※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75.4%) | 452位 /1088件中 |
キャスト 3.9 /5.0(78.4%) | 565位 /1088件中 |
演出 3.5 /5.0(69.2%) | 631位 /1087件中 |
音楽 3.3 /5.0(66.2%) | 641位 /1088件中 |
感動 3.3 /5.0(66.2%) | 398位 /1083件中 |
笑い 2.5 /5.0(49.2%) | 715位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(57%) | 738位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75.4%) | 452位 /1088件中 |
キャスト 3.9 /5.0(78.4%) | 565位 /1088件中 |
演出 3.5 /5.0(69.2%) | 631位 /1087件中 |
音楽 3.3 /5.0(66.2%) | 641位 /1088件中 |
感動 3.3 /5.0(66.2%) | 398位 /1083件中 |
笑い 2.5 /5.0(49.2%) | 715位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(57%) | 738位 /1080件中 |
大手の自動車メーカーが隠蔽し続けてきた車両の欠損を、たった一人ではないにしてもマナコたち個人だけで明らかにするという設定には多少無理があったかなという印象。でも、現実に清水自動車みたいな会社があるとすれば、これほど恐ろしいことはないですね。
マナコが極秘でラボを作ってタイムマシンの研究をしていたというのも驚き。でも相当の資金が必要だろうし、その辺はどこから集めてきていたのかもうちょっと描かれてもよかったのでは? 優秀な教え子や研究者たちが賛同して集まっているのは、研究内容の面白さもさることながら、マナコ自身の人柄というのか研究者としての魅力も大きいのではと感じました。
全体的に可もなく不可もない話ばかりだったと思う。「失敗学」という目のつけどころはよかった。期待値が大きくて足りなかったというべきか。殺人の絡んだ回にしても単なるサスペンスだけに終わらなかったのは面白かったと思う。残念なのは、助手の描き方だ。特に初回だったと思うが外国人の優秀な助手を使うところは、あからさまに素人を持ってきていて、見ていて恥ずかしかった。またもっと早くに天ノ真奈子の独自のラボの助手を登場させていたら、もっと話が膨らんだと思う。高齢者ドライバーが原因というふうに持って行くといろんな反響を呼ぶだけに、大手自動車メーカーの不祥事ということにしたのかと思うほど、話にパンチがなかったように思う。
図々しくもお金で事実を見逃せと言った社長の清原を黙らせてこれは失敗ではなく、犯罪ですといった真奈子はカッコよかったしスカッとしました!
でも南雲教授のところから真奈子が借りていった資料の中に抜けがあったのは正直、無理矢理だなぁと感じてしまいました。あんなに自分は正しい判断をしたと、真奈子に対して物凄い剣幕で怒っていたのに、野津田が見てわかる抜けを南雲教授が見抜けないなんてちょっと間抜けすぎて残念でした。
あと真奈子がホストに通っていたくだりはもっと前からセリフだけでもいいので仕込んでおいてほしかったです。
結構見ごたえがあったな。
真奈子のことだからホストに夢中でないことは分かってましたが、そんなからくりをしかけてまでタイムマシーン計画をひそかに進行しているとは。一体、タイムマシーンで見たい未来や過去とは一体何だったのか?そこが知りたい!というのが率直な感想です。
事件か事故がわからない不吉な感じの出来事が続くと、呪いだと騒ぎだすお年寄りが出てくるのは、いかにもありそうな感じ。ちょっと調べてみれば、ちゃんと明白な原因があるのがわかるのに。雨の日のエレベーターの異変を一人黙々と調べていた住人男性が、調査中に亡くなってしまったのは切ないエピソードでした。管理人さえちゃんと手を打っていれば、そんな事故も起こらなかったと思うけど、何かあると大騒ぎして人を責め立てるくせに、自分たちに費用負担がかかってくるとなると一気に逃げ腰になる住民って、ほんとにたちが悪い。現実でもそういう出来事は少なからずあるんだろうな、と考えさせられたストーリーでした。
呪われたマンションで起きた数々の怪奇現象を冷静にひも解いていく天ノ真奈子。いつも行きつけの辛料理店の店員とのコネクションがあったからこそ、そこから子供との会話をひきだし、自然現象ではなく、あくまで老朽化に伴うマンションで起こる現象と断言する真奈子はかっこいい。そしていつものように「失敗しちゃった」と可愛い口調で演出しながらも、真奈子らしくじわじわぞくぞくっと真実を明らかに、後の始末は住民に任せるという、さらっとしたドライな展開は見ていてスカッとします。じめじめ、ドロドロもなければラブ展開もありませんが、だからこそ1話完結型でとても気に入っています。
