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脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.4%) | 355位 /1088件中 |
キャスト 4.4 /5.0(88.8%) | 210位 /1088件中 |
演出 4.0 /5.0(79.2%) | 325位 /1087件中 |
音楽 3.9 /5.0(78.6%) | 247位 /1088件中 |
感動 3.6 /5.0(72.4%) | 230位 /1083件中 |
笑い 3.0 /5.0(59.4%) | 481位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.4 /5.0(68%) | 410位 /1080件中 |
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キャスト 4.4 /5.0(88.8%) | 210位 /1088件中 |
演出 4.0 /5.0(79.2%) | 325位 /1087件中 |
音楽 3.9 /5.0(78.6%) | 247位 /1088件中 |
感動 3.6 /5.0(72.4%) | 230位 /1083件中 |
笑い 3.0 /5.0(59.4%) | 481位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.4 /5.0(68%) | 410位 /1080件中 |
わざとでなくても、あの場にいなかったことを後悔しているモネと、それを分かりながらも責めてしまったみーちゃん。後悔とやり場のない思いがしこりとなっていたことが良くわかるシーンだった。責めることしかできなくて追い出してしまったと思っていたみーちゃんと、受け止め切れず逃げ出して全てをみーちゃんに押し付けたと思っていたモネの和解。きちんとお互いに謝り気持ちを話すことができたのは良かった。みーちゃんが一段と大人びていて素敵な女性になっていた。先生と宮田さんとホルン。どんな音がするんだろう。明日が楽しみです。
酔っぱらった勢いまま前髪切った時の顔。耕治さんのと向かい合って、酔いも残った中で耕治さんとは別の道を進むと宣言をする少し引き締まった顔。バリカンに手をかけて、やっぱり違うとりょーちんに手渡す耕治さんの顔。りょーちんに改めて覚悟をしめす三生の顔。受け取ってバリカンの刃をあてるりょーちんの顔。起きてきて腰低く涙浮かべながら頭を下げて歩く父さんの顔。どれもこれもたくさんの思いが詰まっていて、見ていて胸が熱くなった。三生が生半可な覚悟で決めたことでないこと、たまたま酒の席だっただけでアルコールの勢いを借りたわけでないこと。みんなわかっていて、みんなの間で熱い思いが共有されたのを見た気がした。
モネが立ち止まっているところに寄り添い過不足なく最適なアドバイスとともに背中を押せる先生。菜津さんも言っていたけれど本当にいい関係だなと思う。朝岡さんが言うように地元に戻って顔を見てする仕事は、顔が見えるからこその責任。それは先生が宮田さんに抱えていた思いそのものだったりする。宮田さんが訴訟も考えるほどに恨んでいたこと、でも今生きているという言葉がとても重くて。先生の新しい宝物の言葉になったのではないかと思った。亀島はめちゃくちゃでも活気があって、モネの思っていたのとは違っていたと思う。でも、先生の言葉を胸に抱えて一歩を踏み出したモネはえらい!流した涙が時間の長さや心の距離を示していたようで、こちらまで苦しい、そして嬉しい気持ちになった。
