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| 脚本・ストーリー 3.4 /5.0(68.8%) | 695位 /1275件中 |
| キャスト 3.8 /5.0(76.8%) | 677位 /1275件中 |
| 演出 3.6 /5.0(71%) | 637位 /1274件中 |
| 音楽 3.6 /5.0(71.6%) | 509位 /1275件中 |
| 感動 3.4 /5.0(67%) | 418位 /1270件中 |
| 笑い 2.9 /5.0(57.2%) | 607位 /1270件中 |
| スリル・興奮 3.5 /5.0(70%) | 421位 /1268件中 |




3.50 / 5.0 (回答者数80人) 639 位 / 1272件中
| 脚本・ストーリー 3.4 /5.0(68.8%) | 695位 /1275件中 |
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| 日曜日 | 豊臣兄弟! |
|---|---|
| マイ・フィクション | |
| 水曜日 | 今夜もシリアルキラーと待ち合わせ |
| 木曜日 | 夫婦と16歳〜狂気の隣人〜 |
| エミリとマリア | |
| 親愛なる夫へ | |
| 一緒にごはんをたべるだけ | |
| 金曜日 | ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話- |
| 土曜日 | ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ |
| 月~金 | 風、薫る |
豊臣家の楽しい宴、大賑わいでみんなが楽しそうでなにより。信長の家臣の時代の最後の大団円と言ったところだろうか。信長大好き!を印象づけて本能寺の変の後の敵討ちの伏線にしたいのかな?また本能寺の変は光秀が首謀なのは変わらなそうだけど、自分の意思でというよりは操られて行くしかなくなった風に見える。黒幕は信長の甥。それを知ったらあの時弟と一緒に殺しておけば良かったと後悔したんじゃないかな。天国で悔しがる信長も見てみたいな。
信長は人気のある武将だからね。いろいろ脚色して盛り上げたいのはわかるけど、戦のない世の中を求めているなんていうのは漫画やゲームに寄せすぎかな。最近の大河ドラマは、どうも平和を求めるために戦を行うという動機付けが多すぎる。それはあまりにも現代的な考え方だと思う。
漫画やゲームでもてはやされる以前の信長像はルイス・フロイスの「日本史」に書かれているように、酷薄で残酷な人。女性には案外優しいところもあるものの、他の者の進言を聞き入れることはめったになかった。秀吉の人たらしらしさを織り込んで、こういうストーリーに仕上げたのだろうけど、光秀を煽るためにももう少し工夫があってもよかった。
ちなみに信長は下戸だったという説もある。少なくともフロイスは信長が酒を好まないと記述している。おそらくそれが正しいだろう。彼の時代の酒はアルコール度数が低かったから、飲み比べですごい量を飲んでいるようでも大したことはないしね。
さて光秀をそそのかした黒幕は織田信澄のようです。まあ光秀の娘婿だからね。でも信澄からしたら、父親が敵対し、義父が裏切ったとなれば、嫌でも疑われるわけで、それならばさっさと光秀に合流するのが普通だと思うけどね。
今回は信長の心の波に注目
「そんな暇はない」と長浜城への訪問をはねつける信長、
於市の助言もあり渋々長浜を訪れる信長、
用が済んで帰ろうとするのを無理に宴席に付き合わされ、ふて腐れたように酒を飲む信長、
座が盛り上がり、少しずつ顔を緩める信長、
すべてが信澄の助命を訴えるための演出と知り、怒り狂う信長、
それでも必死に信澄助命を訴える秀吉。さらには酔っぱらった寧々が秀吉の愚痴をぶちまけ、朝日が泣き出し、一同大混乱。
余りの馬鹿々々しさに「お前たちと居るとすべが馬鹿々々しくなる」と、最後は心を開く信長、
翌日、酔いがさめて「よう諫めてくれた」と秀吉を労う信長
この信長を見事に演じた小栗旬が最高でした
まさに恐怖の相撲対決。負けた方がクビ宣言される中、ひっそりと脱いだ着物を着直す前田利家に笑った。安藤の息子の話を聞いて天下一統を掲げるボスの元戦に明け暮れ、ボスのために命をかけて働いているのにいつ自分に刃が向くか分からない。そんな気の狂いそうな日々はもう嫌だと逃げ出そうと算段をするってあり得るだろうなと思った。武田と通じていたのは本当だったし本物の首が飛ぶ前に切られたのは温情だったのだろう。神経が図太くなけりゃ生きていけないね。
長宗我部、森乱が出て来て、いよいよその時が近づいてきている感がひしひしと。
明智が長宗我部との板挟みになってという説を取るのかと思ったら、密書届きましたね。
義昭公はあちこちにお手紙出していたように思っているので、ただ単にタイミングよく届いただけなのか。
それを渡していたのがあの織田信勝の忘れ形見信澄。
そこも非常に気になるところ。
それにしても、小一郎にはエピソードが相当ないんだろうね。
安藤守就を無理に絡ませて、ハートフルな家族エピソード。
このあたりから徐々に記録は増えていくのだろうか。
ただ単に秀吉の話を追っていく感じだと尻切れトンボになりそうで今から心配。
林秀貞、安藤守就の追放と佐久間信盛の追放はドラマと違って史実では同じ時ではないけど、いずれもその理由についてはどうも納得できない。安藤守就については、後の稲葉一鉄との戦いを意識した展開なのだろう。でもそれって一鉄はいずれ秀吉の配下になるし、小一郎と確執を生むんじゃないかな。どう描くつもりなんだろう?
