『おかえりモネ』での藤竜也 (永浦龍己役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
藤竜也 (永浦龍己役) は 「2021年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
さすが名優です。いるだけで存在感があります。個人的にも宮城の港町の出身なので、龍己さんのようなカキ養殖の漁師さんたちも知り合いがいましたが、雰囲気はそのまま漁師さんです。本物はもっと日焼けして色黒な人が多いですが。いかにも自然を相手にしている者らしい厳しさと、百音らに対する時の優しさと、苦しみながらもあがく強さと、そんな人間らしい姿を感じさせる芝居は、画面の中にいるだけで役者陣がよい緊張感と同時に安心をももたらしているように見えます。
息子には防波堤のように強く立ちはだかり、嫁には気遣いを見せ、孫には甘く優しく語りかける。「モネちゃん」って優しく呼ぶのが好きです。「カエルちゃん」って呼ぶシーンもありましたね。転生していたおばあちゃんの植木を抱きしめる姿が愛おしかったです。
「続けることと、やり方を頑なに守り続けることは違う」と言う時の龍巳さんはカッコよかったし、「100年後もおじいちゃんのような漁師がいて欲しい」とモネに言われた時のクシャっとした笑顔が素敵だった。おばあちゃんの生まれ変わりのブナを気に入って龍巳さんの手に渡るのがなんともこの作品らしくて幸せな気持ちになりました。
どんな時にも淡々と自分にできることをできるだけやってきたタツミさん。そんな生き方にみんなが勇気づけられて来たんだな。耕治さんの申し出を嬉しい気持ちもありつつ厳しいことをいう姿は愛情深く、そして海の男の気概も見えた。かっこいい!
じいちゃんなりにみんなのことを考えて一番いい方法。それが永浦水産を段階的に閉じることだったんだろうな。永浦水産にしがみついて、みんなの夢や自由を奪うようなことしたくなかったんだろう。それだったら、耕治さんに有無を言わせず継がせてただろうし。たくさんの悩みで一気に老け込んじゃったみたいで、ちょっと心配。
モネとアワビの開口日の話をしている時は穏やかで。水の濁りは南からの風と聞いた時の顔はちょっとニヤリといやらしい顔で。最近元気なかったから、ちょっとホッとした。
じいちゃん明らかにくたびれてる。竜巻の被害も一番いいとこだったみたいだし。それでも亜哉子さんの夢かなえさせてあげようとする心があたたかい。しぶとく頑張って欲しい。
強いんじゃないよ、しぶといんだな。またまたタツミじいちゃんの名言が出ました。でもほんとにそう。津波が来ても竜巻がきても命さえあれば笑える日がある。何度も何度も困難を乗り越えたじいちゃんの眼差しはあったかくて強い。今日も癒されちゃったなー。
俺のハニーかあ。きっと昔からハイカラな人だったんだなあ。生き方も。年配の人でハニーとかワイフとか言うひといるけれど、なんだかしゃっきりしていてカッコいいイメージで。それを本当にそのままな空気感で演じていて素敵だと思う。
今朝の俺のハニーには参ったね(笑)こんな風にとってもチャーミングなおじいちゃんになりたいもんだ。きっと昔流行ったCMみたいにおばあちゃんが生きていたら一緒に手を繋いでお散歩するのかな?亡くなってる人をふっと思い出させてくれるおじいちゃんが温かくて好きです。
今日の美波さんの話。新次さんはまだ美波さんを手放せなくて怒り狂った。だけど、美波さんのお母さんとおじいちゃんはもう黄泉の国の話をしていた。これが歳を重ねるってことなんだろうな。どっちがいいとか悪いとかじゃなくて。ちらっと見た亡くなったおばあちゃんの遺影を見る目が優しかった。
じいちゃん決めてて、ちょっと怖いくらいカッコよすぎ。あの雰囲気なのにモネちゃんと呼ぶ声は温かくて優しくて、包み込むような大きさを感じる。先生に挨拶するところはちょっとコミカルさもあって可笑しかった。
ちょっと照れ屋のおじいちゃんに、あの時はありがとね、おかげで助かったよー!なんて言われたら、モネちゃんじゃなくても嬉しくて小躍りしたくなっちゃうよね。その言葉は麻薬。そうかもしれない。おじいちゃんに言われるなら私も頑張りたい(笑)