モネちゃんのあの涙はなんだろう。被害は受けたけどみんなが元気でよかったという安堵感だけだろうか。自分が気象の仕事に一生懸命になっていて自分が守らなければ!という意識ばかりが強くなってしまって今回も自分が守れなくてみんなが落ち込んでるんだと思ったら違ったからかな。命があったらなんでもやり直せるのよ。天気のことなんて神様じゃない限り動かせないんだし。みんなの明るい底力を見て、モネちゃんのおごりも涙と一緒に流れたらいいのにな。
いつもの先生らしい冷静な自己分析からのプロポーズかと思ったら、そうじゃなくて冷静な部分じゃなくて心の奥の熱いものが垣間見えて、そこからのプロポーズはとても素敵だった。でもモネちゃんに返事をする暇を与えないあたりも先生らしいと言うか。東京へ戻ってくるという大事なことまで後回しで。そうこうしているうちにすーちゃんからの電話で突風の被害がじいちゃんの牡蠣棚にまで大きく出てるとわかり、電話を持ったまま固まるモネと、その様子を察することができる先生。相手の心に寄り添うことって本当に人生が2倍になるんだなあと思った。
月曜日のしょっぱなにプロポーズしに来たのがモロバレな先生がかわいい。それをいち早く感じて「え?ここで?」って言っちゃうモネちゃんもかわいい。オシャレしてスマートにエスコートして夜景の見えるところで箱パカとかやっても似合う2人だとは思うんだけど、先生も考えてたプランはあったと思うんだけどそれをすっ飛ばして鈍臭くなっちゃう先生はさすがです(笑)だけどそんな時に気仙沼での災害が起きる‥。今はモネちゃんには先生がいる!支えになってほしいな。
台風が過ぎ去ったと思ったら山へ降った雨が時間差で川へ。空は上がっているのに危ないと言われても危機感って感じにくい。モネと浅岡さんはWEBニュース配信で、Jニュースは高村さんがピンチヒッターでキャスターとして番場川の危機を伝える。水付きにはなったけれど、どれだけの人命を守ることができたのだろう。常にハイヒールを履き戦闘モードにいた高村さんの心掛けが生きた。朝岡さんは結果を求めてはいけないと言うけれど、やはり喜びの直接の言葉はモチベーションの維持には必要だ。台風が去り洪水も終わりが見えた時、亀島近くで竜巻発生の情報が。本当に息つく間もなく災害が起こり続け、モネや島のみんなが心配だ。
自然災害ってついつい最中にあっても被害報道に気がとられて、心が変な高揚というかドキドキ感がして冷静さがどんどん失われていく。高村さんの言葉で、今から起こり得る被害を少しでも減らすための報道が大切なのだと、そういう報道をしているところを見なければいけないのだと思った。風や雨、そして水。同時に来るとは限らない。山に降った水が押し寄せて氾濫するのも、裏山が崩れるのも最中ではなく少しおさまってから。昔からの言い伝えは大事なことを伝えていることも多い。視聴者のおばあちゃんの言葉がみんなに共有されますように。お母さんの義母に憧れて目指したい気持ちなんかいいなあ。
泊まり込みの準備中にサメのぬいぐるみ抱えてて、タイミング良く先生からの電話。先生わかってるなあ。あの電話で自分の置かれている状況やらなすべきことを冷静に判断できたよね。先生ナイス!医者と気象予報士って似てるって言ってたけれど、平時はどちらもたいして必要とされず、そして緊急時はとてつもないプレッシャーとともに結果を求められる。時間制限があったり命に関わったりするところも似ている。だからお互いに辛い部分とか余計に見えるのかも。宇田川さん姿は見えないけれど、みんなの避難手伝ってあげてて、それを聞いた菜津さんが本当に嬉しそうで。宇田川さんも少し一歩が出せたのかな。
あなたの町の気象予報士津々浦々計画。2か月ぶりのデートも下宿で仕事の話で、側で見ていてヤキモキする菜津さんと一緒にヤキモキしながら見てしまった。「百音さん」「光太朗さん」と呼び合うもお互いに気持ち悪がって落ち着かない感じがおかしい。あれは一種の二人の間の遊びなのだろう。長く近しい関係でいたがために呼び方を変えたりするのに違和感があるが、先生の言うように特別な呼び方は少しいいなと思う。体がふたつあればと言ったモネに対して、俺のこと入ってないと少し拗ねて見せる先生が歳の差を感じさせず、いい関係が続いていて。なんだかんだ言って見ていてこしょばゆいくらい初々しく清らかな二人です。そして超大型台風。なんだか胸騒ぎがします。
