※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.6 /5.0(92.4%) | 31位 /1000件中 |
キャスト 4.9 /5.0(97.2%) | 17位 /1000件中 |
演出 4.6 /5.0(92.2%) | 33位 /999件中 |
音楽 4.1 /5.0(82.2%) | 146位 /1000件中 |
感動 3.9 /5.0(77%) | 132位 /995件中 |
笑い 3.8 /5.0(76.2%) | 150位 /995件中 |
スリル・興奮 2.5 /5.0(49.8%) | 814位 /992件中 |
脚本・ストーリー 4.6 /5.0(92.4%) | 31位 /1000件中 |
キャスト 4.9 /5.0(97.2%) | 17位 /1000件中 |
演出 4.6 /5.0(92.2%) | 33位 /999件中 |
音楽 4.1 /5.0(82.2%) | 146位 /1000件中 |
感動 3.9 /5.0(77%) | 132位 /995件中 |
笑い 3.8 /5.0(76.2%) | 150位 /995件中 |
スリル・興奮 2.5 /5.0(49.8%) | 814位 /992件中 |
内野さんがトレンチコートを「似合わないように」着こなしているのにビックリした、俳優さんて本当にすごいんだな…と。挨拶のシーンはこちらまで緊張する演出で、漫画との情報量の違いをひしひしと感じた!
原作でも名シーンの「もうここで死んでもいい」、ケンジの涙が本当に綺麗で、シロさんの「長生きしよう」は完全にプロポーズだし、あれが見れただけでもドラマ化してくれて本当に最高という他ない…。
このドラマは原作のエピソードの組み合わせ方も上手かったけど、ケンジの後ろからのハグという神がかったドラマオリジナルには感涙。
このドラマを見ることでたくさんの楽しみが得られる。笑いも哀愁も感動も家事や料理の心得までも。さらに俳優陣の卓越した演技力とキャラクターの魅力が最強なので、どんどんハマっていってしまうんです。個性が違えば気遣うポイントもおのずと違う。その食い違いによってケンジが史郎に激しく叱責されてしまうシーンがあり、人間同士の付き合いの難しさを突き付けられる思いがした。悪気がないのに罵詈怒号が飛び交うのは主観の押し付け合いが原因。そしてこのドラマの主人公二人は、どんな時も「自分を振り返る」ことを忘れない、そこがいい。だからこそ押し付け合いがあったとしてもこの二人は必ず歩み寄ることができるのだと感じるんです。そこに存在するのはやっぱり大きな愛、かけがえない相手への人間愛なのだと思いました。
どうやって出逢ったのかな?の疑問が明らかになってスッキリ!
決してロマンチックな出逢いではないけれど、偶然のような?必然のような?いつの間にか引き寄せられた二人の恋は、男女のそれとどこが違うのだろうか。
二人でクリスマスを祝える幸せをより感じられるのは、彼らの方が大きいのにな。
この世の中には男と女しかおらず、異性を好きになるのが当たり前の考えは本当に正しいのだろうか?
恋する相手が同性でも、人を愛せることの尊さはなんら変わらないのにな…と、この二人をみていると考えてしまいます。
誰も愛せないよりも遥かに豊かな人生。
性同一性障害への偏見が少しでも無くなる世の中へと。
ドラマや漫画では描かれても、現実は難しいのかな?
二人に幸あれと願わずにはいられません。
最高でした。個性が尊重されてその人らしく生きることがどれだけ心地いいかを教えてくれました。そしてどの恋人同士にもよくある嫉妬心の表現も、無駄に閉じ込めることなく感情のままに表現されて、困惑しながらも心を一つにして妥協も愛情のうちだと受け止める史郎の理性もいいですね。すごくいいカップルです。その史郎を生み育てた両親にもスポットが当たっていたことも良い流れでした。梶芽衣子さんにしても西島さんにしても皆さん一様に清潔感があって素晴らしいキャスティングであったことも高評価に値すると思います。DVD欲しいと思います。
少し前の話だと「おっさんずラブ」が“動”だとしたら「きのうなに食べた?」は明らかに“静”のタイプだよね。
性的なマイノリティに対する社会の隔たりは僕らが思う以上にハードルがあるだろうし、共存してる実感も正直薄い。けど、「衣食住」に重きを置く当たり前の暮らしを通じて、僕らが同じ地平にいることを実感することができたことはものすごく大きな意味があると思わない?
