※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(61%) | 809位 /1087件中 |
キャスト 3.6 /5.0(72.4%) | 733位 /1087件中 |
演出 3.3 /5.0(65.8%) | 719位 /1086件中 |
音楽 4.1 /5.0(82%) | 158位 /1087件中 |
感動 3.6 /5.0(71.4%) | 255位 /1082件中 |
笑い 2.6 /5.0(52.4%) | 645位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(54.2%) | 798位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(61%) | 809位 /1087件中 |
キャスト 3.6 /5.0(72.4%) | 733位 /1087件中 |
演出 3.3 /5.0(65.8%) | 719位 /1086件中 |
音楽 4.1 /5.0(82%) | 158位 /1087件中 |
感動 3.6 /5.0(71.4%) | 255位 /1082件中 |
笑い 2.6 /5.0(52.4%) | 645位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(54.2%) | 798位 /1079件中 |
政治的な問題で一悶着も二悶着もあって揺れに揺れたけど初音や朝陽さんが加入して化学反応を起こし玉響は最高の音を奏でる楽団になり、財政難でお荷物になっていたオーケストラがドル箱になったという御伽話にでもなりそうな話で終わりました。すべてがめでたしめでたし!でスッキリ。どこまでが本物の音か分かりませんがここまでオーケストラを仕上げるのも大変だったことでしょう。そこの演技も含めて素晴らしかったです。生の音を聞きに行きたくなりました。
あれだけこじれて、暗闘していたのに、結局のところ良い音楽の前では、みんな良い人みたいな終わり方ですね。
なんとなくチャイコフスキーの5番は、それぞれの楽器が生かされているということですが、素人が聞くには盛り上がりに欠ける曲かなという気もします。とは言うものの、どうあれハッピーエンドというのは予定調和として悪くありません。主人公ふたりがまだ微妙な関係で終わるのもよかったと思います。その方がこれがエンディングではなく、新たな始まりだという感じにさせてくれます。全体としては「のだめ」に遠く及びません。まあ偉大すぎるものと比較しても仕方ないのですが、平均点をちょっと下回るという感じでしょうか。
当日満席にならなかったらオケは解散!と決めて、すごく出来の良いコンサートができたけど数席埋まらなかったから解散。だけど世論の声で復活。この流れはすごく日本的だなと思った。約束は約束だから一度は解散させ、それは惜しいもったいないという声が上がって民意で復活。出来上がった美談だなと思ったら白けてしまった。これがドラマチックということなのか?そしてこの流れでいくと一回振られた初音も敗者復活となるのではないか?それも白けるなー。
実際には印刷会社が楽団員を名乗るだけの者の言葉だけで、印刷される時間を変更したりはしないし、予算の問題で突かれているのだから、チケットベースで完売している以上、当日少し席が空いているくらい瑕疵にはならないでしょうね。まあそれはいいとして、初音がいろいろな意味でずっと引っかかりになっていたチャイコフスキーの曲を、演奏の途中からというのはどうなのかな。主人公の見せ場だし、演奏前の緊張感とか、朝陽とのアイコンタクトとか、いろいろ盛り上げられるポイントだったと思うんだけど。
朝陽と初音は結ばれなうほうがいい。
圭さんと麦ちゃんはイメージがわかない。
今の関係が素敵。
毎回、感動させてもらってます。
素敵なドラマです。
いずれ老々介護の可能性が高い者にとっては、穂刈さんの決断は心が痛い。でも常にベストの選択がすべての問題をクリアしているとは限りません。その意味で世界はほとんどの場合、ベターな選択をせざるを得ないのだと思います。それにしても藤谷と玲緒が結婚って電撃すぎる。まあお似合いですがね。蒼はフラれ、初音は朝陽に告白ということになりました。まあ蒼は奏奈とくっつくかもしれませんが。裏切り者は土井でした。いつも都合よく、初音の行動範囲に顔を出してましたから、そんなことだろうと思っていましたが、オケの方も恋愛の方も朝陽がどういう行動を取るのかが終盤の見どころになりそうです。
