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脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.4%) | 355位 /1088件中 |
キャスト 4.4 /5.0(88.8%) | 210位 /1088件中 |
演出 4.0 /5.0(79.2%) | 325位 /1087件中 |
音楽 3.9 /5.0(78.6%) | 247位 /1088件中 |
感動 3.6 /5.0(72.4%) | 230位 /1083件中 |
笑い 3.0 /5.0(59.4%) | 481位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.4 /5.0(68%) | 410位 /1080件中 |
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キャスト 4.4 /5.0(88.8%) | 210位 /1088件中 |
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音楽 3.9 /5.0(78.6%) | 247位 /1088件中 |
感動 3.6 /5.0(72.4%) | 230位 /1083件中 |
笑い 3.0 /5.0(59.4%) | 481位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.4 /5.0(68%) | 410位 /1080件中 |
神野さんが言う通りモネちゃんは重い。菅波先生はもっと重い(笑)命と向き合うに値する純粋さと献身さがあるけれど、命と向き合うには心が脆すぎる。人はいつかみんな死んでしまうんだから訪問看護なんてものは天国へ行くお手伝いみたいなもんだ。少しでも苦しくないように少しでも不安にならないように上手く天国へ旅立たせてあげられたならよしとしようじゃないか。きっと佐藤さんも喜んでいるよ。ナイーブ通り越してこじらせてる先生がちょっと心配だわ。
モネちゃんにとって菅波先生は大切な人だけれど、すーちゃんとかが思っているのとは違っているんだなーと。尊敬とかそういった感情が主体なのだろう。周りがヤキモキして突っつこうが囃し立てようがキョトンとしているのはそういうことなのだろう。菅波先生はまんざらでもなさそうな気がする。その熱の違いもわかっていて、あの小学生のような態度なのだろう。すーちゃんがキラキラしていて今どきだからこそ、モネちゃんの田舎っぽっさや純朴さやおぼこさが目立つなーと思った。
人生を奪ってしまったと菅波先生が言っていたので、てっきりお亡くなりになったのかと思ったのだけれど、今は元気だと。どういうことなのだろう。人生をかけていたことが、できなくなってしまったということなのだろうか。浅岡さんが協力を依頼した医師が中村先生で、結局は菅波先生が鮫島さんのデータとりをすることに。雨が降ってきて、相合傘で一緒に帰る。世界が狭すぎるな…と少し思う。あの二人が初々しいやり取りをしている建物の奥には鮫島さんいるよね?ニヤついてない?とか思って見てしまった。
ここ最近の朝ドラは有名な人をモデルとした一代記だったから時間の流れが早くそれに慣れてしまったこともあると思うけど、今週ほど不毛だと思ったことはなかったな。誰かのためは自分のためなのか?っていうのが堂々巡り。モネちゃんは震災があって、朝岡さんには駅伝の苦い過去がある。それをバネにして次の危機を回避するために動いているのに、それは独りよがりだよなんていう必要あるのかな?失敗は成功の元!なんでしょ?頑張った先に、あなたのおかげでって感謝の言葉があるならそれは素直にありがたくもらっておけばいいと思う。
100%自分のためだと言い切る鮫島の言葉は、穏やかで静かだけれどとても力強くて信念を感じるものだった。モネの心にはとても響いたのだろう。それだけに菅波先生の「麻薬」の言葉が気になるのは当然のことなのかもしれない。直前に描かれた森林組合の面々やすーちゃんの思いやにぎやかさが、とてもとても遠くに感じてしまうほどに菅波先生の独白は苦しく重かった。菅波先生の淡々と客観的に話す言葉と内容がかけ離れていて、「人生を奪ってしまった」という言葉が余計につらかった。
浅岡さんは、過去の大きな失敗がきっかけで気象に興味を持ったのかあ…そこが原点ならスポーツ気象にこだわりがあるのはとてもわかるし、その部署を立ち上げようとするのはよくわかる。気象キャスターをやめるという話を聞いて、次が自分かどうか聞いて歩く莉子は野心が強すぎて。仮にも一緒にやっている先輩に対して、ラッキー!とばかりの反応はちょっと苦手だ。高岡さんの女性キャスターは大変だという忠告のような言葉を莉子はどう受け取ったのだろうか?