信長としては単に美濃衆や年寄りを切っただけかもしれないが、少なくとも佐久間信盛が近畿で大きな兵を率いていたことを考えると、もしそのまま信盛がいたら明智光秀も本能寺の変に踏み切れなかった可能性もあると思う。
光秀謀反の背景として長曾我部への仕打ちが描かれているけど、これは最新の研究結果を取り入れているね。
自分の命と引き換えに数百人を救った殿様と自分一人生き残るために数百人を犠牲にした殿様の対比が見事でいろいろ考えさせられた。だしも良かったね。小一郎と密約を交わしこれで良しと思っていたところに殿が逃げる。最後は斬首されるのは分かっていたがただ潔く斬られるだけじゃなく嵐の中で夫を呪うシーンが入る。ここで一気にだしの気持ちに入り込めた。まぁ村重は事実通り逃げなきゃなんだけど、本当なら部屋を見張る人くらい付けといても良かったよね。
秀吉の記憶喪失は、上月城を見捨てなければならない無念さや小一郎の兄を思う一途さを描くための設定だったと思う。母の手料理で記憶が戻ったところまでは良かった。最後の最後に秀吉が小一郎の頬っぺたを挟んで「小一郎殿」と呼び掛けたのは残念だった。記憶喪失中に小一郎殿と呼んでいたことを覚えているはずがないから。
荒木村重も評価の難しい武将だよね。パニックして逃走したという見方もあるし、単に形勢が不利なので戦略的撤退をしたという見方もある。ただあんなふうに逃げたのは荒木久左衛門だけどね。少なくとも城を明け渡せば妻子は助けると信長は約束したけど、村重がそれを拒否した結果、百人を越える女房衆が処刑されたのは間違いない。
村重は生き残って、信長の死後には茶人として堺に戻るけど、秀長と再会するシーンがあるとすれば、どういう態度で迎えるのか気になりますね。
いずれにせよドラマとしては別所長治と荒木村重の対比が明確なだけに、このままでは終わらない気がします。
うーん、確かに感動したけどさ。あんまりこの時代の人をハートフルに描かない方がいいと思うんだよね。だって整合性が取れないじゃない?小一郎だって産後の妻にかける言葉は満点だし娘を抱いてこれから一生守ってやるって覚悟も満点だけど、ある一方では人の命を取る仕事をしているんだよね。半兵衛の最後だって皆が望み通り戦場に連れ出して風がどうのとか言ってるけど、現場で戦って命を落としている人には思いも馳せず半兵衛たった1人の死に皆で涙を流す。は?って感じ。自分たちの周りだけ幸せならなんでもいいのか?ハートフルにしたいなら侍は無理だと思う。
あれ?半兵衛って奥さんも子どももいたよね?って思ったら、「子どもを抱いた手で…」以降なんだか冷めてしまった。
主人公が小一郎だから、このエピソードにも関わらせたかったのだろうけれど、半兵衛は松寿丸を殺すつもりで小一郎は止めようとしたというのもどうなのだろうか。
黒田家が竹中家の今後の関りとか考えたら、小一郎を前面に出すのは違う気がするけれど、竹中家の息子は一切出さないでこのままいくのだろうか。
半兵衛が信長に別れを言いに行くシーンは良かったんだけれど。
信長の命で殺さなければならなかった松寿丸を半兵衛が密かに匿っていた、というエピソード。これまで数々のドラマで演じられたこのシーンも、まさかの新解釈で表現。羽柴家のためにと冷たい決断で松寿丸を殺そうとする半兵衛に対し、小一郎や寧々たちが必死で守ろうとする。最後は「あの子を抱いた手で子供を殺すことなどできない」と泣き崩れる半兵衛。すべてを背負う覚悟を決意し、羽柴家に尽くして逝った姿が美しかった。
竹中半兵衛役が菅田将暉さんだったので、それなりに感動的になってはいたけど、脚本としてはとても不満。
確かに半兵衛はよくわからないところが多いからフィクションにしやすいキャラです。でも小一郎の子どもを抱いて考えを変えるよりは、自分亡き後を考え、自分の後釜として小寺官兵衛を完全に取り込むには、人質となっている彼の子を官兵衛の消息を確認するまで、生かしておくべきだと進言した方が軍師らしい。殺すのはいつでも出来るし、もし官兵衛が殺されていたら遺児として小寺を継がせれば、村重たちを討つ大義名分が増えるしね。調略の駒にも使える。官兵衛が生きていれば、自分を信じてくれたと感謝し、より心服してくれる。
