『アンチヒーロー』での野村萬斎 (伊達原泰輔役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
野村萬斎 (伊達原泰輔役) は 「2024年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
大仰な台詞に芝居掛かった口調 役柄に色入れ過ぎ その上に細眉にしじみ目 バットマンの悪役ならばピッタリでしょう。 面白い日本のドラマ(話題になってたのは知ってた) 米国ネトフリに入って最初五話迄しか観られず 漸く全話解放されたが 後半著しく彼の演技に目が付く 残念。主役の方の演技も科白と言うより台詞回し過ぎ。サブの役者達は良かった。
公判シーンの演技が、表情の作り方も台詞回しも三谷作品で演じていた勝呂にしか見えなくて残念。せっかくの明墨との直接対決なのに、やり過ぎ演技のせいでシリアス度が下がってしまったのも勿体ない。これくらい分かりやすい敵役の方が良いっていう人も沢山いるだろうけど、私の好みには合わないお芝居で、回を追うごとに癖の強さが増していってコントっぽくなっていくのも苦手で、他の役者さんでも見て見たかったなあって思ってしまいました。
少し極端にデフォルメした芝居は、狂言師らしいところなのだと思います。戯画的というのでしょうか、普通ならこういう人はいないけど、特徴を極端化することで、否応なしに誰も伊達原という人物のキャラを認識できます。出演者全員がこれをやると歌舞伎みたいになってしまいますが、ひとりだけだと好き勝手にまわりを振り回す巨魁というイメージを作りやすい。伊達原という男の本質である権力志向とそこに内包された滑稽さがよく出ていました。メソッド演技による憑依型の演技ばかり評価されがちですが、萬斎さんのようにデフォルメとカリカチュアに満ちた芝居も素晴らしいと思います。
ポアロ役の時も不自然な顔芸やセリフ回しでウンザリしたけど、今回もさらに上回るオーバー演技。もはやコント。 萬斎さん、怪優目指さないでほしいです。
冒頭のスピーチシーン、熱弁は結構ですがものすごく煩いしくどいし、迫力があるとか怖いとか通り越して面白過ぎて笑えてきちゃいました。とにかく我が強すぎて、伊達原というか野村さんが登場するとドラマの世界観から一気に現実に引き戻されてしまう感じがします。何事もほどほどって大切なんだなあって野村さんの芝居を観ているとしみじみ実感します。
アメコミ原作の映画なら、あの薄っぺらい悪役演技が丁度良いかもしれないですね。 せっかくの良いドラマを荒らさないでほしい。 伝統芸能だけに納まりたくないのなら、謙虚に演技について勉強していただきたいと思います。
怖いとか威圧的だとか高圧的だとかはわかる。手段を択ばずにやってきたことも分かる。だが、表立ってやるの人はあんなに上までのし上がれないだろう。ハードディスクを踏み壊している様は狂気で。せめて内に秘めていて欲しかった。やりすぎだ。
高笑いしながらハードディスクをめちゃくちゃに踏み壊すシーンや、明墨の事務所を訪れて盛大に煽る姿など、どれも画面が壊れそうなくらいのクドさとネチっこさで、迫力があるを通り越してコントみたいに見えてしまいました。怪演は結構だけど、周り置いてきぼりで独りよがりな感じがあって、存在が際立っているというのではなく悪い意味で伊達原一人だけ浮いていて、ドラマの質を下げているように思います。
舞台で見るには良いのだろうけれど、少し表現がオーバーすぎて噓くさく見えてしまう。きっとラスボスなんだろうけれど、あまり期待できないかな。あのネチネチもちょっと小物っぽくてあまり好きじゃないかな。
常に含みのある口調や意味深な表情で悪役全開みたいな濃厚さだから、ストーリーの肝になるであろう瀬古を見限るシーンがイマイチ迫力に欠けた気がします。瀬古役の神野美鈴さんの演技が素晴らしかったから余計にオーバーな芝居が表面的で安っぽく見えてしまったのも残念に感じました。
演技がクドくて濃すぎるせいで、何もかもが薄っぺらく見えてしまう。紫ノ宮を牽制するのも、やたらネチっこくて嫌味ったらしくて「小娘相手に何やってんだ?」って興醒めだし、誰が相手でもどんな場面でも終始同じような濃い芝居だから、見せ場の瀬古と二人のシーンもあまり特別感というか6話のクライマックスって感じがなくて勿体ないなって思いました。
せっかくの明墨と対峙するシーンだったのに、くどくて濃い芝居のせいでちょっと安っぽく見えてしまったのが勿体なかったです。あんなにあからさまな悪役っぽくする必要があるのかなあ。演出なのか、野村さんご自身の演技プランなのか分からないけど、やり過ぎるとコントみたいに見えるし、凄みや圧も薄っぺらいものに感じるし、そんな力まなくても良いんじゃないかなあって思ってしまいます。
