虎に翼

2024年7月期 2024年4月期
総合評価: 4.38 / 5.0 (回答者数55人) 73 位 / 1056件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.4 /5.0(88.2%) 87/1057件中
キャスト 4.5 /5.0(90.8%) 161/1057件中
演出 4.4 /5.0(88.2%) 90/1056件中
音楽 4.4 /5.0(88.8%) 56/1057件中
感動 4.4 /5.0(88.6%) 31/1052件中
笑い 3.8 /5.0(76.2%) 154/1052件中
スリル・興奮 4.3 /5.0(86%) 72/1049件中
260コメント
60 | 2024-05-15 21:07:02

あの食事からどのくらい時が流れたのか分からないから唐突に思えたけど、資格も取って一人前になって故郷に帰ったら結婚となるのもあの頃なら普通だろう。寅子はショックを受けたようだけど、あのままいい友達でいたいなんてのは甘すぎる。お勉強はできたかもしれないけど世間の風は読めないようだ。女性より男性とまでは思わないけど、やっぱり人生がかかった弁護ならそれなりの人生経験のある人に頼みたいと思うのは普通ではないか?その経験値を上げるための結婚‥なんだか上から目線だな。

% Complete
100% Complete
2
59 | 2024-05-15 15:15:13

今の感覚だと、「おい、花岡」とツッコミたくなるけど、当時としたらエリートコースに乗った彼を放ってはおかないよね。まあ良い男ほど早く結婚するというのは、つい最近まで当たり前のことだったし。かつては残り物には福がある、なんてほとんどなかった。未婚が信用されないというのも、昭和にはあった。でもだからといって寅子も手のひらを返して結婚っていうのはどうなんだろう?どうしてもというなら優三がいいんじゃないの。気心も知れてるし、悪い男じゃないから。轟も悪くない。それとも新キャラの登場なのかな?

% Complete
100% Complete
2
58 | 2024-05-15 14:54:29

よねの言う通り花岡との将来を願うのであれば佐賀へついて行くべきだった。花岡との将来と自分の夢を天秤にかけ、自分の夢を採ったのは寅子自身だ。稲の言う全てを手に入れることはできないという言葉が重みを増す。上手くいっていない弁護士の仕事が女の幸せと引き換えにできるくらいほどのものかという問いかけは、今の寅子には残酷だ。先を行く久保田が時代の流れに乗せられ、お飾りのように扱われている様子も余計に心に刺さっただろう。所帯を持って初めて一人前。それが男女ともにそういう価値観が大きかった時代。だからこその寅子の決意だと思う。

% Complete
100% Complete
2
57 | 2024-05-14 20:42:13

せっかくの2人きりの祝賀会だったのに、花岡さんは嬉しい気持ちよりも傷心の方が大きかったんじゃないのかな。寅子は天然のようでもあり、わざとそういう会話を避けているようでもあり。花岡は佐賀へ寅子についてきて欲しかったのじゃないのかな。でも寅子の思いも大切で。あんな風に自然にいろいろ語られてしまうと自分の思いなど引っ込んでしまったのだろう。せめて遅らせてあげて欲しかったな。短時間で3度ほど振られた気分だろう。本当に寅子はズルいと思ってしまう。そして、よねさんは花岡のこと好きだったのだろうか。少し意外な気もする。

% Complete
100% Complete
2
56 | 2024-05-14 13:38:04

気が利くひと握りの男だからこそ花岡は、寅子に告白しなかったんですね。相手の行動や気持ちが推し量れるから、彼女がどれだけ弁護士というものに人生をかけているかわかっている。それを捨てて、一緒に佐賀に行こうとは言えない優しさが、裏目に出ている。恋は多少盲目にならないとダメな面もあるからねえ。いずれにしても最初は酷かったけど、なかなか良い男でした。そして寅子ではなく男性弁護士を指名するクライアントが多いのも、時代的に仕方ないかな。そもそも裁判を起こそうという人は男性が多いわけだし、民事だと男の事情とか面子とかにこだわる人も多そうだからねえ。早く第一歩を踏み出せるといいけど。