自分なんかは正直、料理の時短レシピをひたすら後追いすることしか頭になかったけど(笑)
今までの多少の波乱はあっても大丈夫だったけど、ラストの実家のシーンはまるで自分の子供が挨拶にきたような錯覚でちょっと普通には見られなかった。食事シーンのハラハラ感やアルバムの下りなど何か追い詰められるような感覚で手に変な汗が…。いつか来るとは分かっていても その時が来るとやはり、気持ちが揺れるもんだね。
静かな感動と余韻に今も浸ってる。
テツさんとヨシくんがぴったりの配役で、2人がどんな人生を歩んできたのか詳しく描かれていないのに、テツさんの「両親に財産をびた一文渡したくない」という台詞だけで、両親との溝や2人の関係が認められていなそうなことがしっかり伝わってくる菅原大吉さんの演技力が素晴らしかったです。あの短時間でテツさんのこれまでの人生とヨシくんへの深い愛情を表現出来るなんて…。恐れ入りました。
ケンジの涙が印象的な最終回でした。ゲイでも幸せであることを両親に伝えたいシロさんと、その気持ちに寄り添ったケンジ。実家を訪問する前の緊張している姿は可愛らしくて笑ってしまいました。ケンジとシロさんのお父さんが和やかにアルバムを見ているシーンはホッとしました。帰り道、もうここで死んでもいいくらい幸せだと泣くケンジに見ている私ももらい号泣。真剣な話だけどユーモア交えて「塩分糖分控えて長生きしような」って返すシロさんの優しさにもほっこりしました。
40代のゲイのカップルの日常を描いたドラマなので、どんな雰囲気になるのか正直ハラハラしていました。西島秀俊と内野聖陽のイチャラブなんて、女子にとっては目の保養すぎます。ただ、艶めかしい描写や二人がキャラから逸脱してて違和感があったりしたら、引いてしまうかもしれないと心配しました。
実際にドラマを見たら、ドラマ全体が爽やかでオシャレな感じだし、西島秀俊の黒のエプロンは超絶素敵だしもう文句なしです。内野聖陽のオネェっぽいキャラも何故かハマってて、二人のほのぼのとした日常を応援したくなっちゃいます。
シロさんの作っていたミネストローネがとてもおいしそうでした。
シロさんが一人ご飯の時に作っていたナポリタンも十分美味しそうでしたが、ご飯を一緒に「美味しい」と頬張ってくれるケンジの存在が、作る楽しさであり、食べる幸せなのだと気づくシーンは、とてもほっこりしました。
また、せっかくリングを買ったのに結局二人とも、普段つけるチャンスが無いと気づいて、嘆くケンジがとても可愛かったです。
ケンジみたいな無邪気なパートナーと一緒にいると、ずっと飽きないような気がしました。
タマネギをもらいにカヨコさんの家に行った時、出会いがしらのカヨコの娘の一言「ああ、ゲイの」は失礼でしたね。あの一言に世の中の偏見のすべてが込められてるような気がしたけど、口に出すと出さないとでは大違い。シロさんの両親やケンジ、職場の人たちなど、近しい関係にある人たちの細やかな心遣いとか気遣いにあふれてる人たちとのコントラストが際立ってて、カヨコの娘みたいな不作法でガサつな感性の持ち主にはなりたくない、なんてドラマの筋書きとはちょっと逸れてますが、そんなことを思いました。このドラマを見ていて心地よくなるのは、身近な人に対する思いやりが溢れてるからだと思うんですよね~
