めた気がします。
開始早々運が悪く、運が向いてきたと思ったらせっかく出会った男性が詐欺師だった流れは笑った。しかもその青年が斎藤工さんだったのでちょい役ってことはないだろうと思わせる演出が素晴らしい。
そして結婚式の帰り道に綺麗な服着てバームクーヘンをかじるとわ子を呆れてるけどいつも通りみたいな顔で見てる唄の表情を見て、同情ととわ子の娘ってどういう感じなんだろうという羨ましさも生まれてきて終止にやっとしながら見ていました。 

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13 | | 2021-04-22 19:58:02

うわ、こんな男、顔だけやんけ!って思ってたけど一話丸ごと使ってせまるから魅力的ではなくてもなんとか分かるまでのレベルにはなった。あんなお喋りで屁理屈ばかり言ってる男は初めから願い下げだけど、相手をやりこめたいだけって意地悪にも見えるけど疑問そのものは本人がほんとに疑問に思っていることなんだよね。ほんとはそんな些細なことも気になる自分をちょっとだけ持て余している感じも見られてよかった。攻撃力は強いのに突っ込まれると弱い。その弱さが魅力にもなる。なんか最後はかわいらしくさえ見えた。

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14 | | 2021-04-22 21:04:01

3人目の元夫の中村さんの相変わらずややこしい性格で面白かったです。お土産まで無駄というなんてめんどくさすぎです。でもとわ子さんと結婚してた時は主夫だったのは驚きました。いつも冷静な中村さんがまだかなりとわ子さんに未練があるところが切なかったです。一緒にいたのはとても幸せだった時間だったんですね。とわ子さんが社長を引き受ける決断をした時のいちごのタルトの話はわかるようなわからないような感じでしたが、それがこのドラマのいいところですね。とわ子さんと中村さんの会話は元夫婦には見えなくて可愛かったです。

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15 | | まこ | 2021-04-22 22:28:02

大豆田とわ子の心情を説明するナレーションが非常に面白い。ただ単に説明するのではなく、そこに皮肉だったりコミカルさがあり、最後まで飽きることなく見ることができる。バツ3のヒロインだが、よくあるとても美人で仕事もできてスキがない、恋多き女性という感じではなく、非常に親近感を持てるキャラクターであることもとても良い部分だと思う。また、話が今後どうなっていくのかが見ていて全くわからないが、よくあるただ単に元夫と恋をまたしていくというようなストーリーではなさそう。3人の夫たちもキャラクターが濃いし、実際にいたらすごくめんどくさい男ばかりなのに、なんでか憎めない、見ているうちに何となく、こんないいところもあるんだとか、こんなところがかわいいとか思えてくるのが不思議。今後、それぞれの夫の成長や変化も見ることができるのだろうなと思う。

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16 | | 2021-04-26 15:01:02

偏屈でめんどくさく、理論武装するハリネズミみたいな三番目の元夫の過去編でしたが、彼の人間性が丁寧に描かれていて楽しめました。
小道具や言葉の使い方が巧いですね。君は頑張ってるよの一言が、離れてみてもう戻れない状態になって後悔してから、そしてこれまで触れてこなかった新たな人に出会ってからやっと言うことの出来た彼の姿に心がくすぐられました。
とわ子の中では過去として終わっていることの悲しさはやはりあるけど、それでも少しでも前に進むことが出来たのだなという優しく柔らかな成長でした。
他二人も含め、今後の火種はまだ燻っているのでそちらも気になるところ。

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17 | | 2021-04-27 19:40:54

2人にしかわからないとか家族にしか通じないレベルの会話が繰り広げられているのに、それをなぜか居心地がいいとさえ感じる。とわ子と出会ってそう経っていないのに、ときどき起こる異常な出来事さえとわ子"らしい"と思えてしまうのが不思議。
とわ子とシンシンの会話は今更何を言っているんだとしか言えない。その中でとわ子が放つ重さのある言葉の数々も次の出来事、演出によってふっと忘れてしまえるものなのもいい。ドタバタしているのにゆったりした気分で世界観に浸れる面白さに魅了されています。

