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| 脚本・ストーリー 3.3 /5.0(66.2%) | 781位 /1304件中 |
| キャスト 3.8 /5.0(75.8%) | 719位 /1304件中 |
| 演出 3.5 /5.0(69.6%) | 690位 /1303件中 |
| 音楽 3.5 /5.0(70.6%) | 553位 /1304件中 |
| 感動 3.3 /5.0(65.4%) | 478位 /1299件中 |
| 笑い 2.8 /5.0(55.6%) | 661位 /1299件中 |
| スリル・興奮 3.4 /5.0(68.8%) | 478位 /1297件中 |



やはり主人公の存在感が薄いです。
最初こそオリジナルストーリーを差し込んで理知的で調整役的なキャラ付けを行なっていましたが最近は物語の流れをあまり左右せずに傍観者の様な視点で見ている場面も多いと感じます。あと大河だからしかたないでしょうが秀吉を美化し過ぎているとも思えます。
企画の段階で既に無理があったのではないでしょうか?三年ぶりに戦国物を、でも主要な武将は描き尽くされているし二番煎じは駄目。大河をやるのも段々難しくなってるのでしょうね。
信長が亡くなって市は生きる気力を無くしたようだった。
秀吉が信長の代わりになるのは見ていて苦しいから、いつまでも織田の家老でいる柴田殿を巻き込んで秀吉を止めることで、その時を遅らせようとしているように見える。
そこまでするのは秀吉の力を知っているからであり、拡大解釈するなら柴田を巻き込んだ自殺なのかなと。
自分には対抗する力はないとはっきり言っているし。
巻き込まれた柴田はかわいそうではあるけれど、彼もまた織田政権にこだわっているから巻き込むには適任だったのかも。
それにしても丹羽殿の言葉が重い。
自分の方がはるか上にいたはずなのに、今は見上げている。屈服したのだ。
この言葉を前田はどう聞いたのか。
あの場で秀吉が三法師を抱いて現れることがどういう意味を持つのか誰だって分かっただろう。だからの総スカン、そりゃそうだよ。なのに小一郎だけがなぜじゃ?とポカンとしている。こいつ本当に分かってないのか?と突っ込みたくなるポカン顔。ダークなところは全て秀吉任せで、あくまで小一郎は善人ってことなんだね?それはちょっとずるいんじゃないの?実際はどうか分からないけど豊臣として打って出るなら兄弟もろともでしょうよ。それでいいのか?秀吉!
ちょっと納得がいかないね。これだと秀吉が信長個人を崇拝しているのに対し、お市は「猿ごときが兄上の真似など片腹痛い」というブラコン炸裂で怒っていることになる。つまり信長が出来なかったことを秀吉ごときが出来る筈がないという態度だ。
でも信長の意思を一番大事にしていたのはお市であり、それを受け継ごうとする者に「織田の家」を守るものではないとの理由で対抗するのは、心情として整合性がとれない気がする。
秀吉も秀吉で、お市が嫁ぐというのは事実上、勝家が織田家の後見役であるという意味合いが強かった筈。それを秀吉も認めたというのは、いくら明智光秀を討ったとはいっても、信長家臣団の中で秀吉の地位は勝家に及ばなかったということ。それなのに信長の後継者であるかのように振舞う秀吉に、勝家が切れ、合戦となったというのなら納得できる。
でもこの展開だと、秀吉は冷徹な信長を気取りながら、人たらしぶりを発揮し、勝家懐柔のためにお市を使ったようにみえる。それにブラコンお市が反発する流れは、どうなのだろうか?それはお市の言う織田の家のためにはならないし、天下布武にもならないと思うんだけど。
三法師を抱いてきた秀吉のドヤ顔がすごい。秀吉の狡さも描かなくては話が進まないから仕方ない。小一郎も知っていたのだから同罪だな。ただここで大きく出ないとってところを見逃さないのが秀吉なんだよね。実力があったって家柄がよくたって、なんなら信長の子供に生まれたってその勝機を逃したらトップには立てない厳しい世界。そこが秀でていた秀吉が天下を取るのはしごく当然かな。それでも市を我が物にしなかったのはなぜだろう。あれほど茶々に入れ込んだのに勝家に嫁がせる心理を知りたかった。
