※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.5 /5.0(70%) | 602位 /1088件中 |
キャスト 4.2 /5.0(84.6%) | 346位 /1088件中 |
演出 3.5 /5.0(70%) | 603位 /1087件中 |
音楽 3.6 /5.0(71%) | 491位 /1088件中 |
感動 3.7 /5.0(74.6%) | 182位 /1083件中 |
笑い 3.5 /5.0(70%) | 233位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(58.2%) | 698位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 3.5 /5.0(70%) | 602位 /1088件中 |
キャスト 4.2 /5.0(84.6%) | 346位 /1088件中 |
演出 3.5 /5.0(70%) | 603位 /1087件中 |
音楽 3.6 /5.0(71%) | 491位 /1088件中 |
感動 3.7 /5.0(74.6%) | 182位 /1083件中 |
笑い 3.5 /5.0(70%) | 233位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(58.2%) | 698位 /1080件中 |
パーフェクト!
録画したのを見たのですが最後まで撮れていなかったのかと勘違いするような尻切れトンボの終わり方にびっくり。もう少し終わり方なかったんですかね?でも留学してますます自信がついて輝く田中さんはきっとこの先も自立してきちんと生きていくのだろうし、朱里も自分の足で歩いていくのだろう。誰かに幸せにしてもらおうなんて思わず自分自身で輝く人は強い。夢なんてたいそうなものは持たなくても背中を伸ばして前を向くだけでも景色は変わっていくのだなと自分も頑張ろうと思えるドラマだった。
何か唐突な終わり方だし、もやっとした感じはありますが、田中さんとしては良かったのではないでしょうか。少子化の時代にこんなことを言うとあれこれ文句がきそうだけど、結婚とか恋愛だけが人生じゃない。女性がもっと自由に輝くことと良いことです。田中さんにとって三好や笙野は憧れだったり、同志だったり、その時のガイドスターではあっても、彼女と一緒に同じ方向を見ている相手ではない。人生のパートナーは見つめ合う相手よりも、同じところを見てくれる相手の方がいい。そういう意味で、田中さんの選択は応援したいなと思えるものでした。でもドラマとしてはラブコメらしさはもう一歩だったように感じます。
あの笙野が自分が体験したことのない女性の生理を慮って女性をうまくサポートしたり、自分が料理を作ることを素直に披露できたり、なんて成長したんだ!と思っていたけどそれは全部田中さんとの関わりで変わってきたことなんだよね。元カノで変わるなんてことはいくらでもあることでただそれが切れていないというか始まってもいない田中さんだから引っかかるんだよね。恋愛って同時進行できないから笙野のとっては悩みどきだと思います。うまくいってる朱里カップルにもなにやら暗雲が??最後まで目が離せません。
はい、出ました、ダメ男、オンパレード。小西が朱里とちゃんと向き合うことで、ちょっと良い感じになったかと思ったら、三好さん、ダメでしょ。別居中とはいえ、仮にも妻帯者なんだし、ケジメはちゃんとつけないとね。しかもきっと田中さんが自分に憧れを抱いていることを、本当は知っていたんじゃないの。優しさと恋愛は甘くて似ているけどまったくの別物。また笙野だけど別に見合いの相手と付き合うのは悪くない。でも田中さんとの約束を中途半端にすることは別な話。それは人として失礼だよ。田中さんが自分を変えたのだとしても、イコール恋愛かどうかはまた違うし、ティーンエージャーみたいなことを36歳になって悩むなと言いたい。あまりにも子ども過ぎるかな。世間的な意味で理想の大人とか男になる必要はないけど、自分なりの成長は必要です。
笙野さんの家庭ってごく普通だったと思う。あの年頃の夫婦ならお父さんファーストな家庭は多いし息子の奥さんになるなら孫のことを考えて息子より若い子とか思うのもいいか悪いかじゃなくてよくある意見。そこに意見が出てくるのは変わろうとするいい現象でしょ。笙野だってそういう家庭でそういうもんとして育ってきたのだから悪いと責められても分からないかもしれない。このままでは田中さんと交わることなく終わってしまうけどそれでいいのか?と笙野の中で葛藤している感じがワクワクする。人が変わる時って面白い。
