※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.6 /5.0(92.4%) | 33位 /1088件中 |
キャスト 4.9 /5.0(97.2%) | 18位 /1088件中 |
演出 4.6 /5.0(92.2%) | 33位 /1087件中 |
音楽 4.1 /5.0(82.2%) | 152位 /1088件中 |
感動 3.9 /5.0(77%) | 140位 /1083件中 |
笑い 3.8 /5.0(76.2%) | 159位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.5 /5.0(49.8%) | 877位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 4.6 /5.0(92.4%) | 33位 /1088件中 |
キャスト 4.9 /5.0(97.2%) | 18位 /1088件中 |
演出 4.6 /5.0(92.2%) | 33位 /1087件中 |
音楽 4.1 /5.0(82.2%) | 152位 /1088件中 |
感動 3.9 /5.0(77%) | 140位 /1083件中 |
笑い 3.8 /5.0(76.2%) | 159位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.5 /5.0(49.8%) | 877位 /1080件中 |
原作の漫画を愛する者として、人気キャラのジルベールが本っ当に漫画そのままだったのが嬉しかった! Tシャツのセンスもばっちり! ジルベールはこうでなきゃね!
ただまぁ、シロさんのキャラが今回はちょっと解釈違いだったかなぁ、と。イライラを料理にぶつけるんじゃなくて、料理してたらイライラが消えた、っていう方がより原作っぽいんだけどな。
とはいえ、ドラマだけを見れば凄く辻褄のあった笑い含みのストーリーだったから、何も問題なく楽しく見れてよかった。
小日向さんの恋人、ジルベールが遂に降臨!制作が発表されてから、ジルベールを誰が演じるのか話題になり、磯村くんと知ってから期待しか無かったけど、めっちゃジルベールでした!ここまで揃いも揃って、原作ファン納得のキャストを集めるなんて!
美少年らしい可愛らしさも、色気のある気怠さも、まさにジルベール。磯村くんで大正解です。
シロさんにモテ期到来かとヤキモキするケンジも漫画から飛び出してきたようで、内野さんの演技力に脱帽です。
見るたびに、内野さんがケンジにしか見えなくなってきます。
今回はちょっとシロさんのまじめが故に起こす空周っぷりが面白かったね。あんなにかっこよかったら、そら自意識過剰にもなりますわ。とことん勘違いして自問自答していくシロさんは、滑稽でもなんだか可愛く見えてくるから不思議。あれ見ると好みのタイプだともしかしたらいっちゃうの?とか思ってしまった。そんな事したらケンジが悲しむから辞めてね。二人のご飯食べる所は、毎度癒されるから。しかし定番のご飯のシーンは、相変わらずおいしそうで、毎度飯テロですわ。
シロさんがこそこそと小日向さんとあっているのが一緒にドキドキしてしまった。
恋人自慢したいだけか。ちょっとがっかり。三角関係とか期待しちゃったよ。
小日向さんのギラギラした眼、すごいよね。航くんに振り回されて必死な小日向さんとのギャップに笑っちゃう。
司法修習生の子も、普通に話してるだけなのに
シロさんいい方に妄想しすぎ!司法修習生の子の引いた様子がすごかった。
幻滅したって、ああいうことなんだろうな。
これからまだ同じ事務所にいるけど大丈夫なのか心配だよ。
シロさんの、ゲイだとばれたくないがための自意識過剰っぷりからくる、失敗の数々が笑えた。仕事で失敗の続いた日に、悶絶しながら食事作りに没頭する気持ち、わかるわかる!という気持ちでいっぱいになった。ついに本物(?)のシルベールが登場したところ、物凄いTシャツ着てて、見ている人たちもシロさんと全く同じ気持ち(その私服でどんな服をクリーニングに出すのか!?)になったと思う。最後の場面でシロさんと賢二がソファに座って寛いでいる場面が、これが二人の日常なんだなぁとほっこりした。
とにかく、西島秀俊と内野聖陽の二人の演技がいい!!キャスティング最高です。会話のやり取りが絶妙で楽しい。
