スカーレット

久々の登場で嬉しかったのです。喜美子を見て無邪気にはしゃぐけど一方通行なところが変わって無くて良かったです。ちょっと顔色が悪い感じも田舎のお嬢様感が出ていました。信楽の言葉使い(イントネーション)が少し下手なのが気になりましたが、あまり友達がいない設定なのでそうなるのも無理はないか～と思うことにしました。

久しぶりの照子の登場！借金だらけの川原家の暗い話が続いていましたが、いい意味で能天気な照子の存在には、見ていて明るい気持ちにさせてくれました。今回は喜美子が大阪で働き続けることや美術学校への進学を断念するのかな、と思わせる話でしたが、照子がいるなら信楽での生活も明るくなりそう、と思わせてくれます。大島優子さんの笑顔に癒された回でした。

さすがもとトップアイドルだね、15歳の役で髪の毛を２つに結わいてピンクのリボンして、ピンクのカーディガン着てもなんとかギリ見られる。童顔ゆえかな。前の子役さんとのバトンタッチもスムーズに登場。早く年相応に成長するといいね。

事前には、中学3年は苦しいんと違うかと思ったが、意外にイケてる。違和感ない。役のキャラとしては、家柄もあるのか、えらそうに言うし、わがままだが可愛げがある。思ったこと、感情をそのまま出しているという感じだ。喜美子と対照的だと思う。

わがままお嬢様・照子をいきいきと演じていて好感が持てました。
卒業式の後、まさかの柔道で喜美子と決着には驚きましたが、照子が負けたあと泣きながら「大阪なんて行くな！私は友達が一人もいいひん。行かないで」と言うシーンに本音が出ていましたね。大島優子さんも表情豊かで良かったです。

子役から大人の俳優へと変わった今回、一番違和感が少なかったのが大島優子さんでした！子役と顔立ちも似ていますが、「そっくり！」と思ったのは顔の表情。眉を上げ、目を見開いたところは、「あの子役の5年後、10年後は、きっとこんな姿なんだろうな」と思わせてくれるものでした。「～してあげてもええよ」という言い方も、子ども時代とそっくりで、見ていて微笑ましい気持ちになりました。