「ひとの役に立ちたい」は結局は自分のためだという莉子。確かにひとに認めてもらいたいという気持ちの裏返しだと言う気もするけれど、モネは「何もできなかった」という後悔があるからこその気持ちなので、必ずしも莉子の言うような感情とは少し違う気もする。すーちゃんや菜津さんの何とも言えない表情がそれを物語っている気がする。目立ちたいからミドルネームを付けたという莉子の発言は少しびっくりした。ある意味、自分の気持ちや欲求に正直なのだろう。パラの選考で落ちた車いすアスリートが出てきて、なるほど気象はスポーツにも関係してくるのだとは思ったが、違和感のある関西弁と言葉の強さが気になってちょっと拒否感を持ってしまった。
台風は災難だったけど、この機会に新次さんを船に乗せることができて良かった。きっと荒れた海と格闘しながら久しぶりの感覚を取り戻して何かが変わったことだろう。新次さんの時が動き出したと信じたい。耕二さんのアシストも良かったしりょうちんの嬉しそうな顔も良かった。あー今日はいい回だ!なんて思っていたら莉子ちゃんからの強烈なパンチで目が覚めた。人のためは自分のため‥今やっと昔の借りが返せたかとホッとしていたモネちゃんにはキツかっただろうな。
初めて東北太平洋側から上陸する台風の情報で、モネちゃんはじいちゃんをはじめとする家族やいろいろな人に感謝されて、「やっと人の役に立てた」とホッとした気持ちと嬉しい気持ちが混ざったような表情を見せる。それを聞いたすーちゃんの反応と莉子の反応がまるで違うのが印象的だ。そこに至るまでの莉子の言動からも、モネを変わっていると捉えている節があるけれど「重い」ときた。ただ単に震災を経験して災害がどういうものか知っている人と知らない人の違いなのだろうか。
先生のおかげで助かりましたって言うのが菅波先生の地雷なの?それが傷つくというか引っかかる言葉なら、この先この人は何千回何万回とその言葉で立ち止まらないといけない。それってどういう意味か気になるけど単純に大変だなと思った。菅波先生、繊細すぎるんだよね。繊細で傷つきやすいからバリアを張るために塩対応してるんだと思う。もう少し強くならなきゃ医者なんて続けられないんじゃない?そして宇田川さんの存在感(笑)もうすぐお顔見れるかな?
観測史上初めての東北に上陸しそうな台風を前にして、モネちゃんは気仙沼にいる家族へ連絡をしたのだけれど、まだ先のことなのに仕事中に電話していて。電話の相手はじいちゃんで。海のこと、家のこと、やっぱり中心はじいちゃんなんだなあと思った。菜津さんとこのじいちゃんが熱中症で倒れた時、都合よく菅波先生がコインランドリーにいて助けてくれて。「先生のおかげで…」というセリフをモネちゃんが先生に言うのだけれど、前にその言葉は麻薬のようだと先生は言っていて。先生の飲み込んだセリフはまた同じものだったのだろうか?オリンピックと熱中症の関係はちょっと興味深かった。
百音が心からヘルプを求めた時に、目の前に菅波先生が現れるなんて、カッコいい王子様か!と思いきや、めっちゃ情けないポーズでドアの前に立っていて菅波先生らしくてよかった。今の百音のことを「ど新人の空回り」とカチンときそうなワードで分析しながらも、海や山での経験が百音を常に追い詰めているのでは?と心配してくれていたのが、登米でそばにいた菅波先生ならでは。百音が「先生にずっと会いたかった」と言いたくなった気持ちが痛いほどわかった。なので、洗濯機が止まったら普通は「じゃあこの後、お茶でも」じゃないの?行かないんだ?!と思ってしまった。