こういう中途半端に現代的ヒューマニズムに仕上げるよりも、軍師として往生するする方が大河ドラマらしい気がする。
まさかの記憶喪失!!なんでもありの大河はそのうちタイムリープした偽物の信長もやってくるかも。まぁでもすぐに本物の首が飛ぶ世界で信じたり裏切られたり自分が裏切らなきゃいけなくなったりするのだからそりゃストレスフルですよ。頭打って多少ぼんやりしたところで全てを忘れていち農民になりたいと思ったって不思議じゃない。家臣団のダイジェストや小一郎の兄がいての自分というはっきりした立ち位置など見所はあったし、よくできていたと思う。
秀吉が記憶喪失ですか。
さすがにやりすぎな気はする。
書写山に小一郎の落書があるから、わかっていない小一郎の人生としては膨らませたい題材ではあったのだろう。
小一郎が何を思って落書したのか。
兄思いの優しい男として描くには、兄を思ってが良いということなのだろう。
上月城のなで斬りは、何度も出て来ていた噂を利用したものだった。
半兵衛が少し時間がないことを気にして焦っているようにも見える。
半兵衛が倒れた上に、荒木が離反。
あの饅頭こわいの後に安国寺恵瓊が現れたら仕方がないとも思える。
秀吉だって、いつ同じ立場に立たされるかと思ってしまう。
今週もよかった。
記憶をなくした秀吉を元に戻そうと皆必死。目の前で過去の思い出の場面を演じる姿はまるで演芸舞台。宮部継潤が始めに出した甲高い声はクロちゃんの物まねか。周りから顰蹙を買って、即座に改めるシーンは思わず大笑い
え?秀吉がショックで記憶喪失?それはやりすぎ。そんなナイーブな性格の戦国武将がここまで成り上がれるわけがないし、このドラマでもそういうナイーブさを見せるのは小一郎のキャラだった筈。なのでちょっと唐突だし、首を傾げます。
尼子勝久と山中幸盛だけど、やはり主導者は鹿介こと幸盛の方だからね。山中鹿介はたくさん小説やドラマで取り上げられている有名人だし、ナレ死じゃなくて、もう少し描いても良かったんじゃないかな。秀吉の記憶喪失を描くよりも良かったと思う。まあ小一郎の署名がある柱の話を盛り込みたかったんだろうけど。
生野銀山と竹田城ってそんな距離感だったのか。
なんとなくあっち方面くらいの感じだったので、思わず地図を見たくなってしまった。
それにしても、秀吉との対比なのか血を流したくないとは戦国らしくない。
ただ、相手には水断ちさせているわけで、一番ひどいやり方かな。
流したくないのは味方の血だけとした方が納得感がある。
水断ちして、水を汲みに来たところを説得するなんていうのも、今の城主が独裁者だったからこそ通じる手だ。
あらかじめどういう城主かをリサーチしている場面でも入っていればとも思ってしまう。
竹田城とは違って上月城は女子どもまでなで斬りだったようで。
どうしてそこまで凄惨になったのか。
秀長はきれいすぎるし、秀吉は残忍すぎるし、両極端だなと思った。
秀長が主人公だからしょうがないけど良い人に書かれすぎるとちょっと疑いたくなってしまうし白々しくなってしまう。戦国の世を渡っていくには人が良いだけじゃ無理でしょ。ずる賢いとかそういうダークな部分は全部兄に被せるつもりなのだろう。血を流したくないと言い籠城攻め、そりゃ血は流れないけど苦しいは苦しい。そこで相手の殿様が傍若無人でいてくれたから秀長の良さが生きる。うーん、ご都合主義と言われても仕方ないよね。
小寺官兵衛の登場ですが、ここは随分と史実とは違いますね。官兵衛はあくまでも小寺政職の配下だし、その政職はすでに信長に臣従している。その時に取り次いでいるのが秀吉だから、ドラマの2年前に秀吉と官兵衛は会っている筈だし、この時はすでに信長の下にいた。だから秀吉に臣従したわけではない。
まあ官兵衛と竹中半兵衛という二人の軍師を並べたかったのだろうけど、このあたりは史実が残っているだけに、フィクションに傾きすぎるのは、どうかなと思う。この後の佐用城攻めでこの二人が先陣を務めるし、そこまで待っても良かったかな。