毎週回を追うごとに、ケンジって性格良いな~と思います。時々やきもちやいて面倒くさかったりもするけれど、基本的にはとてもバランスの取れた大人。色んな経験を全部自分でちゃんと消化して、良いことだけ栄養にしてきた感じ。生活保護を受けてるお父さんのことを話すときも淡々としていて、情緒は常にニュートラルな感じがとても良い。
それにしても、店長と浮気してる客の女性が、平気な顔で店長の奥さんともキャッキャ喋ってるところとか、女ってコワイわーって思いました。浮気は手近なところでしないでほしいですね
シロさんの浮気疑惑に、思わず変装して追いかけてしまったケンジが、とにかく可愛いと感じてしまいました。いい歳したおじさんゲイカップルなのに、何気無いホッコリしたやりとりが素敵だなと感じます。普段はそっけないシロさんも、スイカがきっかけで近所のおばさんにいざゲイだということを知られてしまうと、ケンジのことを隠さず話してしまうあたり、微笑ましいなあと感じてしまいました。さらに、普段シロさんが購入している食パンのことから、パン屋を営む元カノに嫉妬してしまうケンジ、シロさんが元カノとのこれまでのことをきちんと説明するくだりは、好感しかありません。
ケンジのシロさんに対する嫉妬が乙女で可愛い!食事が喉を通らないほど気になるって本当に好きなんだなーって。そして、そんなケンジの気持ち、シロさんの元カノに対する思いとかをちゃんと汲んでケンジを向き合って話しをするシロさんもまた、ケンジの事を本当に大切に思っているんだな、と感動。ご近所主婦にゲイですのまさかのカミングアウト、は笑った!普通弁護士でしょ、先に言うの。まさかのイチゴジャム手作りレシピ。。。これ見ると本当に次の日同じ物が作りたくなる。
原作は未読(よしながふみさんの別作品は読んだ事があるので作品の雰囲気などはなんとなくわかります)ですが、まさに原作の絵柄がそのまま飛び出してきた、と言っても過言ではないぐらいの再現度。シロさん(西島秀俊)もケンジ(内野聖陽)も、お互いをナチュラルに好きで一緒にいる、というのが雰囲気で伝わってくるのでほっこりします。
話が進むに連れて周囲の人達が二人に色々と影響を及ぼしてきて、仲間内での交流が広がったり、大切なことに改めて気付かされたり…。はじめのほうはあまり触れられなかった「お互いがお互いを大切に思う気持ち」に少しずつ踏み込んできてワクワク、というよりもニヤニヤしてしまいます。
毎回欠かせない、シロさんが淡々と料理をしておいしそうなご飯が出来上がっていくシーンも大好きです。
二人の馴れ初めが想像していたものよりも、いつもの二人らしく、また偶然というより必然!この二人が一緒になるのは運命!と思っちゃいました。ギラギラした雰囲気ではなく、そこの空気もいつもの二人らしくほっこりさせられてしまいました。派手な特別ではないけれど二人には特別で幸せで、特別な好みではないけれどこの相手だからいいんだ、共感できる部分が沢山ありました。自分も、特別な日だからこそ、これ食べよう!というメニューを考えてみようかなと思いました。
原作からの大ファン!