出会えたことでテンション上がりまくっているモネと違って、奇跡的にあってしまったことが納得いかない様子は菅波先生らしいし、登米の人に隠したいと思ってしまうあたりがモネとは違って周りが見えているようで。コインランドリーの残り時間を言って、言いたいことがあるならその間なら聞くと時間制限したり。そこからの的確なアドバイス。久々の菅波ワールドを楽しんだ。せっかくモネが会いたかったと言いかけたところでタイムアップ。まるで何かの競技のよう。でも、そこからあと続かないのがこの二人らしい。東北から上陸しそうな台風の情報。あまりにタイムリーでちょっとびっくりしてしまった。
若いと何でも一生懸命になって視野が狭くなることあるもんね。モネちゃんの優しさは分かったよ。だけど、朝の天気のコーナーで毎日毎日水は危険って言われたらやっぱり子供は怖くなっちゃうよね。実際うちの子供も震災の映像を見てから数年は海に近づけなかった。守ることは大事だけど相手を知って仲良くすることも大事って、子育てにも通じるなーと思ってみてました。なんでも過保護はいけないね(笑)そんなところに菅波先生登場。でもやっぱり塩対応。この人のデレる日が来ることを楽しみにしている。
ベテランの浅岡さんや番組の責任者である高岡さんがNoと言っても、モネはあんなに強い言葉を強い口調で返せるのだろうか?そして、なぜ新人であるモネの提案がごり押しのように通るのだろうか?それも1週間というスパンで。たしかに危険や負の情報は大切なものが多い。でも人はそういうものばかりだと情報そのものから離れていってしまう。どういう情報の伝え方だったかまでは詳しくやらなかったけれど、子どもの心を「海は怖いもの」と頑なにさせてしまった。傘イルカくんたちがブルブルしている場面ばっかりだったのだろうか?同じ情報でも伝え方って大事だと思う。
冒頭の回想が、こんなとこから?と思うほど長くて。引越ししたあたりからで良かったんじゃないの?と思った。深夜の物音は引きこもりの銭湯を掃除する音みたいだけれど、あんなに隠すようなものなのかな?菜津さんが、退去する費用を出すからとか言っていたけれど、本当に引きこもりの人がいるだけなら、最初から言っといたらいいんじゃないかな?と思う。見ていてモヤモヤした。最後に少し気象に関することが出てきたけれど、オリンピックの金メダルと冠水のニュースをどう扱うかが明日の話になるのかな?実際に台風が来ていて、現実にありそうな設定なので気になる。
モネちゃんが本格的に気象予報士として始動した。神野さんと中継を担当することになり、より生活に密着した気象情報が楽しみだが、本人も言っているように自分の得意分野を最初に使ってしまったことから、今後が大変そうだと思う。菅波先生とのニアミスはこれからも続くのかな?もしかして深夜の物音は菅波先生?まさかとは思うけれど。飲みながらの亮ちんとみーちゃんの話とか、周辺の話が多く、まったりし過ぎていてモネちゃんが主人公なのを忘れそうになる。この話はどこへ行くのか、全く想像ができない。
朝のニュースでの気象情報担当だと2時起きで、昼夜逆転生活。他のドラマでも出てきたけれど、普通と生活が逆だと私生活が上手くいかないと野坂さんも言っていた。こういう人たちが大切な情報を伝えてくれていることを改めて頭の中にとどめておこうと思う。モネちゃんの住むシェアハウスは古い銭湯を改装したものだけれど、モネちゃんが出勤する時間に風呂場から音がしていた。菜津さんが掃除をしているのかと思ったのだけれど、返事はなく。ちょっと不気味な感じもする。誰がいたのだろうか。
モネちゃんの東京編始まりましたね!個人的にはすーちゃんがショップの店員になったって言ってたけど騙されてたんじゃないかとヒヤヒヤしていたので無事で何よりでした。東京に来たはいいけど、怒涛の日々が始まりゆっくり観光する暇もないね。コサメちゃんも傘イルカくんもかわいくてこれから人気出ちゃいそう。私も昔ちゅらさん見てゴーヤーマン買ったっけ(笑)きっとこれからグッズ出ちゃうんだろうな。菅波先生とのニヤミスにニヤリ。東京は広いって言ってたのにもう会えちゃうなんて意外でした。
