※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.5 /5.0(90%) | 58位 /1088件中 |
キャスト 4.8 /5.0(96.6%) | 25位 /1088件中 |
演出 4.3 /5.0(86.6%) | 121位 /1087件中 |
音楽 3.7 /5.0(73.4%) | 404位 /1088件中 |
感動 4.2 /5.0(83.4%) | 69位 /1083件中 |
笑い 3.8 /5.0(76.6%) | 152位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.0 /5.0(40%) | 1003位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 4.5 /5.0(90%) | 58位 /1088件中 |
キャスト 4.8 /5.0(96.6%) | 25位 /1088件中 |
演出 4.3 /5.0(86.6%) | 121位 /1087件中 |
音楽 3.7 /5.0(73.4%) | 404位 /1088件中 |
感動 4.2 /5.0(83.4%) | 69位 /1083件中 |
笑い 3.8 /5.0(76.6%) | 152位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.0 /5.0(40%) | 1003位 /1080件中 |
ことばの力の絶大さを感じずにはいられないドラマでした。毎回朗読が素晴らしくて、心をグッと掴まれていました。キャストのみなさん全員朗読も演技も上手なので、ぐんぐん引き込まれました。
終わってしまってとてもとても寂しいです。穂波と京子先生の「始まったばかり」の物語を、ずっとずっと見ていたい。朗読教室のみんなのその後も気になるし、もっともっと良いことばに出会いたいです。
心の「ぽっかり」は埋まらなかったけれど、その「ぽっかり」があるからこそ、人と心を通わせたときの充足感が感じられる…なんだか分かる気がするなぁという程度ですが、人生の深みに触れた感じがします。
ときどき画面に現れる、輪っかたちのイラストがまた可愛くてほっこり。
主人公が数学者という職業でありながら「心のぽっかり」という自分の中の曖昧な感情を埋めるために朗読をするというところが、ズレというか皮肉っぽくて面白かったです。また「心のぽっかり」は誰にでもある虚しさや寂しさをよく表した言葉で、柔らかいながらも的確な表現に思いました。突拍子のない内容ではないながらも、朗読の世界に入り込んだらする瞬間は非常にファンタジックってだらけることがなく見られました。見終わったあとにこうなりたいやこういう行動を起こそうなどというアクティブな変化はないですが、温かな気持ちになって好きな本でも読んでゆっくり過ごそうかなと思えるようなドラマでした。
私は、このドラマ内で主人公の竹野内豊演じる偏屈な数学講師が人生を変えたいと訪れた朗読教室で読まれている作品の中に入り込んでいくシーンがとても好きです。
今まで読んでみたことのなかった作品の世界観を視覚的に見せられることで、直接その作品に触れてみたくなるドラマでした。
まずは、第2話で竹野内豊が書店で立ち読みをしてみようとしていて、途中で子供に買われてしまった「ふたりはともだち」を読んでみたいと思います。
朗読教室で生徒のみなさんが朗読するシーンがとても丁寧に描かれていて好きです。物語がわかりやすいように紛争して、主人公が頭の中で描いているイメージを私たちにも見せてくれる演出はとても面白く、思わず笑ってしまいます。俳優さん達が本気で朗読に取り組む姿が、何か舞台を見ているような気分になるのではないでしょうか。
主人公が忘れられない声の持ち主、恭子先生と恋に落ちるのはなんとなく想像をしていましたが、できたらそこは声が好きというところで止めておいてもらいたいのが本音です。コミュニケーション能力の低い主人公の今後の人間関係の持ち方は楽しみにしています。
本当に良いドラマ!毎回朗読のシーンが楽しみで仕方ないけれど、今回はいよいよ、1回目から大事な鍵を握ってきた「くじらぐも」。とてもとても良かったです。こんな子供だましな話、とバカにしていた穂波が、心を子どもたちに寄せていき、「お父さん」となれた瞬間でした。
朗読って素晴らしい、と改めて気づかせてくれたドラマです。
竹野内豊演じる主人公は、大学准教授の数学者でコミュニケーション能力が極端に低いのですが、彼のキャラクターは男性であれば必ず持っている性質の一つだとも言えるでしょう。
家庭も大切だが、自分の世界を優先したがる傾向は男性の抱える業とも言えます。なのでミムラ演じる妻が、数学という自分の世界を優先して積極的に家庭に関わってこなかった主人公に失望して子供を連れて家を出た理由が分からなくはありません。
鈍感な男と神経質な女の擦れ違いは、よくある構図と言えるでしょう。その自分の鈍感さを、主人公が朗読を通して気付いていくプロセスは面白かった反面、少しご都合主義にも思えました。
また、鈍感とは言え酒乱や暴力やギャンブルがあった訳ではない夫に対しての、妻や妻の母親の行動は少し過敏すぎて違和感があります。
それらも含めて、この先の話で明かされるのかもしれませんが、主人公の変化と周囲との関わりに目が離せません。
竹野内豊さんの低くて渋い声の朗読が聞けるというだけで、かなり贅沢なドラマだと思います。毎回、朗読している内容を映像として見せてくれるので、普通の朗読を聞くときは
自分の頭の中で想像していることを映像化してくれているような感じで、そこでも贅沢な気分を味わえます。