% Complete
100% Complete
2
55 | 2024-05-13 23:05:19

一心不乱に正義の道を突き進む寅ちゃんには悪いが恋愛模様もそろそろ気になる。エリートの花岡さんが王道だろう。だけど今までいろんな感情を分け合ってきた家族のような優三さんも捨てがたい。そして大穴の轟さん。まぁ轟さんはないにしても花岡さんじゃ少しばかりつまらない気もするのだ。寅ちゃんには2枚目すぎるしね。ここはほんわかあったかな優三さんが似合っている気がするけどどうなのだろう。時代が少しづつ窮屈になる時代、早く恋をしないととせかしたくなってしまう。

% Complete
100% Complete
3
54 | | 2024-05-13 19:37:13

自分が夢中になっていて話しても思ったような反応が返って来なくて、なんだかモヤモヤするのはとても良くわかる。優三さんがいなくなったことで寅子は自分の中のちょっとした思いを吐き出したり相談する相手がなくなった。そこに花岡が入ってくるのだろうか。2人だけで合格祝いをしたいと電話してくるなんて、何かしら意味があるんだろうけれど何だろう。あの時代だと好意を持つのと伴侶にするのは違う気がするから交際申込だとは思えないのだが。

% Complete
100% Complete
2
53 | 2024-05-13 13:46:08

知的感動を分かち合えない気持ちはよくわかります。家族の中でひとりだけ高学歴とかなると実際にそういうことが多々起こる。別に相手を差別するとか、見下げるという意味ではなく、単純に共有とか共感という問題なんだけど、学歴コンプレックスを刺激しやすい部分だから、結構デリケートな問題になったりするんだよね。その意味でも優三という同士みたいな相手がいなくなったのは寂しいだろうと思う。そして花岡の意味深なアプローチ。花岡は裁判官だからまず地方の判事だろうし、寅子はこれから弁護士として頑張るつもりだから、それを理解している花岡がプロポーズということはないと思うんだけど、良き思い出が出来るといいですね。

% Complete
100% Complete
2
52 | | 2024-05-12 23:55:50

物語自体はいいものの時が経つのが早かったり遅かったりするのがたまにキズ。展開の速さにびっくりすることがある。とはいえ3人の女性弁護士が誕生したのは喜ばしいことです。試験の緊張に加え生理とも闘わなくてはいけないのに男子を凌駕するほどの成績を残さなくてはいけないなんて本当に大変。それを乗り越えた彼女たちには脱帽です。みんながお祝いムードの中でも寅子は冷静さを失わずちゃんと自分の言いたいことを述べることができる。これは活躍しちゃうだろうなと誰もが思いますよね。

% Complete
100% Complete
2
51 | 2024-05-12 18:44:40

トンチキか…この時代には男装した女性はもう居たし、川島芳子みたいにもてはやされた人もいたはずなのに男性たちの中での認識はそういうものだったということなのだろう。外から見るだけなら良いけれど、自分たちのテリトリーに入ってきたりするのには嫌悪する。よねさんのありのままが受け入れられるのはいつになるのだろう。ただ憎しみだけで弁護士になっても後で苦労しそうな気もするから良い機会なのかも。寅子の言葉を好意的に受け止めたのは結局のところ穂高先生と桂場と例の記者だけだった。合格してからも寅子は苦労しそうだな。

% Complete
100% Complete
2
50 | | 2024-05-10 14:16:24

よねが落ちた理由は自分を曲げなかったことか。でもそれはむしろ正解だと思う。簡単に変節してしまうような人間ばかりが弁護士になんても困るのからね。日本人は西洋に顔を向けながら、心の中では自分たちの方が優れていると思い込んでいるのが、和魂洋才の正体だとも言える。だから制度として西洋並みに女性に門戸を開いても、実際には掛け声だけ。それは今も変わらない。だから寅子の記者に対する演説は、今の世の中でも通用する言葉だと思う。

% Complete
100% Complete
2
49 | 2024-05-09 15:08:33

受験できたみんなが揃って筆記試験に合格したまでは良かったけれど、よねさんと優三さんは口述試験に落ちた。桂場の言うこともよくわかる。最初の女性に問題が起こると、これだから女は~となって後続の道が途絶える。だからこそ女を選んでよかったと思わせるほどの圧倒的な力が必要なのだ。優三さんは寅子マジックを得ても届かなかったことで、やっとやり切れたと踏ん切りがついたのだろうな。合格との差は周りから見たら小さいけれど、本人にとっては途轍もないのだろう。これからどんな道を行くのだろうか。

