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脚本・ストーリー 4.0 /5.0(79.4%) | 336位 /1088件中 |
キャスト 4.5 /5.0(89.2%) | 202位 /1088件中 |
演出 3.9 /5.0(77.4%) | 376位 /1087件中 |
音楽 3.6 /5.0(72.4%) | 439位 /1088件中 |
感動 3.9 /5.0(78.4%) | 119位 /1083件中 |
笑い 2.9 /5.0(58%) | 515位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.0 /5.0(59%) | 681位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 4.0 /5.0(79.4%) | 336位 /1088件中 |
キャスト 4.5 /5.0(89.2%) | 202位 /1088件中 |
演出 3.9 /5.0(77.4%) | 376位 /1087件中 |
音楽 3.6 /5.0(72.4%) | 439位 /1088件中 |
感動 3.9 /5.0(78.4%) | 119位 /1083件中 |
笑い 2.9 /5.0(58%) | 515位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.0 /5.0(59%) | 681位 /1080件中 |
ストーリーのつくりが丁寧で、残された人の立場を大切に描いている点が素晴らしかったです。お母さんを軸にしたお父さんとお爺ちゃんの関係がゆっくりゆっくりと変化していく様子には思わず涙がでました。そして風間俊介さんの優しい演技が本当によくマッチしていて、朝顔を支える姿、家族の一員として、また部下としてお父さんを支える姿、頼れる父親としての一面など、人間らしい多面的な魅力でストーリー全体をより優しいものにしていたと思います。
解剖物としてはアンナチュラルのようなオシャレ感はなく、どちらかといえば科捜研よりだなという印象。特に新しいトリックもなく解剖自体はなんて事はない。静かなペースで進むドラマに変化が訪れたのはつぐみちゃんが現れてから。ドラマの主人公が仕事しながら結婚して子供を産んでって過程で必要なキャストだからほんとならその辺でちょっと遊ばせといたり膝に抱っこしてるだけでもいいんだけど、家庭でのシーンがまるで本物のように言葉が飛び交いとてもほのぼのします。じいじもパパもママもほんとに可愛がっている様子がわかりそこだけでもほっこりします。
振り返りの多い特別編を見てすら、ぽろぽろと涙がこぼれるくらい感動してしまいました。どんな家族にも危機が訪れる可能性があるということ、絆がとても大切だということがずしりと心に響きました。家族に見守られていたからこそ、朝顔は母親の実家にたどり着くことができたのだと思います。また、上野樹里の名演で、監察医という職業に対する医師に匹敵する重要性がわかる気がしました。刑事事件を扱いながらも家族と朝顔の人生に重点を置いた感動的なドラマでした。
漫画の原作を先に読んでいたのですが、主人公の朝顔先生のキャラの違いに最初はどうなるかと思っていました。時任三郎さん演じるお父さん然り。でも、原作にはない設定と、上野樹里さんの演技にひきこまれました。決して明るい話ではなく、見る人によっては辛い内容かもしれません。時任三郎さんの唇がだんだん原作漫画の万平さんに不思議と見えてきました。
最終話前編の終わり方でネットで炎上していましたが、後味が悪くなくて良かったと思います。一週間ほどハラハラしましたが。
脇を固める中尾明慶さん、志田未来さんの演技が素晴らしく、ひとりひとりの心情が丁寧にかかれていたと思います。