松永を生きながらえるための策だと思っていたのは秀吉を生きながらえるための策だったというのがなんか落語みたいな終わり方だなと思った。どちらの平蜘蛛が本物かと問われる場面は一休さんのトンチのようでもあり兄弟がわちゃわちゃするお決まりのコントのようで面白かったけど、命がかかっている場面が多い中でわちゃわちゃが多いと軽くなってしまって多少イライラする。松永の爆死は大胆な映像になっていて良かった。まぁメンタメ色が濃いめだね。
平蜘蛛の釜は久秀の信貴山落城で劇的に描かれることが多い気がする。
爆死なんて華々しいものはやはり絵になるからだろう。
今回は心裏腹といった二組のやり取りが対照的だった。
秀吉の責任を死をもって償わせるといいながら時間を稼ぎ、久秀を調略させる。
二度も裏切られながら久秀に平蜘蛛を持ってくることで降伏する機会を与えている。
どちらも生きながらえる道を残しているというように見える。
でも、最後の市と信長の前にあるものを考えると、久秀が平蜘蛛を献上することはない。
偽物を本物と偽って献上して見逃すようには思えないからだ。
これはやはり秀吉のための策としか見えないのだ。
久秀の望んだ偽物を抱いて笑う信長は見られないのだが、豊臣兄弟の正直さがふたりの命を長らえさせたと言いたいのだろう。
ふたりの周りとの軋轢が前にもまして大きくなっている。
嘆願書を出すにも女子どもを並べなくてはならないような懐事情。
急速になりあがったからこそだろう。
史実としての松永久秀は爆死ではなく、天守に火を放って自害したようだけど、個人的には爆死っていう方がこの人物らしいかなと思う。それにしても三好長慶がもう少し長生きをしていたら、久秀の運命ももう少し違っていたんだろうね。
平蜘蛛の釜を偽物とした演出はなかなか凝っていたと思うが、これだと久秀は偽物の平蜘蛛を差し出したところで自らの命はないと考えそうなもの。しかも信長が本物を持っていたとなると、久秀ほどの茶人で数寄者が偽物を差し出し、まさにお茶を濁すのに甘んじるなど考えるわけもなく、ドラマで秀長が言うような久秀の命を救うだなんて意図は感じられない。
歴史ものにフィクションが混じりこむのは、司馬遼太郎ですらあることなので構わないんだけれど、もう少し時代の価値観やロジックは考えてほしいかな。
慶が前の結婚で子供を産んでいてその子を取り戻す、エピソードとしては良かったんだけどここまで来るのに何年かかったのよ?って言うのが素直な感想。それまでずっと同じ屋根の下に暮らしながら他人のように暮らしてきたのが不自然だし豊臣家は気が長いなとも思った。その気の長さが慶の心を開かせ恨みの気持ちも溶かしたのだと思うけど長すぎる。やっと慶も小一郎と夫婦らしくなり子供も一緒に住めるようになったところに彼岸花‥幸せは長く続かないのか?と不安になった。
小一郎のことは秀吉の弟だったことや跡継ぎがいなかったこと、多少の戦の功績などわかっていることは少ないのだろう。
だからこそ、妻のことなどわかるべくもなく。
跡取りとなる男児を手放せないのは家意識の強い時代なら良くある話。
一夫一婦制でもなく乳母なども普通にいた時代だから、連れ出そうとする母を切り捨てるなんてことも絶対にないとは言い切れない。
だからといって刀を抜けなくなるなんてことはなかっただろうけれど。
こんなにひどい過去を用意したのだ。
まさかなおのことをもう一度語らせるためだけではないだろう。
この話にどういう意味を持たせるつもりなのだろうか。
慶は後の慈雲院で間違いないようだね。よく事績がわからない人だけに、ドラマとしてはいろいろ作りごたえがあるところでしょう。奥田瑛二さん、嫁を斬りつけ、後悔する男の恐ろしさと哀れさが見事に感じられました。
子にした与一郎も同じく事績がよくわからないけど、早世しているようだし、彼もこの後どのようなキャラとなるのか見どころになりそうです。
上杉攻めから離脱した秀吉ですが、結局、柴田勝家は謙信に大敗するしね。松永久秀の離反も起こるから、信長にとって正念場のひとつだったし、罰したくとも秀吉という有用な手駒を失いたくない時期ではある。それを秀吉が読んでいたとは思わないけど、大事を成す人には天運もあるってことかな。