原作の内容から大きく外れることなく、エピソード的には数話分のやりとりとか会話とかを上手いこと盛り込んでるなーという印象。
ドキドキ感はないけれど、二人の愛情がじんわり感じられるドラマ。
こんなに原作の再現度が高いとは正直思ってなかったの。
キャスティングはもちろんちょっとした表情ひとつとっても原作のままだから、出演者さんはみんなマンガしっかり読んでるんだろうなぁ。
原作を愛する身としてはなんか嬉しいです。
心待ちだったテレビ東京の深夜帯ドラマ。いわゆる「ゴールデンタイム」は私にとって決してゴールデンタイムではなくなっています。このドラマはテレ東ってことと「この役者が出るから見逃せない」の2つの要素があるから見たドラマですね。内野聖陽がお目当てでしたが今までピンとこなかった西島秀俊の演技のうまさもしっかり理解できたので、すでに見るメリットをヒシヒシ感じるドラマです。ゴリゴリな男っぷりばかり見てきた内野さんの演技は一瞬一瞬が面白い。そして毎日献立に悩む私に西島さんのクールにこなす料理シーンはヤル気を充分に湧き立たせてくれます。久しぶりの梶芽衣子は若いころとは別人だけど、逆に全く違うビジュアルで新鮮。「いい滑り出し」「ワクワク、楽しみ」という気持ちで見たドラマでした。
深夜帯にも関わらず、主演の2人以外も豪華なキャストで驚きました。
知り合ってすぐに自分のことをオープンにして、いろいろな人と仲良くなれる人、
長い付き合いになっても、あまり自分のことをオープンにしない人など、人との付き合いかたはそれぞれです。
性的マイノリティといわれるゲイで、人との付き合い方も違う2人が、
喧嘩をしたり仲直りしたり、無駄遣いしたり節約したりして生活しているこのドラマは、ゲイに対する偏見を減らすかもしれません。
それにしても、美容師ケンジを演じる内野聖陽さんの演技の幅の広さには、驚くばかりです。
目の前で、夫婦の信頼が揺らいでる様をみて、自分自身も不安で不安で壊れそうになっている賢二を見て、もらい泣きしてしまいそうでした。
きっとシロさんは、浮気しないって信じているけど、自分がかつて出来心で浮気してしまった弱い部分があり、「もしかしたら・・・」と、感情が爆発してしまったようでした。
最初は、戸惑っていたシロさんが最後は、賢二を包み込むようなまなざしで見ていたのには、きゅんとしました。
そして、美容院で奥さんと不倫相手が言葉を交わしているシーンは、女同士の見えない戦いという感じがしてゾッとしました。
今回も、シロさんの作るお料理が美味しそうで最高。ブランチのクレープを焼くときにちゃんと粉をふるいにかけてるとか、中の具材、トッピングを何種類も用意するとか、いかにもシロさんらしいというかマメな感じが好印象。毎日こんなに手の込んだお料理を食べられるケンジは幸せ者ですね。そしてシロさんが作ってくれる心づくしの食事を毎回、美味しいと全力で表現して伝えてるケンジはもっと素敵だと思います。
今更ながらふと思ったのは、実際に調理してる手はシロさんの手じゃないですね? シロさんの手にしてはちょっと肉付き良さすぎ!
お互い性格は正反対だけど、仲良しな同性カップルと「おいしいごはん」というハーモニーがとても心地よかったです。
家計を細かく管理し、完璧主義なシロさんは、結構適当なケンジに対して、ぶつくさ言いつつも、おいしいごはんでねぎらってあげたいという真心があって素敵だと思いました。
毎日こんな栄養バランスたっぷりで、品数も多い食事を作って待っててもらえるなんて、ケンジは何て幸せ者なんだろう、と考えてしまいました。
とにかくお腹がすくドラマです。出てくる料理が全て美味しそうで、作る西島さんが美しくてたまりません!ワイシャツにエプロンでフライパンを振る姿がもう素敵で仕方ないです。同性愛とかその辺の問題はまだよく分からずこれからなのかなと思いますが、肩肘張らずに見られるドラマ。手際よくコスパよくバランスよく作る夕飯に主婦の私も脱帽。献立を聞いているだけでヨダレが出ます(笑)明日からうちの家族にも美味しいもの作らなきゃと思ってしまいます。
初めて見ましたがとても面白かったですね。
まず出てくるお料理がどれも美味しそうなこと。
W主演の俳優さんの料理する手つきや食べ方がとても自然で慣れていて、トッピングやお皿の盛り付けも綺麗で、見ていると作って食べたくなります。