朝顔の祖父を演じる柄本明さんの演技は凄いと改めて感じました。
普段ものすごく忙しそうなのに家族そろってこんなに休みが取れるのか?とか急にスピリチュアルな展開になったりと突っ込み所はたくさんありましたが、総じて良いドラマだったと思います。
先週の終わり方にそわそわしながら見てしまいましたが、神崎共々助かったことによかったと心から思ってしまいました。
情報提供者ではあったけど建設会社の現場監督の赤井がもっと事件に深く関わっている前提で見ていました。
途中身元確認の手伝いと朝顔たちに寄って来たのもアリバイ崩しだろうと「犯人」と思う自分の感情が高まっていたので事件の結末と赤井の扱いには多少肩透かし感がありましたが、ただただ社員思いの優しい姿は見ていて気持ち良かったです。
接触する場面は茶子や朝顔もあったのに建設会社の社員の見えない変化に気付いていた光子が凄かったです。
助かったと連絡を受けた光子の涙に見ている側もウルっときてしまいました。
光子は入って来た時から法医にそこまで関心がなさそうなキャラだったのでいちばん成長が見えた人物だったと思います。
塩素ガスが発生して現場でご遺体を解剖となった時、久々登場だった伊東が反対していて距離感を感じました。
山梨の規則に従っての言葉なので仕方なかったことだけど寂しかったです。
最終的には伊東のお礼の言葉もあったけど丸屋がいなかったら違ってたんだろうと思ってます。丸屋最高でした。
執刀出来なくなっていた朝顔に任せる茶子の判断は結衣のことだけでなく現場の雰囲気が震災時と似ていたこともあって難しい判断だったのかなと考えました。
でも朝顔への信頼が感じられて良かったです。
駅のホームにも降りられなかった朝顔が進んでいけるのはやっぱり真也やつぐみの存在だと思います。
新たな家族が出来たことで里子だけに囚われることが少なくなって朝顔自身を強くしてくれてるんだと思いました。
里子がいる設定の団欒はおじいちゃん同様錯覚しそうでした。
それだけおじいちゃんも里子のこと、朝顔のことが気になってたんだろうと思いました。
朝顔たちと同じくらいに苦悩から解き放たれてる姿が見れて良かったです。
里子が見つからないのは寂しいような、でも続きがあるような、視聴者も色々考えられる形で良かったのかなと感じてます。
最後には日常の家族のザワザワ感が描かれていてホッと出来ました。
つぐみの一言のセリフを「物にした」と言う真也に最強の親バカを感じてしまいました。
このドラマは脚本とかそういうのよりキャストの力が大きかったような気がします。時任さん、風間さん、樹里ちゃんと子役の女の子が揃うシーンでは台詞なのか?アドリブなのか?分からないほどの普通の会話が続き、すごくほんわかします。やっぱりベテランが揃うとどんなシーンも安心感がありますね。そんな中でもやっぱり最終回での柄本明さんの涙。それにはやられました!そうだよね、そうだよねと思いながらこちらももらい泣き。すごく良かったです。
人が亡くなる現場で監察医などの仕事をする側も、心がとても辛くなるというのが描き出されていたところが印象的でした。
特に若手の監察医や、地元の歯科医師が初めて現場に立ったときに、不安や無力感のようなものを感じているシーンがリアルです。
災害などが起こった時、こういった仕事をしてくれる人がいると改めて思い知らされました。
震災で大切な人を失った人、また、それに深く関わる人の心の機微が繊細に描かれていた点がこのドラマの特徴といえるのかもしれません。
桑原くんが生きてて、本当によかった!まさかお母さんに続いて桑原くんまで亡くなってしまったら、朝顔先生もお父さんも立ち直れないよね。そんなの悲しすぎるから、御都合主義だったとしても安心した。どんどん亡くなった人が運ばれてくる中で、心が壊れそうになりながらも仕事を続ける朝顔先生たちが可哀想で仕方なかった。茶子先生がしんみりするドラマの中の唯一のおもしろキャラかと思ってたけど、妙に頼りになる存在だったな。
