『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』での津田寛治 (近藤益夫役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
津田寛治 (近藤益夫役) は 「2024年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
音楽家っぽくないのが良いですね。アマオケにすぎない晴見フィルに40年。それは生半可な情熱でなし得ることじゃない。妻と娘に顧みられなくても、身を粉にして働き、残りの僅かな時間で音楽を奏でる。そんな人生を是としていたかどうかはわからないけど、賢明に自分のやりたいことを守って来たからこそ、念願の指揮棒をふるった時の感動が大きかったし、俊平がこのレベルのオケに甘んじていいのかと言える。演じる津田さんですが、どんな役でもこなす名バイプレーヤーらしく、才能よりもただ好きで打ち込んできたという武骨さを感じるし、音楽を愛しているのが伝わってきました。中年おやじの哀愁もね。
「本当にこのままで良いのか、マエストロの将来潰して良いのか」って悩むシーン、仲間として夏目を慕い、才能を認めて尊敬している気持ちが伝わってきてとても良かったです。現状を野球チームに例えるところも近藤らしいし、40年晴見フィルを支えてきた古株なのに、指揮者を天音に、コンマスの座を響にと、自分のプライドや夢よりもオケが最良の状態になることを優先する器の大きさも格好良かったです。不憫な展開が多い役だったので、せめて家族とのほのぼのシーンくらいは最後に見たかったなって思いました。
テレビの取材で「お父さん格好良いね」って家族に褒められた話をする時の嬉しそうな笑顔が良かった。小さい画面だったけど、それでも十分喜びが伝わってくるくらい幸せそうな良い顔をしていて、家族に蔑ろにされている印象が強かったので少しホッとしました。オケフェスの演奏も家族に聴いて貰えると良いなあ。夏目家の問題は何とか解決したようなので、コンマスのお家もパパと音楽への理解がもう少し深まって欲しいなと思います。
二朗との昔馴染みらしい遠慮のないくだけた空気感が良いですね。関わり方は違うけど、長年晴見フィルを愛して支えてきたもの同士、何だかんだ言って互いにリスペクトして通じ合っている感じが素敵です。飼い犬のご飯係をしなければならなくて一人だけオケメンバーと同行出来ない不憫さも、変に落ち込んだり愚痴ったりせず「俺、バズってんだよ」と嬉しそうにオケ動画を肴に二朗と酒を酌み交わす調子の良さも近藤らしくて良かったです。
「どこがマルチプレーヤーだよ」「どれもモノになってねえじゃねえか」と口悪く二朗の話にチャチャを入れる遠慮のなさが二人の付き合いの長さ、晴見フィルの歴史を感じさせました。コンサート当日、二朗ににこやかにクラリネットを渡す表情も、何とか本番を迎えられた安堵や「頑張れよ」という二朗へのエールが感じられて良かった。二朗のミスをしっかりカバーしてアイコンタクトを取り合う姿も格好良かったです。
夏目さん来るまで近藤さんが指揮していたんですよね?そもそもコンマスだし。合図出しはコンマスもするのだから、あそこまで1拍目無視の指揮はあり得ない。情熱は伝わりましたが、最悪1拍目は合わせて欲しかった。
カルメン組曲の指揮、なかなか独特な振り方だったけど、音楽への情熱やホールと晴見フィルへの深い愛がこれでもかってくらい込められたパワーに溢れていてとても良かったです。ちょっとぎこちなくて感情のままに振る不慣れさもリアル。演奏後、大きな拍手とスタオベを目の当たりにした時の感慨深げな笑顔がとても素敵だったので、奥さんと娘さんにもこの晴れ姿を見て欲しかったなって切なくなってしまいました。