ちょっとフィクションが過剰じゃないかな。大河で「信長協奏曲」とかをやらないのは、あくまでも史実を基礎として不明な部分をフィクションで埋める手法のドラマだから。史実とフィクションのバランスが見どころだと言ってもいい。でもこの清須会議はフィクションに偏りすぎかな。
そもそも信忠の嫡男である三法師が継ぐのは、年齢を除けば妥当な話だし、清須会議の本題は誰が名代を務めるか。だから信長の息子である信孝も信雄も出席しなかった。結果、宿老4人で合議とはなったけど、光秀を討った秀吉の発言力が強くなったのは間違いない。なので勝家とお市の婚姻はむしろ秀吉の対抗勢力として結ばれたと考えた方が自然。そう理解すべき勝家の書状も残っているしね。
それを秀吉の勧めとするなら、それなりの説得力が欲しい。
最初から秀吉は三法師に小袖を着せるという口実で近づいて、自分が後見であるように振舞うつもりだったのだろう。
そのために清須会議の前に女性陣に頼んだのだろう。
しっかりと瓢箪の描かれた柄。
あれを見て、秀吉が前々から準備していたとわかった武将があの中でどれだけいたのだろうか。
してやられたと苦虫を潰しているだけで、秀吉の準備能力の高さ、読みの強さまでは気づいてはいないのではないか。
一旦は断った勝家が市を娶るのは史実通りだけれど、その理由付けがどうなるのか。
市からの申し入れであり、やることができたということだから秀吉に対してを見据えてのことだろう。
それにしても「娶れ!」とは恐れ入りました。
光秀に何があったか直接聞く場面はドラマというより歴史のドキュメンタリーを見ているようで違和感がすごかった。こうだったらいいなを詰め込みすぎると興醒めしてしまう。全ての人に義があり仁があると思う気持ちはあるけれど、それと同じくらいのドス黒いものを抱えているのが人間だということを忘れてはいけない。光秀憎しといいながら信長亡き後の自分の立ち位置を考えるのが人間。全てをきれいにまとめようとすると嘘くさくなるよ。
長浜城や坂本城、山崎の場所が良くわかっている人たちには、どうして頻繁に相手の陣地を抜けて往復できるんだろうと思えてしまうじゃないだろうか。
豊臣兄弟の絆や、豊臣の家族愛は素晴らしいのだけれど、与一郎がどうやって現地に向かったのだろうかとか気になってしまう。
さらに山崎から坂本城へ落ち延びる途中で光秀を生け捕りにするという大胆な話には驚いた。
たしかに、光秀の言い分は聞いてみたいとは思う。
でも、あの時代生け捕りは難しいんじゃないのだろうか。
信孝を狙った矢だったから毒が仕込まれていて与一郎は毒が回って亡くなったということにしたのだろう。
明智勢が敗走した後だとしても、山崎から長浜は遠いんだけどね。
どうやって連れ戻ったのだろう。
身内の死、信孝と信雄の志の低さから秀吉は天下取りを目指すってことなんだな。
今までが良い人過ぎたから、どこかでスイッチいれなきゃだからね。
それにしても安藤家には一切触れなかったね。
敗走中の光秀を密かに捕らえて秀吉が会談の場を作るという設定は大胆で斬新でした。個人的に好きなシーンでしたが、その一方でこれを見ながら思ったのは「こんなことあるわけないだろ」と騒ぎ出す視聴者がいるだろうな、ということ。歴史上の場面を実際に見た人間などいるはずもなく、一介の大河ドラマが従来の通説を忠実に再現する必要もなく、歴史上の登場人物の個性を創作しながら作り上げてゆくのがTVドラマであるはず。まるで信長や光秀と知り合いであったかのように、あれこれと批判的に見る視聴者がいることが残念です
光秀を捕らえるのはやりすぎだし、光秀をバカにしすぎ。捕らえられて恥をかくくらいなら自害してるって。農民に殺されたという説も、まだ秀吉による刀狩りの前だし、半農半兵で落ち武者狩りをする連中だって普通にいたから、単に雑兵にやられたというだけのこと。フロイスは光秀について「裏切りや密会が多い」と書いているし、それなりに信長を討つための根回しをしていた可能性は少なくない。ただ秀吉の中国大返しによって、いろいろ間に合わなかったんだと思う。
与一郎の死によって、秀吉が天下を狙う意思を固めたけど、でも家族を守るためなのだとしたら、後に旭姫への仕打ちを考えると、首を傾げてしまうけどね。