士官のテストは面白かったね。自分なら最初の関で慌てふためいて帰ると思う笑。傍若無人に映る様も、戦場では当たり前にあることだし動じない胆力や考察力も必要だ。他の関でも思ったまま動いた方がいいのか裏をかいたら良いのかなどペーパーテストでは測れないもっと深い人間性と能力を見られる試験で興味深かった。そしてなにより藤堂高虎という良いキャラが爆誕!!自分が落ちても相手を祝う潔さと優しさが素敵。今後1番の推しになる予感がします。
よく言われるけど、秀吉にとって最大の弱点だったのは、子どもと子飼いの配下が少なかったこと。
今回出てきた武将たちも関ケ原の合戦では、加藤清正、福島正則、平野長泰、藤堂高虎は家康の東軍に属したしね。まあ果たして関ケ原が豊臣vs徳川による天下分け目の決戦と認識されていたかは怪しいし、最近の説では単に秀頼を傀儡として権勢を振るう石田三成を排除したかっただけかもしれないとも言われている。
いずれにしても、あまりに脆い家臣団だったし、彼らを頼もしげに見つめる豊臣兄弟の姿を見ると、ちょっと複雑な気持ちになりました。
あっという間に長篠の戦まで終わってしまい、出てくる武将たちも様変わりした。
豊臣兄弟、それも弟の方が主役なのだから関わり合いのない話はすっ飛ばすのだろう。
徹底している。
あの時代に士官のための試験があったかどうかはさておき、今の感覚で見るには楽しめる。
藤堂高虎が秀吉ではなく弟の方に仕えた経緯としても面白い。
農民の出であることを隠さないのは、周りとの近さをアピールすることにもつながるけれど、侮られることにもつながる。
安物の反物を売りつけられそうになっていたり、実際にはそういうところは避けては通れないだろうね。
そういうことを乗り越えて天下を取るのだから、やはり些末なことにはこだわらないというのは大事だったんだろうか。
市が長政の介錯をするとは驚いた。最期は自分の手で少しでも楽に終わらせてあげようと思ったのかなと思うと切なかった。返り血を浴びて自分の中に長政の魂を入れて逃げたかったのかな。ここまで愛した人が実際はどう死んだのか1人だったのか伝え聞くしかできなかっただろうからこうできていたらいいなの世界かなと思った。これから長政を殺した信長の元へ行くお市。明日も誰かの大事な人が死ぬ、誰にとっても幸せが儚い時代は切ないね。
浅井も朝倉も将軍の器というのを見誤ったということなのだろう。
それと、自分の周りのことで手いっぱいの武将たちが多かったということもあるだろう。
信長が勝ち残っていったのは、ほんの少しの積み重ねの結果なのではないだろうか。
秀吉たちまでが天下を考えているということは、当然長政たちの方が具体的に狙っていたともいえるわけで。
実際はそうはならなかったけれど、拮抗していた瞬間もあったわけだからやっぱり少しの差だったんだろうな。
万福丸が見つからなかったと言っていたけれど、今回は例の件やらないのかな。
秀吉とお市の仲がどうなっていくのか、どうきっかけを作るのかも気になるところだ。
まさかのお市様が長政殿の介錯するとは驚いた。
さすがに、これは無理があるのではないか。
現代人は結果を知っているから織田信長を高く評価しがちだけど、当時の状況を考えれば、信長は朝倉や六角、三好三人衆、美濃の斎藤の残党、武田、本願寺、一向一揆などに囲まれていて、そこに名ばかりとはいえ将軍まで信長討つべしと旗を上げれば、趨勢は信長不利だと誰もが思っただろう。朝倉との関係はあったとはいえ、浅井長政にもその計算はあったと思う。だからドラマ中で長政が天下を狙ったと言ったのは無理があるとしても、信長を越えようとしたというのはあり得たと思う。
実際にはお市が介錯するわけはないけど、ドラマとしては悪くない。どうせならこの後に再婚相手となる柴田勝家も介錯し、自らもという展開も悪くない。そんな強いお市も見てみたい。
朝倉・浅井が逃げ込んだことが比叡山の焼き討ちに繋がった。
この時に、明智は命令通りすべてをなで斬りに、秀吉は女子どもは逃がしたと言われている。
命令通りに動いた明智を信長は重要視して坂本城の主に据えたようにも見える。
でも、坂本は比叡山のお膝元。