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18 | | 2021-04-28 13:14:01

佐藤さんがかっこいいなと思わせる回でした。確かに器は小さいなと思いますが、彼なりに誠実にとわ子さんを想っていたんだなというのが伝わってきました。ふたりのダンスシーンがとても絵になって素敵でした!女優さんとの関係はなんとも言えない感じでしたが、結局騙されていたオチがちょっと彼らしいなと思いました。彼との結婚生活でのお姑問題の詳細もちょっと気になりました。とわ子の社長業の苦悩もよくわかる回でした。頑張っているなと思います。

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19 | | 2021-05-01 01:47:01

「器が小さい」と仕事仲間たちから評される鹿太郎が、小さい小皿に大きな唐揚げをのっけて食べるシーンに笑いました。
でも彼が席を外した隙にそれをネタにして笑うのはヒドイと思いました。
確かに鹿太郎はうっとうしい所もあるけれど、お人好しで優しい。
とわ子の為にわざと傘を置いていったり、夜道で見知らぬ女性に不安を感じさせないよう間隔を空けて歩いたり。
だから美玲にまんまと利用されてしまった訳ですが、それを知った後も連絡を貰えば自宅まで行って掃除しちゃうんだから呆れてしまう。
美玲がまた図々しい。利用していた事を謝りもしないでスクープを回避する為に協力してほしいなんて何様のつもりなのでしょう。メリットもなしに普通は引き受けないと思うけれど、鹿太郎は・・・押しにも女性にも弱そうだから微妙。
職場の人間関係に悩むとわ子に花束を贈った鹿太郎は男前だったと思います。ゴージャスな花束素敵でした。赤を基調にしたのは社交ダンスで着ていたとわ子の衣装が赤だったからでしょうか?
バーで登火たちに物申そうとしたのも、花を贈ったのも、とわ子を大事に想っているのもあるけれど、結婚していた時に上手くフォローしてあげられなかった負い目もあったからかな、と感じました。
中村がいつもの調子で「花束を贈ることに意味あります?」と言いだした時、八作がとわ子の許可を得て花束から一本赤いダリアを彼に差し出したシーンが良かったです。確かに花束ってかさばるし、TPOによってはジャマになるでしょうけど、綺麗なモノを見て美しいと感じる瞬間は誰だって幸福だと思います。

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20 | | 2021-05-01 02:04:02

3番目の旦那とのエピソードと2番目の旦那とのエピソードやっちゃって、今度1番目の旦那とのエピソードやっちゃったらもうドラマおわっちゃうんじゃない?(笑)会社社長であんな豪邸に住んでいるシングルマザーなんて日本に何パーセントいるのよ?だからどんなに小さな悩みが一緒でも共感ができないんだよね。2人目の旦那とのエピソードだって、仕事終わりの社交ダンスで出会ったんでしょ??その頃娘は何歳??フルで働いてるのに娘との時間削って社交ダンス??なんかいろいろ浮世離れしてて無理。

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21 | | 2021-05-01 11:51:46

「ーーなのに~~」がいっぱいちりばめてあって、いい意味ですべての事に二面性があるという、ひとつの見方ではなく違う見方を必ず用意してある感じが、ホッともするしハッともする。思い込みをことごとく打ち砕いていく脚本が本当に面白い。イケメンなのにめんどくさい、器が小さいけどその器は愛情たっぷり、一見真面目そうな女性なのにバツ3、名女優なのにナレーター、・・・いいですねえ~、こういう裏返しは大歓迎です。次にどんな仕掛けが待っているのかワクワクします。

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22 | | 2021-05-01 14:31:01

鹿太郎ととわ子の出会い方が社交ダンスって意外過ぎて、面白かった。しかもロマンチック!二人が踊るシーンは素敵だった。鹿太郎がとわ子のおかげでファッションカメラマンになったことに、ちょっと感動。3人の夫たちはみんなどこかふわふわしていて、優柔不断なんだけど、とわ子にあって人生が変わっていったんだと思う。でも、性格は変わらなかった。とわ子のお父さんもけっこうハチャメチャっぽいから、とわ子は余計に小さいころからしっかり者として育ったんだと思った。こういう女性には、なぜか元夫3人のような頼りない男子が集まるんだよね。

