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脚本・ストーリー 3.7 /5.0(74.6%) | 474位 /1087件中 |
キャスト 3.8 /5.0(76.4%) | 640位 /1087件中 |
演出 3.6 /5.0(71%) | 580位 /1086件中 |
音楽 2.5 /5.0(49%) | 965位 /1087件中 |
感動 3.2 /5.0(63.6%) | 468位 /1082件中 |
笑い 2.8 /5.0(56.4%) | 548位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(58.2%) | 697位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 3.7 /5.0(74.6%) | 474位 /1087件中 |
キャスト 3.8 /5.0(76.4%) | 640位 /1087件中 |
演出 3.6 /5.0(71%) | 580位 /1086件中 |
音楽 2.5 /5.0(49%) | 965位 /1087件中 |
感動 3.2 /5.0(63.6%) | 468位 /1082件中 |
笑い 2.8 /5.0(56.4%) | 548位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(58.2%) | 697位 /1079件中 |
志は同じなのに峰岸さんの力技ではどうにもみんながなびかない。押してダメならってわけじゃないけど痒いところに手が届くまりりんのやり方は素晴らしいと思った。会社が変革の時!とか言われるとどうしても悪いことを考えて身構えてしまうけど、峰岸さんも悪くしようと思ってやってるわけじゃない。ただ柔軟な考え方が足りなかっただけ。女性にガラスの天井があるように男性にガラスの地下室があるとは知らなかった。女性の問題ばかりに目を向けていたら男性の問題にも突き当たるなんてすごい。いろいろバランスをとりながら今があると思い知らされる。性別にとらわれずみんなのオウミが変わろうとしていて良いエンディングだった。
女性の管理職を5割にって威勢のいいこと言ってたけど、みんなの意識を変えてからじゃないとダメなんだな。女性も活躍させろ!って思っている夏目さんみたいな人もいるかもだけど、長い間染みついた習慣で、出世なんかしないで自分の気に入った仕事だけをやらせてくれる方が良いと思う人もいる。「お母さんだって活躍したい!」と思っていたマミコさんだってなんだか苦しそう。子供の託児にかかる費用を増やすって子供の気持ちは置いてけぼりなんだなと悲しくなった。やっぱり社会は働きにくい。変えるべきはそこじゃないと思う。でもこれはすごい問題提起。いい解決策を探ってほしい。
「戦うためにはルールを知る」って良いこと言うよね。まりりんが見事に言い負かしたことろはすかっとしたよ。
ワーキングマザーの件はいろいろ分かりすぎる。女が育児、家事、仕事とトリプルワークしてるのにどうして謝りながら生きていかなきゃいけないんだ?いくら時間があっても足りないんだ。必死に働いているのに「お子さんほったらかして大丈夫?」だの「スマホばかり見てないで!」なんて言われなきゃいけないのか。この世は女の苦労で成り立っているのだよ。感謝してほしいわ。
あんなに大きい会社で働いたことないからさっぱり分からないけど、出社してから自分の仕事もしないで面白そうだなと思ったプロジェクトに参加ってアリなの?だいぶ普段の仕事からかけ離れて自由にしているみたいで違和感があると思いました。また社内政治は外にはどうでもいいことなのに、せっかく新しいプロジェクトを取り上げてくれているテレビで個人名と社内方針を連呼するってありえない。テレビは私物ではないので厚かましいにも程がある。いつまでも自分のことを名字で呼ぶのとこういう厚かましい演出が嫌い。
随分と勢いのいい新人でびっくり。ただ会社ならではのチームワークや今までのやり方を真っ向から否定するのはよくないよね。今回は小野さんがすごく頼もしく見えた。ただ「この会社には3年しかいない!」なんて豪語する後輩には何にも教えたくないと思ってしまう。それは心が狭いのだろうか。
三島課長って典型的なワーカーホリックだと思っていたけど、奥さんの意見を聞いて孤独を埋めるために仕事に打ち込むってこともあるんだなと気付かされた。チームで何かをやり遂げるって達成感もあるし楽しいんだろうね。でも、そこから離れたら何もないなんて寂しすぎる。
ストーリー自体は、考えもしないところから助け船が来て丸くおさまって、いかにもドラマ!って感じなのですが、内容に深く共感しました。社畜みたいになるのって、寂しいって言うか、認められたいとか仲間との繋がりを求めるとか、そういう側面ってあるんですよね。で、それが当たり前になって、そうしていないと気持ち悪いっていうか。山口さんは三島課長の雰囲気にぴったりだった。妻役の須藤さんも、リアルな感じがして良かった。峰岸と夏目の会話にも深く共感。若い人はわからないかもしれないけれど、中年以降になると、どんな人も心細い気持ちとか出てくるんだよな~。あと無性においしいチョコが食べたくなりました(笑)
ただ単に性差別の話って割り切れない長い歴史や慣習、会社の雇用体制など根深い話だと思った。男性社員が奢って当然と思われるところは女性社員が悪いような気がするが、それは同じように働いても賃金に格差があるという問題もある。男性社員が会議の後の片付けや雑用を女性社員にやらせることは時代錯誤で、さすがにもう無いかもしれないが、いつも奢っている関係ならあるかもしれない。「女のくせに」とか「男なんだから」と言った言葉の排除だけならすぐにできるかもしれないけど、一朝一夕には解決できない問題だなと思った。
おマケねー。すごいネーミングだよね。マーケティングのマケ、おまけ部署のマケ、負け組のマケ‥悪意がありすぎる。そんな部署で出会った梨田さんも最初はこの会社のためにって希望に燃えていたのに、いつのまにか自分の生活保障ぐらいにしか考えられなくなっちゃうなんてもったいない。地味な仕事だけどどれも大事な仕事なのにね。部署のマウンティングってほんとにどこでもあるんだよね。マウンティングしてなきゃやってられないほど会社員生活はストレスが多いのかも。なんか世知辛いね。
夏目さんは立派な女王蜂症候群だけど、同時にまりりんに言った女性に倍のチャンスを与えてきたって言うのも本当だと思う。職場では女性の働く意欲だったりキャリアへの考え方だったりがたくさんあるからひとまとめに指導しようと思うといろんな壁にぶつかるんだよね。自分と同じようにやれなんてパワハラ以外の何者でもない。そんな気難しい上司の信頼も勝ち取るなんてまりりんはほんとすごい。峰岸さんの言っていた昨日の友が今日の敵、的中したところがすごく怖かった。
石田ひかりさんがやっていた頃のドラマを見ていた世代としては懐かしく見ました。その頃と比べたらおばさんくさいかもだけど、やっぱりまりりんが子供っぽいかなと思いました。かわいいや無邪気ってことが会社でも許容されつつあるんですかね。奇抜な服装や髪型はいいとしても廊下は走らないでほしい。その一歩間違えれば無礼だと言われる言動が人々を変えていくのかな。私が峰岸さんで名前を連呼されたら居た堪れないかもと思ってしまいました。