本番直前に浅岡さんに見せに行ったラインって強風で落下した看板の画像だったんだ。画があると実際に強風が吹いているんだと実感できる。マスコットが鼻?をくしゅくしゅさせるのとか可愛くて、花粉症も絡めて上手く強風のこと伝えたなと感じた。しかし、東京編でも菅波先生出てくるんだ!東京と登米の二重生活だし、会うこともあるかな?とは思っていたけど、同じコインランドリー使ってるとか世間狭すぎ。やっぱりここから恋愛に発展するのかな?気象の話が面白くなってきたから、恋話はしばらくお預けでいいんだけどなあ。
東北の風がどんどん強くなってきていて。中継のお天気情報は全国的なものも局地的なものも肌感覚で伝えられるから、こういう時のためにあると浅岡さんが言っていて。なんとなく外から伝えた方が天気らしいからなのかな位に思っていたけれど、データ外のことも伝えられる貴重な?コーナーだったんだと初めて知った。仙台にいる友達からのラインを浅岡さんに見せに走り、社長から渡されたパペットを使ってモネちゃんが参加していたけれど、いったいどんな伝え方をするのか。見せに行った情報は何なのか。「気象予報は誰のため?」の答えも含めて明日を待ちたい。
より多くの人にとって有益な情報を流すか、たとえ局地的であっても被害が出そうな事象があればそれを優先して情報を流すか。時間の制約がある中で、全国放送ならではの広範囲な気象情報の取捨選択はより難しいだろう。高村デスクの要求する正確性はたしかに大切だが、ここのところの「〇年ぶり」の気象を目の当たりにすると、個人的には局地的であっても可能性があるなら言及してほしい気もする。まだ採用もされていないモネちゃんが立て続けに気象報道に携わったり、意見を言えたり、それをもとに浅岡さんがデスクに意見するあたりはドラマだなと少し冷めて見てしまった。
高岡早紀さんに森田さんに今田さん、東京でテレビ局に勤める人は綺麗ねーってとこなのか?このまま高級クラブの設定にしても充分やっていける色気にクラクラする。同世代の今田さんの気の強そうな完璧主義にこれからバンバン刺激を受けそうでいいね。あと森田さんと清水さんの花粉症??杉??ってところが一番ツボでした(笑)そこにボソッとモネちゃんがブタクサじゃなくヒノキっていうのがまた面白かった。面白い職場になりそうでワクワクする。
報道の裏側、緊急ニュースが入ると予定がガラリと変わって、気象情報の時間も削減になってしまった。そう言えば、「予定を変更してお送りしました」とセットでアナウンサーが読んでることあるかも。神野さんのスタジオデビューが消えたのは残念だけれど、それよりも気象情報って生活に密接で結構重要なのに、無くなりはしないけれど短縮されることがあるんだ。あまり喜ばしいことではないなと思った。内田さんが気にしていた東北の風、何か続きの情報があるのだろうか。登米や気仙沼あたりが入る地域だから、少し気になります。
まだ採用になるかわからないのに東京に出てきちゃったモネちゃん。大家さんが言ってくれたまんまのことを思ってました。大胆というか無鉄砲というか。ぽやんとしているから先々のことまで気が回らないとか?雰囲気と大胆さが合わないからびっくりしてしまいます。しかもアルバイトみたいだし。どうしても飛び込みたい世界だからバイトでもってことなのかな?知ってる人に出くわして採用されてもいないのに現場に関われるとか、下町人情あふれるシェアハウスを龍己じいちゃんの伝手で住まわせてもらえるとか、人の縁に恵まれ過ぎてるなあと少しうらやましくも思いました。
