天国と地獄～サイコな２人～

まず、入れ替わった2人の演技が素晴らしい。
違和感を感じさせず、入れ替わっている。
１話で、望月はベッキーとあだ名がつくぐらい、べきべき言ってたのに、入れ替わってから、あまりべきべき言わないのは少し気になる。性格も、あんなに勇ましかったのに、入れ替わってから、なよなよした、少しか弱い感じになってしまった感もある。
容疑者を追う側から、追われる側になったので、弱くもなるのかな。
柄本佑も、これから色々絡んできそうな、ミステリアスな感じが良い。
最後の、入れ替わった状態での殺人には、とてもびっくりした。望月は、元に戻ることを希望にして頑張っているのに、戻っても殺人犯になるなら、もう、何を頑張ればいいのかもわからなくなる。
どうすれば望月は幸せになれるのか、日高の過去に何があったのか。
これからが楽しみなドラマ。

望月と日高の入れ替わりから、明らかに雰囲気や口調も変わったのに、望月の同居の彼氏も気付かないのには少し違和感があったが、仕事ではポンコツ部下の八巻が、まさか一番に入れ違いを察したのには少し感動すらした。
逮捕を免れようと、証拠品の手袋のすり替えをミスるあたりも、ポンコツ八巻らしい！と思った。そんな怪しい動きも何故かスルーで、まんまと証拠隠滅に成功して話が進んでいくのも少しムリがあるかな～？と思うが、ダブル主演の俳優や、キャスティングの良さと、大胆な入れ替わりストーリーという所で、結末が気になり、見入ってしまう。

前回ミラクルを起こした八巻だったのに今回はほんとにポンコツでイライラした。こんなポンコツに自分の運命を託さなきゃいけないなんて綱渡りしてるようで心許ない。まだあのライバル刑事に見つかった方が良かったのについてない。せっかくの手袋入れ替えも左右逆だし、失敗した時の情けない顔にイライラ。しかももうバレたし‥何やってんだよ八巻。連続殺人に奄美の伝説を絡ませてくる、持つと呪われる石。サイコパスが起こしたのか呪われて動かされているのか？まだまだ謎が多くてワクワクする。

八巻が手袋をすり替えるシーン、必死に頑張ってるのは分かるけど鈍くさ過ぎてハラハラしました。日高が何を考えてるか全く読めないから、視聴者の自分も彩子たちと同じように彼に振り回されてる感じがして、非現実的なドラマだけどつい共感してしまうというか、その世界観に入り込んでしまいます。ラストの殺人シーンも衝撃的でした。日高が見ていた「４」という落書きが何なのか、誰かの指示で殺人を犯しているのか、入れ替わりの伝説との関わりなど次々謎や伏線が出てきてますます面白くなってきました。

綾瀬はるかの日高は相変わらず格好いいし妖艶というか色気が半端ない。高橋一生は入れ替わり後はちょっとナヨナヨし過ぎで普通の女の人っぽかったけど、段々望月らしさが出てきて良かった。ただ八巻がポンコツ過ぎてピンチになったりするのが、ストーリー展開のために登場人物を動かしてる感じでちょっと残念。シヤカナローとは？日高が４を見て流れたアニメとかは何？陸は何の依頼を受けて４を消してたの？とかどんどん謎が増え過ぎて、引き込まれていくけど、ちゃんと綺麗に回収されるのか不安になってきた。

頭脳派の日高の手のひらで、彩子たちが転がされている状態のようでハラハラしました。
せっかく八巻が、彩子と日高の入れ替わりに気付いたのに全くの役立たずでがっかりです。
手袋は逆にするし、日高にカマかけられて彩子と手を組んでいることがバレてしまったじゃないですかぁ～もう！
彩子が行った奄美でも、以前日高がいたとの事以外、『入れ替わり伝説』の全容が不明ですね。
あの「４」の数字をみて焦る日高と、それを消している陸（日高がこっそり仕事を頼んだ？）のシーンになにか隠されている気がします。
彩子の姿で猟奇的な殺人を動画で取る日高が「これで共犯」と言っているのが怖かったですね。

ドラマを観る前は入れ替わりと言う設定がチープな感じがしてあまり期待していなかったが、いい意味で期待を裏切られて今のところ今期1番面白いと思う。主演2人の演技力の高さで、入れ替わった後も違和感なくストーリーに集中して観れている。むしろ入れ替わってなければ、日高のサイコな部分も彩子の猪突猛進なところも飽きてきていたかもしれない。サスペンスもの特有の緊張感を、一生さん演じる彩子の乙女感で和ませてくれている。本格的なサスペンス、刑事ものが観たいと言う人には少し物足りないかもしれないが、日曜劇場と言う放送枠も考えると幅広い視聴者にウケるのではと思う。
2話の後半では、陸の怪しい目線や、八巻の入れ替わりへの気付きなど、大きくストーリーが展開していく要素が盛り込まれていて、続きが気になる展開に持って行く演出も素晴らしい。