この演技のどこがいいというのだろう…。というより、ミスキャストかな。 まぁこのドラマの全てのキャラクターが俳優と合ってない感じするけど笑。 ツダカンはグルメ刑事が一番似合ってる。
演奏中に夏目に思いっきり視線を送られた時の動揺っぷりや「何?間違えちゃった?」って焦る表情が面白かったです。本番中だからほぼ目の動きだけだったけど、それだけで近藤のハラハラ感がちゃんと伝わってきたのもさすが。コメディ全開のモノローグもクライマックスで古谷が大ミスした時の「どうした?!」って目をまん丸にして驚いてる表情も、テンポが良くてとても楽しかったです。
羽野の辛辣なダメ出しに凍り付くメンバーを「そういう厳しい意見も大事」と明るくフォローする姿はコンマスらしくて頼もしかったのに、いざ自分がミスを指摘されると逆切れするっていう大人げないところが近藤らしかったです。ただ不機嫌になるのではなく、本当に指摘通りスタッカートが弾けていなかったか、ちゃんとメンバーに確認しに行く真面目なところや、知り合いを沢山招待して演奏会を楽しみにしている姿など、音楽への愛情や真摯に向き合う姿勢が感じられたのも良かったです。
演技はとても良いのだけれど、楽器から全く音が出ていないのが丸わかりで。なんとかならなかったのだろうか。そういう指導の人とかつけなかったのかな。せめて下手でもひいてる感じだして欲しかった。
「今更やる気だしても仕方ない」とか「エンディングオーケストラ」とか、ネガティブ発言連発していてやる気なさげだけど、いざ演奏に入るとすごく心地よさそうで楽しそうな笑顔を浮かべているところが良いですね。音楽への情熱と、何だかんだ言ってこのオケで演奏するのが好きって気持ちが伝わってきました。いらんことばっかり口にするけど、陰険さや圧を感じさせず、オケの和を乱したり皆のやる気を削ぐような嫌な空気にならないところも良いと思います。
「運命」の指揮シーン、焦りまくった表情も心の声もコミカルで楽しかったです。取っ付きにくそうな見た目や強気な発言とは裏腹に、夏目に倣って「ベートーヴェン先生」と言い直したり、家庭で肩身が狭かったり、コンマスにしては少し頼りない、ちょいちょい気弱な一面をのぞかせるところも人間味があって良かったです。
音楽家っぽくないのが良いですね。アマオケにすぎない晴見フィルに40年。それは生半可な情熱でなし得ることじゃない。妻と娘に顧みられなくても、身を粉にして働き、残りの僅かな時間で音楽を奏でる。そんな人生を是としていたかどうかはわからないけど、賢明に自分のやりたいことを守って来たからこそ、念願の指揮棒をふるった時の感動が大きかったし、俊平がこのレベルのオケに甘んじていいのかと言える。演じる津田さんですが、どんな役でもこなす名バイプレーヤーらしく、才能よりもただ好きで打ち込んできたという武骨さを感じるし、音楽を愛しているのが伝わってきました。中年おやじの哀愁もね。
「本当にこのままで良いのか、マエストロの将来潰して良いのか」って悩むシーン、仲間として夏目を慕い、才能を認めて尊敬している気持ちが伝わってきてとても良かったです。現状を野球チームに例えるところも近藤らしいし、40年晴見フィルを支えてきた古株なのに、指揮者を天音に、コンマスの座を響にと、自分のプライドや夢よりもオケが最良の状態になることを優先する器の大きさも格好良かったです。不憫な展開が多い役だったので、せめて家族とのほのぼのシーンくらいは最後に見たかったなって思いました。
テレビの取材で「お父さん格好良いね」って家族に褒められた話をする時の嬉しそうな笑顔が良かった。小さい画面だったけど、それでも十分喜びが伝わってくるくらい幸せそうな良い顔をしていて、家族に蔑ろにされている印象が強かったので少しホッとしました。オケフェスの演奏も家族に聴いて貰えると良いなあ。夏目家の問題は何とか解決したようなので、コンマスのお家もパパと音楽への理解がもう少し深まって欲しいなと思います。
