『クイーン・メアリー2』でのミーガン・フォローズ (カトリーヌ役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
ミーガン・フォローズ (カトリーヌ役) は 「2018年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
最終回も存在感抜群の迫力ある演技で魅了してくれました。ナルシスに「愛しているのよ」と抱きつくシーンは女の怖さと情念を感じさせましたし、フランソワに母ではないと言われるシーンの呆然とした表情、メアリーへの激しい憎悪が込められた眼差しも良かったです。エリザベスに謁見した際の意味ありげな表情が1番印象的で、今度は何をやらかすんだろうとシーズン3への期待が高まりました。
21話のナルシスとの夕食の場面がとても印象に残りました。ナルシスの愛馬を殺してステーキにしたことを平然とした表情で伝えるところに嫉妬に狂う女の恐ろしさが出ていてゾクッとしましたし、その後ナルシスをどれだけ愛しているか必死で伝える時の表情も完全に平常心を失っていて何かに執りつかれたような怖さがあったのが良かったです。
冷酷で皆から恐れられる存在でいつも威厳があって堂々としていますが、実は自分に自信がなくていつも不安を抱えているという、カトリーヌの精神の不安定さが表情の端々に感じられるのが良いですね。怒らせたら何をしでかすか分からない恐ろしさが伝わってきます。
王妃の座を退いてからは少しだけ表情に穏やかさがありましたが、19話では自分とフランスの利益のためなら平気で人を殺すかつてのカトリーヌが戻ってきて、久々の企み顔にゾクゾクしました。ナルシスとローラの関係を疑うシーンでは強い嫉妬と情念が感じられ、「ローラをどうするつもりだろう」と不安な気持ちにさせられました。ほんの数秒のカットでもしっかり役の心情が伝わる表現力はさすがです。
18話でメアリーを責めるシーンが印象的でした。これまでのようなイビリではなく、フランソワを心配する母としての思いが感じられたのが良かったです。悲痛な表情でフランソワを見つめていたのにメアリーが部屋に入ってきた瞬間スッと冷たい眼差しに変わる、その表情の切り替えが自然なのに印象強くて、メアリーへの深い憎しみが感じられたのも良かったです。
17話でフランソワが死んでしまうかもしれないと取り乱すシーンがとても良かったです。今まで見たことがないくらい憔悴して不安をとめどなく口にする様子から、カトリーヌがどんなに深くフランソワを愛しているのか、フランスの今後を心配しているかが伝わってきましたし、冷酷で逞しいカトリーヌですが、あの時代に女性が独りで生きていくためには強くならざるを得なかったんだなと切ない気持ちにもなりました。
15話のギーズ公の葬儀中、ポーカーフェイスで悪態をつきまくっていたのに、マリーが近づくと瞬時に神妙な顔つきに変わってお悔やみを述べる様子が「これぞカトリーヌ」という感じで良かったです。表情の切り替えの早さも見事だし、ほど良くわざとらしさを残しているところが、カトリーヌの底意地の悪さを表現していて上手いです。
14話では体調もすっかり元に戻っていつも通りのカトリーヌが見られたのが良かったです。邪魔立てする者に怒り、人を騙して目的のために平気で殺人を犯すという冷酷で恐ろしい本来の彼女の姿が久々に見られ、ミーガンの表情も王妃だった頃のように生き生きとしていて良かったです。
シリアスなシーンが多い中、たまにあるクスっと笑える場面にはだいたいカトリーヌが絡んでいて、13話でもコミカルな演技を見せてくれました。ミーガンさんが冷酷で恐ろしいカトリーヌ像をしっかり作り上げて演じているからこそ、ウケ狙いの演出がなくても「あのカトリーヌがやるから面白い」と笑える場面になるのだと思います。
12話でディアーヌを殺すシーンが印象的でした。さすがカトリーヌという感じの迫力満点の暴れっぷりで、ディアーヌへの嫉妬や子どもを殺された恨み、憎しみが鬼のような形相からしっかりと伝わってきてかなり怖かったです。またあれだけ大暴れして人を殺しても王族としての品格が漂っているのがすごいです。
双子の娘やアンリの亡霊が見えている時の、一目で正気じゃないという雰囲気が感じられる表情や目線がかなり怖くて上手いです。ハッと我に返ったときの表情の切り替えも素晴らしく、クロードへの憎悪と愛情が入り混じった複雑な感情が伝わってきます。
10話は双子の死をめぐって少しずつ精神を病んでいるような、いつものカトリーヌとは違う雰囲気が感じられたのが良かったです。拷問についてフランソワに忠告する時の少し戸惑ったような表情も良かったです。あのカトリーヌですら表情を曇らせたというのが印象強く、そのおかげでフランソワの豹変ぶり・異常ぶりがより際立ったと思います。