時が流れて、モネは仕事にも自信が出てきた感じがして、先生との関係も声を聞くだけで様子がわかるほどに離れていても濃密な時間を過ごしてきたのだと感じた。莉子と内田君は良いライバル関係のようだし、内田君を育てすぎてモテモードにしてしまったすーちゃんのヤキモチが可愛い。周りに人がいるのに「すーちゃん以外に興味がない」と言えてしまうのはマモちゃんの面白い所であり素敵なところだ。流れた時間が今日出てきた人たちにとって穏やかで優しい時間だったんだなと思う。今日出てこなかった亮ちんと新次さんがどうなったのか、いずれ触れてくれるかな。
ゆったりと時間が流れる朝ドラの中で急に2年も飛びましたが、キャラクターがそれぞれちゃんと時を重ねていてあれもこれも気付きがあって楽しい15分だった。まるでモデルに逆戻りしたような内田くんも私服では相変わらず猫背でメガネ。だけどすーちゃんにしか興味がないなんて言わせちゃうほどすーちゃんラブに成長。で、モネちゃんと菅波先生は2年も経つのに敬語でおしゃべり。だけど先生の考えてることや行動は手にとるように分かっちゃうモネちゃんがいました。大人になったらそうは成長しないだろうと思うのは本人だけなのかもしれないね。
傷が人を強くすることあると思う。でも傷がないから強くないはおかしい。傷に飲み込まれて動けなくなる人、元の生活ができなくなる人もいる。菜津さんの優しく他者に寄り添う言葉はあたたかく、本当にその通りだと思った。考えて想像して寄り添う気持ちを持つ。それが神野さんの答えなんだろう。朝岡さんが内田君に言った「信頼される人になってください」とても抽象的で難しい言葉だけれど、報道されることを我が事ととってもらうためには大切なことだろう。これで朝キラッは持ち直すのかな?モネちゃんと先生も心配だったけれど、まさか飛んでくるものをとれないというエピソードがここで回収されるとは。モネの投げるものはすべて取りたいという先生の渾身のキャッチで、モネの心もしっかりつかんで、見ていてニヤニヤしてしまう。
莉子は今までハッピーに生きてきたから傷と呼べるものがなく、言葉に説得力がないと言う。そうだろうか?そんなに何もなく生きてこれるだろうか?明るくて元気でいつも笑顔というのは何かしら意思がなければ続かない気がする。それともよっぽど鈍感なのか。自分のことを悪く言う莉子に対してかける高村さんの言葉はとても重くてあたたかい。でも莉子にきちんと受け止める力があるだろうか?他者と比較して一喜一憂しているうちは何者にもなれない。落ち込んでいる莉子に菜津さんが声をかけていたが、何というのだろう。あたたかく、それでいて芯のある言葉が聞けるのだろうと少し期待している。
ひとり先生の部屋で待つモネ。たくさんのサメに囲まれて何を考えただろう。「サメと癌」そう言えば、愛犬が癌の時にサメ由来のものを処方されたなと思いだした。ただ単にフォルムが好きなだけでないのが先生らしい。机の上にあった論文が都会と地方の医療の差についてで、このテーマも関わってくるのかな。今の先生は時間がないと焦っているみたいだし、謝ってばかりで見ていて少し辛い。若いのだから、長い目で見たらたくさん時間はあるのよー焦らなくても大丈夫だよーと言ってあげたくなる。宇田川さんの過去が菜津さんから語られて、菜津さんの見守る強さ優しさと共に悔しさやさみしさ、そんなものをひっくるめた大きな愛情のようなものを感じた。それにしてもマモちゃんには驚いた。