笙野のお母さん、別に旦那の家政婦じゃないんだから、やりたいことをやればいい。どう生きたって人生は一度きり。我慢しすぎて損をするのは自分だからね。問題はやはり笙野。別に見合いが悪い訳じゃないけど、これまでの流れや田中さんとの付き合い方を考えれば、あまりにも唐突。母親はああ言ってるけど、やはり孫の顔を見せてやりたいと思ったんだとしても、何かズレている。どうでもいいことなんだけど、笙野のお母さん「宮城に帰る」って言ったんだけど、ご近所の病院は仙台になっていた。仙台の人はまず間違いなく「仙台に帰る」と言う。それは神戸の人が兵庫とは言わなかったり、横浜の人が神奈川と言わないのと似ている。細かいことだけどちょっとだけ気になった。
みんな適度にいい人で適度に悪い人だからこそ善しか見えない田中さんに惹かれるのだろう。若い女性をずるいと思っていた進吾も打算的に女性に値踏みされて傷ついた小西も、若くてかわいいだけを評価されて傷ついた朱里もそれぞれの言い分がきちんとしていてセリフが一つ一つ面白くて聞き入ってしまう。その点ではいちばんすきな花と共通するところだけど、決定的な違いはいつまでも傷つけられたことに立ち止まっていないところだろう。その点で田中さんの方が圧倒的に好きだ。
どんな奴でも良い面はあるし、笙野もあのメイクの田中さんに対して、基本的には大人で紳士な対応だったと思います。何だか笙野と田中さんも、小西と朱里も、ちょっといい感じになっているけど、男性陣は最初の印象が最悪だから、ちょっといい面が見えただけで、すごく良い奴に見えるという状況なのでは?と首を傾げてしまうところもあります。笙野と小西はもっと信頼できる何かを見せないと、結局、田中さんも朱里もちょろい女になってしまう気がします。とにかく男性陣にそこまで魅力がないのは致命傷です。
小西の迷言が止まらなくて笑った。一体どこからの目線なのか。口はうまいし気配りできるし適度に男前だから、落とそうと思った女はみんな落ちたのか?今度こそハマり続けたいと願っているって、は?って感じ。ただ単に女性が落ちるか落ちないかってところにゲーム性を感じ楽しんでいるなら落ちたら気持ちが終わってしまうのは当然だろう。朱里はなかなか落ちなかったから興味が続いているだけってことなのか?こんなにクズだとは思わなかった。
田中さん、同僚たちにも受け入れてもらえて良かったです。そもそもすべての人が理解してくれることは無いしね。良い感じでフォローしたつもりの笙野だけど、あの程度の腕では店にも迷惑かけかねないので無謀だし、三好のフォローで形になっただけ。なんか良い人みたいになってるけど猪突猛進しているだけで首を傾げてしまいます。小西も言葉巧みだけど大して中身はない。二人共設定としては35歳くらいなわけで、社会経験を10年以上した大人とはどうしても思えない。原作の問題か、役者の問題かわからないけど、昔なら25歳くらいの青さかな。若いというより幼い。
ノーと言えない相手‥田中さんにとってそれが三好さんで、三好さんにとってのそれがアイコさん。田中さんはどうしてそういう気になるのか分かっているからより切ないよね。それでなくても三好さんの好みって田中さんとは真逆の刺激的な人じゃない?それを知っているのもまた切ない。やっぱり田中さんにはハードル高いよな。だからって笙野がいいとも思えないけど、変化中の笙野がなんだかいじらしく見えてきた。田中さんを知りたいって気持ちからいつ恋心に変わるのか興味あるなー。
個人的な感じ方なので仕方ないのですが、どうしても笙野と小西、仲原には欠片も魅力を感じないし、多少良い方に変化しようと基本的には無いと思ってしまいます。朱里が小西の優して言葉に流されそうになっていましたが、そういうところが自分を不幸にしているんだよと言いたくなります。ちょっと原作者なのか脚本家なのかわからないけど、合わないなあ。木南さんとめるるが好きだから見ているけど、ちょっと挫折しそうです。田中さんは青春のやり直しというよりも、今が青春なのかもしれませんね。それは悪いことじゃない。年を取ってからの方が何事も反動は大きいけど、それでもやってみたかったことやってみるのは、代えがたいことだと思います。
私の中では1番失礼な人は仲原だと思う。友達としては良かった子が一夜を共にしたら違かったってやつ?あんな土下座をされたらその怒りをどこに持っていけばいいのか分からなくなる。いまだに危なっかしい軽い女みたいに見ているふしもありムカつくことこの上ない。そこでちゃんと線を引いた朱里はよくやったと思う。そして田中さんも冷静に笙野の悪気ない失礼をやり過ごしていたけれど、自分の大事なものには怒るという姿勢がカッコよかった。そんなもんで目が覚めるような笙野じゃないことが救いがないと思う。