視聴者が実際真似て作れるよう映し方が丁寧で、セリフと共にそれがレシピに成っているので、とても嬉しいです。
お料理こそメインになっているが、誰もが生きる上でぶつかる壁や悩み、葛藤などについても、食事を通じて大事な何かに気づき得られる構成になっており、なんだか心が温まるドラマです。
「食」を大切にして生活しないといけないなぁと見終わった後に強く思う作品ですね。
観ていて優しい気持ちにも強い気持ちにもなれるようなドラマです。自分の回りにはLGBTの方はいないので、このドラマは少し遠くの夢の世界のように感じることもありますが、こんな風に試行錯誤がありながらも共同生活を続けていくのは男女であっても男性同士であっても本質は変わらないのではないかと思います。二人の暮らしぶりが本当に理想的です。あと、出てくるごはんがどれも美味しそうで真似したくなります。実家との関わりか方や両親との関係の描き方もとても繊細で良いなぁと思います。
回が進むほど、賢二の乙女な姿が、満載で、とても可愛いです。突然、史朗さんから、指輪を作ろうと言われた時の驚きと、喜びが、伝わってきて、見ていても、こちらも嬉しくなりました。また、指輪を選んでいるときの賢二が、史朗さんをちょっと困らせているみたいで、小悪魔みたいに見えました。
史朗さんの方が、賢二をリードしている風に思っていましたが、実は、賢二の方が、気持ちが大きくて、史朗さんを守っているのかなと思えることも、増えてきました。ふたりのイチャイチャは、キュンキュンしてきますし、心が、ホッとします。
ほのぼの感がたまりません。リアル感もあるように感じます。ニンニクのたっぷり効いたカツオのたたきを彼の仕事が休みの前の日に出すとか、ハーゲンダッツを一緒に食べたいから買ってくるとか、同性愛カップルって、二人でいる時は普通のカップルと変わらないんだな、二人のやりとりを見ていると優しい気持ちになります。料理シーンもナレーションつきで手順が出てくるので、これまた家ですぐに作れそうなものなのもポイント高いです。
原作に忠実で漫画の中の主人公がそのまま出てきたのかというくらい、シロさんとケンジは似ていました。
ゲイと聞くとオネェ言葉を話すというイメージがありましたが、シロさんは全く話さないのでゲイだとわからないだろうなと感じですね。
ケンジはオネェ言葉を少し使っていましたが、嫌気がささなかったので驚きました。BLというジャンルなのに嫌悪感もなく、すっと見れるのが不思議だなと感じたドラマでした。
独特の雰囲気が心地よいいい作品に出会えた気がします。
シロさんとケンジを見ていると、悩みがあったり外で嫌なことがあっても、大切な人と一緒に温かいご飯を食べるという当たり前の日常がすごく幸せなことなんだと改めて感じることが出来ます。シロさんの両親の姿や、シロさんが心配で色々話して欲しいけど遠慮して深入り出来ないケンジ、再婚した元夫と息子を遠くから見つめる元妻など、家族の在り方について考えさせられる回でもあり、ただほっこりするだけのグルメドラマではないところも魅力だなと感じます。
シロさんとケンジの出会いが丁寧に描かれていたのが良かったです。おじさん同士なのに爽やかで、恋が始まったばかりの甘酸っぱい雰囲気があってキュンとしました。初めて一緒に過ごすクリスマスのぎこちなさと緊張感は観ているこちらもドキドキさせられました。明太子とサワークリームのディップは混ぜるだけで簡単だし、ぜひ作ってみたいと思います。
神回だったと思います。ストーリーはシンプルでさりげないながら、いつもは内野聖陽演ずるケンジの表情や仕草が演出の面白さと相まって最高に楽しいのですが今回は恋人に対する嫉妬心との葛藤と解決する二人の対話が、すごく説得力があり、しかも、随所に笑える要素を盛り込んでいるところなど深い醍醐味を感じました。料理はチャッチャと作れるものではなく多少がっかりしましたが、見ていて「近いうちに絶対作りたいなぁ」と料理魂への刺激も充分ありました。
毎回飯テロ満載だけど、今回のケンジ作の味噌ラーメンは特に深夜観るには辛すぎました。インスタントでもあれだけ拘って作れば立派なごちそうですよね。温泉卵にバター、絶対に真似したいです。また1人で作っていても「シロさんに教わった」とか「シロさんに怒られるかな」とか、何をするにもシロさんのことが頭に浮かんでしまうケンジも可愛かったです。あと、栗きんとんトーストと具沢山お雑煮も美味しそうだった…。自分好みの料理が多くてお腹が鳴りっぱなしでした。