内田くんの元モデルエピソードっているの?って思ってたけど、まさかここで生きてくるとは!!脚本恐るべし。内田くんがオタクっぽくなく元からモデルを押し出していたらきっと莉子ちゃんもライバルとして警戒してたかもしれないけど、あの風貌だからノーマークだったのもうなずける。頼まれてもいないのに自分の卒業式の写真をお天気コーナーで出しちゃう自己顕示欲の高い莉子ちゃんには屈辱でしかないだろう。でもチヤホヤされる若い時なんてあっという間。ここで本格派になれるかどうか脱皮の時だね。
莉子ちゃん追い込まれてるなあ…可愛いだけで説得力ないとか、努力の方向すら見えなさそうできつい。前任者が偉大であればなおのこと。説得力って形ないものだけに難しい。莉子ちゃんは何かわかった風に去っていったけれど、自分にないということが分かっただけのような気がして。何かしらの光が見えていたらいいな。先生は相変わらず忙しそうで、すれ違いが多いのかな?それでも少し顔を見れたらやっぱりいいなと思うとか、いい関係だなーと思う。時間がないって焦っていそうだけれど、二人の間の時間はめちゃくちゃゆっくり流れるから大丈夫って思ってしまう。サメのキーホルダー先生らしくて、あれ見てるだけでニマニマできる。
すみません、と離れるモネに背中トントンして後1分と言う先生。そして鳴るブザー。先生らしい勝手なタイムリミット。握りしめて形の変わってしまった饅頭を優しい笑顔で受け取る先生。たった数分のことだけれど穏やかで優しい時間。一転してクリスマス!登米のみなさんのウキウキした様子。相変わらずのお節介な人たちの前で「見せつけてやりますか?」とは同じ先生とは思えないいたずらな笑顔。それに笑って首を振るモネ。二人からは充実した時間が流れていることを感じた。莉子ちゃんの落ち込みに言葉を選びながらも励ますモネからも落ち着きや余裕を感じた。恋って偉大だー。
クソ度胸があったのはモネちゃんじゃなかったのか?それともこれは100パーいけると踏んだ菅波先生が強気でグイグイきてるのか。あんなにもじもじと縄跳びをプレゼントしていた菅波先生はどこに行ったんだ?今日なんて見せつけますか?なんて言っちゃってさ(笑)両思いになった途端男っぽくなっちゃって見違えちゃったわ。でもさ、恋愛が絶好調の時って自分がすごく大きく見えたり余裕が出たりたくさんいい効果あるんだよね。なんか懐かしいなー。
沁みる!
朝からキュンキュンがド止まらない。なんせ菅波先生もモネちゃんもちょーがつくほど奥手なんだもの。りょーちんが先手を打って来てしまったからこのまま会わずに登米に帰ったりしないよね!?とドキドキしていたのに、あの「どうしたの」の破壊力ったらないのよ!!私ならすぐに抱きついてしまうね(笑)でもそこでももじもじしてるから抱き寄せられる!はー若いっていいな。モネちゃんの指先をちょっと掴む仕草も可愛かった!とにかく想いが通じてよかったー!!
今日は菅波先生の「どうしたの?」に尽きる。今までだったら「どうしましたか?」だったのに、モネに出会ったことで自分に起きた変化を語ったことで先生の中の巨大な壁が取っ払われて、一気に距離が縮まった気がする。モネ得意のくそ度胸が先生にもうつったかな?モネは亮ちんとのことも先生に話した。黙っていることもできたのだけれど話した。先生は今は少しは受け止められるようになっているし、なによりも受け止めたいと思っている。やっと二人で進むんだなあー。登米のみなさんが大騒ぎになりそうでニヤニヤしてしまう。
りょーちん、分かってんでしょってセリフがいいなーと思った。怖えーってセリフもすごく良かった。こんな時好き、じゃないんだよね。予告で見た時は自分の気持ち分かってんでしょって意味だけだと思ってたけど、通して見ると奥深い。恋愛感情もあるだろうけど、そこにはいろいろ乗っかってるよね。まだまだ溺れてる状態のりょーちんにはモネが女神に見えてるけど、二人が一緒になったら一緒に溺れてしまう。ここで切る優しさがみーちゃんには伝わならないのがはがゆかった。