明智を好意的に迎え入れる人などいなかっただろうし、なかなかに難しいところへわざと据えられたようにも見える。
ふたりは宮部を調略することを命じられたが、宮部が織田方へつく条件として万丸が人質として差し出された。
ドラマでは養子と言い換えられていたけれど、この当時の婚礼なども人質の側面が強い。
いのちを持って二つの家を繋ぐ。
万丸が出されるまでをこんなにも丁寧に描いたドラマは今まで見た覚えがない。
小一郎がずっと見守ると言っていたのも最後描かれるかどうかわからないけれど完全に伏線だよね。
家康も幼い頃から人質だったわけで武家の子なら珍しくない話だけど、こうやって泣いた母がいると思うと自分事になって身につまされる。肌身離さず慈しんで来た子供をある日突然人質に出せと言われて二つ返事する親はいない。トモの気持ちを考えると泣けて仕方がない。ただその先で実の親が人質の親と会うことはあったのだろうか。あんな和やかに安心してと話すのがすごく違和感。それもその時代ならではの価値観ということだろうか。
ともの息子ということは、後の豊臣秀次ってことだよね。そう考えるとこの養子話にわざわざ時間を割いたのは、将来の因縁を暗示しているようで意味深だ。この後、宮部から三好の養子になり、それから羽柴となって秀吉を継いで関白となり、最後は切腹。一族はほぼ打ち首。長生きしたともはその一部始終を目にしたわけで、それを思うと彼女の想いが余計に強く響いてくる。
比叡山の焼き討ちだけど、比叡山の発掘によってそこまでの虐殺ではなかったという説もある。神仏を信じていた時代だけにそのインパクトは大きく、結果も殊更誇張された可能性は大きい。
ドラマとしては明智光秀と秀吉のコントラストが色濃く描かれていて、柔軟さに欠ける光秀に対し、融通無碍な豊臣兄弟の差はまさに光と影のようでした。
殿(指導者)にどんな大義名分があったとしても戦う人は目の前の敵と相対して思うことは、死なないために殺すこと。それ以外ないんだよね。目の前で繰り広げられている殺し合いに武者震いする小一郎や戦いが終わった後の赤く染まった姉川に佇む2人など、戦うとはどういうことかをしっかり見せてくれるところは評価したい。どれだけ残酷だということを人間は忘れてしまうのだろうか。それが今も続いているってなんて愚かなんだろうと思う。
このところの大河では戦国物でもスケールの小ささや、なんだかきれいごとに見えるのが少し気になることがあったのだが、今年の大河は血生臭さが画面から溢れてくるような気がすることがある。
姉川の戦いもおびただしい数の戦死者が川面をうめたと聞いていたし、それをきちんとやることで小一郎が今までのように甘くはいられない状態に置かれているというのが分かりやすかったと思う。
小一郎の転換点が姉川の戦いだったとこの作者は考えているのだろう。
これをきっかけに小一郎の描き方が何か変わるのだろうか。
姉川の合戦。頑なに人を殺めるのを避けてきた秀長が敵を切り捨てていくシーンから、切羽詰まった凄惨な戦いを表現したかったのだろう。桶狭間ではなく、わざわざ姉川にしたのは、信長と信行(それを彷彿とさせる長政)兄弟と豊臣兄弟のコントラストを出したかったのかな。
お市の方だけど、当時の慣例からすれば織田方に帰される筈。よく言われるように長政との仲が良かったのかどうかわからないが、少なくとも「首を切って」などというバカはいなかったと思うけど。そんなことをしたら誰も朝倉や浅井を信じなくなる。戦国の世でも倣いはあったからね。
これもう天下取りの話じゃなくて、兄弟が互いに依存し合って生き延びる話だろw
秀吉、信長キレてる中でいきなり自分の足刺すの意味不明すぎて笑ったけど、それを背負って逃げる秀長も大概おかしいし、鼻に指突っ込んで生存確認はギャグなのかガチなのか分からんw
結局この2人、天下とか主君とかどうでもよくて「兄(弟)が生きてるか」しか見てないのでは?って思えて怖い。
美談っぽく見せてるけど、普通に執着えぐい。仲良しっていうか普通に共依存。
これまで何度も描かれてきた兄弟の確執。
そうか、この義兄弟の確執にもつながるのか。