明墨の最大の敵になる人だろうし、対峙する明墨も癖が強いので濃い目の芝居が必要なのかもしれないけど、ちょっとやり過ぎな気がする。もともと雰囲気も存在感も抜群な方なのだから、作りこみ過ぎると逆に勿体ない気がするし、もう少し力を抜いた繊細なお芝居で主演の長谷川さんとやり合う姿が見たいなって思います。
大仰な台詞に芝居掛かった口調 役柄に色入れ過ぎ その上に細眉にしじみ目
バットマンの悪役ならばピッタリでしょう。
面白い日本のドラマ(話題になってたのは知ってた) 米国ネトフリに入って最初五話迄しか観られず 漸く全話解放されたが 後半著しく彼の演技に目が付く 残念。主役の方の演技も科白と言うより台詞回し過ぎ。サブの役者達は良かった。
公判シーンの演技が、表情の作り方も台詞回しも三谷作品で演じていた勝呂にしか見えなくて残念。せっかくの明墨との直接対決なのに、やり過ぎ演技のせいでシリアス度が下がってしまったのも勿体ない。これくらい分かりやすい敵役の方が良いっていう人も沢山いるだろうけど、私の好みには合わないお芝居で、回を追うごとに癖の強さが増していってコントっぽくなっていくのも苦手で、他の役者さんでも見て見たかったなあって思ってしまいました。
少し極端にデフォルメした芝居は、狂言師らしいところなのだと思います。戯画的というのでしょうか、普通ならこういう人はいないけど、特徴を極端化することで、否応なしに誰も伊達原という人物のキャラを認識できます。出演者全員がこれをやると歌舞伎みたいになってしまいますが、ひとりだけだと好き勝手にまわりを振り回す巨魁というイメージを作りやすい。伊達原という男の本質である権力志向とそこに内包された滑稽さがよく出ていました。メソッド演技による憑依型の演技ばかり評価されがちですが、萬斎さんのようにデフォルメとカリカチュアに満ちた芝居も素晴らしいと思います。
ポアロ役の時も不自然な顔芸やセリフ回しでウンザリしたけど、今回もさらに上回るオーバー演技。もはやコント。
萬斎さん、怪優目指さないでほしいです。
冒頭のスピーチシーン、熱弁は結構ですがものすごく煩いしくどいし、迫力があるとか怖いとか通り越して面白過ぎて笑えてきちゃいました。とにかく我が強すぎて、伊達原というか野村さんが登場するとドラマの世界観から一気に現実に引き戻されてしまう感じがします。何事もほどほどって大切なんだなあって野村さんの芝居を観ているとしみじみ実感します。
アメコミ原作の映画なら、あの薄っぺらい悪役演技が丁度良いかもしれないですね。
せっかくの良いドラマを荒らさないでほしい。
伝統芸能だけに納まりたくないのなら、謙虚に演技について勉強していただきたいと思います。
怖いとか威圧的だとか高圧的だとかはわかる。手段を択ばずにやってきたことも分かる。だが、表立ってやるの人はあんなに上までのし上がれないだろう。ハードディスクを踏み壊している様は狂気で。せめて内に秘めていて欲しかった。やりすぎだ。
高笑いしながらハードディスクをめちゃくちゃに踏み壊すシーンや、明墨の事務所を訪れて盛大に煽る姿など、どれも画面が壊れそうなくらいのクドさとネチっこさで、迫力があるを通り越してコントみたいに見えてしまいました。怪演は結構だけど、周り置いてきぼりで独りよがりな感じがあって、存在が際立っているというのではなく悪い意味で伊達原一人だけ浮いていて、ドラマの質を下げているように思います。
舞台で見るには良いのだろうけれど、少し表現がオーバーすぎて噓くさく見えてしまう。きっとラスボスなんだろうけれど、あまり期待できないかな。あのネチネチもちょっと小物っぽくてあまり好きじゃないかな。
常に含みのある口調や意味深な表情で悪役全開みたいな濃厚さだから、ストーリーの肝になるであろう瀬古を見限るシーンがイマイチ迫力に欠けた気がします。瀬古役の神野美鈴さんの演技が素晴らしかったから余計にオーバーな芝居が表面的で安っぽく見えてしまったのも残念に感じました。
演技がクドくて濃すぎるせいで、何もかもが薄っぺらく見えてしまう。紫ノ宮を牽制するのも、やたらネチっこくて嫌味ったらしくて「小娘相手に何やってんだ?」って興醒めだし、誰が相手でもどんな場面でも終始同じような濃い芝居だから、見せ場の瀬古と二人のシーンもあまり特別感というか6話のクライマックスって感じがなくて勿体ないなって思いました。
せっかくの明墨と対峙するシーンだったのに、くどくて濃い芝居のせいでちょっと安っぽく見えてしまったのが勿体なかったです。あんなにあからさまな悪役っぽくする必要があるのかなあ。演出なのか、野村さんご自身の演技プランなのか分からないけど、やり過ぎるとコントみたいに見えるし、凄みや圧も薄っぺらいものに感じるし、そんな力まなくても良いんじゃないかなあって思ってしまいます。
明墨の最大の敵になる人だろうし、対峙する明墨も癖が強いので濃い目の芝居が必要なのかもしれないけど、ちょっとやり過ぎな気がする。もともと雰囲気も存在感も抜群な方なのだから、作りこみ過ぎると逆に勿体ない気がするし、もう少し力を抜いた繊細なお芝居で主演の長谷川さんとやり合う姿が見たいなって思います。