正しいけど冷たいかあ…あの会話をぜんぶ聞いていたなら、モネの優しさや懐の広さや心の強さ感じれたと思うのだけれど。これで救われる?がすべてで、同情で関係を持ってしまったら今度はそのことで亮ちんは余計に苦しみ、底なし沼へ落ちてしまう。相手のことを本当に大事だと思っていたら、万が一好きだとしてもタイミングとしては今ではない。モネのおかげで亮ちんは更なる苦しみを抱えずに済んだ。そのことをみーちゃんが理解できるようになるといいな。
できるならマイナスを付けたい
震災被災者に失礼
仕事を頑張っている全ての人に失礼
脚本家をはじめ制作者の自己満足ドラマ
気づいたら涙が静かに落ちていた。「話すも地獄話さないも地獄」「怖いと思ってしまった」「生きてきて何もない人なんていない」などなど…心の奥底に眠るいろんな感情をそっと刺激するセリフがあちこちに散りばめられていて、若者たちのこれまでを思い、これからを一緒に祈りたくなった。今までなかなか進まない話に正直辛気臭いと思ったことも脱落しそうになったこともあったので、こんなに心の傷の思い涙するようになるとは思わなかった。三生の「もう普通に笑おう」本当に深いなと思う。普通って難しいなー。
すーちゃんがとっても頼もしい。先生にもちゃんと説明してくれたんだ。よかった。みつお達にも連絡して集まって。昔話をしながら笑える関係って羨ましい。心の中にわだかまりとか何かがあったとしても、笑っている瞬間はきっと忘れていられるのだろうから。連絡するのも忘れていたモネに優しい言葉をかけてあげる先生がまた素敵で。いい関係だなと思う。耕治さんも新次さんと美波さんの思い出話したりして、それを支えてあげてる亜哉子さんが素晴らしくて。それぞれ抱えているものは大きくて大変なのだけれど、少しの間心休まる気がした。
みーちゃん‥。自分の恋がうまくいかないからってお姉ちゃんにスカートを投げつけて、昨日会ったばかりの菅波先生に当たっちゃいかんでしょ。それに比べてすーちゃんはりょーちんが本音を話せるようにモネちゃんだけを行かせた。こういうお姉さんにならないといけないよ。で、待ってたりょーちんの顔!!モネちゃんが迎えにきてくれたことの安堵感がすごい。オムライスにクリームソーダ、昔から知ってくれてる仲間ってありがたい。りょーちんはモネちゃんに何を語るのか。明日も見なきゃ。
みーちゃん。それはダメだよ。お姉ちゃんが菅波先生とのデート楽しみにしているのも知っていて、二人は通じ合っているって…思いっきり八つ当たりだよ。菅波先生にあんなこと言って、万が一上手くいかなくなったら自己嫌悪どころじゃなくなるよ。すーちゃんが一生懸命止めているのにわからないかなあ。そういうみーちゃんだと亮ちんを支えることできないし、いつまでも妹的存在のままだよ。ああいうこと言われても菅波先生は困るかもしれないけれど、気持ちはぐらつきはしないだろうと思えるのは、今までなかなか進まないけれどしっかり培ってきた信頼関係を見てきたからだろう。
先週末の予告を見て単純にりょーちんがみーちゃんよりモネちゃんを優先したからずるいって言ったと思ってた。だけどそのずるいにはいろんな意味が入ってたんだね。モネちゃんだっていろいろ考えがあって今に至るんだけど、みーちゃんからしたらお姉ちゃんが故郷を離れてしまったら自分が残るしかないじゃないかって背負ってしまった部分もあったんだろうね。だから同じようにお父さんを背負って苦しそうにしているりょーちんに惹かれた。りょーちんの王子様ぶりに目が霞んでたけど、やっぱりみーちゃんの目は確かだ。