やっぱり光秀にとっては信長の首が取れなかったことが大きかったと思うね。でっちあげても良かったと思うんだけど、そこは京だし、いろいろな目がある。光秀の真面目な性格も禍したのかな。
細川藤孝と光秀が親類とは言っても、信長の命で息子の忠興に嫁いだと言われている後のガラシャでしょ。足利幕府とも光秀なんかよりずっと近い。万が一、信長が生きていたり、誰かが速やかにその地位を継承した場合を考えれば、光秀に味方するのは得じゃない。一度裏切った末路は松永久秀や浅井長政などのケースを見ているしね。
いずれにしても小一郎を活躍させようとしすぎかな。いろいろ無理がある。
信長を長とした軍団の中でクーデターが起きて信長が死んだとなれば敵討ちが始まる。それは信長への恩だったり乱れた秩序を取り戻すためだったりの戦だろう。でも大事なのは信長亡き後誰が長に収まるのかという点。われ先にと目立つ働きをして主導権を取りたかったからではないのか?あれだけの暴君だった信長、今で言うワンマンパワハラ社長が死んだのだ。大好きだったってみんなが立ち上がるのはちょっと違うような‥。信長が死んで幸いと思う輩もいていいはず。みんなが信長推しをすると白けるな。
小一郎が裏で絵を描いて、中国大返しに繋がったという風にしたのか。
家康の伊賀越えもダミー情報ということになっていたし、いろいろと思っていた話と違って驚く。
光秀がどうして信長を討ったのかというのも確かなことはわかっていないのだし良いとは思うのだけれど、秀吉があまりにも小一郎の掌で踊らされている感じがして。
それに森乱がふらふらと小一郎の元へ出て来て倒れるとか、どうやって明智軍の包囲網を突破したというのだろう。
小一郎だけが確かなことを知っていてというのはさすがにちょっとやり過ぎじゃないのだろうか。
信長を迎えるために用意していた街道への手配りが、仇討のための大返しに繋がる。
結局は信長にどう対処していたか、どれだけ配慮していたかがその他の武将との速さの違いになった。
その速さはきっと勢いに繋がり、迷っていた武将たちを引き込んだ。
そんなところなんだろうな。
豊臣兄弟のオープニングの曲が大好きでした。みんなを鼓舞するような力強さとお祭りが始まったかのような楽しい音楽、それが一切消えた45分。信長という大きな武将の最後を描く重厚な時間となりました。よく信長が生きていたらと言われますが、私は光秀に殺されなくても周りとの関係も自分自身とも限界だったのかなと思います。だから目の前に現れた光秀にお前じゃないと言ったのかと。功績は人を殺した上で得たものでした。それに耐えられないというのは現代っぽくあり得ないのかも知れませんが、人間として持っていて欲しい心でもあります。ともあれ小栗信長、見事でした。
なんだか今までで一番可哀そうで情けない光秀像に見える。
あれだけ長く仕えてきた義昭公からの書状が偽物であることを見抜けず、本物に帰るべく斎藤利三を義昭公の元へ遣わすも撃沈。
巻き込むなとはかなり強い拒絶だ。
きっと叡山攻めで義昭公とは距離ができてしまっていたのだけれど、光秀の中では義昭公が今でも上司のつもりだったのかもとも思う。
信長を討つことで、偽物を無理に本物に変えようとしたか、それともやけっぱちになったか。
信長のせいで義昭公との間が…とでも思っただろうか。
信澄に焚き付けられた部分はあるのだろうが、どうにもこうにも他の武将のように大義・大願があるようにも見えず、ただただうまく立ち回れなかった人物のように描かれていて少し残念でもある。
これまで数多く、信長の最期は描かれてきたけど、信澄黒幕説というのは珍しい。でも残念ながら説得力は弱いかな。信澄が光秀の娘婿だといっても、家康みたいに正妻と嫡男を見捨てることもある時代に、娘婿という関係は弱い。「時はいま」の上の句を信澄に言わせるなど、いろいろ工夫はしていたけど首を傾げるね。
信長の最期だけど、無理に現代人のような悔恨とか虚無のメンタリティをみせなくてもいいんじゃないかな。別に天下を統一しなくても平和なんて政治しだいなわけで、無理矢理に平和な世のためにあえて悪人になるみたいな感じを出して、わざわざ信長を立派な人に仕立てる必要はないと思う。
小一郎を帰京させたのは、秀吉の中国大返しの伏線にするためなのだろうけど、そこまでご都合主義にすることはないんじゃないかな、
