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脚本・ストーリー 4.6 /5.0(92.2%) | 34位 /1087件中 |
キャスト 4.9 /5.0(98.8%) | 11位 /1087件中 |
演出 4.8 /5.0(96.6%) | 10位 /1086件中 |
音楽 2.7 /5.0(54.4%) | 895位 /1087件中 |
感動 2.7 /5.0(54.4%) | 734位 /1082件中 |
笑い 1.4 /5.0(28.8%) | 1031位 /1082件中 |
スリル・興奮 1.0 /5.0(20%) | 1079位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 4.6 /5.0(92.2%) | 34位 /1087件中 |
キャスト 4.9 /5.0(98.8%) | 11位 /1087件中 |
演出 4.8 /5.0(96.6%) | 10位 /1086件中 |
音楽 2.7 /5.0(54.4%) | 895位 /1087件中 |
感動 2.7 /5.0(54.4%) | 734位 /1082件中 |
笑い 1.4 /5.0(28.8%) | 1031位 /1082件中 |
スリル・興奮 1.0 /5.0(20%) | 1079位 /1079件中 |
大学に入学するような年齢になっても、アンの思い込みの激しさと短気はぜんぜん直ってなくて、ギルバートからの手紙を読まずに破り捨ててしまったのにはちょっと呆れた。でも最終的にはすべての誤解がとけて、彼と気持がすれ違ったまま離れ離れになってしまうことは避けられて良かったけどね。
ダイアナとも同じ学校にまた通えることになったし、マリラとマシュウの溢れるような愛情に包まれて、これ以上ないほど幸せなときを過ごしてるアンの様子は、見ていてすごく幸せな気分になれた。
唯一、ギルバートに振り回されて婚約直前でフラれたウィニフレッドだけは、気の毒だけど。
世界的な名作をオリジナリティを履き違えた構成力皆無な脚本家がメアリースーとポリコレでぐちゃぐちゃにしてしまいました
でも三期までやらせてくれてありがとう!
という気持ちすらなく提灯記事でカナダが悪いかのように書かせる正真正銘のゴミドラマ
本当に不快でしかないので早く終われ
アンたちの抗議に腹が立ったからって、評議員が学校に忍び込んで印刷機を盗んだり、火事をだして校舎を全焼させてしまうって何事!? 学校が燃えてなくなったことを、生徒の保護者たちは大騒ぎするでもなく簡単にスルーされてたし、結構なんでもありな感じなのかと唖然としたわ。
ダイアナはジョセフィーヌに説得されて、勉強もしてないのにいきなりクイーン学院の入試を受けに来てたけど、あの当時の入試ってそんなに簡単に受験できるものだったのかな?
アンっていつも間違ったことはしてないけど、どこか配慮がないというか、考えが浅いというか。いくつになっても独り善がりな感じ。
それに、この期に及んでもまだジョーシーをビリーと結婚させようと画策する、ジョーシーの母親が最悪。すでに十分傷ついている娘に向かって、「傷物にならなかったんだから、まだよかった」だなんて言葉も、本当の母親だとは思えない無神経さ。人柄の良さなどよりも、とにかくお金を持っている相手と娘が結婚すれば、自分たちにも恩恵があるとでも期待してるのかしら。
経済的にビリーの家のほうが豊かだからって、彼らに気に入られるように、まるで売り物みたいに娘のジョーシーを飾り立てる母親はなんとも愚かな感じ。でも 結婚してしまう前に、ビリーの本性をまざまざと見せつけられたのは、どう考えてもラッキーだったでしょ。しばらくの間は、ジョーシーは相当ショックでしょうけど。そもそもビリーの性悪に気づいてなかったのは、ジョーシーだけなんだけどね。