新次さん辛いよな。亮ちんもだけれど。自分がハンコ押すことで最愛の人が死んだことを認めてしまう。奇跡という最後の希望すら断つことになる。たかだか紙切れ一枚のことだけれど、本当に本当につらい事だと思うし、新次さんの荒れる気持ちもわかる。でも荒れたいのは亮ちんも同じなのよ。かけがえのないただ一人の母親なんだから。新次さんが先に荒れてしまったら亮ちんはどうやって感情出したらいいのか。自分の感情を押し殺して必死で父を支えてきた亮ちんのことを思うと苦しくなる。モネは苦しみながらも自分の中に答えを探して、そして誰に対してもフラットに応じるから亮ちんも心を打ち明けられるのだろう。そして、そのことでさらに傷つけられる心配もないし。みーちゃんも感情爆発させていたけれど、きっと同じ理由で亮ちんもモネだけ話せるのだと気づいてくれるといいな。
今日もりょーちんから目が離せない朝だった。モネちゃんのお天気お姉さんは何度も見たはずなのに見てないって言ったね。で、モネちゃんはあれはキャラ作ってるから見ないでって言ったら少しホッとしたような顔に見えた。きっとモネちゃんは東京で医者の彼氏もできて華やかな世界にいてどんどん遠くなっちゃったようなな気がしてたんじゃないかな。自分だけ取り残されてるような気がしてたのかな。だからあれはキャラだって言われて素のモネちゃんも見られて嬉しかったんだろうね。なんか抱きしめてあけたくなるなー。
みーちゃん、雰囲気がとっても可愛いくて優しくて、すーちゃんとの時間が楽しかったんだろうなと思う。亮ちんとも良い感じで。でも次の朝の先生との鉢合わせの時の空気感はいったい何だったのだろう。亮ちんは紹介も拒否していたし、やっぱり何かあってモネに会いに来たのだと思う。みーちゃんと一緒にいる時もちらちらとモネを見ていたし。モネのデビュー画像も何度も見せられてたのに、まだ見ていないと嘘を言っていたし。朝出ていったのに舟に戻っていないという夜中の連絡。モネに彼氏ができたというだけで来たのではない気がする。
りょーちんのおばあちゃんは何をしに新次さんの前に現れたのだろう。美波さんの死亡届かな。で、いたたまれなくなってモネちゃんのところに来たのかな?りょーちんの中でのモネちゃんってどんな存在だったんだろう。みーちゃんのことはこれっぽっちも見てないのかな。菅波先生と会う1日前‥すーちゃんが言っていた1日で変わってしまうっていうのは伏線だったのか?菅波先生との2年半、臆病な2人が築いてきたものが無くならないように祈っている。
美波さん行方不明のままだったんだ。おばあちゃんの差し出した書類は市の封筒に入っていて。いよいよ美波さんのお葬式をする覚悟を決めたとかそういうことなのだろうか。何も見つからないまま弔うって本当につらいことだろうな。モネを前にすーちゃんが恋愛について語るシーン良かった。モネよりも気合入ってるし。モネは流されているようにも見えるけれど、ちゃんと芯では自分で考えているような気もする。ただ無理をしないだけで。亮ちんがモネのところへやって来た。今はみーちゃんも来ているし「お姉ちゃんはずるい!」がまた発動しそうな嫌な予感がする。逆にみーちゃんと亮ちんがひっつくきっかけになればいいな。
え?りょーちんはモネちゃんのことが好きだったの?まあね、あのバス停で二人きりになった時だけ弱音を吐いたりょーちんだもん、そんな気がしてたけどね。でもモネちゃんには菅波先生がいるんだから、わざわざりょーちんを当てなくてもいいと思うんだけど。ヒロインを取り合うイケメン2人って好きな人もいるだろうけど、なんだかいつもその他大勢の人だった私からしたらチッって感じよ(笑)りょーちんは気仙沼でみーちゃんとカップルになってほしいな。
神野マリアンナ莉子さんが初めてキャスターを務めた日に、誰も想像しない大失敗をしてしまったのが可哀想だったし、周りが「怪我の功名もありますよ」とSNSトレンド1位でフォローするのもいたたまれない気持ちになって、見ていて涙してしまった。しかも同日デビューの百音は緊張どころか大成功で、意外な適性を見せてたし。でも「気象予報はチーム戦」を合言葉に、練習を重ねた翌日はバッチリと克服した神野さん、良かったぁ。しかし百音の気仙沼と登米の応援団は、盛り上がりまくっちゃって凄いな!