% Complete
100% Complete
2
48 | 2024-05-09 14:10:43

梅子は離婚してドロップアウト。そして口述試験ではよねが落ちて、寅子の同期は彼女ひとりだけが合格か。更に優三もダメ。しかもついにケジメをつけることになった。まあいつまでも夢と対峙し続けられる人ばかりではないし、これもまた立派な決断だけど、本当に厳しいね。実際、同じ道を目指しても、どんどん櫛の歯が欠けるように誰かが抜けていくのは世の常だけど、せめてよねには頑張って欲しい。まだ頑張れる人は頑張らないと、不本意ながら抜けて行った人たちに申し訳が立たないし。寅子もむしろようやくスタートラインに立ったといえるわけで、ここからが本当の戦い。頑張ってほしい。

% Complete
100% Complete
2
47 | 2024-05-09 00:11:19

1日で急にバタバタと女子部が解体されていってしまうのはとても悲しかったし驚きました。でもよねさんが言ったように帰国するなら今しかなかったと思うので仕方ないですね。涼子さまもお父さんのように自由になる道もあったかもしれませんがやっぱり心根の優しさが出たのでしょう。いいとこはいいとこなりの苦労があるものです。心配なのは梅子さんですね。旦那さんは梅子さんが試験に受からないように妨害したとしか思えません。つくづく小さい男ですね。

% Complete
100% Complete
2
46 | | 2024-05-08 19:54:44

悔しいな。みんな頑張っているのに断念せざるを得なくなっている。1人欠け2人欠け、そして梅子さんも。これがあと数年後なら、特高も華族制度もなくなるのにと思ってしまう。せめてみんなが戦争を生き抜いて欲しいなと願ってしまう。それにしても梅子さんの旦那はいつ離婚届を渡すのが相手に最もダメージを与えられるか良くわかってらっしゃる。妻を見下していた以上、同じ土俵に上がって来られたら困るはずで、混乱して正常な頭で試験を受けることが困難な日を狙って渡したと見えてしまう。梅子さんは試験会場に現れなかったということは受験を諦めたということだろう。これからどうするのだろう。

% Complete
100% Complete
2
45 | 2024-05-08 14:10:58

人の運は時の運というかタイミングに左右されるというのが、嫌になるほどわかります。崔さんに続いて、涼子さま、そして試験当日には梅子さんまでもが、ドロップアウトしてしまいました。まあ崔さんと涼子さまは、生まれとか家柄とか、まさに門地の問題だから、時代に翻弄されたと言っていい。梅子は何か心配な状況になっていそうな雰囲気です。寅子たち残るメンバーの合格はもちろんだけど、ここで抜けた者たちの幸せを願いたいですね。

% Complete
100% Complete
2
44 | 2024-05-07 14:24:15

特高警察は戦前の暗部のひとつだし、一般の市民にも嫌われた。威張り散らしたことで多くの恨みもかっていたし、戦後は特高出身だというのを隠していた人も少なくない。どうあれ頑張り屋の崔さんには頑張って欲しいね。確かにこの時期でないと朝鮮に戻るのは難しいだろう。でもその後の半島の歴史を知っているし、日本での扱いも知っているから、戻るも残るも厳しい環境なのは間違いない。どちらを選択するにしても、その後の無事と幸せを祈るだけだね。

% Complete
100% Complete
2
43 | | 2024-05-04 21:26:44

全員無罪!!良かったです。まぁ一個も自白以外の証拠を出せない裁判で勝てたら怖いですけどね。寅ちゃんも一生懸命動いて、法律の学校に行っている経験が大いに活かせました。渦中にはそんな余裕はないだろうけど、この経験がのちのちいろんな場面で生きていく人生の糧になる時間だったと思います。猪爪家の家族の団結にも感動しました。お父さんが自白してもそんな人じゃないと証拠集めしてくれる家族がいる。苦しい時こそ家族の真価が問われますね。

% Complete
100% Complete
2
42 | | 2024-05-04 11:55:59

全員無罪で、検察は控訴せず。完全勝利といえますね。よねの力強いガッツポーズが良かったです。とりあえず直言はいろいろなものを守れたし、よかったと思います。まあ黒幕側としては、とりあえず内閣を総辞職に追い込み、邪魔者を排除できたから、そもそも裁判の結果がこうなっても十分というところだったのでしょう。桂場への圧力は完全に逆効果だったし。記者の竹中も予想外の展開に楽しそうでした。彼は今後もちょいちょい関わって来る気がします。

