『クイーン・メアリー 愛と欲望の王宮 ‐決断‐』でのスペンサー・マクファーソン (シャルル役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
スペンサー・マクファーソン (シャルル役) は 「2018年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
初登場時は若くてヒョロヒョロと頼りなくてちょっと生意気で、「この子、大丈夫かな」という不安がありましたが、フランソワが亡くなって徐々に国王としての自覚と責任を感じて成長していく姿は見ていて頼もしかったです。悲劇があって精神を病んでしまいましたが、狂気じみた怪演がドラマのアクセントになっていたと思います。目の下に大きなクマを描いたり、泥だらけ血だらけにしたりと役のために躊躇なく綺麗な顔を汚すところもプロ意識を感じました。
リーザを投獄する時の眼差しがゾッとするほど冷たくて、ニコルが絡むと何をしでかすか分からない危険な雰囲気が漂っていたのが良かったです。このままアンリとニコルが戻ってきたらどんな恐ろしい報復をするのだろうと表情だけで視聴者を不安な気持ちにさせるのが凄いです。回を重ねるごとにどんどん演技が上手くなっていきますね。
アンリに自分が国王である、上の立場であるということを見せつける姿が滑稽に映る一方で、必死で取り繕って無理をしているようにも見えて少し哀しさも感じられます。アンリとニコルの仲を知ったらどれほどのショックを受けて、どんなふうに壊れてしまうんだろうかと今から不安になってしまうくらい、ガラス細工のような繊細さを感じさせる表情が抜群に上手いですね。
カトリーヌの呪いで強い王になったけど、どこか普通と違うというか異質な雰囲気が漂っているところが良いですね。自分の弱さを隠すために必死で取り繕う姿が痛々しく、「すごく怖い」とカトリーヌに泣きながら抱きつく様子はまるで小さな子供のように弱々しく、彼の精神の幼さと弱さを感じさせました。華奢な体型なので王冠や毛皮などの豪華な衣裳が微妙に似合っていないところも彼が国王にふさわしくないことを印象づけていて良いと思います。
華奢な体つきと中世的な雰囲気、少し陰を感じさせる美しい顔立ちが繊細で国王としては心が弱いシャルルにぴったりハマっていると思います。そわそわした態度やキョロキョロと落ち着かない目線から、アンリの態度や表情を気にして脅え、自信をなくしているのが伝わってきました。アンリに挑発されて激昂するシーンも我を忘れたような迫力があり、シャルルの精神状態が正常ではないことが感じられました。
国民からの信頼と愛を実感したことで国王としての自覚が戻ってきたみたいでホッとしました。何をするにも指示を仰ぐようにチラっとニコルの顔を見たり、民衆の前に恐る恐る出て行ったり笑顔がぎこちなかったり、ニコルがいなければ何も出来ないくらい彼女に依存していていまだに普通の精神状態ではないことが伝わってくる細やかな演技が上手いです。
リュックにクロードと星を見に行った思い出を語るシーンが、明るく穏やかで良い表情をしていました。ニコルたちといる時よりも自然で健康的な表情に見え、こっちが本来のシャルルの姿なのでは…と感じられました。昔を懐かしみ、あの頃に戻りたいと思っているような寂しそうな微笑みが見ていて切なかったです。
ニコルたちと一緒にいる時の穏やかで明るい笑顔が本当に幸せそうで、これまでの異様な姿とのギャップに驚きました。すっかり元に戻ったかと思いきや、城に戻ると眼は虚ろなままだし言っていることは立派だけど言葉に温度がないというか芝居の台詞を喋っているようだし、目を剥いてヒステリックに叫ぶ姿は到底正常な精神状態には見えません。シャルルの危うさを繊細で丁寧な演技で見事に表現していると思います。
暗闇の中、顔中血だらけにして洞窟から出てくるシーンが怖過ぎました。無表情で淡々とした口調なのに、語る内容はリスを生で食べたなどショッキングなもので、そのギャップもシャルルの心の闇の深刻さを感じさせました。民衆の前で演説する時の弱々しい話し方やおどおどした態度も、彼がもう国王としてやっていけない状態であることを感じさせ、フランスの危機的状況が際立ったのも良かったと思います。