自分の知識と技術を悪用して、元彼女を殺したあの男は最悪ですね。殺した後も素知らぬ顔で悲しみにくれるフリをしてるとか、実際の事件でもたまにあるパターン。そして何より、リモコンカーレースでの熱狂と豹変ぶりにはドン引き。ああいう人、きっと現実にもいるんでしょうね。
野津田に急接近してきた事故調メンバーの若い女性は、結局マナコの引き立て役なだけでしたね。
若くてキレイで賢そうなふりしてましたけど考えることは短絡的で、観察眼や頭脳の優秀さも女性としてのにじみ出る魅力も、マナコと比べれば月とすっぽんという感じ。
ただ、マナコの「私失敗しちゃった」というセリフは、どこかの医療系ドラマの主人公を模倣してるようで、ちょっとイマイチ。それに実際、失敗なんてしてないし。
まさか、守康が味方だなんて思いませんでした。この人なりに、正義感を持って探っていたんだと感じました。事故の原因は、シンプルに薬品を間違えた事で誰にでも起こりうるミスなだけに、怖いと思いました。いくら真奈子があらかじめつたえていたとはいえ、御遺族にあの映像を見せるなんて、あまりに残酷すぎます。たとえ真相が解明されても、お金が入ってきたとしても、かえって傷ついて、トラウマになったのではないかと切なくなりました。
人が亡くなっているのに、医療ミスを組織ぐるみで隠ぺいしようとする大病院に怒りを感じます。
遺族が遺体の傷の写真を残さなければ、全ては闇の中だったと思うと許せません。
そんな中、天才教授の真奈子が再現実験を失敗するなど、珍しく苦戦している様子にハラハラしてしまいました。
真奈子に協力してくれる謎の人物のおかげで真実にたどり着けそうですが、彼は一体何者なのでしょうか。
事故調査委員会の委員長が病院と通じているので、真実を明らかにした後も苦戦しそうな気配ですが、なんとか遺族が救われる展開になってほしいです。
失敗して辞めた元部下を連れているからなのか真奈子のことさえも甘く見て雑な対応をした黒島には驚きました。もしもという可能性さえ考えられない人間なのに、なぜ開発部の部長になれたのか疑問でしたし、過去に野津田が指摘したことを最終的に再検証すると決めたのは自分じゃないのかとツッコみたかったです。
それに絶対にうちの製品が原因じゃないとか清掃もきっちりしてるから管理の問題のわけがない等、調査もしてないのに絶対的な自信を持ってヘラヘラしていたので、原因がエアコンだと真奈子が突きつけたときはスカッとしました!
野津田が失敗を乗り越えられたこととも良かったですが、それよりも自分のしたことに責任を感じていたボーカルのアイカの何とも言えない表情と目力がとても印象的で、ルナが亡くなった真相が前向きなものでほっとしました。
真奈子はクールなふりして実は優しいなあ。
辛い物を食べされて野津田を励ましたり、事故調査委員会で野津田の意見を尊重して証明する場を作ってあげたりするところは、グッときました。
野津田のかつての上司は野津田の失敗の事を責め続け、彼を追いこんだ。
でも、真奈子は野津田の失敗を価値があるものと評価して自信をつけさせた。
真奈子の姿勢から、人を育てる事を学んだ回でした。
野津田が過去を乗り越え、前に進めたのは本当によかったです。
真奈子が、ハムの食中毒の事以外は興味がないと言っておきながら、人一倍ちゃんと周りの人の事を見ていると思います。工場長の頑張りをちゃんと分かっていましたし、最後事故調でハム会社の社長に理路整然とダメ出しをしっかりされたところは、スカッとしました。また、喜里子も家庭より研究をとったと言っておきながら、ひそかに真奈子のフォローをしたり、真奈子との昔の写真を大切に持っていたり、ふたりとも実は温かい人で似ています。いつかいい形で和解してもらいたいって思っちゃいました。
爆発の経緯が難しくて理解できない部分もあったが、見ごたえのあるドラマでこれからも見たい。失敗学という初めて聞いた言葉だったが、天ノ教授の話を聞いてなるほどと思った。現実世界でも、個人の責任ばかりが多く問われるように感じるこの頃だが、もっと科学的にも背景などを研究する事は重要だと気づいた。
それにしても、あまりに空気を読まないというか、聞きづらいことをズバズバ言う天ノ教授の言葉に、ドラマながらヒヤヒヤした。助手が極めて普通の一般人のリアクションをしてくれるので、そこでホッとしながら見た。二人のコンビネーションがいい。
最後のシーンの、2011.3.11の日付には胸がドキッとした。多くの人間が、この日以前に戻りたいと思っていると思う。
コミカルながら、重いテーマをどう描いていくのか。希望溢れるストーリーになってくれたらいいと思っている。