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23 | | 2021-05-07 23:18:01

大豆田とわ子の結婚遍歴にもかごめちゃんは深く関わってるのかー。モテてモテて疲れてしまう(笑)あんなモテ男を虜にし続けるかごめちゃんの魅力もまた直球じゃないところがいい。小悪魔とかじゃなくて生きることに不器用で支えたいけど支えることも拒まれる。常に受け身のオーガニックホストには無理だろうな。でもそれでその親友と結婚ってどうしたわけ?とわ子さんはどこまでその事情を知っている?ますますはっさくととわこの馴れ初めが気になる。

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24 | | 2021-05-10 02:21:01

翼も美玲も早良も嫌いですね~。
小賢しいというか自分本位で人の迷惑考えないというか、でも元夫たちは彼女たちに振り回されながらも、結局連絡があれば会ってしまうし突き放せないんですよね。
あれが恋愛であるならかごめが恋愛したくない、というのも頷けます。激しく同意。
「恋愛したいと思うのが普通じゃない?」と言う人が多いこの世界で、自分は恋愛したくないんだとカミングアウト出来る相手がいるのはとても幸せだと思います。
そんなかごめを決して否定せず、静かに話を訊いているとわ子は、確かにかごめが言う通り友達ではなく家族、という感じがしました。
とわ子とかごめが海外旅行で誘拐された話もですが、嬰児誘拐にはホントびっくりしました。最初冗談だと思ったのに、マジだったんですね。
ニュースにまで流れて。
虐待を通報しても子供を保護する段階までいかず、結果殺されてしまうケースが日本は本当に多いので、かごめの行動は突飛だけれどブラボー!って思ってしまいました。

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25 | | うにこ | 2021-05-11 04:07:02

とわ子の一番目の元夫、八作が何もしなくてもとにかくモテ、モテ過ぎて困っているというキャラが斬新で面白かった。正直、誰もが振り返るイケメンでもなければ、女のコを心地良くさせるような甘い言葉を吐くわけでもなく、どちらかというと、ごくごく正直に、ぶっきらぼうに生きているだけなのに、モテ過ぎるのが悩みで、自分の親友の彼女からも言い寄られ、お店にも自宅にも押しかけられ、冷たくあしらっているつもりが、中途半端な優しさからあしらいきれず、というところがこれまたモテる理由なんだな、と思ったりした。

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26 | | 2021-05-11 19:47:01

最初の夫・八作に焦点をあてた回かとおもいきや、謎の友人だったかごめのエピソードも同時に語られ新鮮。あと音楽がちょっと可愛らしさと切なさを併せたようなものになっている。この、毎回メインのテーマ曲を変えて、音楽で今回の話のテイストを感じさせるのもお洒落で好き。
八作とかごめの認識のずれや、この2人が接触して会話している場面での独特の空気感などから、若干の違和感を覚えていたものの核心はなかったけど、よく考えるとやはり八作のいう「好きな人」というのはそういうことだったのだなと感じた。
かごめの恋愛観は多数派ではないものだけど、物語全体がそれぞれの価値観に優しく寄り添うように描くことで共感を覚えられた。

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27 | | MISAYO | 2021-05-11 22:18:01

まめ子とその友人かごめと、まめ子の最初の夫八作の微妙な人間関係が、直接的に説明はされていなくても視聴者が察することができるセリフで、コミカルなやりとりの中にもしっとりとした大人っぽさがあって魅力的だった。とはいえ、かごめがだめだからといって、まめ子と結婚して子供までできてその上離婚していく八作はあまり好きになれない。もてすぎる人間は理解しがたい。悔しいが3番目の元夫、慎森の「(もてすぎる人間には)懲役を科しても良い」というセリフに激しく共感してしまった。

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28 | | 匿名希望 | 2021-05-12 09:46:21

今回は、かごめの過去が少し明らかとなりましたが、どちらかといえばその内容より、とわ子とかごめの絆の深さに好印象を受けました。やはり感情豊かで思いやりのあるとわ子は素敵ですね。一方、とわ子の元夫である3人もそれぞれ別の女性に振り回されます。とくに八作は相手から積極的にアプローチされてうらやましいのですが、八作はその思いを拒否します。やはり他の元夫と同様、とわ子が忘れられないのかと思いきや、それとは異なる事実が明らかに。八作ととわ子との過去、八作の真意に俄然興味がわいてくる内容でした。