9話の、襲われたメアリーとのやりとりが素晴らしかったです。何が起こったか把握し、メアリーが王妃としてどうすべきなのかを瞬時に判断して諭す様子は、前王妃としての貫禄があってとても頼もしく、必死でメアリーを安心させて王妃としての自覚とプライドを呼び戻す姿に感動しました。普段は嫌味や嘘ばかりのカトリーヌですが、この場面は母親のような温かさが感じられる表情で、メアリーにかけた言葉や彼女を心配する気持ちは全部本物だということが伝わってくる素晴らしい演技だったと思います。
8話の回想シーンで、双子がクロードに殺された場面の絶叫のような嘆きがとても印象に残りました。当時を思い出している時の虚ろな表情から、双子を失ったショックの大きさが伝わりますし、、幻の双子に布団をかけてあやしている姿が哀れで、見ていて胸が痛くなりました。台詞はないのに、表情だけでカトリーヌの心情を表現した、素晴らしい演技だったと思います。
6話は珍しくメアリーと2人の場面が多く、メアリーとのテンポの良い掛け合いが面白かったです。予期せぬことが起きて一瞬動揺するけどすぐに何か企みを思いつくという展開が多かったですが、その時の表情の変化がどれも見事で、ストーリーの緩急をカトリーヌが操っているといっても過言ではないと思います。またフランソワにメアリーの真意を伝える場面もあって、母親の一面が垣間見れたのも良かったです。
毎回カトリーヌには「何をやらかすんだろう」とハラハラさせられますが、4話は珍しくちょっとコミカルな雰囲気の演技が見られて新鮮でした。メアリーの妊娠を知って大喜びで二人の寝室に勝手に入ってくるシーンが良かったです。次々と胎教に良い品を運ばせたり、夫婦のベッドに上がりこんだり、お構いなしに喜びを爆発させている姿が面白かったですし、興奮でクルクル変わる表情がとてもチャーミングでした。二人以上に浮かれて嬉しそうな表情が普段の冷酷さとのギャップになっていて良かったです。
氷のように冷たくて冷淡な役ですが、息子であるフランソワが関わると表情がすぐに母親の顔に切り替わるのが分かります。本当に表情の演技が素晴らしくて毎回感心します。特に2話でノストダムスに「メアリーに加担するからよ」と強く責めて見捨てるシーンでは彼を見下ろす視線から強い憎しみと怒りが感じられ怖かったです。その直後ノストラダムスにクラリッサの生存をほのめかされた時の一瞬でサッと動揺が走る表情の切り替えも上手いです。吹き替えで観ていますが、原語で観てもカトリーヌの感情の変化がちゃんと伝わってくると思います。
望みを叶えるためなら人殺しもいとわない非情で冷酷な面があるのに、何をしていても王族としての気品が感じられるのはさすがベテラン女優さんだなと思います。嘘を言っているのか本心なのか、どちらとも取れそうな微妙な表情の演技が上手い方なので、駆け引きだらけのストーリーをより面白くしていると思います。
最終回も存在感抜群の迫力ある演技で魅了してくれました。ナルシスに「愛しているのよ」と抱きつくシーンは女の怖さと情念を感じさせましたし、フランソワに母ではないと言われるシーンの呆然とした表情、メアリーへの激しい憎悪が込められた眼差しも良かったです。エリザベスに謁見した際の意味ありげな表情が1番印象的で、今度は何をやらかすんだろうとシーズン3への期待が高まりました。
21話のナルシスとの夕食の場面がとても印象に残りました。ナルシスの愛馬を殺してステーキにしたことを平然とした表情で伝えるところに嫉妬に狂う女の恐ろしさが出ていてゾクッとしましたし、その後ナルシスをどれだけ愛しているか必死で伝える時の表情も完全に平常心を失っていて何かに執りつかれたような怖さがあったのが良かったです。
冷酷で皆から恐れられる存在でいつも威厳があって堂々としていますが、実は自分に自信がなくていつも不安を抱えているという、カトリーヌの精神の不安定さが表情の端々に感じられるのが良いですね。怒らせたら何をしでかすか分からない恐ろしさが伝わってきます。
王妃の座を退いてからは少しだけ表情に穏やかさがありましたが、19話では自分とフランスの利益のためなら平気で人を殺すかつてのカトリーヌが戻ってきて、久々の企み顔にゾクゾクしました。ナルシスとローラの関係を疑うシーンでは強い嫉妬と情念が感じられ、「ローラをどうするつもりだろう」と不安な気持ちにさせられました。ほんの数秒のカットでもしっかり役の心情が伝わる表現力はさすがです。
18話でメアリーを責めるシーンが印象的でした。これまでのようなイビリではなく、フランソワを心配する母としての思いが感じられたのが良かったです。悲痛な表情でフランソワを見つめていたのにメアリーが部屋に入ってきた瞬間スッと冷たい眼差しに変わる、その表情の切り替えが自然なのに印象強くて、メアリーへの深い憎しみが感じられたのも良かったです。
17話でフランソワが死んでしまうかもしれないと取り乱すシーンがとても良かったです。今まで見たことがないくらい憔悴して不安をとめどなく口にする様子から、カトリーヌがどんなに深くフランソワを愛しているのか、フランスの今後を心配しているかが伝わってきましたし、冷酷で逞しいカトリーヌですが、あの時代に女性が独りで生きていくためには強くならざるを得なかったんだなと切ない気持ちにもなりました。