こういうドラマを見ると早く認知症に効く薬ができてくれないかなと思います。愛する人は目の前にいるのにその人に自分は見えていなくて名前すら呼んでもらえないなんて、心の支えは過去の愛情なんて、悲しすぎます。奥さんが2人の思い出の曲を聴いて少しだけでも正気に戻って言葉を交わせたらなんて期待を持ちましたがそれは甘いのでしょうか?少し悲しすぎる話でした。ただそんな暗い気持ちを飛ばすような初音の告白は良かったです。この気持ちにどう応えてくれるのか楽しみです。
主人公以外の俳優にもしっかりスポットをあてキャラを立たせている。だから視聴者も感情移入しやすい、脚本、監督、製作陣がしっかりしているドラマ、面白い。
生放送でゲストのゲストみたいな出演でぶっつけ本番の演奏なんてすごい賭けだなと思いました。ドラマとはいえ、いいですか?なんて乗っちゃうTV局は嫌ですが、まぁ三島の無茶振りが初音の中で変化をもたらし本当の意味で復活できたのではないでしょうか。幼い頃から舞台慣れしている初音にはちょうどいいくらいの刺激だったのかもしれませんね。三島のあの笑顔の真意は分かりませんが、戦うなら本気の初音とという思いがあったのかもしれませんね。
彰一郎は本当に初音と和解したのでしょうか。それが本当なら朝陽、蒼、彰一郎と三つ巴による初音争奪戦ということになりそうですし、嘘ならオケ対決の時に何か仕掛けてきそうです。いずれにしても初音はだいぶ吹っ切れたようだし、是非ともここから天才ぶりを見せて欲しい。今回の見せ場は演奏シーンより、三島光太郎の初音に対する態度だと思います。本物の成功した天才は彼のように本物の才能を楽しむ余裕がある。子どもっぽい彰一郎との明確な差です。でも逆に言えば努力するしかない凡人は普通に嫉妬する。それは初音とオケの間にもある。けれどその差は個々ではなくオケとしてならば、別のもっと建設的な意味を持ちうる。そのコントラストが面白かったです。
演奏会のバスを足止めするなんて暴挙は許し難いですが、相手も相当焦ってきている証拠ですね。人は権力が欲しくなればどんなことでもするのかと呆れます。いい感じに仕上がってきているオケを邪魔しないでもらいたいです。リオちゃんの弱いところも見れました。リオちゃんだってたくさんたくさんいるライバルの中からたった1人その椅子に座っているのに随分と弱気ですね。凡人だといい誰よりも努力するリオちゃんは素敵だと思いました。藤谷さんとの本音トークにますます親近感が湧きました。
藤谷さんは何かと渋い、いい仕事をしますね。天才と凡人というテーマはよく使われるもので、世間には天才幻想みたいなものがあるけど、凡人たちに理解できるレベルだから天才と称賛されるのであって、かけ離れすぎていれば理解できないし、天才とは認識できない。だから天才は凡人と遥かかけ離れたの存在ではなく、半歩か一歩先を行く者で、その差は追い越すのは難しいかもしれないけど、ある程度の努力で近づくことはできます。それにしても蒼くんが初音に告白したけど、奏奈ちゃんは蒼くんが好きそうだし、彼女の病気も心配だし、姉妹に亀裂なんてことにならなければいいけど。
オーケストラに入れるような人って基本子供の頃から楽器の習い事漬け、高価な楽器綺麗な衣装毎月の月謝が払えるうちの子なんだよね。そこでみんな蝶よ花よと育てられる。自分の才能を信じてたくさん練習してって苦労してるだろうけど、一般社会の苦労とは質が違う。案外狭い世界でまたそのごく一部がスポットを浴びる。それが初音。初音自身は謙虚だし悪口一つ出る人じゃない。羨むのは自分が惨めになるだけ、そうリオは思ったんじゃないだろうか。強烈な光は時に人を傷つける。誰か優しく寄り添ってくれる人が出てくればいいなー。
天才にだって挫折はある。朝陽の挫折と努力、そして復活のきっかけが自分にあったことを知ったのは、初音にとって良かったのではないでしょうか。それにしても三島はお前いくつだと言いたくなりますね。その年齢でいちいち父親に関心を持ってもらえないからと拗ねているのは、あまりにも幼い。そんなの中二病と一緒に卒業しろよと言いたくなる。それにこういうこじらせキャラは正直食傷気味。そんなにパパに認めてもらいたいなら初音に対抗しようとするのではなく、自分の音楽を高めないと。