2話は1話よりコミカルなシーンが多くて、だからこそ彩子が「どうしてこんな目に…」と泣きながらナッツを投げつけたり、日高に殺されかけるシーンのシリアスさがより際立って見えて、笑いと緊張感のバランスが良くて見ごたえがありました。入れ替わりに気付いた八巻、本当にお手柄ですね！彩子に味方が出来てホッとしました。例の皮手袋、ラストで小学生が拾ってたけどどうなるんだろう…。笑ったりハラハラドキドキしたりと感情が忙しくてあっという間に1時間が過ぎちゃいます。

高橋一生さんの演技に釘付け！ほんとにどっからどう見ても女の人なんだよね。座り方ひとつとっても女の人。ほんとにすごいよね。でも初回の入れ替わる前の綾瀬さんが女っぽいって言うよりも手柄に取り憑かれたちょっと子供っぽいキャラクターだったから高橋一生さんのキャラとはちょっと違っちゃってるのが残念だな。入れ替わりやすいように男寄りに寄せた結果、高橋さんの方が女っぽくなっちゃったのが皮肉だね。
気づいた八巻さんすごい！！なんか惚れちゃうかも（笑）

魂が入れ替わったふたりを綾瀬はるかさんと高橋一生さんが演じきっていて素晴らしかったです！化粧してる望月さんもセクシーで良かったですね。まさか最初から陸くんとイチャイチャするとは思いませんでした。どういう気持ちだったんでしょうか。。股間を見ないようにしていた日高さんのバタバタは面白かったです。革手袋を処分しなかったのはお母さんからのプレゼントだということですが、それが事件の伏線にもなっているのでしょうか。日高さんのナッツアレルギーを知らせずに食べさせるとはかなり悪どいですね！ぞっとしました。

時々入るアニメがシュールで良いですね。
『スイッチエンターテイメント』と言っているだけあって、ただハラハラするだけじゃなくって、時々小さな笑えるシーンがはいっているのも面白いと思います。
あんなに推理力がある彩子よりも日高の方が何歩も先を読んでいて、駆け引きが日高有利になっている中、急展開に驚きました！
まさに「でかした！八巻！」とホッとしましたよ。
ただ、入れ替わる前の彩子って、もっと勇ましかったと思うんですよね。
高橋一生さんに変わった途端、とっても可愛らしくなったのが気になりますね。
ナレーションの綾瀬さんの声が落ち着いているので、高橋さんの高い声での話し方と違っていて違和感があります。
まぁ、それを差し引いても面白かったです。

日高の表情が全て怖い。サイコパスのような無表情ももちろん怖いのだけど、笑顔が何を考えているのかわからなくて恐怖を感じる。

１話ですでに日高と望月が入れ替わってしまったが、入れ替わり方は階段から落ちてというよくある典型的なものでつまらなかった。サイコパス感を出すために日高が意図して階段から落ちたりしたほうが展開的にも恐怖感が増してよかったのでは？

入れ替わって以降、少し違和感を覚えるのは、望月は元々男勝りなキャラなのに、入れ替わった途端女性らしさ全開になっていた所。入れ替わったということを強く感じさせるための演出なのだろうけど、少しやりすぎだと思う。

考えていることが顔に出てしまうタイプだし、自分が褒められたり河原の鼻をあかしてやりたいという欲求隠そうともしてないのに、自分がそれなりの刑事だと信じて疑わない彩子のキャラは正直刑事としても人としても最悪だと感じた。彩子役の綾瀬さんが自分の利益のために他人が殺されないかと願うキャラを演じるとは思っておらず、彩子は真っ直ぐすぎて空回りしちゃうくらいだと思っていたためとても意外だった。
逆に日高役の高橋さんはサイコパス感が似合いすぎていたので、被害者が一人暮らしという情報をうっかり漏らしてしまった演出は不自然に感じた。
満月の日に階段から一緒に落ちて入れ替わるという展開はよくあるものだけど、入れ替わった後のご機嫌な日高を演じる綾瀬さんと、自分の不利益を計算して犯罪を見逃そうとしている彩子を演じる高橋さんの性別を越えた演技は凄かった。ただ彩子の魂が入ったとは言え、演出としてはわかりやすいけど元々声が高くない彩子の声が日高に入った途端に高くなるのは少しやり過ぎな気がしました。

ドラマの最初の部分ではよくありがちな、熱血でちょっと空回りしてしまう女刑事の物語かなという印象で、これで今後の展開は面白くなるのかな？とあまり期待できずに見ていましたが、犯人を追う綾瀬はるかとサイコパスな殺人鬼の高橋一生が入れ替わった場面から、このドラマの面白さがじわじわと湧いてきました。まるでジェットコーターのようなドラマだと思います。
犯人を捕まえたいけれども自分が入れ替わってまったことで逮捕したくて捕まえられない綾瀬はるかと、入れ替わったとを楽しもうとている高橋一生の立場逆転の関係が、今後どうなるのか。続きが気になって仕方ないです！