原作は知らずに観てるんだけど、シロさんとケンジの雰囲気がとても素敵。二人でご飯食べてるシーンはなんか落ち着く。そして内野聖陽さんのケンジがめちゃくちゃ可愛い。こんなに見た目男らしいのにこんなに乙女感をこの俳優さんから感じるとは思わなかった。田中美佐子さんのTHE普通の主婦もみてて安心する。原作に忠実と聞いたのですごく読んでみたいと思った。
あと料理番組の要素もあって助かります。鶏肉のトマト煮は作った。おいしかった。
男女のカップルばかりのごく一般的なレストランで男性ばかり4人で食事してたら、まあ雰囲気として多少の違和感がないでもないけれど、志朗はちょっと人目を気にしすぎかな、という感じでした。それに比べてケンジはいつも自然体だし、人目に対しての過剰な自意識が感じられなくて、いつも自分の気持ちを素直に表してる感じで、なんだか人としても可愛らしくて魅力的だと思いましたよ。シロさんはいつもケンジに大して強気というのか、口調もきつかったりしますけど、美味しい食事を作ってしっかり愛情表現しているのが、見ている方にも伝わってきて、だから毎回見ていてほっこりするんでしょうね。
二人の馴れ初めが明らかになる回想シーンは悶絶もの。シロさんのドキドキがテレビを通して伝わってきて、顔にかけられたタオルの下で、どんな顔をしていたのかと想像するとにやけてくる。
シロさんはケンジに対して「タイプではない」を繰り返すけど、一番心を許しているし自分らしくいられる相手と出会えて嬉しいんだろうな、ということが、二人の食卓の描写から伝わってきて、見ていてほっこりする。
レシピや野菜の使い回し方も参考になるし、やっぱりゲイの方というのは、女性からのリスペクトが高いんだなと改めて感じる。
現在のところ、この春のドラマ中で一番楽しみなドラマがコレです。心穏やかなゲイカップルの日常生活を「食」を通してほのぼのと描かれていて、冬ドラマの「フルーツ宅配便」のような暖かな余韻が残るんです。最近一番印象的だったのは、年のうちでも特別な年末年始を離れ離れで過ごした二人の絆の太さと暖かさに感動しました。それぞれのことを常に一番ということを強要し合わない大人な二人。穏やかに個々の時間を楽しめるのも、パートナーとの信頼があるからこそというフレーズが素晴らしかったです。そこにはどこにも「自分本位」が存在しませんから。
観ていてホッと安心出来るような、穏やかな日常っぽさが良いですね。ガチャガチャうるさ過ぎず、でもコミカルさや恋愛の切なさもあって、週末の深夜にちょうど良いテンションも魅力だなと思います。料理を役者ばりに美しく美味しそうに映してくれるところも好きで、特に食パンにたっぷり乗せられたシロさん手作りのジャムがめちゃくちゃ美味しそうでした。
ケンジが泣きながら小日向さんとの飲み会行かないでほしいと訴えるシーンが秀逸だった。ケンジがシロさんを大切に思う気持ち、過去の自分の浮気を今でも反省し続けている後ろめたさ、シロさんを信用しきれない自分のふがいなさが全部入り混じって、一生懸命話しながらもシロさんの顔を直視できなくなってしまったケンジの心の中を思うと切なかった。ケンジの気持ちをちゃんと受け取ってくれたシロさんももちろん素敵。ふたりともお互いを本当に大切に思っているのがよくわかった。
おっさんずラブの2番煎じでしょ、どうせ。でもキャストが良いから見てみようかな。軽い気持ちで録画したものを見た。
いやあ、受ける。演技がうまい、しぐさが笑える。ゲイが主役といっても、あちらは漫画、こちらは小粋なイラスト風。
西島サンのシロさんは、普通に面白い。一生懸命、ずれてもまじめでも、外さない。
内野さんのケンジ。これがいい。やりそうにない人が女々しいしぐさと表情で、ツボってしまった。
紹介される料理レシピも自然に脳裏に吸収し、一つ抑えてる感じ。ただものドラマではないね。
ドラマ24枠。そうか、テレ東の、ヨシヒコの、だもの。ユニークだなあ。
原作の漫画を愛する者として、人気キャラのジルベールが本っ当に漫画そのままだったのが嬉しかった! Tシャツのセンスもばっちり! ジルベールはこうでなきゃね!