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29 | | 2021-05-12 11:01:01

とわ子さんがプロポーズされたと知り、三人が揃ってやってきたのが面白くて可愛かったです。しかも信号機のカラーというのについ笑ってしまいました。自分も3回も離婚している門谷さんがとわ子さんがかわいそうだから結婚しよう、というのが本当に嫌なやつだなと思いました。ものすごい上から目線でいらっとしました。八作さんの好きな人がまさかのかごめちゃんという展開にも驚かされました。びっくりしたとわ子さんが元妻という反応には見えませんでした。八作さんには特別なのかもしれないんでしょうか。

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30 | | 2021-05-12 11:51:01

とわ子の4度目の結婚をどうにか阻止しようとする、元夫3人がこっけいでもありなんかかわいらしく見えた。いちいち3人で集まって、子供みたい。3人ともどこか憎めないタイプでキュート、でも頼りないところが残念ポイント。とわ子が八作と別れた原因がはっきりわかって、なんか切なかった。しかも、八作が好きな人が自分の親友なんて。絶対知りたくなかった事実だと思う。八作は今でもかごめのことをひそかに思い続けてるようで、でもかごめは誰かと恋愛することを避けていて、それはそれで切ない。

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31 | | 2021-05-19 03:14:01

医者になるのは止めて玉の輿を狙う、と言い出した唄がパッタリ勉強しなくなってしまったので、成績に響くことを心配しましたが通知表オール5で安心しました。というか、凄いですね。オール5!
でも備考欄の担任の一言が酷い。
協調性がないくらいで母親の離婚歴を揶揄される筋合いない。本人に他意はなかったとしてもちょっと無神経な文章だと思いました。
それで頭にきて通知表を破いちゃう唄がいい。母子だなぁ。
八作がかごめの靴下に穴が空いているのに気付いて、かごめの手に渡る事を望んでとわ子に靴下をプレゼントするのが、おい!それは駄目だろ!いくらとわ子が自分の想い人に気付いていないからって、それは酷いだろ!と思いました。
前から思っていたけど、八作は優しいというよりも人に嫌われるのがイヤなだけ、ズルいだけじゃないですか。
とわ子には自分に他に好きな人がいる事を秘密にして、親友の俊朗には早良が自分に好意を寄せている事を打ち明けたのは何故でしょう。
とわ子とかごめの関係に影響が出てしまうことを危惧した?そうだとしたら何がなんでも隠し通して欲しかった。なによりとわ子にプロポーズしてきた企画会社の社長、門谷に離婚歴3回ある事を「私の場合は勲章だけど、あなたのは傷でしょ」とかグチャグチャ言われダメージ受けた直後に「靴下のプレゼント」から「八作の本命」に繋がってしまったのが、もう、もう、も~・・・。
しかも門谷がフラれた腹いせに追加予算を認めないという公私混同。うっざー!てゆーかこれセクハラモラハラパワハラのハラハラ三拍子じゃなかろうか。こういう時こそ顧問弁護士の出番では?中村。

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32 | | 2021-05-19 04:16:01

なかなかあんなに清々しいくらいゲスい男はいないよね。自分のバツ3は勲章で、とわ子のバツ3は傷!!しかもそのかわいそうな女性を救うために自分と4回目の結婚をしようだと!!正気か??もう笑っちゃうね。もし、もしもそんなことを思ってたとしてそれを言っちゃう神経がもう人としての大事ななにかが欠落しているとしか思えない。だからバツ3なんだよ!って素直に思う。だからって面と向かって言わない神経だけは持ち合わせてるけどね(笑)

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33 | | 2021-05-19 10:14:02

毎回メインの音楽が変わって、エンディングも曲や映像が変わると言う豪華仕様。おしゃれに力入ってて楽しい。
新進気鋭の取引先社長の胡散臭さがヤバかった。そういう感じでよく今までやってこれたなという感じの人物。ここまで直球にぶつけてくる人は多くはないけど、こういう考えが根底にある人間っているよねという苦しさが感じられた。
八作が怒っているあたりのやりとりはいいですね。そして、離婚の原因であった人物に対して気付く流れも自然ですごくいい。
社の危機に、今まで影の薄かった年上社員が頑張ってくれるところも、だからこういう役職を前社長が与えたのだなと感じました。