個人的には昔「国盗り物語」で見た高橋英樹こそ信長、思っていました。以来、多くのドラマで見る信長に何か物足りなさを感じていましたが、この半年間を演じた小栗「信長」は見事でした。
自分の中で新たな信長像ができた気がします
豊臣家の楽しい宴、大賑わいでみんなが楽しそうでなにより。信長の家臣の時代の最後の大団円と言ったところだろうか。信長大好き!を印象づけて本能寺の変の後の敵討ちの伏線にしたいのかな?また本能寺の変は光秀が首謀なのは変わらなそうだけど、自分の意思でというよりは操られて行くしかなくなった風に見える。黒幕は信長の甥。それを知ったらあの時弟と一緒に殺しておけば良かったと後悔したんじゃないかな。天国で悔しがる信長も見てみたいな。
信長は人気のある武将だからね。いろいろ脚色して盛り上げたいのはわかるけど、戦のない世の中を求めているなんていうのは漫画やゲームに寄せすぎかな。最近の大河ドラマは、どうも平和を求めるために戦を行うという動機付けが多すぎる。それはあまりにも現代的な考え方だと思う。
漫画やゲームでもてはやされる以前の信長像はルイス・フロイスの「日本史」に書かれているように、酷薄で残酷な人。女性には案外優しいところもあるものの、他の者の進言を聞き入れることはめったになかった。秀吉の人たらしらしさを織り込んで、こういうストーリーに仕上げたのだろうけど、光秀を煽るためにももう少し工夫があってもよかった。
ちなみに信長は下戸だったという説もある。少なくともフロイスは信長が酒を好まないと記述している。おそらくそれが正しいだろう。彼の時代の酒はアルコール度数が低かったから、飲み比べですごい量を飲んでいるようでも大したことはないしね。
さて光秀をそそのかした黒幕は織田信澄のようです。まあ光秀の娘婿だからね。でも信澄からしたら、父親が敵対し、義父が裏切ったとなれば、嫌でも疑われるわけで、それならばさっさと光秀に合流するのが普通だと思うけどね。
今回は信長の心の波に注目
「そんな暇はない」と長浜城への訪問をはねつける信長、
於市の助言もあり渋々長浜を訪れる信長、
用が済んで帰ろうとするのを無理に宴席に付き合わされ、ふて腐れたように酒を飲む信長、
座が盛り上がり、少しずつ顔を緩める信長、
すべてが信澄の助命を訴えるための演出と知り、怒り狂う信長、
それでも必死に信澄助命を訴える秀吉。さらには酔っぱらった寧々が秀吉の愚痴をぶちまけ、朝日が泣き出し、一同大混乱。
余りの馬鹿々々しさに「お前たちと居るとすべが馬鹿々々しくなる」と、最後は心を開く信長、
翌日、酔いがさめて「よう諫めてくれた」と秀吉を労う信長
この信長を見事に演じた小栗旬が最高でした
まさに恐怖の相撲対決。負けた方がクビ宣言される中、ひっそりと脱いだ着物を着直す前田利家に笑った。安藤の息子の話を聞いて天下一統を掲げるボスの元戦に明け暮れ、ボスのために命をかけて働いているのにいつ自分に刃が向くか分からない。そんな気の狂いそうな日々はもう嫌だと逃げ出そうと算段をするってあり得るだろうなと思った。武田と通じていたのは本当だったし本物の首が飛ぶ前に切られたのは温情だったのだろう。神経が図太くなけりゃ生きていけないね。
長宗我部、森乱が出て来て、いよいよその時が近づいてきている感がひしひしと。
明智が長宗我部との板挟みになってという説を取るのかと思ったら、密書届きましたね。
義昭公はあちこちにお手紙出していたように思っているので、ただ単にタイミングよく届いただけなのか。
それを渡していたのがあの織田信勝の忘れ形見信澄。
そこも非常に気になるところ。
それにしても、小一郎にはエピソードが相当ないんだろうね。
安藤守就を無理に絡ませて、ハートフルな家族エピソード。
このあたりから徐々に記録は増えていくのだろうか。
ただ単に秀吉の話を追っていく感じだと尻切れトンボになりそうで今から心配。
林秀貞、安藤守就の追放と佐久間信盛の追放はドラマと違って史実では同じ時ではないけど、いずれもその理由についてはどうも納得できない。安藤守就については、後の稲葉一鉄との戦いを意識した展開なのだろう。でもそれって一鉄はいずれ秀吉の配下になるし、小一郎と確執を生むんじゃないかな。どう描くつもりなんだろう?