月9っぽくないドラマだと思いました。恋愛要素はほとんどないため、若い子向けではないかもしれません。でも、見ごたえがあるので大人には満足できるストーリーだと思います。前話の終わりが主要人物に大ピンチ発生で、今週をじりじりと待っていましたが、その点あっさり回収されていたので、若干のあっけなさは感じました。でも、このドラマが全話を通して描こうとしていた災害発生時の司法解剖について、丁寧に描かれていてリアリティがあります。
災害現場の様子がリアルに描かれていて、見ているだけで辛かったけど、同時に興味深くもあった。これはドラマだけれど、実際にこういう限界ギリギリの状況でがんばってくれている人たちがいると思うと、ありがたく、頭が下がる。被災者遺族の気持ちは想像しやすいけど、たくさん並んだご遺体を見続けなければいけない職業の方の気持ちなどは、考えてみたこともなかったので、貴重な体験をさせてもらった。厳しいお話だったけど、朝顔たちのチームに救われる人も描かれていたところはよかった。
上野樹里の解剖依頼のあったご遺体が友人だった事からメスが握れなくなったシーン、先生の代わりに教壇に立ち、自身の体験を織り交ぜながら解剖医に在り方について語るシーンがすごく印象的な回だった。淡々としているようでとても情の深い朝顔のキャラがとても良く演じられていて素晴らしかった。財布の中から娘の描いた絵を出し、微笑む伏線からの最後のシーンがとても衝撃的。自身も震災被害に遭い、母を亡くした朝顔のことを思うと絶対に生きていてほしい。
友人夫妻に起こった悲劇の真実が判明した矢先で、桑原が事件を追う最中で事故に巻き込まれてしまい、見ていてつらかったです。
後半は、桑原の身に起きる悪い出来事を暗示しているかのように、嵐が来たり、花瓶が落下したりといった演出が印象的でした。
今後、朝顔やつぐみちゃんがその事実と直面していくのだと思うと、なんとも言えない気持ちになります。
また、朝顔が涙を浮かべながら学生たちの前で、法医学について、命について語るシーンは、とても考えさせられ、感涙してしまいました。
テーマがテーマなだけにあまり笑えるシーンはありませんが、見たあとにいつも生と死について考えさせられるものがあります。今回は、結衣の本当の死因がわかったことによって、残された三郎にほんの少し慰めになったのではないかと思います。ただそれでもやっぱり幼い我が子を残したまま亡くなった結衣も、残された三郎もどちらもつらく報われるものではないなともの悲しい気持ちになります。朝顔の大学での講義のシーンには感動しました。実際にお母さんを亡くした朝顔だからこそ伝えられる生の声だと思います。
朝顔たちの憩いの場を作ってくれていた三郎のイメージが崩れないで良かったです。
自首をしたこともあって三郎が殺害したような悪い方に向かう流れが多く辛かったです。
子供とも離れなければならないし、三郎の全てが嫌になる気持ちは分かるけどやってないなら自首せずに警察にしっかり言うこと言えば良かったのに、と思ってしまいました。
検視官からの報告が結衣の死への予想を決定付け三郎を助けるために再解剖に動く茶子たち全員の団結力が良かったです。
解剖終えた後の茶子の笑顔が事件の真相から解放されているようでもあり優しくて好きでした。
三郎が朝顔たちから報告される時の顔は複雑でした。
たまのケンカがあったことは確かだし、「もしかしたら自分のせいかもしれない」
の気持ちもあったのかな?とも思う部分は拭えなかったんだと思います。
モスキート音は結衣の優しさが見えていい場面でしたが、それが原因で発見が遅れたのも皮肉なとこです。