同性カップルが共に暮す日常をを描いているんだけど、二人の心の機微が上手く描かれていると思う。
お互いを思いやるだけでなく、お互いの家族も大切にする二人は、なんら異性カップルと変わらないということが自然に伝わってくる。
「シロさん」「ケンジ」と呼び合う二人が微笑ましく、時に可愛らしく感じられ、不思議とほんわかする。
また、ヘルシーな節約料理も毎回美味しそうでレシピもわかり易くて参考になる。
週末金曜日の深夜にお酒を飲みながらのんびり観るのに丁度いい作品。
小日向と長森に勝手に振り回される自意識過剰なシロさんが面白かったです。ケンジが「言い寄られるかも…」と心配しなければシロさんもあんなに長森を意識して空回りすることもなかったはず。ケンジの言葉を素直に受け入れちゃうシロさんも、シロさんがモテると確信してるケンジも可愛くて、バカップルだなと微笑ましくなりました。
誰でも「個性」を持っていて、それほどとびぬけたものでもなくごく普通な几帳面さだったり繊細さだったりする。そんな二人の男性が恋人同士になっている。時折、ちょっとした葛藤も見せるけど、いつも信頼と安心が彼らをしっかり結び付けていて心癒されてしまう。緩やかに流れる普通の生活風景の中で二人で食事をする風景にスポットライトが当てられほとんどのシーンが食事をしながら二人が語らい、いつも優しいオチが待っている。安定の演技力と安定の面白さ。シロさんの母役の梶芽衣子さんが出る回は、ことさら楽しみ。
現在のところ、この春のドラマ中で一番楽しみなドラマがコレです。心穏やかなゲイカップルの日常生活を「食」を通してほのぼのと描かれていて、冬ドラマの「フルーツ宅配便」のような暖かな余韻が残るんです。最近一番印象的だったのは、年のうちでも特別な年末年始を離れ離れで過ごした二人の絆の太さと暖かさに感動しました。それぞれのことを常に一番ということを強要し合わない大人な二人。穏やかに個々の時間を楽しめるのも、パートナーとの信頼があるからこそというフレーズが素晴らしかったです。そこにはどこにも「自分本位」が存在しませんから。
実家への帰省を渋るシロさんに対して、珍しく賢二が「贅沢だ!」と怒るシーンが心に残りました。
結局帰省を決めたシロさんがいない間、極上の自己流サッポロラーメンを作る賢二が愛らしかったです。
必ず戻ってきてくれるという信頼感のようなものが、伝わってきてほっこりしました。
また、余ったからとこんなにもらってしまって「どうするんだろう?」と思ってしまうようなお餅と栗きんとんを、うまく再利用してしまうシロさんはさすがだなと思いました。
観ていて優しい気持ちにも強い気持ちにもなれるようなドラマです。自分の回りにはLGBTの方はいないので、このドラマは少し遠くの夢の世界のように感じることもありますが、こんな風に試行錯誤がありながらも共同生活を続けていくのは男女であっても男性同士であっても本質は変わらないのではないかと思います。二人の暮らしぶりが本当に理想的です。あと、出てくるごはんがどれも美味しそうで真似したくなります。実家との関わりか方や両親との関係の描き方もとても繊細で良いなぁと思います。
初めて見ましたがとても面白かったですね。
まず出てくるお料理がどれも美味しそうなこと。
W主演の俳優さんの料理する手つきや食べ方がとても自然で慣れていて、トッピングやお皿の盛り付けも綺麗で、見ていると作って食べたくなります。
視聴者が実際真似て作れるよう映し方が丁寧で、セリフと共にそれがレシピに成っているので、とても嬉しいです。
お料理こそメインになっているが、誰もが生きる上でぶつかる壁や悩み、葛藤などについても、食事を通じて大事な何かに気づき得られる構成になっており、なんだか心が温まるドラマです。
「食」を大切にして生活しないといけないなぁと見終わった後に強く思う作品ですね。
シロさんのご両親が本当に良い感じ。何十年も夫婦の歴史を重ねて、深い愛情と信頼で結ばれてる空気感が良くでていて、見るたびにホッコリします。
お正月が来るたびにあちこちから頂くお餅がどんどんたまっていくというのも、よくある風景。それを実家から大量に引きとってきてあげるのは、息子のやさしさですね。
お餅をを使った色々なお料理は、とても参考になりました。栗きんとんを食パンに乗せて食べるというのは斬新な感じがしましたが、本当にパンと合うのでしょうか?
原作は知らないので、すべてが新鮮な感動。昨年ブレイクした「おっさんずラブ」の2匹目のどじょうかとバカにして見始めたらとんでもない!
