『ラストマン ―全盲の捜査官―』での福山雅治 (皆実広⾒役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
福山雅治 (皆実広⾒役) は 「2023年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
福山さんという役者は決して器用なタイプの方ではないように感じます。ご自身の歌と同様、あくまでも自分の出せるバリエーションの中で変化をつけているのではないでしょうか。この皆実という役も「ガリレオ」の湯川のように賢い。だからベースは湯川。けれどもっと礼儀正しく、いつも笑顔だけど、それは感情を表に出さない手段だから、そんなテイストを加えて修正している気がします。同時にファンに対して、皆が見たいと思っているだろう福山像を出すというのも、意識しているのではないでしょうか。だから演技がうまいことよりも、これが福山雅治だなと思われることを良しとしているのでしょう。普通はそれに反発をして、芝居ができるところを見せつけたくなるものですが、福山さんは完全に割り切っているのかな。だから上手いとか、下手とかよりも、スターだから許されるし、福山さんらしいという点で評価したいと思います。
そこまでいいとは思いませんが、味のある声で語られる事件の全容はとても聞き取りやすくこちらが感情移入するのを邪魔しない良さがありました。心太朗が抱きついたのを少し驚いた表情と嬉しそうな表情が印象に残りました。
やっぱりどこを取っても福山さんですね。全盲という割には超人的な能力を発揮するので特別視線が合わないくらいの努力はいらないし、喜怒哀楽の激しい役ではないのでやりやすいでしょう。ただ役者としての限界も見えてしまったような気がします。残念です。
台詞の抑揚やセンテンスの区切り方に癖があるせいか、どの役も同じに見えてしまうのが残念です。長い説明台詞なんか、声だけ聞いてると湯川先生とどう違うのか全然分からない。見栄えのする方で主役らしい存在感はあるけど、肝心の演技力が高いとは思えず、無理してドラマに出なくても良いんじゃないかなって思ってしまいます。
相手の位置は把握してるけど視線が微妙に合っていない感じとか、嗅覚や触覚、聴覚を研ぎ澄ませる様子など、全盲の芝居は説得力があってとても良いけど、台詞まわしがいつもの福山さんって感じなのがイマイチ。台詞のトーンも表情もワンパターンなので何をやっても演技が同じに見えて、全盲のFBI捜査官という特異なキャラクターなのに新鮮味が感じられないのも残念です。
アメリカでの捜査の手法とか結構上から目線のセリフが多いですが、サラッというので嫌味というほどではなくセリフの割には普通に入ってきます。パチパチ指を鳴らすのも耳障りではありますが、皆見としては大事なことなので良しとしましょう。
なんであんな風な妙に芝居がかったセリフ回しするんでしょう? 普通に喋ればいいのに。
皆実さんはガリレオのような天才的な人物というよりも不幸や障害を自分の努力で乗り越えてきた秀才。なんでも最初からできてしまう天才のような冷たさはなく、タフな精神力と多少のユーモア持った人物に見えました。とぼけた顔でクスッと笑わすようなことを言うのがお上手ですね。
福山さんという役者は決して器用なタイプの方ではないように感じます。ご自身の歌と同様、あくまでも自分の出せるバリエーションの中で変化をつけているのではないでしょうか。この皆実という役も「ガリレオ」の湯川のように賢い。だからベースは湯川。けれどもっと礼儀正しく、いつも笑顔だけど、それは感情を表に出さない手段だから、そんなテイストを加えて修正している気がします。同時にファンに対して、皆が見たいと思っているだろう福山像を出すというのも、意識しているのではないでしょうか。だから演技がうまいことよりも、これが福山雅治だなと思われることを良しとしているのでしょう。普通はそれに反発をして、芝居ができるところを見せつけたくなるものですが、福山さんは完全に割り切っているのかな。だから上手いとか、下手とかよりも、スターだから許されるし、福山さんらしいという点で評価したいと思います。
そこまでいいとは思いませんが、味のある声で語られる事件の全容はとても聞き取りやすくこちらが感情移入するのを邪魔しない良さがありました。心太朗が抱きついたのを少し驚いた表情と嬉しそうな表情が印象に残りました。
やっぱりどこを取っても福山さんですね。全盲という割には超人的な能力を発揮するので特別視線が合わないくらいの努力はいらないし、喜怒哀楽の激しい役ではないのでやりやすいでしょう。ただ役者としての限界も見えてしまったような気がします。残念です。
台詞の抑揚やセンテンスの区切り方に癖があるせいか、どの役も同じに見えてしまうのが残念です。長い説明台詞なんか、声だけ聞いてると湯川先生とどう違うのか全然分からない。見栄えのする方で主役らしい存在感はあるけど、肝心の演技力が高いとは思えず、無理してドラマに出なくても良いんじゃないかなって思ってしまいます。
相手の位置は把握してるけど視線が微妙に合っていない感じとか、嗅覚や触覚、聴覚を研ぎ澄ませる様子など、全盲の芝居は説得力があってとても良いけど、台詞まわしがいつもの福山さんって感じなのがイマイチ。台詞のトーンも表情もワンパターンなので何をやっても演技が同じに見えて、全盲のFBI捜査官という特異なキャラクターなのに新鮮味が感じられないのも残念です。
アメリカでの捜査の手法とか結構上から目線のセリフが多いですが、サラッというので嫌味というほどではなくセリフの割には普通に入ってきます。パチパチ指を鳴らすのも耳障りではありますが、皆見としては大事なことなので良しとしましょう。
なんであんな風な妙に芝居がかったセリフ回しするんでしょう? 普通に喋ればいいのに。
皆実さんはガリレオのような天才的な人物というよりも不幸や障害を自分の努力で乗り越えてきた秀才。なんでも最初からできてしまう天才のような冷たさはなく、タフな精神力と多少のユーモア持った人物に見えました。とぼけた顔でクスッと笑わすようなことを言うのがお上手ですね。