デルフィーヌの育児を、マリラやレイチェルの好意に甘え切って丸投げしてるかのようなセバスチャンの態度には呆れる感じ。彼に「再婚するか、子供を養子に出すかしろ」とレイチェルは言い放ってたけど、そう言われても仕方がないわ。
それにしても、男の子に触れただけで妊娠するだなんて、当時の少女たちは本当に信じてたのかなあ? もの知らずなルビーはともかく、読書好きで耳年増っぽいアンやダイアナまでがそう信じてるとは思えないんだけど。
なくなったメアリーの子供をマリラが一生けん命に面倒を見ているのには少々違和感。いくらセバスチャンが気の毒で、赤ちゃんが可哀そうだと言っても、マリラの献身には度を過ぎたものがあるような気がした。
一方で、とても大切にしていた素敵なワンピースを、カクウェットの入学祝いにプレゼントしてあげるアンの気前の良さには感心。彼女の心の豊かさにはつくづく感動させられる。
セバスチャンたち家族が厚かましくもギルバートの家に居候してるのかと思ってたら、ギルバートは彼らと一緒に暮らしていることで、家庭の温かさを感じて幸せだったのね。なのにメアリーがあんなことになって、きっとまた家の中の雰囲気も暗い方に変わってしまいそう。それに男性2人で、どうやって赤ちゃんを育てて行くのかな。
アンが、孤児だった頃に小さな子供や赤ちゃんの面倒をみた経験が、いまデルフィーヌの世話をするのに活かされるなんてと笑ってたけど、確かに人生で経験するどんな事柄も必ず意味があって、無駄なことなんてないのかもね。
今現在はマリラとマシューの深い愛情に包まれて、幸せいっぱいに暮らしているのに、それでもアンは自分の出自を確かめたいものなのかな。それが彼女にとって幸せなものだったら良いけど、そうじゃなかったら、さらに心の傷をえぐることになりそうに思うけど。
ギルバートはアンのことが好きだと思ってたけど、ぜんぜん別の女性を、それも唐突にお茶に誘うとはビックリ。ウィニフレッドのほうがちょっと年上だろうし、勉強に訪れてるはずの診療所でそんなことに現を抜かしてるなんて、ギルバートのイメージがすっかり違ったわ。
ビリーみたいな性格の悪い男の子を好きになるジョーシーは全く理解できないけど、ギルバートが自分のことを好きだとなぜか思い込んでるルビーも、かなり不思議な子。アンとは違った意味で妄想が逞しくて、ちょっと呆れてしまうけど、でも幸せそうで微笑ましくもあるかな。
アンの16歳の誕生日は、家族や友人たちからのプレゼントがとっても素敵だった。特に、大仰なラッピングじゃなく、柔らかそうなハンカチとリボンに素朴な感じに包まれていたマシューからの贈り物には、彼の飾らない温かい人柄と、アンに対する深い愛情が込められていることがひしひしと伝わってきて感動した。
リンド夫人ってホントたちが悪い。半世紀も友達として付き合ってきたマリラのことを、内心ではあんなふうに見下げていたとは、偏見にもほどがあるわ。それに妄想と思い込みで良からぬ噂をひろげてステイシー先生を退職寸前まで追い込みながら、いきなり手のひら返して先生の続投に賛成を表明するって、彼女の頭の中はどうなってるのか全く信用ならない人。
コールはジョセフィンの家で暮らせることになって良かった。一方で、セバスチャンとの約束を守るために医大に行くのを先送りにしたギルバートには、ほんとにそれで良いのかとモヤモヤするけど。
ビリーの悪行には本気でゾッとする感じ。コールの大切にしている物や世界を銃で撃ちまくって破壊してしまうって、もう完全に犯罪でしょ。コールに反撃されてそのはずみでヤケドをしてしまったけど、ビリーに関しては全く同情はできないわ。
問題のある生徒や偏った価値観の母親達の会、口うるさい評議員の相手などステイシー先生には面倒くさいことばかりだろうけど、それらに辛抱づよく慇懃な態度で聡明に対処していく様は、本当に賢い人という雰囲気でとっても魅力的。
セバスチャンに対する人種差別の酷さには唖然とする。でもそういう状況や仕打ちも淡々と受け入れて、ネガティブなことよりも楽しいことや美しいものを見出そうとする彼の心意気に感動するし、純粋でみずみずしい感性を持つアンとも似たところがある感じ。