登米編が終わってしまった‥。いい人だらけでちょっと居心地良すぎるけど仕事も充実してたし良かったのにねー。で、20の子が一人で東京に出るって??仕事は?住むとこは??試験に合格してサヤカさんに話したら、朝岡さんにでも電話して相談するくらいのことはしたほうがよかったのでは?と大きなお世話を焼いてみる(笑)菅波先生の東京の居場所とか聞けばよかったのに。モネちゃん、島と登米しか住んだことないのにだいぶ自信満々なのが逆に心配になった。
やっととモネちゃんは家族へ島を離れた理由、気象予報士の仕事をしたい理由を自分の言葉で話した。それぞれの心の奥底にある傷がうずいた時間でもあった。つらい告白だったけれど、見守る家族、特には言葉は無かったけれどじいちゃんの優しさが心にしみた。モネちゃんの気持ちを一番わかるという父ちゃん。きっと震災の時にその場にいなかった負い目を持ちながら父ちゃんも生きてきたのだろう。とうとうモネちゃんは東京に旅立ってしまった。ヒバの大木が倒された空間で、新しい命を見つけ、モネちゃんが教えてくれた空にモネちゃんの未来を祈るサヤカさんの姿が美しくて切なかった。
サヤカさんの強がりに胸が痛くなる。サヤカさんにとってモネちゃんは70くらいになってやっと現れた、この子になら託してもいいと思った最後の子だったんじゃないかな。ほんとは寂しくて仕方ないよね。いつか森で木に話しかけてた。いいじゃない、1人だってって。弱音を隠して自分を鼓舞するサヤカさん、老いていくって寂しさがいつもつきまとう。森林組合があるからまだまだ張り合いはあるね。私も夢のある若者をいつでも応援できるような人でありたい。
サヤカさんに嘘をついていたことを謝ったモネちゃん。でも自分の口からは話せていなくて、サヤカさんが一方的に話していて。森林組合でもサヤカさんに口添えもらってみんな応援する形になって。一番肝心なこと話しにくい家族へが最後に残ったけれど、サヤカさんいないし大丈夫だろうか。菅波先生が登米と東京の二重生活を選んだのは意外だったけれど、心と体がリンクしないのが問題だと話していて、モネちゃんのシーンもだけれど投げられた物を受け取れないシーンもこのためだったんだと思った。
そっか‥そういうことだったのか。あの時そこにいなかったって精神的溝は大きいんだね。地震があってから津波が来るまで時間がわずかだけどあった。りょうちんの家で言えばりょうちんは学校で避難、お父さんは船を守ろうと沖に出た。でお母さんは位牌を持って避難‥途中で亡くなったのかな。モネちゃんだって地震があってから早く島に帰ろうとお父さんと努力した。みんなあの時こうしていればああしていればって後悔はあると思う。それだけ多くの人が亡くなったのだ。だからこそモネちゃんはみんなを守りたいって思いが強くなったんだよね。きっと大丈夫。繊細だけどしっかりとした努力家のモネちゃん。更なる飛躍を期待している。
とうとうサヤカさんの300年のヒバが伐採された。ヒバの伐採状況とサヤカさんの刻々と変わる表情が、ヒバへの尊敬や愛情を映し出しているようで。下枝もついたままの立派な姿で横たわるヒバの姿は堂々としたもので、なんとも心をうたれた。モネちゃんのついた嘘は、やはりサヤカさんを傷つけるものだと思う。話し合うことで何か見えるのだろうか。自分のいない間に起こる取り返しのつかないことを憂いて新たなステージに進めないと言うモネちゃん。今、島を離れていることと少し辻褄が合わない気がするのだけれど。サヤカさんの顔を見て、言おうとしたら急に恐怖心が出たということなのだろうか。妹に言われた言葉はたしかに鋭利な刃物のようで、ずっとずっと心に刺さるだろうなと思う。