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34 | | 2021-05-19 17:58:01

とわ子の元夫3人と彼女っぽい3人との合コンっぽいシーンから始まり、いつも通りゆるい感じでどうでもいい話で盛り上がってて、今回はずっととわ子不在のままドラマが進行していくんだと思った。途中、とわ子がいないしろくまハウジングのシーンもはさみつつの、いきなりの衝撃の展開。嫌な予感する間もなく、かごめがあっけなく死んじゃってショックすぎる。親友が突然いなくなっても強くて、かごめの部屋で料理して一人で食べてるシーンは切なくて彼女の悲しみがとてもよく伝わってきた。誰かが病気や事故で突然いなくなる感じを、ドラマを見てて体感できた。

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35 | | 2021-05-19 18:01:02

人の自宅に勝手にあがりこんでの餃子パーティーの会話が秀逸でした。男たちが女たちにことごとくダメ出しされていて、大豆田とわ子は何も言わなかったと言ってましたが、でもなんだかんだで離婚してるからきどこかで見切りはつけられているのでは、と思いました。餃子の包み方が個性的なのも面白かったです。後半ようやく大豆田とわ子が登場したと思ったらなんとかごめちゃんが亡くなってしまい頭の中が真っ白になりました。なんでこんな展開にしてしまうのかつらくて仕方ありませんでした。ポップな音楽が流れるお葬式のシーンでしたが逆に心がしんどくなりました…。気丈に振る舞うとわ子でしたが、本当につらかっただろうなと思いました。

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36 | | 2021-05-21 23:31:01

とわ子の自宅で家主不在で餃子パーティー。電話で呼びつけた旺介が、なぜか鹿太郎だけに冷たい態度なので嫌っているのかと思いきや、気に入っているからこその態度だったのですね。そんなややこしいマネするタイプに見えませんでした。意外です。
美玲、翼、早良たちは初対面なのに打ち解けるのが早い上に、結託して男性陣をディスっていて怖い。そして自分の事を棚に上げて批判していてズルいなと思いました。
不倫相手とのスキャンダルを避ける為に利用したり、彼氏と別れないままモーションかけてきたり。中でも特に引っ掛かったのが、自分が働くホテルに宿泊している中村が、挨拶を返してくれないとか、自分を覚えていなかった、と責めた事です。自分がひとりの客に個人的な興味や好意を抱いても、相手もそうであるとは限りません。普通に仕事をしているだけなのに難癖をつけられた、セクハラされた、という訳ではないし、責めるのはお門違いのように思います。
けれど女性陣も「自分もわがままだったから」と反省していたみたいなので良かったです。
さて、このドラマでは誰も死なないと思っていたので、かごめの突然の訃報には驚きましたし、ショックでした。とわ子は仕事帰りに会う約束をしていたのに門谷の、セクハラパワハラモラハラ門谷のせいでかごめに会う事が出来なかったので、余計辛いだろうと思います。それなのに涙も見せず、気丈に、いつも通りの明るさを持ちながら親友の葬儀の準備をこなしていて、心配になりました。自分の誕生日にセクハラパワハラモラハラ門谷に仕事を白紙にされ、親友が亡くなる。続け様に最悪な事が折り重なって、ヒステリー起こしても泣いても不思議じゃないような状況なのに、いつも通りの自分を保つ精神力は立派です。
けれど、耐えて堪えていつか心の均衡が崩れてしまわないでしょうか。こういう人ほどたまには誰かに弱音吐いたり愚痴ったりしてほしい。

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37 | | 2021-05-24 02:21:01

とにかくおもしろすぎる。大人のセンスある軽快な会話劇が最高で、とわ子や元夫たちなど、すべてのキャラクターが独特で人間味がある。常にクスッと笑えるセリフがあったり、奥深い言葉があったりで、聞き逃し厳禁。ナレーションがいい味だしていて、家具も衣装もおしゃれ。毎回変わるエンディングソングも楽しみの一つ。先週までは重すぎないドラマで、軽い気持ちで会話劇を楽しんでいたのに、第6話の途中から急に衝撃の展開。大豆田とわ子の親友に何があったのか、きちんとした説明もなかったので、来週以降伏線が回収されたり、説明があるのか。こんなセンスがよくて、見ていて気持ちいいドラマは久しぶり!