腕をだらんとさせてトボトボと廃人のように歩いていたかと思えば、血だらけの姿でカトリーヌを突き飛ばす今までにない暴力的な姿を見せるなど、精神状態が不安定なシャルルの様子を見ている側が恐怖を感じるくらい繊細且つ大胆に表現していると思います。中世的な美しい顔立ちをしているので、余計に目の下のクマや血だらけの口元の異様さが際立つところも良いですね。
ますます顔が青白くなって目の下のクマも色濃くなり、あきらかに正常ではない雰囲気を醸し出していて上手いです。話す相手と向き合っているのに目は合っていない、話を聞いていない感じが虚ろで伏し目がちな眼差しから伝わり、もはや会話にすらならないシャルルの異常さを感じさせたところも良かったと思います。
目が死んでいるというか、暗く澱んでいて生気が感じられず、一目見ただけで普通の精神状態ではないことが伝わってきます。シャルルのこの不安定な様子が、今のフランス国家をそのまま表しているように感じられ、視聴者に危機感を抱かせるところも上手いなと思います。
目の下の濃いクマややつれた表情、挙動不審な動きで彼が体験した恐怖の大きさと心の傷の深さを丁寧に表現していたと思います。弱々しい話し方も心が壊れてしまったような、精神的な脆さが感じられ、フランスはこれからどうなるんだろうという不安を演出していたのが良かったです。
中世的な顔立ちとヒョロッと華奢な体型がシャルルの幼さをより印象強くしていて良いですね。水を汲んでくるのも拒否していた最初の頃と比べると、顔つきがはっきりしてきたというか、キリっとした緊張感のある表情をしていることが増え、様々な経験を積んで国王としての自覚と責任が少しずつ芽生えてきたのかなと感じさせます。
16話で爆破に失敗し市民に囲まれた時のパニック状態の表情が、シャルルの未熟さをより強く印象づけていたと思います。きっと失敗すること、誰かが裏切るかもしれないことを想定していなかったんだろうなと、彼の甘さと経験不足が容易に想像出来ます。カトリーヌがいないと何もできないという頼りないイメージを上手く醸し出していたと思います。
カジノで全額賭ける時の自信満々な表情や、将軍たちが毒殺された時の取り乱し方など、「この国王で大丈夫なのかな」という若さゆえの怖いもの知らずさや精神の幼さを上手く醸し出していると思います。シャルルが頼りなく見えるほどナルシスやカトリーヌの必要性やフランスの危機感が際立ちますし、スペンサーの青臭さ漂う演技は良いスパイスになっていると思います。
戴冠式前の不安そうで心細そうな表情が印象的でした。最近は表情が引き締まって大人っぽさが増していましたが、やはりまだ若い少年らしいあどけなさが残っていて、フランソワの出番がなくても彼の偉大さが感じられたのが良かったです。メアリーを見つけた時のホッと安心したような笑顔にも幼さがあり、若い国王という印象をより強く感じられました。
国王になってからずっとナルシスの言いなりで、見ていてもどかしい気持ちになっていましたが、10話のクロードの一件で自分が何とかしなくてはと一気に国王としての自覚が芽生えたのが、緊張感漂う引き締まった表情やキリッとした強い眼差しから伝わってきました。ナルシスの取り巻きをけん制するシーンでも、表情や言葉に威厳や迫力、重みが感じられたのが良かったです。
今までは言動も行動も軽率で緊張感に欠けて頼りない印象でしたが、フランソワが亡くなったことで国王としての責任感が芽生えたのか、表情も引き締まって協議会のおべっかにもちゃんと気が付いたり、メアリーを気遣ったり、大人として、国を治める者としての成長が見られたのが良かったです。
4話でフランソワを助けるためにデルフィーヌを連れてきましたが、フランソワのためというよりまだ国王になる覚悟がない自分のためという思いが強く感じられたのが良かったです。何をやるにも表情に真剣さがなく、緊張感も自覚もなさそうな不貞腐れたような態度が、見た目の若さ以上に内面の未熟さを感じさせて上手いと思います。
3話で大変な不祥事を起こしてしまいますが、若さゆえの軽薄さと世間知らずな感じを人を小馬鹿にしたような表情やキョロキョロと集中力がなさそうな目線の動きなどで上手く表現していると思います。上手過ぎて普通に笑っているときの笑顔さえ馬鹿っぽく見えてきます。「シャルルが後継者で大丈夫なんだろうか」と視聴者に不安を抱かせる、良い演技をしていると思います。