豊臣兄弟に出会い、いろいろ試しても壊れない兄弟の絆を見て、少しずつこういう兄弟もいると思えた。
長政の市に対する態度や、実際に相撲をとったりして触れ合うことで義兄弟でも同じように信頼できる兄弟になれると思ったのだろう。
朝倉が浅井に圧力をかけていることも知っていたけれど、長政が説得するという言葉を信じた。
気持ちはわからないではないけれど、柴田からの報告に市からの白紙の手紙、両方を見てもなお長政を信じようとした信長は以前の信長とはだいぶ違っている。
でも、これでやはり他者を信用してはいけないと思うのだろう。
浅井が信長を裏切ったと知って信長を切ろうとした公方様。
やはり、この方はこのドラマにおいても浅はかだし軽々しい。
ここから転落の一途になってしまうのだろう。
何があっても信頼できる兄弟。
それは意外と貴重な存在だったのかなと改めて思う。
歴史ドラマって史実に忠実なところとフィクションのバランスが大事だと思うんだけど、この信長の逃亡劇はフィクションパートとして秀逸だったし面白かった。
信長は実弟の信行と浅井長政を重ねるところに彼の心情を感じるし、それを打ち破る秀吉も見事だった。更に信長が将軍と謁見した時の表情も冷徹な迫力があった。これで長政は決して許されないだろうと視聴者は理解したと思う。
秀吉が常人とは違う異才ぶりもはっきりと見えたし、家康がそこに怖さを感じたのも理解できる。
戦国覇者の三人三様が見られたのも見事。
この時代は一人一人が主人公でその目線で書かれたドラマや書物がたくさんあるから一つの出来事もいろいろな解釈があって面白い。今回は浅井の裏切りと秀吉の殿に繋がる物語。指名されて殿になったドラマをたくさん見たから自らは新鮮。それも信長の気持ちを和らげようとしたんだから大したもんだ。浅井の裏切りにあんなに気落ちしている信長も初めて。みんなの息遣いが聞こえるような泥臭い戦は臨場感があっていい。人と人がぶつかるって綺麗事じゃないよね。
信長も信長に生まれなかったら受けられた愛情もあっただろうと切なくなるけど、信長に生まれたからこそで恵まれたことも成し得たこともたくさんたくさんあるから人生って難しい。お市のように愛され子供を3人も作りながらも間者のようなこともしなければならないこの時代に人を信じるなんてことはお題目なのでは?と思ってしまう。そこに心底信じ合っている秀吉兄弟は眩しいのだろう。信長も長政と束の間の夢を見た。人の情ほど手に入れられないものはないんだな。
万福丸を朝倉に取られているから仕方なく朝倉に寝返ったということか。
昔から言われている説かな。
この時代なら、一人の息子の命よりもお家存続のために勢いのある方に付くという決断をする家もあるような気がするのだが。
それを盗み聞きしていた家臣がお市に知らせ、そこから柴田経由で信長に知らせる。
いつぞやらの女性がひたすら走るよりは真実味がある話ではある。
柴田経由で信長に知らせたのは、輿入れの時の約束があったからだろうか。
長政がやたら優しい男に描かれているが、元に戻ってと言われていたから元々は猛々しい武将だったのがお市のせいで変わったということなのだろうが、あんまりそんな風に見えないのが少し残念なところ。
浅井長政が信長を裏切った理由は、もっとも古典的な説に従った感じですね。個人的にはここまでフィクションが多い作品なら、もう少し攻めた理由でも良かった気がします。
信長と浅井氏が同盟を結ぶ際、信長に朝倉氏との対立は避けるよう約束したのを、信長が破ったため、朝倉氏と深いつながりのある浅井氏は信長に歯向かった、ということだけど、浅井氏はもともと朝倉家と対立する京極家の家臣だった。そして朝倉氏や織田氏よりも、よほどこの時代らしい下剋上で京極氏を追い出した家です。なのに浅井亮政と名将朝倉宗滴との間に何らかの盟約なり密約があったのか、急速に両家のつながりが濃くなる。浅井氏はその後六角氏に服従してもなお朝倉氏を頼るくらいだからね。
そのあたりを突いて、長政が信長を裏切らざるを得なくなる特別な理由を考えて欲しかったかな。そしてそれを予測していた竹中半兵衛みたいなパターンもありだったかも。
浅井・朝倉の密談の場に信長乱入はさすがに無理がないか?