ただまぁ、シロさんのキャラが今回はちょっと解釈違いだったかなぁ、と。イライラを料理にぶつけるんじゃなくて、料理してたらイライラが消えた、っていう方がより原作っぽいんだけどな。
とはいえ、ドラマだけを見れば凄く辻褄のあった笑い含みのストーリーだったから、何も問題なく楽しく見れてよかった。
世間でいろいろと問題になっているLGBTですが、ゲイのカップルを西島秀俊さんと内野聖陽さんが演じるというのがすごい。西島さんの小姑のような口うるささや内野さんの妙に殊勝で可愛い感じとか、ものすごいリアリティが感じられるし、食事のシーンもいわゆるノーマルな人たちの食卓と何も変わらない会話だったり、雰囲気だったり、LGBTの方々への理解が進むのと同時に、この二人の役者の力量に感心させられてしまいます。これはノーマルな人たちこそ、是非とも見るべきドラマです。
ケンジのキャラクターがかわいい。こういう美容師っていそうだ。シロさんもいい人なんだけど、つきあうのは大変そうだなあ。倹約家でケンジの買ったアイスの値段にも文句をつけたり、細かい。二人で暮らしていく以上、お互いの親のことも考えないといけないし、まだまだ大っぴらにつきあっているって言えない事情もわかる。男性二人で家事を分担しているところとか、こんな暮らしかたもあるんだなと思う。心あたたまる感じだけど、もうちょっとカップルっぽくいちゃいちゃしてくれたほうがいいな。
内野聖陽さん演じる、ケンジが今回も可愛いです。見た目は40代のおっさんで、どちらかといえば男臭い感じなのにやきもちを焼いたりする様子に思わず可愛さを感じてしまいました。それにイマイチ応えてあげられていないシロさん(西島秀俊さん)にもどかしさを感じます。2人はゲイカップルなのですが、ともすれば普通の恋愛ドラマを見ているようで違和感はありません。料理のレシピも今回も参考になりました。田中美佐子さんのコミカルな演技と、絶叫も見所です。
とにかく文句なしに面白いドラマです。こんなに放映を毎回待ち遠しく思うドラマもちょっとないと思うくらいハマっています。
もともと「孤独のグルメ」や「ワカコ酒」「忘却のサチコ」といった食事を取り扱ったいわゆる「飯ドラマ」が大好きなのですが、この「きのう何食べた?」での食事のシーンはホントに美味しそうで魅力的です。
でもそれ以上に素晴らしいのはストーリーとキャストだと思います。ゲイのカップルが主人公という設定を軽やかにそしてほのぼのと描いているのが好感。また深夜枠なのにキャストの豪華さもすごい!主人公だけでなく脇を固める役者たちのうまさもこのドラマを支えています。
ときにクスリとしてけっして押しつけがましくない演出もお気に入り。
視聴率が好調なのもうなずけます。
原作のイメージを崩さないキャスティングが発表されるたびに、「ぴったり!」と驚かされています。なかでも、ケンジ役の内野さんには、かわいらしい仕草が予想外に板についています。内野さんの所作を引き立てているのがカメラワークで、両手でカップをつかむのを肩越しで撮ったり、サッポロ一番を食べるためにスキップしながら夜道を帰るのを俯瞰で撮ったりしています。立体的な画面作りがすばらしいです。視聴者層を選ぶ深夜枠に、贅沢なドラマを作っているなと感心しています。
