夫よ、死んでくれないか

エンディングの音楽が良かった　おもわず誰が歌ってるのか調べました

脚本もよかったとおもいます　ただ一点、主人公が陸橋で声をかけられた女性が回収されておらず、かといって想像を掻き立てる要素にもなっておらず消化不良

キャスティングは良かったとおもいます

気になったのは演出でした

複数の監督で演出されているのかと思いますが、回によって演出のクオリティ？趣向？がだいぶ違って、見ていて気になりました

ただただびっくり・・・。最後クマって。演者の誰にも共感できなかったし、薄っぺらい人間関係、幼稚過ぎる思考、甘すぎるストーリー。正直良くドラマ化したなと。結局3人が犯した殺人は藪の中？あり得ない。辛味や毒味をつけているつもりかもしれないが、子供がぬいぐるみを糸で縛ってるシーンなんか、ギャグかと思った。旦那を荼毘に付して、涙から笑いに持っていく安達祐実の演技だけ良かった。演技上手いんだから、仕事選んで欲しいな。3000万は素晴らしかったのに。

あーあ、モラハラ夫が覚醒してしまった。手をガムテープで縛られていたことも覚えているし、娘の証言もあるし言い逃れはできないよね。このままじゃ大金を払わされるしそれで収まるかと言えば難しいし、やっぱり殺すしかないんじゃないってところまで追い詰められそう。でもさやっぱり思うのは言葉は考えて言うべきだねってこと。簡単に死ねなんて言っちゃダメなのよ。この場合殺意はあったと認めることになるし冗談じゃすまなくなる。それにしてもどっちを向いても修羅場で、心臓がもたない。

夫が何かの事件に巻き込まれたかもしれない麻矢と、常軌を逸している夫に浮気がバレた璃子、そしてモラハラ夫の記憶が戻った友里香。三者三様の修羅場が幕を開けるところで終わった今回。もう次は見るのをやめようと思いつつ怖いもの見たさで見てしまう。モラハラ夫は俺も悪かったってなるのが理想だけど、殺されかけているのだから無理だよね。娘がその一部始終を見ていて伝えてしまったのだから、これからの反撃がどう出るのかめちゃくちゃ怖い。ホラーを見るような覚悟が必要かも。

光博と璃子の不倫はなかった。人見知りの光博があんなに明るく声をかけ自分から写真を撮るって明らかにおかしい。その直後に誰かに写真を送っていたのも気になるし、今になってその写真だけを麻矢に送ってくる神経が分からない。めんどくさくなってさっさと離婚届だけ送ってくればいいのに、なんて身も蓋もないことを言ってみる。ここに出てくる3人の夫は結婚したら変わってしまったタイプよね。結婚したら素を出していいと思ったのか？はたまた変わったのはお互い様なのか。旦那の方の意見も聞いてみたいと思った。

三人の誰かが困っていたらみんなで力になる！1番力強く言っていた璃子がよりによって麻矢の夫に手を出すかね？これはミスリードで浮気の相手は違うと思いたいんだけどなー。麻矢の言ってた夫がいない今の方がよく眠れるし調子がいいって皮肉だけど、あるかもしれない。夫の出す空気に拒絶感がありありで気が休まらなかったのだろう。麻矢は夫に戻ってきて欲しいのか、はたまたどこかで死んでいてくれないかと思っているのか。知りたいような‥知りたくないような‥。

ドキッとするタイトルだけど、心の中で思ったことあるって人はいると思う。ただどこまでも女性目線で書かれているので男性たちからは不評だろう。妻が思っているのなら夫だって思っているかもしれないってことを肝に銘じていないといけないと思う。モラハラの哲也は置いといて甲本夫妻はコミュニケーションの不足が原因だと思う。出産や育児に対しての負担が多すぎるから子供を持つことに躊躇していることをちゃんと話合ったら違ったのに。夫婦関係を再構築するドラマじゃなさそうだし、面白くなるか不安。