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脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.6%) | 351位 /1088件中 |
キャスト 4.1 /5.0(81.4%) | 461位 /1088件中 |
演出 4.0 /5.0(80.6%) | 255位 /1087件中 |
音楽 3.3 /5.0(66.8%) | 619位 /1088件中 |
感動 3.4 /5.0(68.2%) | 330位 /1083件中 |
笑い 3.2 /5.0(64.4%) | 348位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.0 /5.0(59.4%) | 675位 /1080件中 |
おしゃれな映画を見ているようでした。映像もきれいですね。今回は特に輪ゴムとビニール袋というどの家庭にもあるものだったのでとても共感できてよかったです。本屋さんのビニール袋っておしゃれだけど使いにくいですよね。輪ゴムさんもまさか雑誌についてる輪ゴムだとは思いませんでした。それぞれの自己主張がなかなか見につまされるものでした。とくに使われない方がせつないかもしれないですね。美男美女カップルでとても絵になりましたね。
まさかの擬人化されたモノのが「輪ゴム」と「レジ袋(しかも本屋からもらう袋)」でした。ニッチですね。
確かに、個人的にも大きめで太い輪ゴムってよく使うので「それがフィーチャーされたのかぁ」と思ってしまいました。
本にかかっていた輪ゴムがレジ袋に入って、そこで仲良くなったって・・奇想天外なストーリーでしたね。
それと、安達さんの『紅ショウガ』の単品食いにはちょっと引いてしまいました。
結構な量なのでビックリ。本当に好きなのか・演技なのか、謎です。
毎号私物を整理する企画ってあっさり捨てられる人だったら何のドラマも生まれないというか、どう企画として成り立たせるんだろうと別のことを考えてしまいました。
安達さんの夢の世界はちょっと非現実的だし、ここまで1つ1つと向き合えることは素晴らしいけどかなり大変だと感じました。見ずに本の間に挟んで忘れていたDVDと向き合わないといけないって、自分のこととして考えたら結構辛い。忘れててごめんねという思いもあるけど、見なかったからには見なかった理由もちゃんとあるわけだし…夢の中だからなのかDVD本人に説教されたからなのかわからないけど、安達さんが素直に意見を聞き入れていてすごいなと思いました。
これはどんなドラマと言えばいいんだろう。安達祐実が安達祐実役で主演して、ノンフィクションみたいな出だしなのに…ドラマの中心は夢の中。何か劇的な変化があるわけでも、興味深いシーンがあるわけでもないのに、目が離せなかった。どんなドラマだろうと思ってぼぅっと見始めたのに、結局最後まで食い入るように見てしまった。小劇場での舞台劇とか、小説を読んでいる時のように集中できた。多分に安達祐実の演技がうますぎる。細かな手の動き、視線が沢山物語り、夢の中の話なのに妙にリアルだ。説明が難しいのだけれど、面白い?かった。
安達祐実さんが本人役で出演し、まるで自分自身と対峙するような夢の中の出来事を映像化した完成度の高さは初回からかなりインパクト大!いらない私物を月にひとつずつ捨ててゆくというドSな企画を半ば強引にけしかけてきた編集者の嫌な感じやそれによって自身の内面と向き合うことになる安達さんの内面をえぐる感じ。自分というフィルターを通す行為を謎の少女が客観的にリードする不思議な展開は本当に夢の世界にいるような違和感があって面白かった!自分自身もすこしえぐられるような何とも言えない静かな怖さがあったよね。
安達祐実さんの自然な感じがよかったです。捨てたいというものが擬人化するのはどんな風なのか気になっていたんですが、思ったよりも今回のゲストの貫地谷しほりさんが自己主張していて面白かったです。昔のDVDだけどいろんな思い入れがあるものですね。貫地谷さんのうさぎみたいなヘアバンドがかわいかったです。ラストは結局捨てないじゃん!という突っ込みしましたが、ものと向き合うことがこのドラマのテーマなのかなと思いました。
『安達祐実さん』が『安達さん』を演じる、との事ですが、本当に『演技』なのか『素』なのか、分からないくらい自然体でした。
例えば毛玉を取っている時に鼻をこすったり、話をしている時に髪の毛を耳にかけたり、と。
普段、人が無意識にしている事を安達祐実さんがスッとやっていて「凄いな」と思いました。
貫地谷しほりさん演じるDVDの「今のあんたで良いんだよ」のセリフが、台本とはいえ「いいな」って感じました。
(以前、安達祐実さんが「『家なき子』のイメージから抜けられない」と言っていたのを思い出し、その答えみたいな場面でした)
なかなかチャレンジングな企画で、この放送第1話を期待して観てみましたけど、正直、少々がっかりというか辟易しましたね。マイナー劇団の不条理劇に、昨今流行りというかエヴァンゲリオン以降の、自分のアイデンティティーや自我を痛めつけながら回答の出ない問題を袋小路の中で悩むような青春ものアニメの世界をまぶしたような、不快な青臭さが濃厚なドラマで、制作サイドの自己満足の為の作品のように感じました。ただその中でも安達祐実は役柄をきちんと理解し、誠実な演技を見せてたのが救いだったと思います。
擬人化されたDVDが捨ててくれと懇願するという見たことない展開が何ともシュールで、独特な空気感のドラマでした。「中途半端な気持ちなら捨ててよ!」と昼ドラのドロドロみたいなやりとりを熱演するDVD役の貫地谷さんと、淡々とした安達さんの温度差が面白かったです。