じいちゃんのあの大きな包み込むような頼りがいのあるどっしりとした雰囲気と落ち着いた渋い声、年老いて少し衰えてきている雰囲気が融合していて。電話を受けてメモをとってという動作の中にしっかりと時間が流れていて。メモのちょっと歪んだ文字までもじいちゃんらしくて。
龍己じいちゃんの「漁師は意地だ」という言葉が、何か本質をついているようで、言い方とも相まってとても重く響いた。借金を抱えて船を失った時点で終わりだという言葉も冷たいようだけれど、どうにもならない感じが藤さんの口調から伝わってきて余計に苦しかった。
雅代ばあちゃんと一緒にいるときの龍己じいちゃんが、今までで一番生き生きしていて。表情だけで幸せとか充実とかを感じることができた。それが一転震災後の龍己じいちゃんは、少し映っただけだけど本当に厳しい表情をしていた。セリフはそんなに多くないのだけれど、見ているだけでいろんなことを感じ取れることができる。すごいと思う。
不器用に針を動かし編み物をしている姿がとても素敵だった。動かしている手の不器用さと編み上がりの美しさと、そのギャップがまた良い。孫二人の会話に耳をダンボにしていて、心囚われている感じもじいちゃんのあたたかさや優しさや穏やかさを感じられて。すっかりじいちゃんのファンになりました。
かっこいいなー。いるだけで場がしまるしかっこいい。ほんとに船も操縦できちゃうんじゃないのって思う貫禄はどこから来るのか、役者さんってすごいね。孫二人をほんとにかわいがっているのが見てわかる。もねちゃん、みーちゃんって呼ぶのが好きだな。
じいちゃんはあまり多くは語らないのだけれど言葉に重みがあるというか厚みがあって、姿で物を語っている感じが渋くてかっこいいなと思います。少し画面にうつるだけで目を奪われてしまいます。地道に生きてきた感じがとても強くて好きです。
渋くてかっこ良くて口数も少なめの龍じい。孫のモネのこと心配なんだよね。サヤカさんにこっそり電話して様子聞いていたりして。どうしてモネが島を出たいと言ったのかはわからないけれど、高校時代の様子がおかしかったこと、でも素直な良い子なこと一生懸命サヤカさんに伝えていて。あの電話の様子だけでモネが龍じいにとってどんな存在なのかわかって良いシーンだと思いました。
海と山はつながっていて、一見関係ないように見えて役に立っているという話を子どものモネにしている姿がとても印象的でした。決してきれいな姿ではないけれど、あたたかさや大きさや今まで生きてきた時間のようなものまで感じて、とても深い言葉だったと思います。
さすが名優です。いるだけで存在感があります。個人的にも宮城の港町の出身なので、龍己さんのようなカキ養殖の漁師さんたちも知り合いがいましたが、雰囲気はそのまま漁師さんです。本物はもっと日焼けして色黒な人が多いですが。いかにも自然を相手にしている者らしい厳しさと、百音らに対する時の優しさと、苦しみながらもあがく強さと、そんな人間らしい姿を感じさせる芝居は、画面の中にいるだけで役者陣がよい緊張感と同時に安心をももたらしているように見えます。
息子には防波堤のように強く立ちはだかり、嫁には気遣いを見せ、孫には甘く優しく語りかける。「モネちゃん」って優しく呼ぶのが好きです。「カエルちゃん」って呼ぶシーンもありましたね。転生していたおばあちゃんの植木を抱きしめる姿が愛おしかったです。
「続けることと、やり方を頑なに守り続けることは違う」と言う時の龍巳さんはカッコよかったし、「100年後もおじいちゃんのような漁師がいて欲しい」とモネに言われた時のクシャっとした笑顔が素敵だった。おばあちゃんの生まれ変わりのブナを気に入って龍巳さんの手に渡るのがなんともこの作品らしくて幸せな気持ちになりました。
どんな時にも淡々と自分にできることをできるだけやってきたタツミさん。そんな生き方にみんなが勇気づけられて来たんだな。耕治さんの申し出を嬉しい気持ちもありつつ厳しいことをいう姿は愛情深く、そして海の男の気概も見えた。かっこいい!