信長としては単に美濃衆や年寄りを切っただけかもしれないが、少なくとも佐久間信盛が近畿で大きな兵を率いていたことを考えると、もしそのまま信盛がいたら明智光秀も本能寺の変に踏み切れなかった可能性もあると思う。
光秀謀反の背景として長曾我部への仕打ちが描かれているけど、これは最新の研究結果を取り入れているね。
自分の命と引き換えに数百人を救った殿様と自分一人生き残るために数百人を犠牲にした殿様の対比が見事でいろいろ考えさせられた。だしも良かったね。小一郎と密約を交わしこれで良しと思っていたところに殿が逃げる。最後は斬首されるのは分かっていたがただ潔く斬られるだけじゃなく嵐の中で夫を呪うシーンが入る。ここで一気にだしの気持ちに入り込めた。まぁ村重は事実通り逃げなきゃなんだけど、本当なら部屋を見張る人くらい付けといても良かったよね。
秀吉の記憶喪失は、上月城を見捨てなければならない無念さや小一郎の兄を思う一途さを描くための設定だったと思う。母の手料理で記憶が戻ったところまでは良かった。最後の最後に秀吉が小一郎の頬っぺたを挟んで「小一郎殿」と呼び掛けたのは残念だった。記憶喪失中に小一郎殿と呼んでいたことを覚えているはずがないから。
荒木村重も評価の難しい武将だよね。パニックして逃走したという見方もあるし、単に形勢が不利なので戦略的撤退をしたという見方もある。ただあんなふうに逃げたのは荒木久左衛門だけどね。少なくとも城を明け渡せば妻子は助けると信長は約束したけど、村重がそれを拒否した結果、百人を越える女房衆が処刑されたのは間違いない。
村重は生き残って、信長の死後には茶人として堺に戻るけど、秀長と再会するシーンがあるとすれば、どういう態度で迎えるのか気になりますね。
いずれにせよドラマとしては別所長治と荒木村重の対比が明確なだけに、このままでは終わらない気がします。
うーん、確かに感動したけどさ。あんまりこの時代の人をハートフルに描かない方がいいと思うんだよね。だって整合性が取れないじゃない?小一郎だって産後の妻にかける言葉は満点だし娘を抱いてこれから一生守ってやるって覚悟も満点だけど、ある一方では人の命を取る仕事をしているんだよね。半兵衛の最後だって皆が望み通り戦場に連れ出して風がどうのとか言ってるけど、現場で戦って命を落としている人には思いも馳せず半兵衛たった1人の死に皆で涙を流す。は?って感じ。自分たちの周りだけ幸せならなんでもいいのか?ハートフルにしたいなら侍は無理だと思う。
あれ?半兵衛って奥さんも子どももいたよね?って思ったら、「子どもを抱いた手で…」以降なんだか冷めてしまった。
主人公が小一郎だから、このエピソードにも関わらせたかったのだろうけれど、半兵衛は松寿丸を殺すつもりで小一郎は止めようとしたというのもどうなのだろうか。
黒田家が竹中家の今後の関りとか考えたら、小一郎を前面に出すのは違う気がするけれど、竹中家の息子は一切出さないでこのままいくのだろうか。
半兵衛が信長に別れを言いに行くシーンは良かったんだけれど。
信長の命で殺さなければならなかった松寿丸を半兵衛が密かに匿っていた、というエピソード。これまで数々のドラマで演じられたこのシーンも、まさかの新解釈で表現。羽柴家のためにと冷たい決断で松寿丸を殺そうとする半兵衛に対し、小一郎や寧々たちが必死で守ろうとする。最後は「あの子を抱いた手で子供を殺すことなどできない」と泣き崩れる半兵衛。すべてを背負う覚悟を決意し、羽柴家に尽くして逝った姿が美しかった。
竹中半兵衛役が菅田将暉さんだったので、それなりに感動的になってはいたけど、脚本としてはとても不満。
確かに半兵衛はよくわからないところが多いからフィクションにしやすいキャラです。でも小一郎の子どもを抱いて考えを変えるよりは、自分亡き後を考え、自分の後釜として小寺官兵衛を完全に取り込むには、人質となっている彼の子を官兵衛の消息を確認するまで、生かしておくべきだと進言した方が軍師らしい。殺すのはいつでも出来るし、もし官兵衛が殺されていたら遺児として小寺を継がせれば、村重たちを討つ大義名分が増えるしね。調略の駒にも使える。官兵衛が生きていれば、自分を信じてくれたと感謝し、より心服してくれる。