こういう入れ替わりがテーマの非現実的なドラマって、面白さが入れ替わった当事者たちの演技にかかってると思うんですが、綾瀬さんも高橋さんもさすがの上手さでグッと引き込まれました。彩子は確かに正義感は強いんだろうけど、思い込みが激しいし極度の負けず嫌いだし、こういう人がチームにいると輪を乱して初動捜査がスムーズにいかなくて捜査が難航しそう。河原の言っていたように手柄をあげて周りを見返したいという承認欲求の方が強く感じられて、彼女もまた日高と同じように紙一重な一面があるなと思いました。正反対な二人に見えて意外と共通する面があるのかも。主演2人だけでなく脇役も演技派揃いで見ごたえがあり、今後の展開が楽しみです。

『男女入れ替わり』ってよくあるドラマだよねぇ、なんて思いながらみていたら想像以上に面白かったです！
序盤、彩子があれだけ「手柄をあげる」と力んでいたのには引いてしまいましたが・・
推理力と勘があるのに、捜査一課のみんなから虐げられている理由が分かった時にはなるほどな、と。
彩子と日高が階段から落ちた時に『スイッチ』したシーンはよくある演出だったので、そこは残念。
でも彩子の猟奇的な笑顔と、日高の乙女チックで怯えたような困り顔が凄くって、一体どうなるのかとドキドキしました！

綾瀬はるか演じる望月彩子が、すごく正義感あふれて勢いのある、いかにもやる気マンマンな刑事で、仕事に対して前向きで一生懸命な姿に心打たれました。口が悪く荒々しい上司である河原主任にたてついて、いつも喧嘩調子になっていましたが、結局河原も犯人を捕まえることへの情熱を自分以上に持っていたと気付かされたシーンは気持ちがこもっていてすごく良かったです。最後、望月彩子と日高が入れかわってしまって、ドラマのタイトル通り天国と地獄がそっくり入れ違ったのでゾッとしました。

中身が入れ替わってしまうドラマは色々あったけど、殺人鬼と警察官というシビアな入れ替わりは始めて見たためとてもスリルがありました。望月があと少しで日高を追い詰められるとこだったのに、この先絶望的な展開しかみえず見るのが怖いですが、でも気になるというとてもクセになるドラマでした。高橋一生さんのサイコパスな演技はやっぱり似合うなと思っていたら、綾瀬はるかさんのサイコパスも激ハマりで、新たな一面を見ることができました。

話が進んでいくうちに入れ替わる設定じゃなくて、このまま入れ替わらない状態のまま話が続いても面白いのではないかと思った。綾瀬はるかが結構男っぽい役だったのに、入れ替わった先の高橋一生がそれよりも女っぽくしてから、なんか違うと思った。心が入れ替わった後の綾瀬はるかの演技もすごくよかったけど、高橋一生がサイコな役をしてるのを見たかったかな。とりあえず、この後どう話が進んでいくのかが全く想像できない。最後らへんの、いい感じの雰囲気の時に流れる歌が手嶌葵のバラードだったから感動系なのか？！と不思議に思った。曲が意味深な分どんな展開になっていくのか興味がある。

正義感の強すぎる刑事望月が自分なりになんとか日高を捕まえようと頑張っている姿が良かったです。警察という男社会でなんとか手柄をたてようとするところはなんだか切なくて健気さを感じました。
高橋一生さんのうさんくさい笑顔がとても似合っていました。満月に唐突に入れ替わってしまい、びっくりしましたが、その後のお二人の演技が中身がそのまま変わったように見えてさすが素晴らしかったです。
これからの展開が楽しみです！

出演者の方々の演技はすばらしいし、高橋一生さんのサイコパスはさすがですが、じゃじゃじゃじゃーんという挿入音楽というか効果音と首を鳴らす効果音が逆効果でがスリル度を下げていると思った。無い方が話が怖くなるんじゃないかと思う。

やっぱり入れ替わるのって満月の夜に2人で階段転がり落ちなきゃいけないの？？その設定は鉄板なの？？なんかそこは変えても良かったんじゃないかなって思った。綾瀬さんの演じる刑事は手柄手柄って自分の出世のことしか考えてなくて残念。誰も亡くなった人の無念を晴らすためとか思ってくれないのね。なんだか悲しかった。捕まえるってことに重点を置いちゃうとそうなのかな。犯人を捕まえれば自分が出世するならなんかポケモンを集めてレベルアップするようなもんになっちゃうのかね。死人が置いてきぼりでかわいそうだった。