『名建築で昼食を』での田口トモロヲ (植草千明役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
田口トモロヲ (植草千明役) は 「2020年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
すごく自然体で演技をしているんですが、演技をしているように見えないのが、新鮮で楽しかったです。オフの日の1日を覗き見しているかのような感覚になれるのが大好きでした。また食事のシーンで、食べ方がとてもきれいだったのが印象に残りました。
知的で、押しつけがましくない範囲でのこだわりが感じられる、そんな格好いいおじさんであるところがいいと思います。こういうおじさんになりたいと、世のおじさん方は思うのですが、田口さんの人生で積み上げたものがにじみ出ているのだろうし、他者には真似のできない雰囲気です。こういう自然な感じなのに、存在感のある芝居ができるところが、田口さんの名バイプレーヤーたる所以なのでしょう。
弟子を休会したいという藤の申し出をあっさり受け入れたり、綾子とのことも気にかけつつも根掘り葉掘り聞いてこない絶妙な距離感が素敵です。深入りはしてこないけど薄情には見えない、千秋の温かい人柄が感じられる優しい眼差しも良かったです。カフェで寂しそうにしてる姿も可愛らしかったです。
藤の異変にすぐに気が付いてサラッと「何かあったの?」って聞いてあげるところが千明らしくて良かったです。お節介っぽくも保護者っぽくもなく気負わずに接してあげるナチュラルさが素敵だし、そんな千明だから藤も自分の気持ちを正直に話しやすいんだろうなと、2人の不思議な関係に説得力を感じることが出来ました。
「植物男子」と同系統の(それよりはだいぶおとなしい)なんとない日常系のドラマ。 田口トモロヲは安定。こういうドラマに出して何の不安もない。 オタク的な雰囲気と、サッパリした雰囲気がちょうどいいわりあいになっている。
藤に語った「人は幸せには鈍感」という言葉が印象的でした。良いことを言うぞという気張りがなくて淡々とした口調でサラっと口にするから千明の本質という感じがするし、胸に響きます。自分を良く見せようとしない無欲な雰囲気があって、そこがほどほどの幸せを楽しむ千明らしくて素敵です。犬に吠えられるところを藤に目撃された時のちょっと気まずそうな表情も面白かったです。
建築について語る時の話すスピードが普段より少し早口だったり、目線がキョロキョロしたかと思えば立ち止まってじっくり見入っていたり、独り言のように「すごいよね~」としみじみ呟いたり、台本には描かれていなそうな細かな仕草や雰囲気で夢中で見入っている様子が伝わってくるところがさすがだなと思います。またもや職質されてるのも笑えました。確かに「雑草見てました」は怪し過ぎますよね。
藤から「他人と自分を比べてしまう」と悩みを相談された時のナチュラルな対応が植草らしくて素敵でした。変に人生の先輩ぶらずに、無理に元気づけようともせず、思ったままを普段と変わらない口調で淡々と語る姿が印象的で、説教臭くないところが良かったし、藤の心にもスーッと真っすぐ届いたんじゃないかなと思いました。銀座でも犬に吠えられちゃうところもお茶目で可愛かったです。
落ち着きのある声が耳に心地良いです。興味深そうに、時にしみじみ建物の歴史を味わうように見物する姿が印象的で、乙女建築への深い愛が伝わってきます。若い女性を食事に誘ったりお土産を手渡したりしても全然下心が感じられず、普通に気がきく紳士的なおじさんって感じがするところも田口さんならではで良いなあと思いました。職質されて憤慨しているシーンは可愛かったです。
役が『建築模型士』との事ですが、ゆっくりと『乙女建築』を見ている姿にこちらも癒されますね~ しかも話し方もゆったりおっとりしてて良いですね~ あくまでも『名建築』が主役って感じです。 ドラマとドキュメンタリーとの『ハイブリッドドラマ』にふさわしい佇まいだと思います。
すごく自然体で演技をしているんですが、演技をしているように見えないのが、新鮮で楽しかったです。オフの日の1日を覗き見しているかのような感覚になれるのが大好きでした。また食事のシーンで、食べ方がとてもきれいだったのが印象に残りました。
知的で、押しつけがましくない範囲でのこだわりが感じられる、そんな格好いいおじさんであるところがいいと思います。こういうおじさんになりたいと、世のおじさん方は思うのですが、田口さんの人生で積み上げたものがにじみ出ているのだろうし、他者には真似のできない雰囲気です。こういう自然な感じなのに、存在感のある芝居ができるところが、田口さんの名バイプレーヤーたる所以なのでしょう。
弟子を休会したいという藤の申し出をあっさり受け入れたり、綾子とのことも気にかけつつも根掘り葉掘り聞いてこない絶妙な距離感が素敵です。深入りはしてこないけど薄情には見えない、千秋の温かい人柄が感じられる優しい眼差しも良かったです。カフェで寂しそうにしてる姿も可愛らしかったです。
藤の異変にすぐに気が付いてサラッと「何かあったの?」って聞いてあげるところが千明らしくて良かったです。お節介っぽくも保護者っぽくもなく気負わずに接してあげるナチュラルさが素敵だし、そんな千明だから藤も自分の気持ちを正直に話しやすいんだろうなと、2人の不思議な関係に説得力を感じることが出来ました。
「植物男子」と同系統の(それよりはだいぶおとなしい)なんとない日常系のドラマ。
田口トモロヲは安定。こういうドラマに出して何の不安もない。
オタク的な雰囲気と、サッパリした雰囲気がちょうどいいわりあいになっている。
藤に語った「人は幸せには鈍感」という言葉が印象的でした。良いことを言うぞという気張りがなくて淡々とした口調でサラっと口にするから千明の本質という感じがするし、胸に響きます。自分を良く見せようとしない無欲な雰囲気があって、そこがほどほどの幸せを楽しむ千明らしくて素敵です。犬に吠えられるところを藤に目撃された時のちょっと気まずそうな表情も面白かったです。
建築について語る時の話すスピードが普段より少し早口だったり、目線がキョロキョロしたかと思えば立ち止まってじっくり見入っていたり、独り言のように「すごいよね~」としみじみ呟いたり、台本には描かれていなそうな細かな仕草や雰囲気で夢中で見入っている様子が伝わってくるところがさすがだなと思います。またもや職質されてるのも笑えました。確かに「雑草見てました」は怪し過ぎますよね。
藤から「他人と自分を比べてしまう」と悩みを相談された時のナチュラルな対応が植草らしくて素敵でした。変に人生の先輩ぶらずに、無理に元気づけようともせず、思ったままを普段と変わらない口調で淡々と語る姿が印象的で、説教臭くないところが良かったし、藤の心にもスーッと真っすぐ届いたんじゃないかなと思いました。銀座でも犬に吠えられちゃうところもお茶目で可愛かったです。
落ち着きのある声が耳に心地良いです。興味深そうに、時にしみじみ建物の歴史を味わうように見物する姿が印象的で、乙女建築への深い愛が伝わってきます。若い女性を食事に誘ったりお土産を手渡したりしても全然下心が感じられず、普通に気がきく紳士的なおじさんって感じがするところも田口さんならではで良いなあと思いました。職質されて憤慨しているシーンは可愛かったです。
役が『建築模型士』との事ですが、ゆっくりと『乙女建築』を見ている姿にこちらも癒されますね~
しかも話し方もゆったりおっとりしてて良いですね~
あくまでも『名建築』が主役って感じです。
ドラマとドキュメンタリーとの『ハイブリッドドラマ』にふさわしい佇まいだと思います。