なんにもしてない方が問題ですよ、あんなに仲良くて!って朝からさやかさんの言葉で笑ってしまった。親代わりをしているさやかさんがそういうってことはほんとに二人ともいい子だからだろうね。まぁ先生は20代半ばだと思うけど、気になる女の子にあげるプレゼントがなわとびとか‥ちょっと幼すぎるけど。田舎だし土地は余ってるだろうし、50年木材を置いておく場所なんて困らないだろうと思っていたけどそういうことか。50年も自分たちの子孫をこの地に縛りつけることになってしまうからか。このドラマでは今も過去も未来も考えさせられるなー。
サヤカさんをあれだけ探していたのに、いざ前にしたら合格の報告ができなくなってしまったモネちゃん。きっとサヤカさんはとびっきり喜んでくれるだろうのに。少し時間が空いたことで、合格のあとのことを考えてしまったのだろうか。サヤカさんが森林組合を全財産はたいて作って、あまり資産が残っていないことも分かり、20年後にはいないとも言われて余計に言えなくなったのだろうか。ダメだったと嘘をつき、天気予報の仕事を諦めたのだろうか。ただ単に言えなくて嘘をついただけなのだろうか。サヤカさんは嘘をつかれていることを喜ばないと思うのだけれど。林業の将来のこと。50年後のこと。簡単には答えの出ない難しい問題だ。
勉強の苦手な女の子が、本当にやりたいことを見つけて、必死に勉強する。みんなが遊んでいる間も勉強して、難関の狭き門の気象予報士試験に挑む。菅波先生に教えてもらっているうちは無理だよなと感じていたが、立場が逆転した今回は合格だった。話の流れとしてはそうだよなと思う。でも、モネの顔つきや雰囲気が今までと変わらないのが気になる。必死で何かに打ち込んでいる人が何かを成すときって、そういう雰囲気をまとうようになるから。画面を通してはわからない何かをまとっていたから、サヤカさんは合否通知の来る朝、能舞台に立っていたのだろうか。サヤカさんの姿からは何かしらの覚悟があるように感じた。
災害に対する気持ち、辛いことから立ち直ろうとする気持ち、それは人それぞれだし年齢にもよるのだと思う。亮ちんたちは今までよりもこれからの方がずっと長くて、過去を向きながら生きるには先が長すぎて。だからこそ、どれだけつらくてももがいて前を向く必要がある。海を恨んでないという言葉が、大切なものを奪った海ではあるけれど、恨むことすらできないほど切っても切れないほど深い関係であるせいでもあると思う。モネちゃんを送り出した新次さんがみなみさんの写真に目をやるけれど、前ほどの悲壮感は感じなかった。それはそれでも前を向き続ける亮ちんの姿から何かをもらったからだろう。それに優しく寄り添う一家もある。これからも行きつ戻りつするだろうけれど新次さんが自分の気持ちに折り合いをつけながら生きる姿が垣間見えた気がした。
朝から大号泣だよ。何度も繰り返される美波さんの最後の声が耳について離れない。5年って長いですか?俺は絶対立ち直らないって。自分の悲しみは誰かと比べるもんじゃない。でもつい立ち直って欲しくて5年もだったんだしなんて言っちゃうんだよね。でもシンジさんには周囲の立ち直るスピードと自分が合わなくて苦しいんだろうな。立ち直ることは美波さんを忘れてしまうことじゃない。きっと心配で美波さんもシンジさんのそばを離れられないだろうな。
そっか。苦しかったり悲しかったりする時よりも、嬉しい時の方が余計に寂しく辛いのだ。新次さんの底のない悲しみ。それにずっと寄り添うことに決めた耕治さん。耕治さんの「何度も繰り返すと思う」という言葉。そう、亮ちんが成長するたびに、大きな喜びを感じるたびに、それを一番伝えたかったみなみさんがいない悲しみを深く深く感じる。たとえそれで酒を飲んでも、また次の日から前を向きなおせばよい。亜哉子さんの「私を仲間外れにしないで」と言って頬を膨らませた姿が可愛くて頼もしかった。
