おかえりモネ

相変わらず棒演技と乏しすぎる表情。いつもマヌケな表情でキリッとしないし危機感を感じないので報道という感じじゃ無い。
NHKのドラマは上質な演技を見たいので、シンプルに演技が下手な人はキャスティングしないで欲しい。

周りに活かされる役者さんなんだなーと思う。耕治さんの大きな懐の広いのに活かされて、表情や雰囲気がくるくると変わっていって。最後に爽やかな笑顔になったのが少しホッとしました。

自分が挫折を知っている分、人に優しくなれる。目の前の石をよけるんじゃなくて、乗り越えられる一歩をじっと見守ってくれる。そんな朝岡さんのキャラに西島さんのちょっと乾いた声がマッチして湿っぽくなりすぎないのがいいと思う。

社長とのやり取りや「近々気象キャスターをやめるつもり」と言った時の顔が少しキラキラしていて。今やっていることではなくて今からやることが浅岡さんのやりたいことなのだということがわかった。暗めの抑えた表情が多かったけれど、これからは違ってくるのだろうか。

いつもにこやかで優しい雰囲気の浅岡さんだけれど、どこか影があるのはモネちゃんと一緒で震災の時に何もできなかった思いかなと思っていましたが、今日の浅岡さんを見ると報道気象と伝えたいことのはざまでもがいているのかな？と少し思いました。

おかえりモネでの朝岡さんもシェフの三舟さんも何も変わらないんだもん。朝岡さんが用事があるって言ってたけど、そのままシェフとして働いてても違和感ないのよ‥。そんなに使い分けられる器用な人じゃないなら、もうちょい重ならないようにドラマに出たらいいと思う。

なんだか淡々と飄々としていて、あまり感情が見えてこないのは何か隠しているのかな。気にしすぎだろうか？テレビの世界の人だから、ちょっと普通から離れている感じなだけなのだろうか？最後の「もし外れたら…」て言いながら名刺を渡すのなんかは、なんか軽すぎて嫌だなあ。ちょっとしたナンパみたいだ。

地元住民の他の出演者とは明らかに違う、都会の雰囲気や品の良さを感じさせる所や、ヒロイン百音の実家が気仙沼と知り、東日本大震災のあった三年前は大変だったでしょうと言った時の相手を本当に労っている様子がひしひしと伝わって来た所が良いと思いました。