カトリーヌと話している時のあどけない表情や、フランソワやメアリーに時折向ける反抗的な眼差しがシャルルの若さと未熟さを感じさせて良いと思います。次期国王としての実感がなく、着々と準備が進むことに戸惑う姿が頼りなく、フランソワの国王としての偉大さがより際立つところも良いですね。
初登場時は若くてヒョロヒョロと頼りなくてちょっと生意気で、「この子、大丈夫かな」という不安がありましたが、フランソワが亡くなって徐々に国王としての自覚と責任を感じて成長していく姿は見ていて頼もしかったです。悲劇があって精神を病んでしまいましたが、狂気じみた怪演がドラマのアクセントになっていたと思います。目の下に大きなクマを描いたり、泥だらけ血だらけにしたりと役のために躊躇なく綺麗な顔を汚すところもプロ意識を感じました。
リーザを投獄する時の眼差しがゾッとするほど冷たくて、ニコルが絡むと何をしでかすか分からない危険な雰囲気が漂っていたのが良かったです。このままアンリとニコルが戻ってきたらどんな恐ろしい報復をするのだろうと表情だけで視聴者を不安な気持ちにさせるのが凄いです。回を重ねるごとにどんどん演技が上手くなっていきますね。
アンリに自分が国王である、上の立場であるということを見せつける姿が滑稽に映る一方で、必死で取り繕って無理をしているようにも見えて少し哀しさも感じられます。アンリとニコルの仲を知ったらどれほどのショックを受けて、どんなふうに壊れてしまうんだろうかと今から不安になってしまうくらい、ガラス細工のような繊細さを感じさせる表情が抜群に上手いですね。
カトリーヌの呪いで強い王になったけど、どこか普通と違うというか異質な雰囲気が漂っているところが良いですね。自分の弱さを隠すために必死で取り繕う姿が痛々しく、「すごく怖い」とカトリーヌに泣きながら抱きつく様子はまるで小さな子供のように弱々しく、彼の精神の幼さと弱さを感じさせました。華奢な体型なので王冠や毛皮などの豪華な衣裳が微妙に似合っていないところも彼が国王にふさわしくないことを印象づけていて良いと思います。
華奢な体つきと中世的な雰囲気、少し陰を感じさせる美しい顔立ちが繊細で国王としては心が弱いシャルルにぴったりハマっていると思います。そわそわした態度やキョロキョロと落ち着かない目線から、アンリの態度や表情を気にして脅え、自信をなくしているのが伝わってきました。アンリに挑発されて激昂するシーンも我を忘れたような迫力があり、シャルルの精神状態が正常ではないことが感じられました。
国民からの信頼と愛を実感したことで国王としての自覚が戻ってきたみたいでホッとしました。何をするにも指示を仰ぐようにチラっとニコルの顔を見たり、民衆の前に恐る恐る出て行ったり笑顔がぎこちなかったり、ニコルがいなければ何も出来ないくらい彼女に依存していていまだに普通の精神状態ではないことが伝わってくる細やかな演技が上手いです。
リュックにクロードと星を見に行った思い出を語るシーンが、明るく穏やかで良い表情をしていました。ニコルたちといる時よりも自然で健康的な表情に見え、こっちが本来のシャルルの姿なのでは…と感じられました。昔を懐かしみ、あの頃に戻りたいと思っているような寂しそうな微笑みが見ていて切なかったです。
ニコルたちと一緒にいる時の穏やかで明るい笑顔が本当に幸せそうで、これまでの異様な姿とのギャップに驚きました。すっかり元に戻ったかと思いきや、城に戻ると眼は虚ろなままだし言っていることは立派だけど言葉に温度がないというか芝居の台詞を喋っているようだし、目を剥いてヒステリックに叫ぶ姿は到底正常な精神状態には見えません。シャルルの危うさを繊細で丁寧な演技で見事に表現していると思います。
暗闇の中、顔中血だらけにして洞窟から出てくるシーンが怖過ぎました。無表情で淡々とした口調なのに、語る内容はリスを生で食べたなどショッキングなもので、そのギャップもシャルルの心の闇の深刻さを感じさせました。民衆の前で演説する時の弱々しい話し方やおどおどした態度も、彼がもう国王としてやっていけない状態であることを感じさせ、フランスの危機的状況が際立ったのも良かったと思います。
腕をだらんとさせてトボトボと廃人のように歩いていたかと思えば、血だらけの姿でカトリーヌを突き飛ばす今までにない暴力的な姿を見せるなど、精神状態が不安定なシャルルの様子を見ている側が恐怖を感じるくらい繊細且つ大胆に表現していると思います。中世的な美しい顔立ちをしているので、余計に目の下のクマや血だらけの口元の異様さが際立つところも良いですね。
