※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.8 /5.0(55%) | 911位 /1088件中 |
キャスト 2.9 /5.0(58.4%) | 962位 /1088件中 |
演出 2.8 /5.0(55%) | 919位 /1087件中 |
音楽 3.2 /5.0(63.4%) | 705位 /1088件中 |
感動 2.7 /5.0(53.4%) | 758位 /1083件中 |
笑い 1.9 /5.0(38.2%) | 914位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(54.6%) | 789位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 2.8 /5.0(55%) | 911位 /1088件中 |
キャスト 2.9 /5.0(58.4%) | 962位 /1088件中 |
演出 2.8 /5.0(55%) | 919位 /1087件中 |
音楽 3.2 /5.0(63.4%) | 705位 /1088件中 |
感動 2.7 /5.0(53.4%) | 758位 /1083件中 |
笑い 1.9 /5.0(38.2%) | 914位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(54.6%) | 789位 /1080件中 |
2人が余命宣告を受けている人って時点で物語のゴールには死があることは分かっていたから、どんなふうに最期を迎えるのだろうと思っていたが萬木先生の死はそのシーンさえなくとても突然で何の跡形もなく消えてしまった。そして先生の大事にしていたトマトを育てた一花も成人式を迎えるも亡くなってしまうのだが、その最期の描写もなかった。闘病のドラマではないからそれでいいのかもしれないけれど、綺麗に死にすぎ。人はそんなに簡単に綺麗になんて死ねないのだ。そこが軽く描かれたことで物語もチープになってしまった気がする。
もう死ぬ何日も前からお別れだって言っている萬木先生と、明日が最後の一日であっても最後まで使い切ると言った一花。一花ちゃんに引っ張られるように萬木先生に生きる気力が戻ったのが嬉しい。病室でのキスはさせてあげたかったなー。それに代わるように大学構内で一花ちゃんのためだけに行われた講義はとても素晴らしかったし一花ちゃんへの愛の言葉に思えた。でも死ぬことと対極にいるような元気な学生にこそ聞いてもらいたいものだったようにも思えたのでそこは残念だったかな。
一花は心臓の病気で、ゆるぎさんはガンなのかな?詳しい病名や病状が伏せられているから分からないけどもうすぐ死ぬってことは分かっていた。一花ちゃんとやっとお互いの好意が確認できて二人で楽しく穏やかな時が過ごせているのに、やっぱり病気は追いかけてくるのね。病気となれば死ぬ前日まで普段通りってわけにいかないもんね。もう入院してそのままなのかな?その前にもう一度だけ講義ができればいいな。そしてそこには最前列で聞いている一花ちゃんもいてほしい。
兄弟がいないのでよく分からないけど、弟が姉にお前1人の体じゃないんだ!みたいなことって普通に言うのかね?心配なのは分かるし家族だから1日でも長く生きてほしい、そのために無理してほしくないって気持ちは分かるけどその言葉はちょっと気持ち悪かったかな?その点お母さんは最後まで命を燃やして恋をしたいって一花ちゃんの気持ちが分かっていそう。でも今は2人とも元気だからいいけど、お互い病気がしんどくなったら人に構う余裕ってあるのかね?なかなか死ぬのって綺麗事じゃないからね。
ゆるぎ先生の立場に立ってみれば若くして余命宣告を受け自分が世界で一番不幸なんじゃないかって思って構われて当然と思っても仕方ない部分ってあると思うんだよね。支えてくれる立場だと思っていた一花が実は同じように大変な病気を抱えていたってなったら、なんだか今までの自分の態度を恥ずかしいと思う気持ちも湧いてきそうだな。ただお互いが支え合うことで豊かな時が過ごせて、少しでも長く楽しく過ごせるなら恋愛も悪くない。どこにいても死ぬのなら好きな人と一緒に過ごしたいって一花ちゃんの気持ち、分かるなー。
ポイントはゆるぎ先生の表情の読めなさが吉と出るか凶と出るかだな。良く見れば自分の苦しい境遇を見せないためにわざと鈍感なふりをするって感じもなくはないけど、悪く見れば先生って一花ちゃんのことあんまり好きじゃなさそうだよねって見えてしまう。ノリが悪いっていうかそれだけ大人っていうか。そんなゆるぎ先生を真っ直ぐに見つめる一花は悪くないけれど、外でハンドルだけ持っての妄想ドライブデートはキツいでしょ。あれは場所を変えた方が良かったと思う。
病気には見えない元気な二人に原作のイメージと違いすぎるキャスト、脚本も唐突な展開ばかりで余韻がなく強引なだけのヒロインにも感情移入できない。もう少し年齢を考えてキャスティングするべきだし、きちんとした俳優さんを使うべきでは?
下手まではいかないまでもやっぱり俳優さんの演技ではないので、見ていて気持ちが入らない。
束の間の恋か。一花もそんなに長くは生きられないのに自分の事情は一切話さず先生の話を聞いているのはとても偉いし強いなと思いました。二人共が病気で支え合えたらその分長く生きられそうだし生活の質も上がりそうな気もするけど実際はどうなんでしょう。いつか死んでしまうのは決まっていてそれが早いか遅いかだけだと考えている一花は強い。束の間だって誰かに恋して愛される時間があってほしい。長い一生を生きてもそんな恋に逢えるとは限らないのだから。
毎回感動してます。画面が美し過ぎて、ただただ儚い。最近にない、純愛ですね。
若くて健康にしか見えない若者と対極にあるような死、命の期限が迫っている中での純愛は哲学的ではあるけれど綺麗に書きすぎるとなんか嘘っぽく感じてしまうので難しいですね。イチカの友達が成人式の振袖を嬉しそうに選ぶのを見ながらその頃まで生きていられるかをふと思ったり、ゆるぎ先生がもうすぐ死ぬんだと言ったりと死を予感させるセリフはありながらも、具合が全然悪くなさそうなのであんまり悲観的にもならずいいのだけれどその分感情移入もできなくてイマイチ盛り上がらない。
余命宣告を受けている『哲学講師」と「生徒」との束の間の恋の物語という重くなりがちなテーマを終わる最後の瞬間まで“束の間”のあたたかく優しい時間が流れるようなドラマ作りをしたいという番組ディレクターの思いがどのように展開していくのか楽しみ。
大学の先輩かと思っていたゆるぎさんが先生でびっくり。ちょっと若すぎて舐められてる感がなんとも情けなく惹かれない。二人が、というより今の時点では一花の方が盛り上がっているのみではあるが、恋愛に高校の教師と生徒くらいの背徳感がないのは生徒側が18歳以上だからなのだろうか?それより病気の二人ってことが重要だからそこはライトに描かれているのかなとも思った。一花ちゃんの病気がわかった時、2年しか生きられないと思うのか2年あれば大学生にもなれると思うのかではその後の幸福度は全然違ってくる。一花ちゃんの考え方がとても好きだなと思った。