日常がリアルに、優しく演出され、それでいていやらしさ、ラブシーンなどは全くないのが潔い。
笑わせようという意図でなく、表情、しぐさ、衣装と見えるすべてからにじみ出るリアリティにやられてしまった。特にケンジ。
料理レシピはもちろん、大きな楽しみではあるけど、食べてるシーンのしあわせ感がもっと嬉しいかな。
シロさんのお母さんの「一生添い遂げるつもりなの?」という重い言葉、それから始まる物語、正月の餅あるあると餅アレンジどれも美味しそうだった。シロさん家族は言葉はそれほど多くないけどちゃんとコミュニケーションが取れていて、お互いを思いやっているのを感じた。ケンジのサッポロラーメン、あれはやばい。すぐにでも買いに走って同じ物を食べたくなった。ケンジがサッポロラーメンのせいでシロさんの電話に出れない事をあっさり許すシロさん、そして、一人で過ごす大晦日に電話をするシロさんのケンジに対する気遣いが素敵。
シロさんが実家に帰省中、ケンジ一人でサッポロ一番みそラーメンを作るシーンがめちゃくちゃ可愛かった。
料理をする手つきも不慣れな感じに演出してあり、ケンジが作っている感じがとても伝わってくる。
冷蔵庫から食材を取り出した後、お尻で閉めるところもケンジらしさが滲み出ていて、テレビでジャニーズのカウントダウンを見ながらラーメンを食べる姿は、内野聖陽が完璧なオネェにしか見えなかった。
そのあとシロさんから電話が掛かってきて、二人のやり取りに心がほっこりした。
原作のイメージを崩さないキャスティングが発表されるたびに、「ぴったり!」と驚かされています。なかでも、ケンジ役の内野さんには、かわいらしい仕草が予想外に板についています。内野さんの所作を引き立てているのがカメラワークで、両手でカップをつかむのを肩越しで撮ったり、サッポロ一番を食べるためにスキップしながら夜道を帰るのを俯瞰で撮ったりしています。立体的な画面作りがすばらしいです。視聴者層を選ぶ深夜枠に、贅沢なドラマを作っているなと感心しています。
シロさんのことを思うケンジ、一緒にいたくても「正月くらい実家に帰ってあげな」って優しいな……両親のこともケンジのことも大切なシロさんの気持ちもわかる。「年越しそばくらい用意してくか?」って、名残惜しいのね……留守の間、一人で料理作るケンジが寂しそうで切ない。インスタントラーメンにあんなに手をかけたらさすがにおいしいよね。年越しそばにインスタントラーメンって新鮮だな。離れてても電話でラーメンの話で盛り上がるケンジとシロさんにほっこりした。
二人の馴れ初めが明らかになる回想シーンは悶絶もの。シロさんのドキドキがテレビを通して伝わってきて、顔にかけられたタオルの下で、どんな顔をしていたのかと想像するとにやけてくる。
シロさんはケンジに対して「タイプではない」を繰り返すけど、一番心を許しているし自分らしくいられる相手と出会えて嬉しいんだろうな、ということが、二人の食卓の描写から伝わってきて、見ていてほっこりする。
レシピや野菜の使い回し方も参考になるし、やっぱりゲイの方というのは、女性からのリスペクトが高いんだなと改めて感じる。
原作は知らずに観てるんだけど、シロさんとケンジの雰囲気がとても素敵。二人でご飯食べてるシーンはなんか落ち着く。そして内野聖陽さんのケンジがめちゃくちゃ可愛い。こんなに見た目男らしいのにこんなに乙女感をこの俳優さんから感じるとは思わなかった。田中美佐子さんのTHE普通の主婦もみてて安心する。原作に忠実と聞いたのですごく読んでみたいと思った。
あと料理番組の要素もあって助かります。鶏肉のトマト煮は作った。おいしかった。
毎回飯テロ満載だけど、今回のケンジ作の味噌ラーメンは特に深夜観るには辛すぎました。インスタントでもあれだけ拘って作れば立派なごちそうですよね。温泉卵にバター、絶対に真似したいです。また1人で作っていても「シロさんに教わった」とか「シロさんに怒られるかな」とか、何をするにもシロさんのことが頭に浮かんでしまうケンジも可愛かったです。あと、栗きんとんトーストと具沢山お雑煮も美味しそうだった…。自分好みの料理が多くてお腹が鳴りっぱなしでした。