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38 | | 2021-05-25 12:26:01

なんで!なんでかごめちゃん死んじゃったの!!前半の家主不在の家で行われたよく分からない合コンからのダメ出しから嘘のような展開についていけない。社長同士の話し合いからどうやってかごめちゃんのところに行ったのか、あんなわちゃわちゃした不毛な話し合いよりよっぽどトワ子とかごめちゃんの方が興味あったわ。でも亡くなってから泣き暮れるよりもたんたんと目の前のことをこなしながら、かごめちゃんのいない日々を過ごしていくトワ子に泣けた。かごめちゃんが食べるはずの料理を食べ、かごめちゃんがやり残した漫画を投函する。かごめちゃんの全てを自分の中に取り込むように。泣き暮れるだけがその人と別れることじゃない。なんかよかったな。

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39 | | 2021-05-25 20:18:01

このドラマ全体に流れるお洒落な空気感とか大好きだけど、餃子パーティーの女子会の感じは正直微妙かなという印象が強かった。
ちょっとキャラクターが役割の動きをし過ぎてるというか。3人の元夫たちが、同時に自分達がこのままではいけないと気付いて踏み出していくきっかけだから多少仕方ないのかもしれないけど。
前回の取引先の社長とのエピソードが下手にダラダラ描かれなかったのはいい感じ。あそこをあれ以上フォーカスすると昼ドラみたいになりそうでつまらないし。
かごめのエピソードが今回最大の出来事だったけど、彼女はすごくはみ出しものの代表のようなキャラクターだったから、ああいった形で退場となってしまうのはなんともやりきれない気持ちになりました。

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40 | | 2021-05-26 08:41:52

元夫たちが好きになった女性3人が自信満々な感じを隠してなかったので、それでも付き合いたいではなく"さよなら"を告げに来たと知って、うわあと引いてしまいました。それでも付き合いたいという流れならツンデレかなと思えたのに、言いたいことを言ってちょっと反省したふりしてまた2人きりになったら言いたいこと言ってと最後まで魅力的に見えなかった。早良の「私と付き合ったら絶対楽しいと思うよ」ってセリフはカッコよく、似合ってたけどわざわざ口にできるのすごいなと関心しつつも、よく言えるなって冷めた感情もどこかにあって、こんな演出必要だったのかと疑問に思いました。
一転して親友を一人で死なせてしまったと、とわ子の醸し出す雰囲気に一気に引き込まれました。親しい人が亡くなったときの喪失感としゃんとしなきゃと思わせる丁寧な間や仕草に悲しみが現れているようで、前半と後半の魅せ方の差にやられました。

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41 | | 2021-05-26 12:55:01

かごめが急死してから1年たち、唄が家を出てとわ子が本当に一人ぼっちになってしまったみたいでちょっと切なかった。唄をどうにか引き留めようとあーだこーだ唄に吹込んでいるとわ子が、まるで慎森みたいだった。もしかしたら二人って似た者同士なのかも。とわ子がやけに、周りの人たちの健康を気にして野菜とか勧めていたのは、かごめの急死を悔やみ意識してるからなのかな。謎の男、小鳥遊との出会いは、とわ子の新たな恋を感じさせ、いい感じだと思ってたのに、すんなりとは恋愛に発展しない感じが、このドラマならでは。小鳥遊もとわ子の元夫3人同様、クセがあってとても変わってるし。4人の中で一番強烈なキャラかも。

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42 | | 2021-05-26 14:23:01

最初に目次のように概要が示されて、それに沿って淡々と物語が進み、ちょっと本を読んでいるような気分になる。娘の唄が進学を機に家を出ていって、広い家に一人。ふとした時にさみしかったり、人の目があるからグダグダうだうだしたくなる。ソファーで眠るとわ子を見ながら、私もソファーで寝たくなるなと思う。公園で謎の男に出会い、少し気になり、ひょんなことから一緒にパンを食べ、珈琲を飲み話をする。その中で、大切な人を失った時の心の喪失感や彼女への思いを話す場面での謎の男の返答がとても良い。わかるようなわからないような。それでいてとても大切なことのようで、心に染み入る。過去とか未来とか関係なく、その時その時の積み重ねであるという考え方はなぜか心にしっくりきた。

