『北欧こじらせ日記』での萩原利久 (宮崎紘人役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
萩原利久 (宮崎紘人役) は 「2022年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
日曜日 | べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 |
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火曜日 | ジョフウ ~女性にxxxxって必要ですか?~ |
対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜 | |
パラレル夫婦 死んだ”僕と妻“の真実 | |
水曜日 | 霧尾ファンクラブ |
やぶさかではございません | |
ソロ活女子のススメ5 | |
木曜日 | 悪夢の不倫温泉 ―監視対象はあなたです― |
彼女がそれも愛と呼ぶなら | |
月~金 | あんぱん |
味のある声と、どこか物憂げで退屈そうな表情が印象的な萩原さんですが、このドラマの感じは「探偵が早すぎる」の時とあまり変わらないですね。だからダメというわけではありませんが、そんなに引き出しの多い役者さんではないのかなと思います。変幻自在に変わるだけが役者じゃないし、大事なのは役柄をしっかり印象づけること。その意味では紘人という常識的なキャラがいてこそ、縞子の個性が浮かび上がるわけで、芝居として悪くなかったのかと思います。
言っていることはもっともなんだけど、真顔で淡々と口にされるとちょっと怖いし、相手全否定のモラハラ男に見える。表情のつけ方や声のトーン、抑揚の変化で同じ台詞でも見ている側への伝わり方・印象はだいぶ変わると思うので、もう少しそのあたりを工夫して、縞子を大切に思う気持ちを表現してほしかったです。ただ、縞子のどこが好きなのか語る時の、ちょっとぶっきらぼうだけど穏やかな表情や口調は照れくささや縞子への想いが感じられて良かったです。こういう恋人らしいちょっとした甘さをもう少し多めに見てみたかったです。
縞子のことが心配なのは分かるけど、もう少し呆れつつも可愛いなと思ってる感じを出しても良いかなと思います。表情のバリエーションが少ないのか、呆れるを通り越して小馬鹿にしてるように見える時があって、恋人同士って感じがしないです。幼馴染とか親族みたい。縞子のことが好きで大切という気持ちが根底に感じられないと、いくら正しいことを言っていてもただのモラハラ彼氏に見えちゃうし、彼氏設定自体が不必要では?と思ってしまいます。
現実的でしっかり者な彼氏というのは分かるんだけど、夢を語る縞子を見る冷めた目や小馬鹿にしたような表情、キツめの命令口調が恋人に向けるものにしてはドライ過ぎるのが気になります。付き合ってどれくらいなのか知らないけど、恋人同士の甘い空気や愛おしい感情が伝わってこなくて、彼氏じゃなくてお父さんやお兄さんみたいに見えてしまうのが残念です。
彼氏というより心配で放っておけない保護者って感じ。このドラマに恋愛の甘い要素が要らないってことなのかもしれないけど、口調が強すぎる。もっともな事言っているから否定はできないけれどこの二人に甘い時間があるとは思えない。
現実逃避してないでちゃんと職探ししろとズバっと指摘する現実的でちょっとドライな姿が夢見がちでお花畑な縞子と良い対比になっていました。締めきった室内でキャンドルを灯して木彫りをする縞子を「危ない」と注意したり、すぐに窓を開けて換気をしたり、木くずを片付けさせたり、すごくしっかりしていて大人で、彼氏っていうよりお兄ちゃんみたいな頼もしさを感じさせました。口調がたまにキツ過ぎるのは気になったけど、フワフワした縞子のことが心配で放っておけないんだろうなって伝わってきたのは良かったと思います。