朝顔、平と神崎の再会はガヤガヤがリアル過ぎて楽しかったです。
茶子先生、スケジュール全く確認せずの雰囲気のやりとりがまたかわいかったですね。
知り合いとの再会ってこんな感じだろうけど丸屋には全く通じてないのが丸屋らしいというか仕事一筋という部分でした。
結衣のことがあってから解剖に入れない朝顔も辛そうだったけど、それを黙って見守る家族も辛そうな場面が印象に残りました。
茶子先生の講師代役は茶子なりの激励、乗り越えて欲しい想いが出ていたと思います。
実際講義を受ける生徒の質問がズバリを突いていて凄く鍛えられそうな講義内容でした。
里子のことを交えて話した「不詳の死」を涙ながらにもしっかり話していてそれを茶子もしっかり聞いている姿が素敵でした。
9話は事件が解決していないのであまりスッキリしない内容でしたが、法医ではなく一人の人間として苦悩する朝顔をみられたことと、朝顔を取り巻く周りの人たちの温かさが感じられる良い話に思いました。いい人だと思っていたサブちゃんが、心配する朝顔に八つ当たりするほど余裕がないことや、辛いときこそ食べるという意味、これまで遺体に対して「教えてくださいお願いします」などと言って寄り添えていたはずの朝顔が、肝心な時に狼狽し、立場もわきまえずに警察まで乗り込んでしまったり、弱い自分と向き合い、そんな自分を受け入れ、周りにきちんと助けを求められることができたことなどジンときました。派手な話ではないけれど良い話でした。
観る前のドラマへのイメージは、警察や事件が絡んでくるのでシリアスでかっこいい医療系ドラマになるのかと思っていた。しかしなぜか温かいホームドラマを観ている感覚で観られる。泣こうと思って観ていなくても、毎回なぜか泣けてしまう。朝顔の柔らかい雰囲気があるからドラマがきつくならないのだと思う。
平さんを見ているとどこか切なくなってしまうのも、このドラマがきつくならない理由なんだろうなと思う。
真也や夏目さん、涼介、その他解剖室のメンバーがコミカルで、本来なら緊張感が漂うはずのドラマだけど、少しクスッとなり、比較的軽い気持ちでみていられる。特に藤堂さん夫婦や光子ちゃんと涼介のカップルコンビの関係性が微笑ましくて観ていて楽しい。
遺伝性の病気を見つけて、死よりも生の為に解剖の結果を活かすことが出来た時の、ほっこりとした、じんわりとした感動は最高でした。
死因がどうしても分からず法医学教室のみんなが何とかして突き止めようとする姿がよく描かれていたと思いました。特に2話から登場した志田未来分するアルバイトの医学生が話が進むに従ってどんどん真剣になっていく様子がわかりました。またお父さんの孫と一緒に楽しく遊んでいるときでさえ心の底から楽しめない「自分だけ幸せでよいのか」という苦悩もわかり同世代で生きてきた山口智子分する茶子先生との「立ち止まっていい。」というやりとりも心に残るものがありました。朝顔の母親の行方や朝顔の母のふるさとへのトラウマ、お父さんの苦悩が最終章でどうなるのかが気になるところです。
はじめは上野樹里さんの相手役に風間俊介さんはどうなのかと思いましたが、良いパートナーであることが回を追うごとに感じられます。よく泣く風間俊介さん演じる「桑原くん」によく釣られ泣きしています。同時に、主人公の朝顔のことを思いやる様子や愛情がとても伝わり、とても良い役者さんだと感じます。
法医学教室の面々も、パワーバランスがあったり、それぞれの性格が個性的であったり、くすっとする場面も多々あります。
光子ちゃんの成長も嬉しく感じるほど感情移入しています。
また、桑原・万木家の場面ではつぐみちゃんも加わり、ますますほっこりとするシーンとなり癒されています。
