女子高生、僧になる。

なーんだ、最終的に僧になる道を歩き始めたってことね。女子高生が僧になるのかと思っていたからちがうじゃん！と思っていた。ま、進路なんてこういうモラトリアムな時期があってそれから選ぶでもいいよね。借金の貸し剥がしは土壇場で急に動き出しちゃってうまくいくところがドラマだなと思いましたが、全てうまくいく最終回ですっきり終われて良かったです。麦ちゃんはこのままデレクター業の方で頑張った方がいい気がするけどね。お寺の内情はそれぞれだけどその一端を見れたようでよかったです。

僧のアイドル化はどこかの団体から苦情が来るんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、仏前結婚式に落ち着いてくれてよかったです。お寺で結婚式なんて考えたことないから新鮮だけど、やるとしたら自分の先祖が眠っているお墓のあるお寺だろうね。SNSで拡散するやり方はやっぱり今どきの若い子で、その路線を外さないのは賭けだけど面白いかなとも思いました。そして急な貸し剥がし‥こちらは違和感しかありませんでしたがこれでお寺が取られて終わるのはなんだか嫌だなと思いました。

最後は心、ということか？僧侶の采配は良かったけれど特に普通のことを言ったまででそこまで特別な何かを感じたわけじゃない。そしてあんねにはちゃめちゃな葬儀や模擬葬儀だったのに葬儀社がこれからもよろしくなんていうわけない。ままごととしか感じられない運営にどこまで視聴者がついていけるだろうか。若い人にお寺のことを興味を持ってもらいたいって主旨なのか？はたまたイケメンにうつつを抜かすためのものなのか、どちらも中途半端でつまらない。

3回まで見たけど高校は卒業したから女子高生じゃないし、僧になったのは幼馴染で麦はなんの資格も持たないお寺のお手伝いでしょ。タイトルから間違えている。そしてずっとお寺の仕事を見てきたなら分かるけど、何にも知らないのに自分の感覚でなんでもやりすぎ。精進落としがサラダバーとかありえない。麦たちの方はたった一回の失敗かもしれないけど、葬儀をやる方にしたら一生に一回の失敗なのだ。キャッチーなタイトルつけたら釣れるかもしれないけどそれだけ。なんかいろいろばかにしている。