二人の馴れ初めが想像していたものよりも、いつもの二人らしく、また偶然というより必然!この二人が一緒になるのは運命!と思っちゃいました。ギラギラした雰囲気ではなく、そこの空気もいつもの二人らしくほっこりさせられてしまいました。派手な特別ではないけれど二人には特別で幸せで、特別な好みではないけれどこの相手だからいいんだ、共感できる部分が沢山ありました。自分も、特別な日だからこそ、これ食べよう!というメニューを考えてみようかなと思いました。
40代のゲイのカップルの日常を描いたドラマなので、どんな雰囲気になるのか正直ハラハラしていました。西島秀俊と内野聖陽のイチャラブなんて、女子にとっては目の保養すぎます。ただ、艶めかしい描写や二人がキャラから逸脱してて違和感があったりしたら、引いてしまうかもしれないと心配しました。
実際にドラマを見たら、ドラマ全体が爽やかでオシャレな感じだし、西島秀俊の黒のエプロンは超絶素敵だしもう文句なしです。内野聖陽のオネェっぽいキャラも何故かハマってて、二人のほのぼのとした日常を応援したくなっちゃいます。
どうやって出逢ったのかな?の疑問が明らかになってスッキリ!
決してロマンチックな出逢いではないけれど、偶然のような?必然のような?いつの間にか引き寄せられた二人の恋は、男女のそれとどこが違うのだろうか。
二人でクリスマスを祝える幸せをより感じられるのは、彼らの方が大きいのにな。
この世の中には男と女しかおらず、異性を好きになるのが当たり前の考えは本当に正しいのだろうか?
恋する相手が同性でも、人を愛せることの尊さはなんら変わらないのにな…と、この二人をみていると考えてしまいます。
誰も愛せないよりも遥かに豊かな人生。
性同一性障害への偏見が少しでも無くなる世の中へと。
ドラマや漫画では描かれても、現実は難しいのかな?
二人に幸あれと願わずにはいられません。
シロさんとケンジの出会いが丁寧に描かれていたのが良かったです。おじさん同士なのに爽やかで、恋が始まったばかりの甘酸っぱい雰囲気があってキュンとしました。初めて一緒に過ごすクリスマスのぎこちなさと緊張感は観ているこちらもドキドキさせられました。明太子とサワークリームのディップは混ぜるだけで簡単だし、ぜひ作ってみたいと思います。
トミナガさん家でのランチで、「ゲイ同志だから仲良く」って小日向さんを紹介するあたり、ゲイを特別視してるのがよく描かれてますね。ゲイをカミングアウトする人が増えたと言っても、まだまだゲイの人に対する一般(ストレート?)人の反応ってこんなものですよね。小日向さんを演じる山本耕史さんが良い味出してました。あの濃い~感じ、毎週見たいです。でも小日向さんの恋人って全然美少年じゃないですね。似てるのはヘアスタイルだけで、あれじゃあジルベールが怒ってきますわ。
シロさんの母役の梶芽衣子が面白い。これは彼女の新境地になるかなぁと思いました。割烹着姿でまるごと日本のおかあさん、磯野フネみたいな見かけでLBGTをまるごと許容して、しかも息子にはカミングアウトしなければおかしい、みたいなことも言ってしまう懐の深さがある。また田中美佐子の相変わらずのナチュラルな演技もうまいものだと感心します。ひとつもジメジメ要素がないゲイカップルの生活ぶりだけどやはり実家の一大事となると、まるで不倫の愛人みたいな「うしろめたさ」やコソコソ感が生まれるものなんだな。それは二人の関係の中にもグレ-な影を落とすんだなぁと、ちょっとした切なさも教えてくれるドラマですね。
内野聖陽さん演じる、ケンジが今回も可愛いです。見た目は40代のおっさんで、どちらかといえば男臭い感じなのにやきもちを焼いたりする様子に思わず可愛さを感じてしまいました。それにイマイチ応えてあげられていないシロさん(西島秀俊さん)にもどかしさを感じます。2人はゲイカップルなのですが、ともすれば普通の恋愛ドラマを見ているようで違和感はありません。料理のレシピも今回も参考になりました。田中美佐子さんのコミカルな演技と、絶叫も見所です。