みどりさんはあんなに素晴らしいお仕事をしているのにどうして家族にもっとアピールしてこなかったのかとても不思議。今までだって演奏会などで子供と一緒にいられない時間もあったはず。そんな時もお母さんは外でこんなお仕事してるんだよってイキイキ語られたら子供だって嬉しいのに。そういう時間をもってこなかったのが悪かったかな。そして自分が不在の時に子供の急病に気づかなかったのが辞めるきっかけになっていたけど、ケータイもある時代に無理がある話だなと思った。
みどりさんの旦那みたいな人って実際にいる。普段は奥さんに子育ては任せきりなのに、受験期になると急に持論を主張してくるヤツ。しかもそれが見事に的外れ。でも娘の言い方はきつかったけど、みどりさんもプロとしての自覚が足りないというのは正論。仕事ばかりの父親、自己犠牲ばかりの母親、そんなんじゃ娘も疲れる。まあ結局は夫婦の話し合いが足りないんだけど、そこは置いといて、プロとしての姿を娘に見せられたことは、よかったのだと思います。問題は市長が受けた高階フィルとのバトルですね。そもそも芸術の優越って、一定のレベルを越えれば、好みになっていきます。どう決着をつけるんでしょうか。
あーこういう時の笑顔ってズルい!ってみんなが思ったあの笑顔、朝陽さん最高でした。そしていつもは細切れでしか聞けなかった演奏も思ったより長かったし満足です。どこまで本物の音か分かりませんが緊張感や終わった後の満足感緩急がついていてこちらものめり込んでしまいました。これで初音も一山越えたって感じですかね。ただここで三島の登場です。再会のハグはすごく不穏な雰囲気でこれからばちばちな感じが出ていて展開が気になります。
これでようやく初音も復活できたし、オケとしても新しい一歩となりました。そして三島の登場ですが、彼が初音にとって新たな刺激となるのか、足かせとなるのかがここからの見どころのひとつとなるでしょう。それにしても藤谷、ちょっと格好いいですね。怪しい役が多い役者がこういう役をやると余計に格好良く見えます。あとフラグのように奏奈の病気のことが出てくるのが気になります。彼女に何か起こって、そこを高階とか本宮が利用するような政治的な策略はやめて欲しい。もっと音楽の力を見せるシナリオで進むべきだと思います。
せっかく天才指揮者と元天才バイオリニストという設定なのに、ストーリー展開はそっちへ向かうのかとちょっと肩透かしをくらった感じがします。結局、これだとクエストをクリアして仲間をレベルアップさせるRPG展開ですよね。まあ指揮者とコンサートマスター、楽団員との関係性の構築も、そのクエスト解決の中に織り込むことで、このオケが完成されていく姿とリンクさせるつもりなのでしょうが、だったら安っぽい「天才」設定はいらない気がします。これで「のだめ」と違うのはわかったけど、オケ再生って話は「マエストロ」っていう映画があったしな。やはり微妙。
オーケストラの団員もそうだけど、誰かが辞めて空きが出ないと入れない職種というのはありますね。入るまでが大変だから、入った後はこの児玉交響楽団みたいにルーズになる。朝陽のように純粋に音楽に精進しようという気がなくなる。いつまで情熱を持ち続けられるかは、芸術の世界では重要なファクターだと感じます。バイオリニストとして復活する初音ですが、妹の一件は確かにトラウマになりそうですが、妹の言い分ももっともです。まあ互いに心配してのことだから、もっと前に本音で話せればよかったですね。初音は音楽家として才能はあるけど、好き以上にならないと一流ではないし、情熱や矜持がどこまで育つかがポイントになりそうです。三島がどんな刺激を与えてくれるのかに注目です。
これは音の勝負だなと思いました。観る環境にもよるけれど、音楽が好きな人や聴いている人ならバラバラしていた音が初音が入ることでビシっと収まりどんどん一つの音として盛り上がっていくところはすごく感動したし高揚したのではないだろうか。生の音に勝るものはないけれどどうにか演出で頑張ってほしいと思った。ドラマの設定などは使い古されたもので嫌いではないけれど既存感があるのでそこが違えばプラスアルファで良質な1時間になると思う。