% Complete
100% Complete
2
41 | 2024-05-03 09:55:36

はるさんは直言さんが無罪になって、逮捕される前のドタキャンした映画デートからやり直したいと言われて緊張の糸が切れたんだろうね。すがって泣く姿もそれを優しい微笑みで見守る家族も素敵で、本当に良い家族だなと思ってこっちまでウルっとしてしまった。そして寅子と桂場のやり取り。寅子のことを怒っているかのように穂高に言っていたけれど、寅子の言葉を遮るどころか続けてと先を促すのが桂場の考え方のベースが見えるようだ。いち早く寅子の裁判官の資質にも気づいたようで今後の二人の関りが楽しみだ。

% Complete
100% Complete
2
40 | 2024-05-02 14:25:09

直言が勇気をもって自白の強要を証言してくれました。寅子も勉強の成果が生き、それが父親を助ける知恵となりました。というところで桂場に圧力ですか。政治あっての市民ではなく、市民あっての政治だし、国家も同じ。政治家同士の争いは堂々と国会でやれよって言いたくなる。いつの時代も多くの政治家が自分を国王、あるいは英雄かなにかと勘違いをする。本当に困ったものです。でもきっと桂場はそういうことでは動かないと思います。そういうプライドを持っているに違いない。無罪判決に期待しましょう。

% Complete
100% Complete
2
39 | 2024-05-01 14:37:21

戦前は自白偏重の司法だったから、取り調べでの脅しはもちろん拷問まがいのこともやった。江戸時代でさえ凶悪犯以外への拷問は評定所で奉行や大目付の評議が必要だったのだから、当時の刑法はいくら進んだフランス刑法を取り入れていても、それを行使する側の人間が封建時代以下の頭ではどうにもならない。育ちの良い直言にとって暴力は怖ろしかったに違いない。法廷で罪を認めるのか、否か。どちらもやむを得ないところではあるけど、寅子が襲われそうになったことを知った以上、ここは父親として否と言って欲しい。

% Complete
100% Complete
2
38 | 2024-05-01 14:04:57

事件のせいで内閣が辞職したのではなくて、内閣を辞職させるために作られた事件だったのか。女に厳しいことを書く記者だとは思っていたが、きちんと時代背景や事件を俯瞰して見ることができるなかなかできた記者なんじゃないか。他社は記事にしたが、記事にすることを断ったことといい、タイミング良く助けに入ったことといい鼻が利くとも言えるかもしれない。おそらく寅子が狙われるだろうことも考えて、あわよくば記事にできると言う下心もあったかもしれないけれど見守っていたのだろう。寅子が襲われたことを知った直言は認否をどうするのだろうか。

% Complete
100% Complete
2
37 | 2024-05-01 00:18:58

ここに来てお母さんの日記が証拠となるなんて!すごい伏線に興奮したし細かい日記の描写に日々の家族への愛が溢れていて感動した。直言もドラマではあんなふうに情に流されて罪を被ることを自分で決めたけど、あの時代なら無謀な暴力的な取り調べも多く体力と気力の限界で認めたというのもあったと思う。はるの実家の絶縁もあの当時なら考えられるけど、そもそもよその人に籍を抜いたとか絶縁したとか分かるはずもないからする必要ってあったのかなと不思議に思った。

% Complete
100% Complete
2
36 | 2024-04-30 13:55:13

やはり直言は無実でしたね。それにしても下々の者が罪をかぶって、お偉いさんはそれくらいどうってことはないのだろうけど、直言の場合、結果として嫁の実家はもちろんのこと、息子や娘や孫にまで確実に影響が及ぶことをどう思っているのでしょうか。それを理解して罪を被るつもりなのでしょうか。まあでも最大の問題は他の被告の弁護人たちですね。裁判が長引くの嫌がるお偉いさんは、直言が罪を被ってさっさと結審した方がいいから、協力してくれるとは限らない。でも全員無罪を勝ち取るなら協力は必要です。さて穂高先生はどうするつもりなのでしょう?