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43 | | 2021-05-29 20:47:01

今まではとわ子の考え方が斜め上なのが心地よかったけど、かごめが亡くなって1年という時間が経っても、かごめを孤独にしたと申し訳なさそうにしたり、ずっと一緒にいたから自分も同じところへ行ってあげたいと言っていて、何でそんなに上からなんだろうと感じました。
心筋梗塞で苦しみはあったかもしれないけど"孤独"だと強く感じて亡くなったとは限らないし、かごめは可哀想で寂しい思いをしているのが当然とばかりの話し方は少し気分が悪かった。それに唄をおいていくことになるのに、実際する気がないからか何も考えてない雰囲気についていけなかったです。
とわ子を理解できるとは考えていなかったけど、この思考で小鳥遊の話が沁みたという流れもわけがわからなかった…。

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44 | | 2021-05-31 23:21:01

焼き肉屋で慎森がシンシン、鹿太郎が肩ロースを食べた事を指摘し合うシーンが可笑しかったです。このシーンを入れたくて名前を慎森、鹿太郎にしたのでしょうか。顔を合わせばいつも口ケンカのような応酬が始まるのに、ふたりだけで焼き肉に行くとは、仲が良いのか悪いのか。
やたらと人の体調を気にかけるようになってしまったとわ子を心配するふたりは、かごめを知っている八作が慰めてあげたらいいのにって言うけれど出来ないんだよ、そんな余裕ないんだよ、自分もショック受けているから。
なにせ急な事だったから1年たっても悲しみが滞留してしまうのはどうしようもない。八作もとわ子も。
特に心配なのがやっぱりとわ子なんですよね。とわ子が自宅のリビングでチラチラ見ているクリスタルな置き物が、新人まんがグランプリ賞のトロフィーだったのが辛い、切ない。
なんだかとわ子ばっかりツイていないというか試練の連続のような気がします。
唄は高校進学を機に祖父旺介の家に引っ越してしまったし、しろくまハウジングの売却話が浮上するし、部下のカレンには裏切られるし。
まだまだかごめの死のショックを密かに抱えているというのに、嫌な事が折り重なって起こるので可哀想で仕方ない。
特に元部下からのパワハラされたという嘘が酷いと思いました。とわ子は経営面はよく分からないけれど、対人面では良い上司、良い社長だと思いますし、なぜそんな個人の名誉を傷付けるような嘘をつくのかと腹が立ちます。なにかメリットがあるのでしょうか。腹いせにしてもとわ子には恨まれるいわれがないと思うのですが。六坊さんもいい人だと思っていたけれど、なんだか裏があるような気がしてきてしまう。
実はマディソンパートナーズの人だった大史が、ビジネスとプライベートは別、というような事を言っていましたが、正論だけど無神経じゃないかなと思いました。逆に自分が追い詰められる側でも切り替えて普通に接する事が出来たら尊敬するかもしれないけれど、あれほど何事もなかったかのように話しかけられると怖い。大史の言葉でとわ子が折角かごめの死からちょっと浮上出来たのに、同一人物から今度は仕事で心を撃沈させられるとは皮肉。

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45 | | 2021-06-01 06:18:02

八作の言葉が少ないからこその、その溢れた言葉がとても深くて興味深い。ハ作が元妻の元で友達のようにご飯を食べ、そのまた友達のかごめについては何にも言わない。まだ2人の中では言えるような傷ではないってことか。帰る時、不意に言った元気?はこれまた不意に死んでしまったかごめを失ったように自分の大切なとわ子がいなくなってしまうのが怖いから出た言葉だよね。とわ子が、がたろうにもしんしんにも健康を気づかったのはおんなじ意味。かごめの死がボディーブローのように効いているんだと長い深い悲しみを思った。けど、ハ作のごめんねが分からない。なんでごめんねと言ったんだろう。一語一句真剣に聞いて見るドラマ、久しぶりだ。

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46 | | 2021-06-01 19:51:02

かごめが亡くなってから一年後経過し、人が亡くなっても過ぎていく時間のなかで残る喪失感をポツリポツリと感じさせられる回でした。
八作ととわ子は特に親しかったので、大人なので表面上は落ち着いて見えても、かごめという人の存在は彼、彼女のなかでやはり大きいものだったのだと実感させられました。
そして、今回から新しく登場した、数学の計算を行っている不思議な人物。彼の価値観がとわ子を癒す場面の言葉は、私は見ていて若干の違和感を覚えたのですが、それがあんな形ですぐに返ってくるとは……恐ろしいです。

