きのう何食べた？

なんとも言えない素敵な存在感でした

高泉敦子さん、テレビドラマで見るの久しぶりですね。少し年齢を重ねて見た目の印象が変わったような気がしましたが、声が特徴的なのですぐにわかりました。丁寧でやわらかい喋り方、嫌みがなく思ったことを素直に表現できる素敵な女性を好演していました。こんな女性上司、または母親だったら良いのになぁと自然と思わせてくれるお芝居はさすが、名女優高泉さんですね。

セリフの一言一言にその役柄らしさと面白味が満ちていて、シロさんは上司に恵まれていてよかったなと、まるで現実の友人のことのように思いました。

「シロさん、ちょーっと焦っちゃったかな～」。司法修習生に焦って彼氏がいるのいないの、質問しちゃったことがセクハラ扱いされたシロさんに放った、あのセリフ。シロさん「そういう意味じゃなかったのにー」って言い返したくなる、あの言い方はよかった。

いかにも弁護士事務所の所長なたたずまいで、上品であり話し方も滑舌がよく、聞き取りやすいです。しかし、その真面目な感じから漂う不思議な面白さがたまらないです。出番が少ないのでもっと出て面白さを全開に出して欲しいです。

あまり目立つ役柄ではありませんがとても印象に残ります。チャンカワイさんが息子という設定なのですが、高泉さんの実年齢は６０歳。何歳のときに出産したの？とも思いますが不自然に見えないのは演技力のたまものなのかもしれませんね。