こういう中途半端に現代的ヒューマニズムに仕上げるよりも、軍師として往生するする方が大河ドラマらしい気がする。
まさかの記憶喪失!!なんでもありの大河はそのうちタイムリープした偽物の信長もやってくるかも。まぁでもすぐに本物の首が飛ぶ世界で信じたり裏切られたり自分が裏切らなきゃいけなくなったりするのだからそりゃストレスフルですよ。頭打って多少ぼんやりしたところで全てを忘れていち農民になりたいと思ったって不思議じゃない。家臣団のダイジェストや小一郎の兄がいての自分というはっきりした立ち位置など見所はあったし、よくできていたと思う。
秀吉が記憶喪失ですか。
さすがにやりすぎな気はする。
書写山に小一郎の落書があるから、わかっていない小一郎の人生としては膨らませたい題材ではあったのだろう。
小一郎が何を思って落書したのか。
兄思いの優しい男として描くには、兄を思ってが良いということなのだろう。
上月城のなで斬りは、何度も出て来ていた噂を利用したものだった。
半兵衛が少し時間がないことを気にして焦っているようにも見える。
半兵衛が倒れた上に、荒木が離反。
あの饅頭こわいの後に安国寺恵瓊が現れたら仕方がないとも思える。
秀吉だって、いつ同じ立場に立たされるかと思ってしまう。
今週もよかった。
記憶をなくした秀吉を元に戻そうと皆必死。目の前で過去の思い出の場面を演じる姿はまるで演芸舞台。宮部継潤が始めに出した甲高い声はクロちゃんの物まねか。周りから顰蹙を買って、即座に改めるシーンは思わず大笑い
え?秀吉がショックで記憶喪失?それはやりすぎ。そんなナイーブな性格の戦国武将がここまで成り上がれるわけがないし、このドラマでもそういうナイーブさを見せるのは小一郎のキャラだった筈。なのでちょっと唐突だし、首を傾げます。
尼子勝久と山中幸盛だけど、やはり主導者は鹿介こと幸盛の方だからね。山中鹿介はたくさん小説やドラマで取り上げられている有名人だし、ナレ死じゃなくて、もう少し描いても良かったんじゃないかな。秀吉の記憶喪失を描くよりも良かったと思う。まあ小一郎の署名がある柱の話を盛り込みたかったんだろうけど。
生野銀山と竹田城ってそんな距離感だったのか。
なんとなくあっち方面くらいの感じだったので、思わず地図を見たくなってしまった。
それにしても、秀吉との対比なのか血を流したくないとは戦国らしくない。
ただ、相手には水断ちさせているわけで、一番ひどいやり方かな。
流したくないのは味方の血だけとした方が納得感がある。
水断ちして、水を汲みに来たところを説得するなんていうのも、今の城主が独裁者だったからこそ通じる手だ。
あらかじめどういう城主かをリサーチしている場面でも入っていればとも思ってしまう。
竹田城とは違って上月城は女子どもまでなで斬りだったようで。
どうしてそこまで凄惨になったのか。
秀長はきれいすぎるし、秀吉は残忍すぎるし、両極端だなと思った。
秀長が主人公だからしょうがないけど良い人に書かれすぎるとちょっと疑いたくなってしまうし白々しくなってしまう。戦国の世を渡っていくには人が良いだけじゃ無理でしょ。ずる賢いとかそういうダークな部分は全部兄に被せるつもりなのだろう。血を流したくないと言い籠城攻め、そりゃ血は流れないけど苦しいは苦しい。そこで相手の殿様が傍若無人でいてくれたから秀長の良さが生きる。うーん、ご都合主義と言われても仕方ないよね。
小寺官兵衛の登場ですが、ここは随分と史実とは違いますね。官兵衛はあくまでも小寺政職の配下だし、その政職はすでに信長に臣従している。その時に取り次いでいるのが秀吉だから、ドラマの2年前に秀吉と官兵衛は会っている筈だし、この時はすでに信長の下にいた。だから秀吉に臣従したわけではない。
まあ官兵衛と竹中半兵衛という二人の軍師を並べたかったのだろうけど、このあたりは史実が残っているだけに、フィクションに傾きすぎるのは、どうかなと思う。この後の佐用城攻めでこの二人が先陣を務めるし、そこまで待っても良かったかな。