% Complete
100% Complete
2
35 | | 2024-04-30 11:34:49

家宅捜索の時、そっと前掛けの下に隠したお母さんの日記がここで注目されることになるのか。戦前の法律でも日記は証拠能力あったのだろうか?お父さんに見て欲しい時にそっと開いて居間に置いておくという役割だけでも充分素敵なエピソードに見えていたけれど、さらに重要度が増した。直言さんは上司に説得されて無実の罪を着ることを決心した場面で、被告人同士が会話できることにも驚いた。穂高先生は共亜事件の被告の弁護士たちを集めてどうしようというのだろう。一度罪を認めたものを覆すのは戦前なら尚のこと難しかっただろうと思うので、どういう風に話が動くのか気になる。

% Complete
100% Complete
2
34 | 2024-04-29 17:31:43

またも轟の拳炸裂ww。でも筋は通っているね。同級生たちも自分たちにやれることをやってくれている。まあ花岡と優三は恋のさや当てが始まりそうですけど。問題の直言ですが明らかに上の者たちをかばっている様子。そんなことしたって、その後、誰も骨なんか拾っちゃくれないのに。社畜体質は日本人のDNAにすりこまれているのかなと思ってしまう。こうなるとどうやって直言の心を動かすか。ここは穂高先生のいう通り、やはり娘である寅子が動くしかない。

% Complete
100% Complete
2
33 | | 2024-04-29 00:51:22

寅子に春が!???なんて一緒に色めき立ったのにその次にはお父さんが逮捕と振り幅が半端ない1週間が過ぎていきました。寅子の相手は花岡なのかなと思いますが、優三さんも絶大な安心感があるし、轟は気持ちのいい漢気をもっているしで誰になってもいい気がしてワクワクしています。この時代に法を学ぶ人の家族が逮捕されることになっても学校は除籍になったりしなかったのだろうかと不安だったけどそんな気配もなくて良かったです。

% Complete
100% Complete
2
32 | 2024-04-26 18:46:42

優三さんが戻ってきてくれてよかった。銀行で働いていて、お父さんの近くに居るから何が起こっているかわかっていただろうのに、はるさんにも寅子にも何も言わず。とても思慮深く口が堅いのかなと思う。あの場の対応を見ていると、とても落ち着いて見えるから司法試験に落ちまくっているのが不思議だと思ったのだけれど、緊張でお腹をやられる体質のせいならあまり今後も期待できないかも。最後に花岡が穂高先生をつれて裏塀超えて落ちて現れたけれど、八方ふさがりな中救いの神登場と言ったところか。

% Complete
100% Complete
2
31 | | 2024-04-26 17:51:21

お腹が弱いのはご愛敬として、佐田の冷静さに救われましたね。そしてはるの覚悟は心に迫るものがあります。疑獄事件の常として、立場的に弱い者が責任を被らされるもの。直言もおそらくはそうなのだろうと思う。問題は弁護士だけど梅子の旦那は最初から期待できないし、藤岡の感じからすると、彼がうまく話をつけて穂高先生を引っ張り出すのに成功したのかな?大きな贈賄事件になっているようだし、ちゃんとした弁護士が必要だからね。適任だと思います。だとしたら藤岡グットジョブ。

% Complete
100% Complete
2
30 | 2024-04-25 22:19:04

轟のビンタにはびっくりしましたが2人には昔からの絆があるようでとても良かったです。寅子たち女子生徒を分かった風で本当は内心穏やかではなかった花岡と嫌味を言いつつ彼女たちの良さに気づいていた轟、外見と中身の正反対の描き方も面白かったです。素直に謝る花岡をどこまでも丁寧に扱う梅子、清々しい気分になりました。そしてまさかの花岡と恋の予感??いつも君のことを考えてしまうだなんて、なんて素敵な告白でしょう。そんな浮かれポンチからの父逮捕??今日は驚いてばっかりでした。

% Complete
100% Complete
2
29 | | 2024-04-25 18:55:27

轟の裏表のない心が花岡の目を覚まさせ、さらに人生の先輩である梅子の言葉に包まれて素直に気持ちを伝えた。帝大に行けなかったコンプレックスとか、優秀な女が入ってきたことで余計に狭き門になることへの不安とか、花岡の話すことは今にも通じることがあるなと思う。だからといって、無理に相手を上げたり下げたりは違う。どんな自分も自分で、人は一面だけではないと言う梅子は本当に凄いこと言ってると思った。ホッとしたのもつかの間、父が贈賄で逮捕って。日常を描いているはずなのに、次から次へとジェットコースターに乗ってる気分だ。