おっさんずラブの2番煎じでしょ、どうせ。でもキャストが良いから見てみようかな。軽い気持ちで録画したものを見た。
いやあ、受ける。演技がうまい、しぐさが笑える。ゲイが主役といっても、あちらは漫画、こちらは小粋なイラスト風。
西島サンのシロさんは、普通に面白い。一生懸命、ずれてもまじめでも、外さない。
内野さんのケンジ。これがいい。やりそうにない人が女々しいしぐさと表情で、ツボってしまった。
紹介される料理レシピも自然に脳裏に吸収し、一つ抑えてる感じ。ただものドラマではないね。
ドラマ24枠。そうか、テレ東の、ヨシヒコの、だもの。ユニークだなあ。
シロさんとケンジを見ていると、悩みがあったり外で嫌なことがあっても、大切な人と一緒に温かいご飯を食べるという当たり前の日常がすごく幸せなことなんだと改めて感じることが出来ます。シロさんの両親の姿や、シロさんが心配で色々話して欲しいけど遠慮して深入り出来ないケンジ、再婚した元夫と息子を遠くから見つめる元妻など、家族の在り方について考えさせられる回でもあり、ただほっこりするだけのグルメドラマではないところも魅力だなと感じます。
ケンジのシロさんに対する嫉妬が乙女で可愛い!食事が喉を通らないほど気になるって本当に好きなんだなーって。そして、そんなケンジの気持ち、シロさんの元カノに対する思いとかをちゃんと汲んでケンジを向き合って話しをするシロさんもまた、ケンジの事を本当に大切に思っているんだな、と感動。ご近所主婦にゲイですのまさかのカミングアウト、は笑った!普通弁護士でしょ、先に言うの。まさかのイチゴジャム手作りレシピ。。。これ見ると本当に次の日同じ物が作りたくなる。
シロさんの浮気疑惑に、思わず変装して追いかけてしまったケンジが、とにかく可愛いと感じてしまいました。いい歳したおじさんゲイカップルなのに、何気無いホッコリしたやりとりが素敵だなと感じます。普段はそっけないシロさんも、スイカがきっかけで近所のおばさんにいざゲイだということを知られてしまうと、ケンジのことを隠さず話してしまうあたり、微笑ましいなあと感じてしまいました。さらに、普段シロさんが購入している食パンのことから、パン屋を営む元カノに嫉妬してしまうケンジ、シロさんが元カノとのこれまでのことをきちんと説明するくだりは、好感しかありません。
カミングアウトしたシロさんが、おずおずながらも富永さん一家に受け入れられて良かったです。あえてゲイと告げたときには奥さんの叫びが止まらなくて、どうなることかとドキドキしました。
男前で45歳だから、カミングアウトしていないと気持ち悪いというのは、なんとなくわかる気がしました。
世間一般的な枠から見て何がポリシーなのか想像できないうえに、高スペックなのが脅威なんですよね。
シロさんについて詮索する職場での噂話に、反発と共感を両方感じてしまいました。
ケンジのキャラクターがかわいい。こういう美容師っていそうだ。シロさんもいい人なんだけど、つきあうのは大変そうだなあ。倹約家でケンジの買ったアイスの値段にも文句をつけたり、細かい。二人で暮らしていく以上、お互いの親のことも考えないといけないし、まだまだ大っぴらにつきあっているって言えない事情もわかる。男性二人で家事を分担しているところとか、こんな暮らしかたもあるんだなと思う。心あたたまる感じだけど、もうちょっとカップルっぽくいちゃいちゃしてくれたほうがいいな。
世間でいろいろと問題になっているLGBTですが、ゲイのカップルを西島秀俊さんと内野聖陽さんが演じるというのがすごい。西島さんの小姑のような口うるささや内野さんの妙に殊勝で可愛い感じとか、ものすごいリアリティが感じられるし、食事のシーンもいわゆるノーマルな人たちの食卓と何も変わらない会話だったり、雰囲気だったり、LGBTの方々への理解が進むのと同時に、この二人の役者の力量に感心させられてしまいます。これはノーマルな人たちこそ、是非とも見るべきドラマです。