朝顔の母親の手袋が見つかったということで、見つかった遺骨はほぼ間違いなく朝顔の母親のものだろうと思っていましたが、まったく別人のものだったというオチには驚きました。手袋は被災地で彼女が寒い思いをしている人に上げたというエピソードは感動的でしたが、朝顔や平にとってはやりきれない思いだっただろうと思います。そして本当ならそこは母親の遺骨が見つかったということでいいんじゃないの?と思いますがこれだけ震災の被害が大きかったということの表れなのかもなと思うと、これはこれでリアリティがあってよかったのかもしれません。
第1話で、いきなり東北大震災の場面になったところで、既に違和感はありました。それでも毎回扱われる事件の内容は興味深いものでしたし、山口智子さん演じる観察医がかっこいいなと思って見続けています。ただ回を追って少し強引なストーリー展開になっている気がします。いきなり朝顔が母親になっていて、しかも、その子供が、かなり成長していたのも視聴者としては「置いて行かれた」感があります。震災で行方不明の母親ではないか?母が見つかったのでは?という展開も、どこか不自然なもって行き方で共感しずらいです。
現在社会の問題によく取り上げられる、女性の出産と仕事の問題が取り入れられており、興味深かったです。ですが、もう少し、つわりやお腹が大きいときの苦労など、そういった実際に起こりうるトラブルをドラマに入れ込んでほしかったなぁと思います。また、ドラマの中での子供の成長もすごく早いので、ちょっとついていけない部分がありました。家族3人で暮らして協力しあっているところはよかったですが、もう少しそこにいたるまでの経過をゆっくり描いてほしかったです。
朝顔のお父さんがすっかり桑原に対しても丸くなっていて、孫に目一杯の愛情を注ぐいいおじいちゃんになっていてほっこりしました。
事件については、両親が一度に亡くなっていて、遺された姉妹も大きく事件に関わっているストーリーでしたが、なんともやり場のない末路・・・。
状況から見えてくる殺害状況の予想と、実際の状況が大きく異なるもので、真逆の展開だったため、一つ一つがつながっていく度になぞ解きをしているようでドキドキしてミステリー的な楽しみはあったのですが、最後まで救いが無さすぎる展開が辛かった。
月9らしくない月9で暑い夏には騒がしくなくちょうど良く見ていますが、このドラマを見るたび震災に想いを馳せます。そこには24時間テレビのような押し売り感もなくすごく自然に思うことができとてもよいと思います。災害に遭われた方の中でも8年というのは状況の進み方、モノの考え方がそれぞれ違うんだなということを踏まえながら寄り添うことができたらなと改めて思います。もう過ぎたことと辛いのに声を上げられない方がきっといるだろうからこういうドラマはみんなに忘れられないために必要だなと思います。
朝顔の仕事に向き合う真摯な姿は尊敬するばかりです。
アルバイトで入ってきた当初は時給目的であった光子もそんな朝顔達に影響されて逞しく成長している姿に嬉しく思いました。
桑原刑事も平との交際を認めてもらうためか、今まで以上に刑事の仕事に一生懸命に取り組み、平もそんな彼の姿に心が動いていく様子がよくわかり、ほっとしました。平に交際を認めてもらったその日の夜に朝顔が帰宅したシーンでは、まさかの桑原刑事がランニングとパンツ姿で寝ているという衝撃シーンに思わず笑ってしまいました。
一生懸命ながらも、たまに見せるそそっかしいところが朝顔は放っておけずに好きなのだろうなと思っちゃいました。
京都の火事を考慮した演出というのは火のシーンや黒こげのご遺体を写さないということだったんでしょうか。わかっているからなんとなく話は理解できたけど、何も知らなければどんな事件か全然わからなかったろうな…。
放火殺人ってやはりえぐいな、という感想です。意外と犯人はあっさり見つかるのがこのドラマのパターンなのかな。今回もすぐに自供した、って。朝顔のお母さんの話などを盛り込むために事件自体はわりと単純?