一方で、人種どころか生徒を差別しイジメるフィリップス先生には、心底嫌悪を覚えるわ。そんな彼と結婚したがるプリシーってどういう感覚の持ち主なのかと思ってたら、彼女も心底ではやっぱり彼を受け入れがたく思っていたみたいね。結婚式の土壇場で自分の本心に気づいて、教会から逃げ出したのにはちょっと胸がすく思い。
バリー夫人のパーティで、彼女をダンスに誘ったコールは、10代とは思えない落ち着きがあって優雅で立派な紳士ぶり。どれほど年齢が離れていても、感性の部分で共感できたり理解しあえて、同等に話ができる関係は本当に素敵だと感動した。
そうかと思えば一方で、教師のフィリップスってなんて嫌な人間なの。プリシーと教室内で公然と見つめあってニヤニヤして、ギルバートの真剣な進路相談にもイヤミしか言わないって、教師という以前に人間性も最低最悪。誰でもいいから然るべき人に告げ口でも何でもして、さっさと辞めさせればいいのに。
ヘアカラーに失敗してベリーショートになったアンも、全然悪くないと思うけど、自分で望んだヘアスタイルじゃないからショックでしょうね。それに、クラスメイトはともかく、教師までが彼女を男の子扱いしてからかうとは、いったいどういう神経してるんだか。
肌の色が違うセバスチャンを見た瞬間に、誰もがこわばった表情を見せるのは、当時の人種差別のひどさを物語ってる感じ。そんな中で、初対面時にアンがセバスチャンに話しかけた言葉には、偏見など一切ない、本心からの称賛や愛情がこもっていて、見ていて心が温かくなった。
アンの語彙力というか表現力の豊かさには、ホントに感嘆する。読書家だからってこともあるだろうけど。でも色んな本を読んでる割には年齢に比して感覚が幼いところもあって、キスについてもそう。マリラとマシューに臆面もなくキスについて尋ねていたけど、その様子はまるっきり4、5才の子供みたいだった。でもマリラがその質問を軽く受け流したりせず、誠実に最適と思える答えを考えていたのが印象的。マリラは当初、とても頑なで無味乾燥な冷たい女性という感じだったけど、アンと暮らすうちにどんどん本来の温かな人柄が見えてきた。でも、アンが髪にリボンを飾るのを、どうしてあんなに反対するのかな?
純粋な好意からやったのには違いないと思うけど、マシュー宛の手紙を勝手に読んで、あろうことかマシューになりすまして返事を送るなんて、いくらなんでも言語道断。アンのユニークすぎる言動の数々は、大抵が微笑ましく感じられるものだったけど、これだけはまったく頂けない。他人宛の手紙を勝手に読んだり返信したり、それが人の心をもて遊ぶ悪趣味な行為だと、彼女得意の想像力はそこには働かなかったみたいね。
でも、マシューを怒らせて落ち込むアンを、マリラが普通に慰めてたことにはもっと驚いた。保護者なら、そこは叱るべきところだと思ったけど。
シーズン1のラストで登場してきた、胡散臭い二人組。普段は猜疑心が強いはずのマリラがなぜか大して疑いもせず、あっさりとカスバート家の下宿人として迎えたのが不思議だったけど、つまりは多少イケメンのネイトにトキメいたからというのも理由の一つみたいね。一緒に生活する中で、絶妙ともいえるタイミングでネイトから甘い褒め言葉をかけられてドキドキしたり、鏡に向かってあれこれとヘアスタイルに悩む姿は、女性としてはいじらしくも可愛らしくもあるし、同時に、彼女がいかに乾いた人生を送ってきたかも想像されて、切ない気もする。一方で、マリラのそのヘアスタイルの変化にいち早く気づいたマシューは、さすが欧米人って感じ? 日本人の男性なら、そこまで目ざとく気づかないでしょ。
でも、ネイトが詐欺師で、マリラを含めて町の人々をだましていたと知ったら、ほのかにトキメいていた分、マリラは余計にショックが大きくなりそう。
それに、詐欺だったことがわかったら、ネイトたちをカスバート家に滞在させていたことでマリラとマシューまでも彼らとグルだったと思われそうで、ちょっと心配。