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47 | | 2021-06-03 00:01:01

今回のとわ子と小鳥遊さんの絶妙な会話にキュンキュンしました。小鳥遊さんの少し悲しい過去もわかり、さらに彼のことがいとおしく見れました。10年間空白があるのに今はめちゃくちゃ仕事ができるのはすごいです。とわ子の前ではあんなにかわいく笑うのに仕事ではとわ子を追い詰めるところのギャップに萌えました。オダギリジョーさんすごすぎです。
ラストで網戸を直してくれた小鳥遊さん、ついにとわ子の最後の恋が始まるのかなと思わせてくれました。

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48 | | 2021-06-03 00:07:02

大史のプライベートと仕事の時のキャラが違いすぎて、少し引いた。ツンデレが半端ないというか、二重人格かとも思える行動がちょっとこわかった。急にキレそう。
とわ子の家に元夫3人と大史が集合したシーンはなんて豪華なの!と、テンション上がりました。
しろくまハウジングでとわ子の一番の味方だと思っていた松林カレンがめちゃくちゃ敵になっていて、この対立は残念。でもきっと最終的には和解する気がする。とわ子は包容力があるさみしがりやだから、3回も結婚し4度目の可能性も十分にあると思った。

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49 | | 2021-06-04 18:16:02

エリートコースを通ってきて、順風満帆そうなイメージを抱かせる小鳥遊。そんな彼が「なりたかった自分はこんなんじゃなかった」と打ち明けた相手に贅沢だと言われ、もう誰にも自分の本音を話すまいと決めたという回想が印象的でした。
相手に悪気は無くても、自分が心をゆるせそうだった人に理解されなかった、自分が期待していたような言葉が貰えなかった、というのは勝手だけど少しショックなんですよね。
だから「もう誰にも自分の本音を話すまい」と小鳥遊が思ったのは分かります。
「17~31歳まで自分の人生がなかった」という小鳥遊。「ヤングケアラー」という言葉を最近メディアで見聞きしますが、自分の時間がとれずに受験も就職も出来なかった彼が、自分を拾ってくれた社長に恩義を感じるのは分かるけれど、結婚まで業務命令のように受け入れるのはどうなのでしょう。納得していないし、社長令嬢に興味も無さそうなのに結婚話を受け入れてしまうのは、あまりにも主体性がないと思いました。
けれど、小鳥遊の話を聞いていると、自分の意思がないというより自由に決める事が許されてこなかったから「自分で自由に決める」という発想すら希薄のように感じて切なかったです。
小鳥遊にビジネスでは社長を退くよう迫られ、プライベートでは社長令嬢との会話術指南役にされるとわ子が憐れ。エアコンのスイッチみたいに切り替えるってやっぱり無理に等しい。カレンにも歩み寄ろうとして拒絶されてしまうし、お人好しというか優しさが仇みたいになってとわ子のような優しい人が傷付くのは見たくない。
自分が「社長」である事に窮屈さを感じ向いていないと思っているとわ子が、それでも辞任しないのはかごめとの約束を守っての事だったのが
胸を打ちます。
でも小鳥遊の「人から預かった荷物をいつまで背負い続けるつもりなんですか」という言葉も、もっともなんですよね。
大切な人との約束を守ろうとするのは素敵だけれど、苦しみながら背負っているのなら、それはもう呪いの言葉みたいになってしまうような。
どちらにせよ、とわ子が悩んで自分で決めた事なら、かごめは怒らないと思います。
むしろ小鳥遊が社長命令に背いたついでに会社も辞めて、大学に入学しちゃえばいいのにと思いました。数学者の方が向いていますよ。

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50 | | 2021-06-06 00:55:01

小鳥遊の自分の人生がなかった時期ってほんとに壮絶だったんだろうな。その期間が人生の最も楽しむ時期だっただなんてほんとに残酷。でもそこにはやらなきゃいけない介護があった。誰でもなく自分がやらなきゃとは思っているけどきっと誰かからやんわり押し付けられた記憶もあるだろう。なんで自分だけと思ったこともあっただろう。目の前の病人が憎たらしくなったこともあっただろう。怒り、焦り、後悔、そんな負の塊をまとめてどこかに置いてきたようなさらっとした感触。その人生がなかった時期を感情ごとまるごと捨ててきたんだろう。きっと開けてはいけないパンドラの箱。この人の人生を受け入れるって相当難易度高いと思う。

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