じいちゃんなりにみんなのことを考えて一番いい方法。それが永浦水産を段階的に閉じることだったんだろうな。永浦水産にしがみついて、みんなの夢や自由を奪うようなことしたくなかったんだろう。それだったら、耕治さんに有無を言わせず継がせてただろうし。たくさんの悩みで一気に老け込んじゃったみたいで、ちょっと心配。
モネとアワビの開口日の話をしている時は穏やかで。水の濁りは南からの風と聞いた時の顔はちょっとニヤリといやらしい顔で。最近元気なかったから、ちょっとホッとした。
じいちゃん明らかにくたびれてる。竜巻の被害も一番いいとこだったみたいだし。それでも亜哉子さんの夢かなえさせてあげようとする心があたたかい。しぶとく頑張って欲しい。
強いんじゃないよ、しぶといんだな。またまたタツミじいちゃんの名言が出ました。でもほんとにそう。津波が来ても竜巻がきても命さえあれば笑える日がある。何度も何度も困難を乗り越えたじいちゃんの眼差しはあったかくて強い。今日も癒されちゃったなー。
俺のハニーかあ。きっと昔からハイカラな人だったんだなあ。生き方も。年配の人でハニーとかワイフとか言うひといるけれど、なんだかしゃっきりしていてカッコいいイメージで。それを本当にそのままな空気感で演じていて素敵だと思う。
今朝の俺のハニーには参ったね(笑)こんな風にとってもチャーミングなおじいちゃんになりたいもんだ。きっと昔流行ったCMみたいにおばあちゃんが生きていたら一緒に手を繋いでお散歩するのかな?亡くなってる人をふっと思い出させてくれるおじいちゃんが温かくて好きです。
今日の美波さんの話。新次さんはまだ美波さんを手放せなくて怒り狂った。だけど、美波さんのお母さんとおじいちゃんはもう黄泉の国の話をしていた。これが歳を重ねるってことなんだろうな。どっちがいいとか悪いとかじゃなくて。ちらっと見た亡くなったおばあちゃんの遺影を見る目が優しかった。
じいちゃん決めてて、ちょっと怖いくらいカッコよすぎ。あの雰囲気なのにモネちゃんと呼ぶ声は温かくて優しくて、包み込むような大きさを感じる。先生に挨拶するところはちょっとコミカルさもあって可笑しかった。
ちょっと照れ屋のおじいちゃんに、あの時はありがとね、おかげで助かったよー!なんて言われたら、モネちゃんじゃなくても嬉しくて小躍りしたくなっちゃうよね。その言葉は麻薬。そうかもしれない。おじいちゃんに言われるなら私も頑張りたい(笑)
じいちゃんのあの大きな包み込むような頼りがいのあるどっしりとした雰囲気と落ち着いた渋い声、年老いて少し衰えてきている雰囲気が融合していて。電話を受けてメモをとってという動作の中にしっかりと時間が流れていて。メモのちょっと歪んだ文字までもじいちゃんらしくて。
龍己じいちゃんの「漁師は意地だ」という言葉が、何か本質をついているようで、言い方とも相まってとても重く響いた。借金を抱えて船を失った時点で終わりだという言葉も冷たいようだけれど、どうにもならない感じが藤さんの口調から伝わってきて余計に苦しかった。
雅代ばあちゃんと一緒にいるときの龍己じいちゃんが、今までで一番生き生きしていて。表情だけで幸せとか充実とかを感じることができた。それが一転震災後の龍己じいちゃんは、少し映っただけだけど本当に厳しい表情をしていた。セリフはそんなに多くないのだけれど、見ているだけでいろんなことを感じ取れることができる。すごいと思う。
不器用に針を動かし編み物をしている姿がとても素敵だった。動かしている手の不器用さと編み上がりの美しさと、そのギャップがまた良い。孫二人の会話に耳をダンボにしていて、心囚われている感じもじいちゃんのあたたかさや優しさや穏やかさを感じられて。すっかりじいちゃんのファンになりました。
かっこいいなー。いるだけで場がしまるしかっこいい。ほんとに船も操縦できちゃうんじゃないのって思う貫禄はどこから来るのか、役者さんってすごいね。孫二人をほんとにかわいがっているのが見てわかる。もねちゃん、みーちゃんって呼ぶのが好きだな。
じいちゃんはあまり多くは語らないのだけれど言葉に重みがあるというか厚みがあって、姿で物を語っている感じが渋くてかっこいいなと思います。少し画面にうつるだけで目を奪われてしまいます。地道に生きてきた感じがとても強くて好きです。
渋くてかっこ良くて口数も少なめの龍じい。孫のモネのこと心配なんだよね。サヤカさんにこっそり電話して様子聞いていたりして。どうしてモネが島を出たいと言ったのかはわからないけれど、高校時代の様子がおかしかったこと、でも素直な良い子なこと一生懸命サヤカさんに伝えていて。あの電話の様子だけでモネが龍じいにとってどんな存在なのかわかって良いシーンだと思いました。
海と山はつながっていて、一見関係ないように見えて役に立っているという話を子どものモネにしている姿がとても印象的でした。決してきれいな姿ではないけれど、あたたかさや大きさや今まで生きてきた時間のようなものまで感じて、とても深い言葉だったと思います。