コウノドリ 第2シリーズ

今橋先生の、赤ちゃんや親御さんに寄り添う優しい感じが素敵でした。
白川先生のことも優しく見守り指導しながらも、時には厳しいことも言い成長を信じる姿も、上司として良かったですし、私にもこんな上司が欲しいと思いました。

変幻自在。これぞカメレオン俳優。コミカルからシリアス、そして心のオアシスのような演技までできてしまう。マルチな演技に釘付けです。強烈な存在感ではありませんが、いるとホッとする。人を惹きつける確実な何かを持っています。

コウノドリは他の出演者の方もそうですが、本当に新生児科の先生に見えました。白川先生を見守る厳しさの中にきちんと尊敬の気持ちを持って接していて、“実際の現場でもこんな先生がいるのかな。こんな先生のいる病院なら安心して赤ちゃんを預けられる。”と思える気がしました。

生まれたばかりの赤ちゃんの命を、救う先生役が、とても、はまっていると感じました。ゆったりとしていて、優しい口調で話しているところは、本当に、暖かみを感じ、見ている私も、とてもホッとします。赤ちゃんが大好きな感じが、素敵です。

普段はおおらかで優しく、みんなを見守っている先生。
それなのに、ある先生が医療ミスをしてしまい、逃げようとしたとき、最後まで責任を持ちなさい、と大きな声でキッパリと言いはなった姿が、私も逃げずに頑張れ、と言われている気がして、さすがだと感じました。

第１シーズンから見ています。今回も新生児科の先生ですが、優しい顔をされて赤ちゃんに接している姿、中間管理職で奮闘されている姿を見ると、やくざ役などされている顔とは全く別物になっていてさすが演技派と毎回関心しています。

大森さんには作品を観る度に別人過ぎて驚かされます。
演技がわざとらしくなく、「あー、こういう人いるいる！」ってなります。善人役も悪人役もハマっていてこの人がいることで作品自体が引き締まってくるのが分かります。
コウノドリ第2シリーズでは、新生児科の主任として優しく的確に院内をまとめていく姿がぴったりだと思いました。他の先生方が意見が噛み合わずピリピリしている状況でも、双方の気持ちに沿ったまとめ方をしていてとても頼もしい存在です。本当にこんな先生がいたらいいのにとドラマを拝見する度思います。

大森さんの優しい顔と声が今橋先生にピッタリあっています。
ひとつひとつの言葉に重みがあって、今週のラストのシーンでは思わず泣いてしまいました。
他のドラマや映画では全く違ったキャラクターを演じているので、多才な方だと思います。

産婦人科医たちのサポートをすると共に、赤ちゃんたちを救うことに心血を注いでいる役柄を演じられていますが、大森南朋さんのおっとりとした雰囲気がとてもマッチしていて素晴らしいです。他の先生たちのように命に関わるトラウマではなく、家庭内で立場が危うくなっているということにほのぼのしました。

ものすごく目立つというわけではありませんが、ＮＩＣＵで意欲を持って働くスタッフたちをそっと見守る室長として、頼りがいのある好人物で素敵です。なにかトラブルが発生した時や議論がヒートアップした時は必ず出てきて冷静に助言をするので、ホッとすることができます。いつも落ち着いた印象がある室長ですが、ふとした時にパパの顔を見せるところが微笑ましく感じます。

大森南朋さんは独特な存在感があると思います。出てくるシーンはそんなに多くはないけど、新生児担当として真摯に向き合っている姿が印象に残ります。淡々とした演技ですが、深みもあり役にはまっていると思います。

口数も少なく、とても静かな佇まいだけど、赤ちゃんや親御さんの幸せを誰よりも願っている思いやりや優しさを感じさせる演技だなと思いました。
実際にこういう先生いるだろうなという雰囲気がすごく出ているなと思いました。

産婦人科医のミーティングの中でそれぞれが思う意見が互いの中でぶつかりそうになっている様子に気づきながらも議題を先にすすめるという大人な対応をとられるリーダーの役柄を好演されており、とても自然で違和感がなく観ていて心地よかったです。