% Complete
100% Complete
2
28 | 2024-04-25 13:58:35

やっぱり轟はいい奴ですね。本来、日本男児はこうでないと。花岡もすぐに自分と向き合い、ちゃんと言動を変えられるところは良いところだと思います。むしろ寅子は威勢が良いわりに、頭を下げるべき時にちゃんとやれないのはどうなんだろう?花岡の言葉に舞い上がる前に、しっかり謝罪しておくべきでした。そして問題は寅子の父である直言が贈賄で逮捕。贈賄ということは誰か公務員に賄賂を贈ったということ。普通に考えれば政治家か。1930年代にあった贈賄事件だとで「帝人事件」というのがあったけど、それが元ネタかな?いずれにせよ裁判にまでなり、寅子は更に学ぶ意欲を強く持つ感じかな。

% Complete
100% Complete
2
27 | 2024-04-25 00:36:07

花岡の教室でのレディーファーストの一面も女性遍歴の自慢や下に見ている一面も同一人物とは思えないと初めは思ったけれどまだまたま若いからそんなこともあるのかなと思いました。レディーファーストや女性遍歴の自慢は自分をよく見せたいためで、そのくせ下に見た発言をするのはこの時代の大人の男性の思想が反映されているのでは?と思いました。父親の影響かな?そういうもんだという刷り込みの結果でしょう。真似をしながら自分を形成する時期だからこそいろんな面がある。逆に言えば今だからまだ矯正は可能。いい男になってくれるといいな。

% Complete
100% Complete
2
26 | 2024-04-24 14:41:34

花岡はどうせ骨折のことや母親のエピソードからみがありそうなのでいいとして、轟の株が爆上がり中。こういう奴は性格が真っ直ぐだから、ちゃんと納得すれば理解してくれそう。問題は梅子の話です。離婚と親権を勝ち取るための学びでしたか。旦那はその時どう思うのでしょうね。それでも捨てられるのは自分の方だという自覚は生まれないのだろうけど。時代的に男が家の経済的な面や社会的な面を支えていたのは確かだけど、それだけで世界が回っているわけではないのにねえ。紙おむつも粉ミルクも、洗濯機も冷蔵庫も給湯器も無かった時代、子育てがどれほど大変だったことか。やってみなければわからないことってたくさんあるんだけどね。

% Complete
100% Complete
3
25 | 2024-04-23 18:05:17

梅子の旦那、法律はわかっていても文化はわかっていない。そもそも奥さんを下げるのは自分を立てるためではなく、相手に対する謙譲の意味。だからたとえば「愚妻」っていうのは「愚かな私の妻」というのが本来の意味で、「愚かな妻」ということではない。そういうのがわからなくなったから旦那が偉そうに変わったのか、旦那が偉そうになったから言葉が変わったのかはわからないけど、日本は官位があったからそもそもは謙譲社会。その意味では帝大生に対する男子の「すん」も本来優秀な者に対する尊敬や謙譲であるべきなのに、ただのコンプレックスになっている。やはり西洋列強に対抗しようという精神自体がコンプレックスであり、その辺りから日本人の心の歪みの幅も大きくなったのかな。それは良いとしてどうやら花岡も本性を見せきましたね。困ったものです。

% Complete
100% Complete
2
24 | 2024-04-22 14:00:32

本科がスタートし、想像以上に学びやすい環境なのはよかったです。でもね、何だか都合が良すぎて疑ってしまうところもある。特に花岡のさわやかな笑顔が胡散臭く感じるのは勘繰りすぎでしょうか。まあピクニックで何かわかりそうだけどね。直言の言い方もちょっと気になったし。佐田はホント頑張れって感じです。当面の問題は梅子の旦那の登場かな。梅子のすんとした表情からしても、何か余計なことがありそう。年齢的にも他の女子よりいろいろ言われるだろうからねえ。