周りから固められるのあまり好きではないんですって、先生モネへの気持ち認めちゃってるし。しかも終末会うんです宣言。ぼやぼやしてると…っていう登米の皆さんの心配の声は、亮ちんの表情からも嫌な予感しかしない。あまり表情にでない亮ちんが親たちの会話を聞いて見せた一瞬の曇ったような表情は、実はモネのことが好きだという風にしか見えなくて、みーちゃんの気持ち考えるとつらい。にぎやかな親バカたちの部屋からかけられている電話に出ないみーちゃん。これから姉妹の仲にまた一波乱あるのかなと、少し先行き不安である。
菅波先生に「言い過ぎです」と言えてしまうモネ。二人の関係はそれでこそ上手く続くのだろうな。言われっぱなしだと無理がくるし、対等ではない。菅波先生が素敵なのは言い過ぎてはいるけれど、立場関係なく他者を見下したりしないことだろう。モネに対して「くそ度胸がある」というのは、今まで見てきてくよくよ悩むけれど、決して物怖じしない性格であることを見抜いているから。そう言いながら息止めて顔真っ白にしながら登米でテレビを見ている先生がとても可愛い。そして画面のモネが今までになくキラキラな笑顔なのがいい。
菅波先生のモネちゃんに対する気持ちがどんどん大きくなっているのが分かってドキドキ。だって登米でもモネちゃんのお父さんと挨拶する機会はあったんだもんね。その時は自分には関係ない人だと思って顔も出しにこなかった。でも今はたとえ仮眠中でも仕事着のままご挨拶に来ちゃうんだもんバレバレよー。お父さんの勇み足もこの雰囲気を知るから出たんだし間違ってない。3度食べて3度当たったカキ。今度は大丈夫だったろうか。内臓は別物だもんね(笑)
モネパパの評価が上がったり下がったり、父ってこういうものかも。朝岡さんとの話では、いろいろ悩みながら生きてきた人生の先輩としての大きな背中を見せたけれど、菅波先生との話ではちょっと空回り。娘大好きが駄々洩れで早とちりからの、なかなか進展しない二人のまさかの背中押しになったのでは。亜哉子母さんはそんなパパさんを見抜いていて、みーちゃんを偵察に東京に行かせるのね。みーちゃんにとってもいろいろ刺激になるだろうし、真っすぐすぎるみーちゃんを心配している母さんの一石二鳥のアイデアかも。
いつしか数十年に一度の大雨や台風って言葉が身近になりつつ現代、被災地と呼ばれる土地がいくつもあるって尋常じゃない世の中になってしまったと思う。そんな中、神様でもない朝岡さんが全てを背負うには重すぎる。でも全国放送という技術と天気の知識を持っているからには責任が生じる。最近の朝岡さんの背中は特に重そうだった。そこに現れた同世代のモネ父。面と向かっては話せなかった悩みも機械修理という同じ目的の中で自然に話せた。少し背中が軽くなったように見えた。
耕治父ちゃんと浅岡さん。初めて会った気がしないって見てるこちらも同感。でも、その先はしっかり耕治父ちゃんと浅岡さんで。何とも言えない方言のあたたかさみたいなものもあって、一見チャラそうなのに度量の広さを感じて。浅岡さんも耕治父ちゃんだからいろいろ話したのかなと思う。第三者が土地を離れろと言うのは暴力だと言う浅岡さんの言葉にもハッとさせられたし、土地への執着というかノスタルジーみたいなものは結局のところ人に対するものだという耕治さんの言葉にもなるほどと思わされた。何よりも若い人には未来は明るいと言い続けたいという言葉がとても心にしみた。今日は15分がとても短く感じた。
龍己じいちゃんまで登場!ビシッと決めてて、ちょっと雰囲気あって怖カッコいい!亡くなった義父が漁師さんで、若い頃は頻繁にスーツ誂えた話とか聞いていたから時代なのかなーなんて思った。コージーが菅波先生に絡んでて、先生固まってるんだけれどまんざらでもなさそうなのがとても良い。無理して食べた牡蠣が想像を超えて美味しかったようで。見送りに出たモネちゃんも柔らかな表情で。ようやく恋も動き出すのかな?モネちゃんの働く時間が海で働く人たちと同じサイクルだとは気づかなかった。築地もあの時間には動き出すんだ。そんなところで地元とつながっているのっていいなと感じた。とうとう次回はあの二人の絡みかな?かなり楽しみです。