今後の流れを考えても、浅井を信じて後ろを任せて裏切られて挟まれる展開がわざとだったとでも言うのだろうか?
茶々を秀吉が抱くシーンはちょっとゾッとした。
これも本来は身分の違いから無いだろうシーンだけれど、そっと出てきた万福丸とのことも今後を知っていてこそ楽しめるシーンだ。
豊臣兄弟と言いながら、そこはやはり秀吉中心の逸話になりがちで、それはどうしようもないことかなと思いながらも少し残念でもある。
家康のドラマでは市は家康と懇意にしていて茶々を抱かせていたけど、主人公が変わるとその辺は臨機応変なのね。まぁ秀吉が茶々を抱く方が因縁が深いから興味深い。でもそんなに歳の離れたおじさんに嫁ぐことになった茶々を憂もした。そして再三出てくる秀吉の女遊びの件、いやいやねね様これからが大変ですよと思わずアドバイスしたくなる。この夫婦に子供がいたら‥たらればだけど徳川の世が来なかったかもしれない。でも側室の数は変わらなかったろうね。
女好きの秀吉の弟とは思えないくらい秀長の女性関係は地味。その上、出自や事績などもはっきりとわかっていない。でもこの時点での秀長と安藤守就の娘ではちょっと釣り合いがとれないんじゃないかな。養女の可能性もあるけどね。まあ後に安藤は信長に追放されるし、その関係で夫婦関係のドラマを作りやすいという脚本家の意図があるんだろう。何より吉岡さんが凛として美しかったから良しとしよう。
秀吉がまだ幼子の茶々を抱くシーンもなかなかあざとい。当時の秀吉がそんなことができる立場なわけがないし。まあそこは演出ということで仕方がない。注目したいのは浅井長政。この感じだと朝倉との関係を重視して信長を裏切る展開だろうか。将軍義昭を絡めるのかな。
三好三人衆に取り囲まれての本圀寺の変。
門を出ていく小一郎の鼓動がこちらまで聞こえてきそうだ。
とっさの機転で時間を稼ぎ、秀吉は堺の武士たちをお金で雇い駆け付ける。
将軍を守り抜いたということが、また強みになっていくのだろう。
戦いだと言ってお市は嫁いだが、夫君の優しさに取り込まれていく。
義父が信長との縁を阻もうとすればするほど思いは募るけれど、優しさは逆に働く。
このあたりはリアルだなと思った。
三好三人衆は所詮、三好長慶が残したものを食いつぶしただけで、大した連中じゃない。見るべきはやはり松永久秀だよね。
それはともかく「本圀寺の変」には信長はわずかな騎兵でかけつけたとされているけど、籠城戦には関わってないから、秀吉兄弟がいるのはともかく活躍するのはかなり違和感がある。援軍も細川藤孝たちだしね。フィクションを組み込むなら、もっと裏方としての支援を考えた方が良かったかな。
堺衆だけど、今井宗久はいち早く将軍義昭や信長と通じ、信長が矢銭2万貫を求めた時にはそれを後押ししているはず。そういう史実はもう少しちゃんと踏まえた方がいいと思う。