あと主題歌が暗すぎるので、せめてもう少し明るいと良かったなあと思います。
時任三郎演じる父と、上野樹里の演じる朝顔の空気感や、風間君演じる恋人の明るさなど、人間の心情がとても丁寧に描かれていて大好きなドラマです。
朝顔が恋人に母親が亡くなった理由を話すシーンでは、悲しい話しをしているけど、風間君のダメ男感が場を和ませていてクスリと笑えました。
朝顔と父の朝食のシーンが好きで、朝ごはん食べながら、夜ご飯何食べたい?と私もよく旦那に聞いてしまうので、リアルな会話が面白かったです。
原作と大きく違う点は、母親を亡くした舞台が阪神淡路大震災ではなく、東日本大震災になっていたことです。
よくそこに切り込んだな~と思いました。
まず上野樹里が監察医に見えない。頑張ってる感じはするもののなんだかフワフワしてて違和感がある。
事件解決の物語と合わせて、親子の悲しい過去や現実も並行して描かれるが、今回は後者に多くの時間が使われていた。
しかしこれは切ないというか、辛かった。
生々しくてまだ見られない人もいるのではないかと心配になるレベル。
上野樹里は監察医としての演技はイマイチに見えるが、悲しい過去というかトラウマを持った女性としては、とても上手な演技をされている気がする。
事件のほうの結末も切なすぎたし、全体的に切なく重たかったというのが感想です。
医療もの、捜査官ものとしてみた場合はどちらも中途半端。
震災を絡めたホームドラマ的なストーリーのような感じか。
震災のトラウマからどう自分に、そして事件に向き合っていくのかが主題で、何とも女性的な作り。
ゆったりとしたドラマを求めている向きには良い作品であると言えよう。
サスペンス要素や硬派な展開が好きな人には合わないと思う。
登場人物達の内面の変化や成長を見守っていくところが見所だろうね。
空気が読めないアルバイトの医学部生が加わり、何かやらかさないかとひやひやしました。彼女が悪気なく、朝顔先生のトラウマをえぐるような事があったら、嫌だなぁと...。
最終的にご遺体の身元が判明し、どのような経緯で死に至ったかが明らかになりましたが、個人的に言えば、何故ホームレスとして生活するようになったのかという背景を、出来ればもう少しストーリーに入れて欲しかったです。
ご遺体の関係者やご家族が登場しなかった辺り色々察しますが、あっさり終わりすぎたような印象です。
桑原が朝顔にお好み焼き屋でプロポーズした瞬間は「ないわ」と、思わず言ってしまいました。
店の雰囲気もさることながら、あんな周囲の目がある状態で。
でもそんな空気の読めなさと必死さが桑原の良いところなのかなとも思いました。
実際、彼女の父親が自分の直属の上司というのは結構勇気がいりそうです。
また、法医学という観点から、わずかなヒントで真実を導き出していく流れは、とても興味深いです。
関係ないと思えることでも調べていかなかったら闇に葬り去られていたのかと思うと、深く考えさせられます。
東日本大震災の被災者としてのヒロインをしっかり描いていて、真摯なつくりのドラマに感動しています。母との別れがトラウマになっている主人公の朝顔を応援せずにはいられません。また、事件モノのドラマとしても、「真夏の凍死体」となぞ解き感満載ながら、あえて殺人事件にせずに、ご遺体が語ってくれる真実を追求していく監察医の設定が緻密でいいな、と思いました。平と真也の刑事コンビの粘り腰もすごいです。東京近郊でフグが釣れるなんて、結構ビックリでした!
志田未来の役がなぜ入ってきたのかがわかりません。しっとりとした落ち着いた、嫌な人が出てこないドラマがフジテレビの月9で見られると思っていたのですが何となく今の段階では興ざめでした。志田未来本人に関しては「女王の教室」以来演技力がある俳優さんだとは思っているのですが、ちょっとチャカチャカしているなあという感想をもちました。
朝顔親子に関しては毎日しっかりと朝食と夕食を作って食べ、無駄な買い物はぜず、堅実に生活をしている様子がよく表現されていると思います。家で父親がカレーを作っていた鍋が昭和の時代にはどこにでもあったホウロウの鍋でした。昔のものを大切に使っている家族なんだと思いました。