毎週毎週、このドラマを楽しみにしてきました。こんなにハマったドラマも久し振りです。ゲイのカップルの日常のあれこれをコメディタッチで描いていてクスリとさせられますが、一方、シリアスな部分、たとえば中年の男としての行く末や、ゲイとしての生きづらさ、親たちとの距離の測り方などさまざまなシーンもあり、考えさせられるところもあります。とはいえ、それらもライトなタッチでけっして重くはならないのも魅力です。また、どのキャストも役柄にピッタリ。ちょっとクセのある、でも愛すべきキャラクター揃いです。そして毎回出てくるお料理シーンも大好き。「これ作ってみよう?」と思わせるものばかりです。いよいよ最終回を迎えてしまい、いまから「きのう何食べロス」になりそうで怖いです。
原作も読んでいるのですが、見た目も台詞も結構忠実に再現されていて原作をリスペクトして作られている印象を受けました。調理工程も丁寧に描かれていて、お献立も美しく美味しそうに撮られていてグルメドラマとしての拘りも感じられました。エンディングの史朗さんとケンちゃんのやりとりがアドリブっぽくて素の笑顔が見られたのもほのぼのして良かったです。
シロさんの母役の梶芽衣子が面白い。これは彼女の新境地になるかなぁと思いました。割烹着姿でまるごと日本のおかあさん、磯野フネみたいな見かけでLBGTをまるごと許容して、しかも息子にはカミングアウトしなければおかしい、みたいなことも言ってしまう懐の深さがある。また田中美佐子の相変わらずのナチュラルな演技もうまいものだと感心します。ひとつもジメジメ要素がないゲイカップルの生活ぶりだけどやはり実家の一大事となると、まるで不倫の愛人みたいな「うしろめたさ」やコソコソ感が生まれるものなんだな。それは二人の関係の中にもグレ-な影を落とすんだなぁと、ちょっとした切なさも教えてくれるドラマですね。
ケンジの同僚(上司?)三宅祐が浮気してたことにビックリ。美容師さんはモテるらしいですが、あのビジュアルでも相手になる女性がいるというのは、蓼食う虫も好き好きということわざを久しぶりに思い出しました。決まった相手がいるのに浮気をする人は星の数ほどいるようですが、ケンジが言ってたみたいに、パートナーがいるということがどれだけ恵まれていることかを考えたら安易に浮気なんてできないよね、ということもシミジミと思いました。そして毎回の放送で感じますが、シロさんが作ったお料理を食べる時のケンジの幸せそうなこと。作ってくれる相手がいること、食べてくれる相手がいることの幸せをあらためて認識させてくれますね。
シロさんの作るごはんはいつもおいしそうだけど、ひとりで食べるために作ったナポリタンよりも
断然、ケンジと一緒に食べるパスタとスープとサラダがとてもおいしそうだった。愛情が込められてるから?
ケンジがいるからごはんの品数を増やしてるって気づいたシロさん、素敵。
先週くらいからケンジがいることの大切さに気付く描写が多くてほっこりする。
シロさんとケンジは素敵なカップルだな。
ふたりがごはんを食べるシーンはおいしそうなのももちろんだけど
あったかくてほっこりした雰囲気がすごく好感持てる。
常に真顔で濃い~い雰囲気を醸し出す小日向さんがこのドラマでは一番の目玉の存在感。ワタルに話しかける時は、ちょっと赤ちゃん言葉風になるのも、キャラ設定最高ですね。ワタルが全然美少年じゃなかったところは拍子抜けしましたけど、そこがまた面白いのかもしれませんね。
シロさんが丁寧に調理して並べる料理の数々や、シロさんとケンジが向かい合ってする食事シーン。なんでもないシーンなのに毎回とっても癒されます。ここに小日向さんが遊びにきて一緒に食事とかすればいいのに。あの濃いキャラに、ケンジがどんな反応するのか見てみたいです。