※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.6 /5.0(52%) | 978位 /1137件中 |
キャスト 3.0 /5.0(60%) | 960位 /1137件中 |
演出 2.8 /5.0(56%) | 929位 /1136件中 |
音楽 2.6 /5.0(52%) | 957位 /1137件中 |
感動 2.8 /5.0(56%) | 713位 /1132件中 |
笑い 3.0 /5.0(60%) | 450位 /1132件中 |
スリル・興奮 2.0 /5.0(40%) | 1045位 /1129件中 |
脚本・ストーリー 2.6 /5.0(52%) | 978位 /1137件中 |
キャスト 3.0 /5.0(60%) | 960位 /1137件中 |
演出 2.8 /5.0(56%) | 929位 /1136件中 |
音楽 2.6 /5.0(52%) | 957位 /1137件中 |
感動 2.8 /5.0(56%) | 713位 /1132件中 |
笑い 3.0 /5.0(60%) | 450位 /1132件中 |
スリル・興奮 2.0 /5.0(40%) | 1045位 /1129件中 |
喫茶店を辞めますからやっぱり辞めるのを辞めますになって、最後はやっぱり閉店しますってなんのコントなんだ?と思ってしまった。まぁ小さい個人店だし好きにすればいいけど、また行けるかな?と思っていたお店が次行ったら無くなっていたら寂しいな。でもマスターにとってはこの優柔不断な時期も次へと進む大事なステップだったのだろう。マスターのお父さんも見守っていたことだろう。ああいうゆるいアナログな喫茶店に行ってみたいなと思った。
彼が手放せなかった本は出て行った父親が最後に読んでいた本で、彼と目を合わすことも話すこともなかった父親が読んでいた本っていうのが切ないね。それを読むことで同じ目線になれるし、なんでもいいからそこからなにかを感じ取りたいのだろう。そんなふうに思うと切ないよね。夫婦の仲が悪くなって離婚してしまうのは仕方のないことだと思う。でも子供は違う、例え離れて暮らさなきゃいけなくなったって向き合い続けてよ。それが子供を持つ責任だよ。彼の孤独が埋まりますようにと願いたくなった。
記憶が曖昧になった時、残る記憶は幸せなものならいいなと思う。彼女にとってそれは子供にご褒美のクリームソーダを飲ませてあげるひとときだったのだろう。子供が大きくなって思うのは育児に追われていたあの頃が1番幸せな時期だったなということ。無意識にその頃に戻ってしまうのはそれゆえだろう。クリームソーダ一つで親子の楽しい思い出が浮かび上がり2人に穏やかな笑顔が戻る。ほんの少しの時間だけど尊くていい時間だった。
仲良しだと思っていたけどなんだか一緒にいると疲れるって相手いるよね。もう少し酷いと当てこすりのような心にじんわり効いてくる傷をつける人。それがママ友だったのだろう。ドラマでありがちなのはその喫茶店で仲直りしてめでたしめでたしって展開だけど、アドバイスらしきものはなくただ友達を切るという選択を黙って見守るだけなのが新しいなと思った。考えてみれば元々下に見ていたような友達が改心するなんてまず起こらない。誰もが仲良くなんてあり得ないからこっちの方が現実的かもね。
記憶の中に少ししかない父親の居た場所に父親亡き後自分が入ってそのまま商売を営むってなんかすごいな。どんな思いでこの店をやっていたのか、どんな思いでここに立っていたのか思いを馳せることはできても聞くことはできないもどかしさがある。常連客からのエピソードで父親の輪郭を探し出すのかなと思うと興味が湧いた。喫茶店らしく香りが漂ってきそうなコーヒーや食べてみたいと思わせるナポリタンなど深夜に見るには危険すぎる。明日喫茶店に行こう!と心に決めた。