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脚本・ストーリー 4.3 /5.0(85.8%) | 146位 /1088件中 |
キャスト 4.4 /5.0(88.6%) | 217位 /1088件中 |
演出 4.1 /5.0(82.8%) | 204位 /1087件中 |
音楽 3.9 /5.0(77.2%) | 280位 /1088件中 |
感動 3.9 /5.0(77.2%) | 133位 /1083件中 |
笑い 2.9 /5.0(57.2%) | 530位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.7 /5.0(74.2%) | 258位 /1080件中 |
経済番組の多い、テレビ東京ならではのテーマだったと思う。特にサラリーマンは自分の事のようにドラマに見入ったのではないかと思う。誰しも一度は転職したいと考えた筈であり、転職により成功したり、失敗したりする例があり、運命の別れ道をヘッドハンターが握っていると言っても過言ではない。自分だったら、ヘッドハンターの誘いに、どう反応するだろうかと思わず、考えさせられるドラマだった。一方、江口が演じる主人公が目先だけの利益を追求する冷徹な人物の様に視聴者に思わせておいて、実はヘッドハンテイングの対象者の人生を親身になって考え、組織の不正、矛盾を許さない姿が共感を得たと思う。
最終回では江口洋介さん演じる黒澤が悪い奴だという前提で話が進んでいたので、見ている側としてはそう言って逆に良い人っていうオチでしょと思いながらもSAGASUのメンバーが小池栄子さん演じる赤城とその部下たちと一緒に動いているのを見ていたら、どういう結末になるんだろうとドキドキしてしまいました。ですが堀部圭亮さん演じる藤堂が黒澤が裏切り者かどうか調べるのに平山浩行さん演じる眞城を使っているのがわかったとき、逆に安心してしまいました。黒澤は眞城の動きがわかっていてほっといている節があったので、嘘の情報で藤堂を信用させて大どんでん返しへ向かう道筋ができたなとわくわくしたので、ストーリー展開がとてもうまいなと思いました。
今まで散りばめられていた主人公の過去に関連する案件だったので、なんとしてもハッピーエンドで結末を迎えて欲しいと思っていました。ストーリー展開、納得の展開だったと思います。それぞれのキャラクターの個性や考え方が、うまく絡み合って、最後の結末まで、一気にみることができるスピーディーな展開でした。ライバル会社の立ち位置も、絶妙で、いい関わり方をしていたと思います。続編を、ぜひとも作って欲しい展開でした。
テレビ東京のドラマは、意外と見落としがちですが、良いドラマが多いです。
ヘッドハンターも話題になっていたので少し遅れて見始めました。
登場人物も大人好みの小池栄子、平山浩行、杉本哲太と派手さはないのですが、ジワジワと来ます。
5話でのターゲットは、板尾創路さん演じる会社から冷遇されても、その会社を愛して好条件のヘッドハンティングにも乗ってこない男の話でした。
その描き方が、男の会社への想いがジワジワ感じられるので、見終わった後普通のドラマなら、やったーって思う展開なのに、なんだかほろりとします。
脚本が「コードブルー」「医龍」「BOSS」の林宏司さんでなので、面白さに納得できます。
転職を考えている人は多いと思うので、とても興味が持てる内容だと思います。今は、「働き方改革」や「セクハラ」「パワハラ」など、職場をめぐる問題がたくさんあるので、それらを絡めて、どんなストーリーになるのか、そこに江口洋介さんと小池栄子さんのバトルが加わり見どころ満載だと思います。
適材適所で働ければいいのでしょうが、現実にはそうはうまくいかないです。働き手にとっても会社にとってもいい効果があるならヘッドハンターの役割は大きいのでしょうが一人の人間にどれだけの時間と労力をかけられるのか疑問かなと思いました。自分の能力を評価してもらえても優柔不断に悩んでいる会社員に変わるのが怖いと思っている臆病者と言われるのはその通りだからキツイと感じました。
社会の中で対人関係を大切にしていくことがいかに大事かを痛感。特にヘッドハンターに誘いを受けて悩む中には、現在の会社での自分の立ち位置、同僚との人間関係、上司、部下、特に部下との人間関係を断ち切り、裏切りにも似た行為をすることに悩む姿も痛ましい。