2年前にも同じ場所で土砂崩れがあって、その時にも浅岡さんは現場に行っていて。元々土砂崩れが起きるような場所でなかったのに、頻繁に土砂崩れが起きるようになっていて。気象・環境が大きく変わっていることを実感し、気象予報の限界というか壁のようなものを感じているのかなと思った。命や財産・生活を守るという側面から見たら「もう住めない」という結論はわかる。が、そこには今住んでいる人の気持ちやこだわりは入っていない。菅波先生が言うように第三者だからこその考えであり言葉である。実際にこういう土地が増えているように感じている今だからこそ、この後の浅岡さんを見ていきたいと思う。しかし、モネと菅波先生の関係は進まないなあー。ホント蕎麦屋くらい普通に行け!二人の関係に父ちゃん絡んできてどうなることやら。ちょっと楽しみ。
土石流の発生を聞いた浅岡さんの表情の固まり具合や、動揺が尋常じゃない気がして。駅伝のこと以外にも気象に関わるトラウマがあるのだろうか?土石流のその後のことに触れられることもなく、浅岡さんがキャスターを降りることになった。スポーツ気象に専念すると言っているけれど、それだけが理由とは思えない。さやかさんが言いかけた浅岡さんが登米に来た理由、何度も出てくる石ノ森章太郎先生が書いた森の中の雨の画。それが意味するものがきっと関係するのだろう。
菅波先生の古傷を手当てするように背中をさすったモネちゃんの手が温かい。でもなんかところどころひっかかる。あれだけレース前に当たり散らした鮫島さんは、標準タイムをクリアしたら手のひらを返したようにモネちゃんのおかげだと信頼していると言った‥。結果が違ったらそんなこと言っただろうか?菅波先生は自分を信頼した患者のことをバカだと言った。その言い方はないよ。自分の体に何が起きているか分からない患者が賭けてみようと思った決断に対してあまりにも残酷だ。酷いと思った。
風が吹いて鮫島さんはペースアップして標準記録を無事に突破。モネちゃんもとても嬉しそうだった。あの「風が吹きます」の看板はやっぱり宇田川さんの手によるものだったんだ。味のあるとても良い文字で、いったいどんな人が書いているんだろうと思う。浅岡さんが本人以上に自分のことのように喜んでいるのが印象的だった。車いすの座面の傾きを調整して、プランBのつもりでスタートしたという鮫島さん。そういうところも調整出来て、風対策するのだと初めて知った。菅波先生のトラウマ?の話もあって最後は重苦しい空気だったけれど、これで少し二人の距離は縮まるのだろうか?
風情報を追加したプランBも提案され、最終的にどうするかは鮫島さんの判断に委ねられることになった。浅岡さんの言う通り、気象班はデータを分析して提案するところまでだと思う。走行プランまでやるには経験も情報も足りないだろうし。少し風情報を出しただけで感情爆発させていた鮫島さんには違和感しかない。菅波先生の言葉も、そこまでのことかな?と思う。風が吹く可能性があって、風に強いなら利用することを誰でも考えるだろうし。レース当日もモネと二人で競技場に現れたけれど、モネは介護者じゃないし、自宅じゃないから身の回りのことをすべて自分でできるのだろうか?モネは鮫島さんにずっと付きっ切りみたいだけど、報道気象はどこへ行ったのだろう。鮫島さんの専属なのかな?
てっきり気象予報士はデータの分析までで、気象データをどうレースに活かすか?を考えるのはレースをする本人やコーチなどだと思っていたので、レースプランの作成にまで携わっていて驚いた。スポーツに対する知識や情報などもあのメンバーでやっているということなのだろうか。鮫島さんがお金がなくてコーチを雇えないというのはわかるが、流石に無理があるのではないかと思った。苦しいところで頑張れるかどうかは本人の気持ちや肌感覚も関わってくるだろうし、モネの発言も少しわかる気もする。あくまでも気象データはいろんな判断の下敷きだろうし。「つまらない」という発言があって、ちょっと踏み込み過ぎたかもしれないが。いろいろモヤモヤが残る回でした。