また、それとは反対にホームレスの男たちが使っていた鍋の新しく上等なこと。これは意識的に演出されたものだろうと思います。材料をメモして買い色々考えて作った普通のカレーを食べる親子と他人が捨てた新しい鍋でふぐを一人で食べる背広をきたホームレス。私は今回は鍋が印象的でした。
ドラマの主人公が監察医なので、当然事件は出てくるけれども、それ以外の人間関係に重きを置いているドラマだと感じます。東日本大震災は触れにくいテーマだと思うけど、石田ひかりさんが笑顔で、「朝顔頼むね」って言ったシーンは、まさかあんなことがこれから起こるなんて思ってなかったからこそあの表現になったのかなって思いました。
婚約指輪はどこかに忘れてるし、最初にプロポーズするのはもんじゃ焼きやだし、朝顔の話に感動してその場でプロポーズしちゃうし、その時は指輪持ってないし、ちょっと天然な彼氏さんが、このドラマの良い感じの息抜きのシーンです。
監察医モノって最近増えているけど、やっぱり事件の真相や死の真相が明らかになるのって人を救える話じゃないと解明する意味がないと思うんだよね。
そりゃそんな死に方ばかりないだろうし、知らなきゃよかったってことも結果的にはあるかもしれないけどさ。
そこはドラマだから救いが欲しいのよ。
なのにちょい反抗期の娘がダメ出ししてぶちまけちゃった弁当を拾う姿が娘の見た母親の最後の姿で、その娘がイベントを楽しんでいる間に可愛らしいお弁当箱を買いに行った帰りに殺されていたなんてさ。この娘にとったらこの先は生き地獄だよ。
お母さんは自分のせいで死んだと責め続けるんだよ。重すぎるでしょ。
なんか他になかったかねと思いました。
朝顔って名字じゃなくて下の名前なのね。。というのが最初の印象でした。すごい名前。
最近増えている刑事ドラマっていう感じで初回の事件はそんなに意外な展開でもなく。。というところ。
原作を読んでないのでわかりませんが、この作品のポイントは震災でお母さんを亡くしている、という朝顔の過去にあるのかな。初回の放送でもその場面が出て来て切なくなる。これからどう展開していくのか見所です。
あと山口智子さんのバブリーな演技も私は気に入りました。明日死ぬかもしれませんからね、という一言が刺さりますね。
原作マンガとはいろいろと設定が違っていますが、そこはまあ悪くはないかと思います。素晴らしいのは主演の上野樹里さんと父役の時任三郎さんの演技です。なにげない親子の食卓風景なのですが、そこにちゃんと微妙に互いに気遣い合う雰囲気が現れていて、第1回の最後にやってくる震災の記憶と結びつく伏線になっているところが素晴らしかったです。特に上野さんは普段は淡々としているようでいて、結局は行方不明になった母と向き合えずに、列車で泣いてしまう主人公の機微を見事に演じています。
これまでの月9の中では、ダーク過ぎずごちゃごちゃもしていない正統派で大げさな演出もなくごく普通の監察医のドラマと言った印象。上野樹里と時任三郎のおだやかな親子コンビがよかった。また時任三郎と風間俊介、上野樹里と風間俊介、それぞれのコンビのシーンも面白くて、この三人の関係性に今後注目したい。東北の震災のシーンはやはりつらく悲しい気持ちになる。ただ悲しいだけで終わることなく、犠牲になった人、残された人を大切に思い前向きになれるドラマになるといい。
昨今、医療ドラマが多いです。それに、技術の進歩で、少々、難しくて、ついていけないといったストーリーもあります。しかし、この「朝顔」は、技術に対しては、ガッツリ踏み込んだものではなく、被害者と、その家族に寄り添う心情的なドラマに感じました。死ぬ直前、被害者である母親に対する反抗で、心に深い傷を持ってしまった娘さきを救うべく真実を追及する朝顔に、温かさを感じました。また。事件とは別に、朝顔と父親平との関係。とても良い雰囲気と思いましたが、そのうらには、地震による母親の行方不明という悲しい出来事に、朝顔の辛さ切なさを感じました。
今までの月9とは全然違う雰囲気に面食らってしまいましたが、奇抜なキャラもなくこれはこれでいいのではないかと思いました。皆さん丁寧に話すのでお年寄りにも聞き取りやすいかと思います。ただ後半の震災の部分は少しだけびっくりしてしまいました。少し匂わせていた部分から震災でお母さんが亡くなったのでは?とは思っていましたがあんまりがっつりと生々しく出てきたので急にフラッシュバックするような方もいたのではないかと心配です。