仲原の依存相手を変えたみたいな言い方は本当に失礼。自分の目から見て同じように見えることでも、相手の視点は違うことなんて山ほどある。こういう知ったかぶりの頭でっかちで、平気で傷をえぐるようなことをいう男は最低。そして笙野もまた自意識過剰になって田中さんに優しくなったかと思うと、まったく知らない三好のことを悪し様に言うなんて最低。どうしてまったく知らない相手のことを偉そうに評価できるのか、何様のつもりなんだろうと思う。このドラマに出てくる男は他人を舐めている最低の奴ばかり。この年齢までこうだと、いくら反省しても変わらないし、田中さんも朱里もこいつらとはくっつかないで欲しい。もしくっつくなら、作者のセンスを疑うし、世の女性は見習わない方がいい。
朱里の警戒感、すごくいいと思います。若いから飲んで羽目を外してもワンナイトがあってもいい大人ならいいと思います。ただ親目線になるととても心配。同じできごとでも男女ではリスクが全然違うんですよね。そこを理解してちゃんと自分を守ることをしている朱里は立派です。彼女たちの周りにいい男性がいないのがとても残念ですね。笙野に関しては論外。いつまでも自分の理想を夢見て、理想にぴったりの人が現れたのにおばさんだと切り捨てる。自分の年齢って忘れちゃうんですかね?男女の精神年齢の差も気になりました。
笙野、最悪。飯を食わせてもらい、他人の家で泥酔し、ひとつのベッドで寝てしまったのは、すべて自分の不始末。それなのに何も言わずに、逃げて帰るなんてお話にならない。思春期のガキにでも笑われるレベル。その上に「おばさん」って、ここからどんなに良い面があったとしてもこいつはダメ。仲原も無責任。朱里を大事にしているようでいて、明らかに軽く見ている。もし無自覚なら余計にダメ。とにかくこいつらはどっちもダメ。京子も朱里も絶対にほだされないで欲しい。でもどうせどっちも接近するんだろうな。朱里の「ランドセルを背負っている時から」発言は説得力があった。それと京子の四十肩。あの違和感は突然来るんだよね。わかる。
今期イチかもしれないくらい面白いです。ここに出てくる男性陣の価値観は古いと思うのですが、それをベリーダンスや田中さんを通して変わっていくのかなと思うとワクワクします。笙野さんですが女の子へのこだわりが強く古風で清楚な女性を求めているようですが、あれは自分が騙されやすいから女の子の見た目や趣味などを見て自分でバイアスを張っているんだろうなと思いました。そういう人は他人にどうこう言う前に自分の目を養った方がいいですよね。
やっぱり笙野って失礼だよね。元カノが別れたのは、彼の実家へ行って、母親が家政婦のように使われているのを見たからでしょ。百歩譲って、笙野が少しは変われるとして、田中も恋愛経験が少なすぎるとしても、この二人が恋愛関係になるのは、現実社会なら全力で止めるね。不幸な未来しか見えてこないし。個人的な偏見かもしれないけれど、家庭で子どもの頃から刷り込まれた価値観って、20代くらいまでに変わらないと、いくら頭で理解したつもりでも本質的にはそのままだと思う。それになんだか田中よりも倉橋の方が生きづらそうだなと感じる。フツーよりちょっとだけ可愛い人あるあるかもしれません。まあめるるはちょっとじゃなくすごく可愛いけどね。
セクシー田中さん、笑って見られるコメディかと思いきやそれだけでは終わらない深さも出してきて面白かったです。仕事はいくら頑張っても男並みに稼げるわけじゃないし将来が不安になったら結婚するしかない。結婚するには男に値踏みされその人のいい女でいなきゃいけない。そんなの古臭い!と思ってもいつまでもガラスの天井はあってその天井は年齢を重ねると共に低くなる。現実はいつまでも古いのです。ベリーダンスのセクシーは男のためにあるもんじゃない。それが分からないのが古い人間ってことかな。
田中さん演じる木南さん。ギャップが凄いし、ベリーダンスも見事です。まあベリーダンサーにしては細すぎるけどセクシーです。また木南さんのスーツにメガネ、髪はひっつめスタイルですが、他のドラマでもこんな感じ見ましたねww。まあコメディならばこれくらいはっきりとした落差があった方が面白い。めるるも芝居がうまいです。演じる倉橋のいろいろと微妙な気持ちが伝わってきます。このふたりがどうつながり、どう変化していくのか楽しみです。それにしても出てくる男どもは笙野にしても小西にしても仲原にしても、クソばかり。笙野みたいなの昭和でも戦前かっていうレベルだし、小西は脳も態度も軽すぎる。仲原に至ってはこういうズルさは卑怯だ。男から見ても、こんな男ばかりなら、結婚なんてしない方が幸せかもしれない。まあ女性の自立と共に男も変わって行かなきゃならないから、彼らもどうあれ変化していけばいいのだけど。