松永を生きながらえるための策だと思っていたのは秀吉を生きながらえるための策だったというのがなんか落語みたいな終わり方だなと思った。どちらの平蜘蛛が本物かと問われる場面は一休さんのトンチのようでもあり兄弟がわちゃわちゃするお決まりのコントのようで面白かったけど、命がかかっている場面が多い中でわちゃわちゃが多いと軽くなってしまって多少イライラする。松永の爆死は大胆な映像になっていて良かった。まぁメンタメ色が濃いめだね。
平蜘蛛の釜は久秀の信貴山落城で劇的に描かれることが多い気がする。
爆死なんて華々しいものはやはり絵になるからだろう。
今回は心裏腹といった二組のやり取りが対照的だった。
秀吉の責任を死をもって償わせるといいながら時間を稼ぎ、久秀を調略させる。
二度も裏切られながら久秀に平蜘蛛を持ってくることで降伏する機会を与えている。
どちらも生きながらえる道を残しているというように見える。
でも、最後の市と信長の前にあるものを考えると、久秀が平蜘蛛を献上することはない。
偽物を本物と偽って献上して見逃すようには思えないからだ。
これはやはり秀吉のための策としか見えないのだ。
久秀の望んだ偽物を抱いて笑う信長は見られないのだが、豊臣兄弟の正直さがふたりの命を長らえさせたと言いたいのだろう。
ふたりの周りとの軋轢が前にもまして大きくなっている。
嘆願書を出すにも女子どもを並べなくてはならないような懐事情。
急速になりあがったからこそだろう。
史実としての松永久秀は爆死ではなく、天守に火を放って自害したようだけど、個人的には爆死っていう方がこの人物らしいかなと思う。それにしても三好長慶がもう少し長生きをしていたら、久秀の運命ももう少し違っていたんだろうね。
平蜘蛛の釜を偽物とした演出はなかなか凝っていたと思うが、これだと久秀は偽物の平蜘蛛を差し出したところで自らの命はないと考えそうなもの。しかも信長が本物を持っていたとなると、久秀ほどの茶人で数寄者が偽物を差し出し、まさにお茶を濁すのに甘んじるなど考えるわけもなく、ドラマで秀長が言うような久秀の命を救うだなんて意図は感じられない。
歴史ものにフィクションが混じりこむのは、司馬遼太郎ですらあることなので構わないんだけれど、もう少し時代の価値観やロジックは考えてほしいかな。
慶が前の結婚で子供を産んでいてその子を取り戻す、エピソードとしては良かったんだけどここまで来るのに何年かかったのよ?って言うのが素直な感想。それまでずっと同じ屋根の下に暮らしながら他人のように暮らしてきたのが不自然だし豊臣家は気が長いなとも思った。その気の長さが慶の心を開かせ恨みの気持ちも溶かしたのだと思うけど長すぎる。やっと慶も小一郎と夫婦らしくなり子供も一緒に住めるようになったところに彼岸花‥幸せは長く続かないのか?と不安になった。
小一郎のことは秀吉の弟だったことや跡継ぎがいなかったこと、多少の戦の功績などわかっていることは少ないのだろう。
だからこそ、妻のことなどわかるべくもなく。
跡取りとなる男児を手放せないのは家意識の強い時代なら良くある話。
一夫一婦制でもなく乳母なども普通にいた時代だから、連れ出そうとする母を切り捨てるなんてことも絶対にないとは言い切れない。
だからといって刀を抜けなくなるなんてことはなかっただろうけれど。
こんなにひどい過去を用意したのだ。
まさかなおのことをもう一度語らせるためだけではないだろう。
この話にどういう意味を持たせるつもりなのだろうか。
慶は後の慈雲院で間違いないようだね。よく事績がわからない人だけに、ドラマとしてはいろいろ作りごたえがあるところでしょう。奥田瑛二さん、嫁を斬りつけ、後悔する男の恐ろしさと哀れさが見事に感じられました。
子にした与一郎も同じく事績がよくわからないけど、早世しているようだし、彼もこの後どのようなキャラとなるのか見どころになりそうです。