ますます顔が青白くなって目の下のクマも色濃くなり、あきらかに正常ではない雰囲気を醸し出していて上手いです。話す相手と向き合っているのに目は合っていない、話を聞いていない感じが虚ろで伏し目がちな眼差しから伝わり、もはや会話にすらならないシャルルの異常さを感じさせたところも良かったと思います。
目が死んでいるというか、暗く澱んでいて生気が感じられず、一目見ただけで普通の精神状態ではないことが伝わってきます。シャルルのこの不安定な様子が、今のフランス国家をそのまま表しているように感じられ、視聴者に危機感を抱かせるところも上手いなと思います。
目の下の濃いクマややつれた表情、挙動不審な動きで彼が体験した恐怖の大きさと心の傷の深さを丁寧に表現していたと思います。弱々しい話し方も心が壊れてしまったような、精神的な脆さが感じられ、フランスはこれからどうなるんだろうという不安を演出していたのが良かったです。
中世的な顔立ちとヒョロッと華奢な体型がシャルルの幼さをより印象強くしていて良いですね。水を汲んでくるのも拒否していた最初の頃と比べると、顔つきがはっきりしてきたというか、キリっとした緊張感のある表情をしていることが増え、様々な経験を積んで国王としての自覚と責任が少しずつ芽生えてきたのかなと感じさせます。
16話で爆破に失敗し市民に囲まれた時のパニック状態の表情が、シャルルの未熟さをより強く印象づけていたと思います。きっと失敗すること、誰かが裏切るかもしれないことを想定していなかったんだろうなと、彼の甘さと経験不足が容易に想像出来ます。カトリーヌがいないと何もできないという頼りないイメージを上手く醸し出していたと思います。
カジノで全額賭ける時の自信満々な表情や、将軍たちが毒殺された時の取り乱し方など、「この国王で大丈夫なのかな」という若さゆえの怖いもの知らずさや精神の幼さを上手く醸し出していると思います。シャルルが頼りなく見えるほどナルシスやカトリーヌの必要性やフランスの危機感が際立ちますし、スペンサーの青臭さ漂う演技は良いスパイスになっていると思います。
戴冠式前の不安そうで心細そうな表情が印象的でした。最近は表情が引き締まって大人っぽさが増していましたが、やはりまだ若い少年らしいあどけなさが残っていて、フランソワの出番がなくても彼の偉大さが感じられたのが良かったです。メアリーを見つけた時のホッと安心したような笑顔にも幼さがあり、若い国王という印象をより強く感じられました。
国王になってからずっとナルシスの言いなりで、見ていてもどかしい気持ちになっていましたが、10話のクロードの一件で自分が何とかしなくてはと一気に国王としての自覚が芽生えたのが、緊張感漂う引き締まった表情やキリッとした強い眼差しから伝わってきました。ナルシスの取り巻きをけん制するシーンでも、表情や言葉に威厳や迫力、重みが感じられたのが良かったです。
今までは言動も行動も軽率で緊張感に欠けて頼りない印象でしたが、フランソワが亡くなったことで国王としての責任感が芽生えたのか、表情も引き締まって協議会のおべっかにもちゃんと気が付いたり、メアリーを気遣ったり、大人として、国を治める者としての成長が見られたのが良かったです。
4話でフランソワを助けるためにデルフィーヌを連れてきましたが、フランソワのためというよりまだ国王になる覚悟がない自分のためという思いが強く感じられたのが良かったです。何をやるにも表情に真剣さがなく、緊張感も自覚もなさそうな不貞腐れたような態度が、見た目の若さ以上に内面の未熟さを感じさせて上手いと思います。
3話で大変な不祥事を起こしてしまいますが、若さゆえの軽薄さと世間知らずな感じを人を小馬鹿にしたような表情やキョロキョロと集中力がなさそうな目線の動きなどで上手く表現していると思います。上手過ぎて普通に笑っているときの笑顔さえ馬鹿っぽく見えてきます。「シャルルが後継者で大丈夫なんだろうか」と視聴者に不安を抱かせる、良い演技をしていると思います。
カトリーヌと話している時のあどけない表情や、フランソワやメアリーに時折向ける反抗的な眼差しがシャルルの若さと未熟さを感じさせて良いと思います。次期国王としての実感がなく、着々と準備が進むことに戸惑う姿が頼りなく、フランソワの国王としての偉大さがより際立つところも良いですね。