耕治父さんはたくさん失った新次さんに何ができるかを一生懸命に探していたのですね。船を買いなおすための支援も考えて、でも隠された借金があって。龍己じいちゃんの言葉が重い。ただやみくもに支援の手を差し伸べるだけでなくて、その人の自尊心や意地を守ってあげることも必要で、とても難しいと思った。何も失わなかったという耕治父さんの絞り出すような声がつらかった。失った人も失わなかった人も苦しくて悲しくて、お互いの関係性まで変わってしまう。改めてこんな現実がたくさんあったのだろうと被災地を思った。
こうじさんの何も失ってない俺に何ができるんだってセリフが突き刺さりました。寄り添ってあげたい、癒してあげたい、助けになりたい。それは嘘偽りなく本心。だけど、なんにもできない。それだけ大きな穴は何しても埋まらないんだよね。美波さんが生きていたらまたお尻叩いて生活を立て直せていただろう。もし船が残っていたら最愛の人を亡くしても仕事で気を紛らわせることができたかもしれない。でも家も妻も仕事もとなると自暴自棄になるのも分かる。でもね、りょうちんも我慢してるよ。目の前にりょうちんがいるじゃない!今あるものを大事にしていくしかないと思う。
なんて辛い思い出だろう。思い出の中がキラキラしていればしれるほど今が辛いよ。田舎のうちにあるでっかいカラオケはあるあるだよねー。そこでみんなで集まって大宴会。いつでもまた時間が合えばできるって思ってたもんね。何気ない日常が途切れるって悲しい。震災の揺れや津波を直接は映さないけれど、きちんとそこにいた人のことを描いている。あの日津波がくる前の美波さんの声がもう聞いてられない。ちゃんと津波てんでんこしたんだよね。シンジさんは船を沖に、りょうちんは学校で避難。美波さんも避難しようとしていた。誰も責められない。誰のせいでもない。あー辛いね。
亮ちんがむせび泣きながら見ていた写真。たくさんの楽しかった思い出の積み重ねの上にあった家族の笑顔。それを思った次の瞬間が満天の星空で、見ていてゾクッとした。たくさんの思い出が星になったのだ。泥だらけのシワの寄った写真を雅代ばあちゃんがそっと洗っている。そして龍己じいちゃんは旗のようなものを。酒瓶が転がる部屋でお父さんは泣きながら携帯電話に残された音声を聞いている。そこにはあの日の最後の風景が切り取られたように残っている。明るく元気な声。だからこそつらい。最後までお父さんを思いやる言葉が切ない。当たり前のお互いを思いやる生活が支え合う生活が、その瞬間に断たれたこと。その絶望を思った。
島に嫁いできた亜哉子さんをみんなと繋ぎ、永浦家と及川家の真ん中で輝いていた、在りし日の亮ちんのお母さん。周囲を笑顔にする明るさは、天性のものだったのだろう。なぜかその人だけが震災に持っていかれてしまった現実。5年たっても暗闇にいるような新次さんと亮ちん。ただ美波さんの残された写真や留守番電話の声を聞いて面影を追うだけなんて寂しすぎる。家も船も奪われて時計の針が止まったままの及川家に、何もできないのだろうか。亜哉子さんが新次さんの病院に付き添っているのが、せめてもの行いか。
亮の両親の話が詳しく描かれ、今までわからなかったところも色々見えてきた。モネと亮は親同士が仲良くて家族ぐるみで頻繁に会っていたこと、食事やお酒を飲み宴会のように騒いでいたのに、今では全く違う関係になっているのが切ない。すべては震災がきっかけだろうということは簡単に想像できた。亮の父親のように、新たに漁船を作ったのに、自然災害でそれが一瞬にしてダメになった悲劇は、多くの人が経験し今もなお苦しんでいるんだと思う。