上杉攻めから離脱した秀吉ですが、結局、柴田勝家は謙信に大敗するしね。松永久秀の離反も起こるから、信長にとって正念場のひとつだったし、罰したくとも秀吉という有用な手駒を失いたくない時期ではある。それを秀吉が読んでいたとは思わないけど、大事を成す人には天運もあるってことかな。
士官のテストは面白かったね。自分なら最初の関で慌てふためいて帰ると思う笑。傍若無人に映る様も、戦場では当たり前にあることだし動じない胆力や考察力も必要だ。他の関でも思ったまま動いた方がいいのか裏をかいたら良いのかなどペーパーテストでは測れないもっと深い人間性と能力を見られる試験で興味深かった。そしてなにより藤堂高虎という良いキャラが爆誕!!自分が落ちても相手を祝う潔さと優しさが素敵。今後1番の推しになる予感がします。
よく言われるけど、秀吉にとって最大の弱点だったのは、子どもと子飼いの配下が少なかったこと。
今回出てきた武将たちも関ケ原の合戦では、加藤清正、福島正則、平野長泰、藤堂高虎は家康の東軍に属したしね。まあ果たして関ケ原が豊臣vs徳川による天下分け目の決戦と認識されていたかは怪しいし、最近の説では単に秀頼を傀儡として権勢を振るう石田三成を排除したかっただけかもしれないとも言われている。
いずれにしても、あまりに脆い家臣団だったし、彼らを頼もしげに見つめる豊臣兄弟の姿を見ると、ちょっと複雑な気持ちになりました。
あっという間に長篠の戦まで終わってしまい、出てくる武将たちも様変わりした。
豊臣兄弟、それも弟の方が主役なのだから関わり合いのない話はすっ飛ばすのだろう。
徹底している。
あの時代に士官のための試験があったかどうかはさておき、今の感覚で見るには楽しめる。
藤堂高虎が秀吉ではなく弟の方に仕えた経緯としても面白い。
農民の出であることを隠さないのは、周りとの近さをアピールすることにもつながるけれど、侮られることにもつながる。
安物の反物を売りつけられそうになっていたり、実際にはそういうところは避けては通れないだろうね。
そういうことを乗り越えて天下を取るのだから、やはり些末なことにはこだわらないというのは大事だったんだろうか。
市が長政の介錯をするとは驚いた。最期は自分の手で少しでも楽に終わらせてあげようと思ったのかなと思うと切なかった。返り血を浴びて自分の中に長政の魂を入れて逃げたかったのかな。ここまで愛した人が実際はどう死んだのか1人だったのか伝え聞くしかできなかっただろうからこうできていたらいいなの世界かなと思った。これから長政を殺した信長の元へ行くお市。明日も誰かの大事な人が死ぬ、誰にとっても幸せが儚い時代は切ないね。
浅井も朝倉も将軍の器というのを見誤ったということなのだろう。
それと、自分の周りのことで手いっぱいの武将たちが多かったということもあるだろう。
信長が勝ち残っていったのは、ほんの少しの積み重ねの結果なのではないだろうか。
秀吉たちまでが天下を考えているということは、当然長政たちの方が具体的に狙っていたともいえるわけで。
実際はそうはならなかったけれど、拮抗していた瞬間もあったわけだからやっぱり少しの差だったんだろうな。
万福丸が見つからなかったと言っていたけれど、今回は例の件やらないのかな。
秀吉とお市の仲がどうなっていくのか、どうきっかけを作るのかも気になるところだ。
まさかのお市様が長政殿の介錯するとは驚いた。
さすがに、これは無理があるのではないか。
現代人は結果を知っているから織田信長を高く評価しがちだけど、当時の状況を考えれば、信長は朝倉や六角、三好三人衆、美濃の斎藤の残党、武田、本願寺、一向一揆などに囲まれていて、そこに名ばかりとはいえ将軍まで信長討つべしと旗を上げれば、趨勢は信長不利だと誰もが思っただろう。朝倉との関係はあったとはいえ、浅井長政にもその計算はあったと思う。だからドラマ中で長政が天下を狙ったと言ったのは無理があるとしても、信長を越えようとしたというのはあり得たと思う。
実際にはお市が介錯するわけはないけど、ドラマとしては悪くない。どうせならこの後に再婚相手となる柴田勝家も介錯し、自らもという展開も悪くない。そんな強いお市も見てみたい。