二朗との昔馴染みらしい遠慮のないくだけた空気感が良いですね。関わり方は違うけど、長年晴見フィルを愛して支えてきたもの同士、何だかんだ言って互いにリスペクトして通じ合っている感じが素敵です。飼い犬のご飯係をしなければならなくて一人だけオケメンバーと同行出来ない不憫さも、変に落ち込んだり愚痴ったりせず「俺、バズってんだよ」と嬉しそうにオケ動画を肴に二朗と酒を酌み交わす調子の良さも近藤らしくて良かったです。
「どこがマルチプレーヤーだよ」「どれもモノになってねえじゃねえか」と口悪く二朗の話にチャチャを入れる遠慮のなさが二人の付き合いの長さ、晴見フィルの歴史を感じさせました。コンサート当日、二朗ににこやかにクラリネットを渡す表情も、何とか本番を迎えられた安堵や「頑張れよ」という二朗へのエールが感じられて良かった。二朗のミスをしっかりカバーしてアイコンタクトを取り合う姿も格好良かったです。
夏目さん来るまで近藤さんが指揮していたんですよね?そもそもコンマスだし。合図出しはコンマスもするのだから、あそこまで1拍目無視の指揮はあり得ない。情熱は伝わりましたが、最悪1拍目は合わせて欲しかった。
カルメン組曲の指揮、なかなか独特な振り方だったけど、音楽への情熱やホールと晴見フィルへの深い愛がこれでもかってくらい込められたパワーに溢れていてとても良かったです。ちょっとぎこちなくて感情のままに振る不慣れさもリアル。演奏後、大きな拍手とスタオベを目の当たりにした時の感慨深げな笑顔がとても素敵だったので、奥さんと娘さんにもこの晴れ姿を見て欲しかったなって切なくなってしまいました。
この演技のどこがいいというのだろう…。というより、ミスキャストかな。
まぁこのドラマの全てのキャラクターが俳優と合ってない感じするけど笑。
ツダカンはグルメ刑事が一番似合ってる。
演奏中に夏目に思いっきり視線を送られた時の動揺っぷりや「何?間違えちゃった?」って焦る表情が面白かったです。本番中だからほぼ目の動きだけだったけど、それだけで近藤のハラハラ感がちゃんと伝わってきたのもさすが。コメディ全開のモノローグもクライマックスで古谷が大ミスした時の「どうした?!」って目をまん丸にして驚いてる表情も、テンポが良くてとても楽しかったです。
羽野の辛辣なダメ出しに凍り付くメンバーを「そういう厳しい意見も大事」と明るくフォローする姿はコンマスらしくて頼もしかったのに、いざ自分がミスを指摘されると逆切れするっていう大人げないところが近藤らしかったです。ただ不機嫌になるのではなく、本当に指摘通りスタッカートが弾けていなかったか、ちゃんとメンバーに確認しに行く真面目なところや、知り合いを沢山招待して演奏会を楽しみにしている姿など、音楽への愛情や真摯に向き合う姿勢が感じられたのも良かったです。
演技はとても良いのだけれど、楽器から全く音が出ていないのが丸わかりで。なんとかならなかったのだろうか。そういう指導の人とかつけなかったのかな。せめて下手でもひいてる感じだして欲しかった。
「今更やる気だしても仕方ない」とか「エンディングオーケストラ」とか、ネガティブ発言連発していてやる気なさげだけど、いざ演奏に入るとすごく心地よさそうで楽しそうな笑顔を浮かべているところが良いですね。音楽への情熱と、何だかんだ言ってこのオケで演奏するのが好きって気持ちが伝わってきました。いらんことばっかり口にするけど、陰険さや圧を感じさせず、オケの和を乱したり皆のやる気を削ぐような嫌な空気にならないところも良いと思います。
「運命」の指揮シーン、焦りまくった表情も心の声もコミカルで楽しかったです。取っ付きにくそうな見た目や強気な発言とは裏腹に、夏目に倣って「ベートーヴェン先生」と言い直したり、家庭で肩身が狭かったり、コンマスにしては少し頼りない、ちょいちょい気弱な一面をのぞかせるところも人間味があって良かったです。