生田家の朝

前評判はすごかったし、もともとZIP後半部分は見ていたので、自然に鑑賞を続けた。
着眼点、セリフ回しなどさすがと思うし、うなずける場面が多々あって共感を呼んだが、自身の期待値には届かなかった。
それは前週までやっていたＭＯＣＯ’Ｓキッチンが、この番組より好みだったからかもしれない。
また福山の主題歌も「朝、朝」と連呼するばかりでメロディはいまいちだし、短い放映期間で終わって、これでいいところだなという感じだ。

日常のあるあるを切り取っていて、とても共感がもてる内容でした。最後の最後に何か大どんでん返しがあるのかと思いきや、いつもの日常が流れる。決まった期間内の放送だったのがちょうど良かった気がします。
他の近所の方との交流も興味が出てきました。また半年後や1年後の生田家を見てみたいと思ってしまいました。
たまにある長いキスシーンは朝の番組に対して、ちょっと奇をてらい過ぎてるような気がしてあまりいい印象ではなかったですね。

退屈な内容でした。ただ淡々と会話が続くのでラジオを聴いている感覚です。ドラマである必要があるのかなぁ？というのが正直なところでした。物語りの最初に出演者のインタビューが入ったりするので余計に世界観に入りずらいのかもしれません。ママ、パパ、お姉ちゃん、息子たちそれぞれの家族に対する思いが１話ごとに語られるのですが、あまり共感できません。朝のさわやかなドラマを期待していると少し残念な気持ちになるお話です。

朝の、たった10分くらいのドラマなのだけれど、「ママ、始まったよ！」と、娘に呼ばれるくらい我が家みんなで楽しみにしている。
日常の朝の家庭の様子が、「あるある！」と納得してしまう場面が多く、でも楽しく描かれているので思わず笑顔になってしまう。
ユースケサンタマリアさん演じるパパの心の声が、特に好きで、「もしかして、うちの旦那さんも、こんな風に我慢してるのかしら？」と、ちょっと気の毒になるくらい。
そして、ママの話っぷりも見事で、トースターを、買ってもらう時のママ(尾野真千子さん)のプレゼンとか、もはや神レベル！
忙しい朝なのに、手を止めても見てしまう「生田家の朝」。特番とかで、「生田家の１日」みたいなドラマになってもいいかも！

朝のお母さんが寝坊したときの家族一丸となって協力してるところが絆を感じるし、家族のまとまりが試される場面。連携プレーがめちゃくちゃ面白かった。いつも頑張ってるお母さん、たまには寝坊もするでしょう、その寝坊を責めずにみんなで協力して補い合うのは凄くいい家族。普通に見てて羨ましくなるし、朝から楽しい気分になる。生田家の朝を見てからじゃないと出掛けられないくらい面白い。身近にありそうでなさそう、なさそうでありそうな絶妙な話。

生田家の朝、1話から我が家ではあるあるでツボに入り笑いました。こたつがある事でダイニングテーブルは荷物置き、こたつが有る事でソファーには座らず、やはり荷物や上着が置かれている。まさに我が家でした。でもどこの家ももしかしてと安心してしまいました。片付けようとはならなかったのは残念。ママが寝坊した、朝は参考にしたいと思うところが多々ありました。お弁当用のお金を分けておくなんて考えてませんでした。ママのパパを送り出すチュウが凄い、朝からとは思うが全然イヤらしくないから笑えていいですね。

娘さんの反抗期についてのストーリーでしたが女性同士なのでとても共感できました。バカリズムさんの脚本なので着眼点にいつも少し驚きます。とてもほんわかしたお話なのに落ちもついているところがバカリズムさんの人柄がよくわかるような気がします。福山さんの主題歌もとてもいいです。あの繰り返されるフレーズが聞いてしまうと頭から離れません。でもこちらもとてもほんわかした主題歌なのでササエさんのような温かさで見られるドラマです。