観ていてホッと安心出来るような、穏やかな日常っぽさが良いですね。ガチャガチャうるさ過ぎず、でもコミカルさや恋愛の切なさもあって、週末の深夜にちょうど良いテンションも魅力だなと思います。料理を役者ばりに美しく美味しそうに映してくれるところも好きで、特に食パンにたっぷり乗せられたシロさん手作りのジャムがめちゃくちゃ美味しそうでした。
ほのぼの感がたまりません。リアル感もあるように感じます。ニンニクのたっぷり効いたカツオのたたきを彼の仕事が休みの前の日に出すとか、ハーゲンダッツを一緒に食べたいから買ってくるとか、同性愛カップルって、二人でいる時は普通のカップルと変わらないんだな、二人のやりとりを見ていると優しい気持ちになります。料理シーンもナレーションつきで手順が出てくるので、これまた家ですぐに作れそうなものなのもポイント高いです。
原作に忠実で漫画の中の主人公がそのまま出てきたのかというくらい、シロさんとケンジは似ていました。
ゲイと聞くとオネェ言葉を話すというイメージがありましたが、シロさんは全く話さないのでゲイだとわからないだろうなと感じですね。
ケンジはオネェ言葉を少し使っていましたが、嫌気がささなかったので驚きました。BLというジャンルなのに嫌悪感もなく、すっと見れるのが不思議だなと感じたドラマでした。
独特の雰囲気が心地よいいい作品に出会えた気がします。
お互い性格は正反対だけど、仲良しな同性カップルと「おいしいごはん」というハーモニーがとても心地よかったです。
家計を細かく管理し、完璧主義なシロさんは、結構適当なケンジに対して、ぶつくさ言いつつも、おいしいごはんでねぎらってあげたいという真心があって素敵だと思いました。
毎日こんな栄養バランスたっぷりで、品数も多い食事を作って待っててもらえるなんて、ケンジは何て幸せ者なんだろう、と考えてしまいました。
とにかくお腹がすくドラマです。出てくる料理が全て美味しそうで、作る西島さんが美しくてたまりません!ワイシャツにエプロンでフライパンを振る姿がもう素敵で仕方ないです。同性愛とかその辺の問題はまだよく分からずこれからなのかなと思いますが、肩肘張らずに見られるドラマ。手際よくコスパよくバランスよく作る夕飯に主婦の私も脱帽。献立を聞いているだけでヨダレが出ます(笑)明日からうちの家族にも美味しいもの作らなきゃと思ってしまいます。
深夜帯にも関わらず、主演の2人以外も豪華なキャストで驚きました。
知り合ってすぐに自分のことをオープンにして、いろいろな人と仲良くなれる人、
長い付き合いになっても、あまり自分のことをオープンにしない人など、人との付き合いかたはそれぞれです。
性的マイノリティといわれるゲイで、人との付き合い方も違う2人が、
喧嘩をしたり仲直りしたり、無駄遣いしたり節約したりして生活しているこのドラマは、ゲイに対する偏見を減らすかもしれません。
それにしても、美容師ケンジを演じる内野聖陽さんの演技の幅の広さには、驚くばかりです。
心待ちだったテレビ東京の深夜帯ドラマ。いわゆる「ゴールデンタイム」は私にとって決してゴールデンタイムではなくなっています。このドラマはテレ東ってことと「この役者が出るから見逃せない」の2つの要素があるから見たドラマですね。内野聖陽がお目当てでしたが今までピンとこなかった西島秀俊の演技のうまさもしっかり理解できたので、すでに見るメリットをヒシヒシ感じるドラマです。ゴリゴリな男っぷりばかり見てきた内野さんの演技は一瞬一瞬が面白い。そして毎日献立に悩む私に西島さんのクールにこなす料理シーンはヤル気を充分に湧き立たせてくれます。久しぶりの梶芽衣子は若いころとは別人だけど、逆に全く違うビジュアルで新鮮。「いい滑り出し」「ワクワク、楽しみ」という気持ちで見たドラマでした。
原作も読んでいるのですが、見た目も台詞も結構忠実に再現されていて原作をリスペクトして作られている印象を受けました。調理工程も丁寧に描かれていて、お献立も美しく美味しそうに撮られていてグルメドラマとしての拘りも感じられました。エンディングの史朗さんとケンちゃんのやりとりがアドリブっぽくて素の笑顔が見られたのもほのぼのして良かったです。