15話のギーズ公の葬儀中、ポーカーフェイスで悪態をつきまくっていたのに、マリーが近づくと瞬時に神妙な顔つきに変わってお悔やみを述べる様子が「これぞカトリーヌ」という感じで良かったです。表情の切り替えの早さも見事だし、ほど良くわざとらしさを残しているところが、カトリーヌの底意地の悪さを表現していて上手いです。
14話では体調もすっかり元に戻っていつも通りのカトリーヌが見られたのが良かったです。邪魔立てする者に怒り、人を騙して目的のために平気で殺人を犯すという冷酷で恐ろしい本来の彼女の姿が久々に見られ、ミーガンの表情も王妃だった頃のように生き生きとしていて良かったです。
シリアスなシーンが多い中、たまにあるクスっと笑える場面にはだいたいカトリーヌが絡んでいて、13話でもコミカルな演技を見せてくれました。ミーガンさんが冷酷で恐ろしいカトリーヌ像をしっかり作り上げて演じているからこそ、ウケ狙いの演出がなくても「あのカトリーヌがやるから面白い」と笑える場面になるのだと思います。
12話でディアーヌを殺すシーンが印象的でした。さすがカトリーヌという感じの迫力満点の暴れっぷりで、ディアーヌへの嫉妬や子どもを殺された恨み、憎しみが鬼のような形相からしっかりと伝わってきてかなり怖かったです。またあれだけ大暴れして人を殺しても王族としての品格が漂っているのがすごいです。
双子の娘やアンリの亡霊が見えている時の、一目で正気じゃないという雰囲気が感じられる表情や目線がかなり怖くて上手いです。ハッと我に返ったときの表情の切り替えも素晴らしく、クロードへの憎悪と愛情が入り混じった複雑な感情が伝わってきます。
10話は双子の死をめぐって少しずつ精神を病んでいるような、いつものカトリーヌとは違う雰囲気が感じられたのが良かったです。拷問についてフランソワに忠告する時の少し戸惑ったような表情も良かったです。あのカトリーヌですら表情を曇らせたというのが印象強く、そのおかげでフランソワの豹変ぶり・異常ぶりがより際立ったと思います。
9話の、襲われたメアリーとのやりとりが素晴らしかったです。何が起こったか把握し、メアリーが王妃としてどうすべきなのかを瞬時に判断して諭す様子は、前王妃としての貫禄があってとても頼もしく、必死でメアリーを安心させて王妃としての自覚とプライドを呼び戻す姿に感動しました。普段は嫌味や嘘ばかりのカトリーヌですが、この場面は母親のような温かさが感じられる表情で、メアリーにかけた言葉や彼女を心配する気持ちは全部本物だということが伝わってくる素晴らしい演技だったと思います。
8話の回想シーンで、双子がクロードに殺された場面の絶叫のような嘆きがとても印象に残りました。当時を思い出している時の虚ろな表情から、双子を失ったショックの大きさが伝わりますし、、幻の双子に布団をかけてあやしている姿が哀れで、見ていて胸が痛くなりました。台詞はないのに、表情だけでカトリーヌの心情を表現した、素晴らしい演技だったと思います。
6話は珍しくメアリーと2人の場面が多く、メアリーとのテンポの良い掛け合いが面白かったです。予期せぬことが起きて一瞬動揺するけどすぐに何か企みを思いつくという展開が多かったですが、その時の表情の変化がどれも見事で、ストーリーの緩急をカトリーヌが操っているといっても過言ではないと思います。またフランソワにメアリーの真意を伝える場面もあって、母親の一面が垣間見れたのも良かったです。
毎回カトリーヌには「何をやらかすんだろう」とハラハラさせられますが、4話は珍しくちょっとコミカルな雰囲気の演技が見られて新鮮でした。メアリーの妊娠を知って大喜びで二人の寝室に勝手に入ってくるシーンが良かったです。次々と胎教に良い品を運ばせたり、夫婦のベッドに上がりこんだり、お構いなしに喜びを爆発させている姿が面白かったですし、興奮でクルクル変わる表情がとてもチャーミングでした。二人以上に浮かれて嬉しそうな表情が普段の冷酷さとのギャップになっていて良かったです。
氷のように冷たくて冷淡な役ですが、息子であるフランソワが関わると表情がすぐに母親の顔に切り替わるのが分かります。本当に表情の演技が素晴らしくて毎回感心します。特に2話でノストダムスに「メアリーに加担するからよ」と強く責めて見捨てるシーンでは彼を見下ろす視線から強い憎しみと怒りが感じられ怖かったです。その直後ノストラダムスにクラリッサの生存をほのめかされた時の一瞬でサッと動揺が走る表情の切り替えも上手いです。吹き替えで観ていますが、原語で観てもカトリーヌの感情の変化がちゃんと伝わってくると思います。
望みを叶えるためなら人殺しもいとわない非情で冷酷な面があるのに、何をしていても王族としての気品が感じられるのはさすがベテラン女優さんだなと思います。嘘を言っているのか本心なのか、どちらとも取れそうな微妙な表情の演技が上手い方なので、駆け引きだらけのストーリーをより面白くしていると思います。