先週サヤカさんの寂しい呟きで終わったから、今週はどうな風に始まるんだろうと思っていたけどいつも通り賑やかでしかも里帰り編ですごく嬉しい。登米の皆さんも気仙沼の皆さんも大好き。みーちゃんとモネちゃんの姉妹見てるとほんとにほっこりする。うちは一人っ子だから兄弟作ってあげなきゃなと思う。お母さんの浮気!!って朝からびっくりしてたけど、島中の噂になっても聞けないお父さんがかわいらしくて笑える。でも‥お母さんきれいだもんね(笑)
モネが2度目の気象予報士試験、不合格だったのも想定内。本当に合格率が低くて難しい試験なので、今後もさらっと受かってほしくはないかな。5、6回目で、やっと合格くらいがいい。亜哉子と新次が二人で会っていて、一瞬ドキッとしたけど、その理由を知ってホッとした。以前、二人が電話で話していた時に、ちょっとワケありっぽい雰囲気だったのがなぜか、ここで分かった。
友達のお母さんが自分の父親の初恋の人だと知ったモネと未知の気持ちは、複雑だろうな。
内容が濃いようで実は薄いかなという印象をうけました。トラウマを克服するためというように、もねが天気予報師を目指すのかもしれませんが、ちょっと取って付けたような感じの展開も多くて、ここで感動させたいのかなと思わせられたり、先生の厳しさなども物語に必要なのかもしれませんが、今そこでその台詞をいうの?というようなシーンもあったり、視聴者をはっとさせたい感じが伝わり、ちょっと興ざめしてしまうこともありました。
お母さんが会っていた男性は亮ちんのお父さんだったんだ。そうかな?と思ってはいたけれど。立ち直るように支えているのだとは思ったけれど、行き先が病院というのが気になります。大きな病気じゃないといいのだけれど。舟の中で亮ちんも両親との写真を見ながらむせび泣いていたし。島にいるお父さんが忘れられなかった女性は亮ちんのお母さんだったんですね。小さな島だし、亮ちんのお父さんが言うように、何でもみんなが知っている状態にあるというのはいろいろ大変だなあと思う。好きな人も、好きだった人も、あることも、ないことも、良いことも、悪いことも、全部身の回りにおいて生きていくってどんな感じなんだろう。お母さんを見ていると、そんなことも全部飲み込んで前へ進む強さを感じました。
300年のヒバの木を切る日が決まった。モネちゃんは東京から来た気象予報士たちに影響を受けて、東京へ行って気象予報士になりたいという気持ちが強くなっている。まだ試験にかすりもしないのに登米の仕事をやめたくない、サヤカさんのそばにいて支えたいと悩んでいて、それを菅波先生がおかしいと言う。やれるところまで頑張って、資格が取れて両立できないところまで頑張ってから悩むべきだと。モネちゃんが毎週仙台まで通って本格的に勉強しだした。菅波先生にホワイトボードを使って説明して、菅波先生がその状況を嫌がるシーンは少し面白い。たしかに少し前までそんな状況になるとは思わなかった。本当に頑張っているのだろう。さみしそうなサヤカさんの背中が少し辛かった。
あー、もう朝から泣かさないでよ。私も人の親だから子供がかわいい。もう何歳になってもほんとにかわいい。あんなに素直でまっすぐでかわいがりがいのあるモネちゃんが手元にいたら手放すなんてできないよ。だけどどんなに閉じ込めておきたくてもモネちゃんの目や心はもう違うところに向かっている。おかえりモネってぐらいだからいろんな経験をして戻ってくるんだろうけど、そんなの今は分からないことだしね。あーサヤカさんに寄り添ってあげたいよ。
ダメだ、朝から泣いてしまった‥。あの日何もできなかったのはあなただけじゃないなんて。モネちゃんよかったね。心が少し軽くなったかな??モネちゃんもみーちゃんもあの日がすごく影響してるんだね。でもそれはそれこそみんなだよ。あの日何をしてた?って話をするとみんな小さなこともよく覚えてるんだよね。みんな誰かの心配をして、知らない誰かのこともどうか助かりますようにと願ってたよ。あんなに誰かのことを思った日はなかったね。