% Complete
100% Complete
2
23 | 2024-04-21 09:38:01

弱音を言ったって仕方ないとよねは言ったけれど、みんなで弱音を言い合ったら悩んでいるのは自分だけじゃないって思えたよね。それこそが強みだと思うし、花江の小さいけれど積もった不満にきょとんとした顔をしている寅ちゃんを見ていると他人の意見を聞くことはとても大事だと思う。いいところは珍しく全部兄に持っていかれたけれど、母も宥めつつちゃんと嫁を1番にできる兄を尊敬した。この時代の男女の扱いの違いを示すために男性の描き方がだいぶ雑になっているのが気になるところ。もうちょっと微調整が必要かも知れない。

% Complete
100% Complete
2
22 | | 2024-04-20 13:21:11

この騒動が残したものはある意味で知識よりも大事なものだったようですね。互いに学ぶ者同士、そして志を同じくする者同士、刺激し合って成長する姿はとても尊いものだったと思います。なあなあでぬるぬると仲良いふりをする関係よりも潔いし、信頼できますね。問題はここからです。前に進むに従って、障害とか敵が増えてくる。でもそれは人生の常と言ってもいい。すべてが順風満帆なんて人生はないし、茨の道を突き進んで欲しい。とはいえ確か最初の女性弁護士は5人だったかな?先輩たちもふくめると誰か抜け落ちるのかな。

% Complete
100% Complete
2
21 | ゆき | 2024-04-18 21:18:11

フェミニストを応援する番組とはいえ、「男は馬鹿」の繰り返し。フェミニストが男性を憎むのは自由だが、執拗に罵るのは異常。

% Complete
100% Complete
0
20 | 2024-04-18 14:31:11

なるほど学長が事実を改変した話でしたか。まあ殺虫剤っていう説明を聞いた時、寅子じゃないけど「はて?」と首を傾げたんだけどね。昔から殺虫剤やら殺鼠剤、農薬、青酸化合物あたりがよく事件で使われたけど、いずれも口に入れたらひどく苦いとか強い刺激がある。いくら饅頭に入れても、すぐにおかしいと感じて致死量までは食べない。だから多くはコーヒーとかワインとかに入れている。まあそれはいいとして、実際の判例がない架空の事例を持ち出しても、検証ができないから学生の学びとしては弱いし、まさに宣伝用ととられても仕方がないよね。でもそれさえ糧とすることが大事。あと月のモノの話が続くと男性は画面から目を離してしまうかも。じっとテレビを見ているだけなのに、なぜかセクハラ扱いされかねない気がするし、実際ちょっと前までそうだった。そこのところは女性にも理解してほしい。

% Complete
100% Complete
3
19 | 2024-04-17 21:51:07

過去を知り武器が欲しいと言ったよねちゃんの気持ちが痛いほど分かりました。それでもやっぱり人の志を自分より劣っていると言うのは違うかな。ただここからよねちゃんも変わっていくんだろうなと思うと楽しみでもあります。みんながそれぞれの壁にぶち当たって壊していく姿に勇気をもらえるドラマです。一つ一つが今ではハラスメントに当たりますがじっと耐えるしかなかった時代。どれだけ悔しい思いをしてきたか、想像するだけで苦しいです。

% Complete
100% Complete
2
18 | 2024-04-17 14:55:39

よねの厳しい生い立ちが語られました。確かに彼女のような悲劇はあった。でも明治以降の地租によって土地を売り、小作人層が生れた。更に貧しくなった彼らの子どもたちのうち、女子は女工哀史みたいに隆盛の繊維工場などに働き口があった。でも次男以降は東京など大都市でスラムを作るか、軍に入るか、満州への開拓や様々な国への移民として国を出るか、いずれにせよ苦労した。だからよねの悲劇のきっかけは女子だからではありません。むしろ女子であることを目当てに近づく連中の問題。つまり問題の本質は今も同じだってことです。ホントに人は欲望に支配される生き物ですね。

% Complete
100% Complete
2
17 | 2024-04-16 13:52:48

昔、明治生まれのばあさんが、女性だからと暴言を吐く男に「母親に同じ言葉を言えるのか」と罵声を浴びせていたのを思い出した。どんなに偉そうな男も結局は女から産まれるだよね。さて寅子たちに突っかかる男子学生も気に入らないなら来なきゃいいのに、自分たちの優位性をひけらかしたいのだろう。モテないよ、そういう奴ら。もちろん世相もある。大正デモクラシーの頃は案外自由だったと聞く。寅子の時代は満州建国とか、5.15事件とか、太平洋戦争に向って転がり落ちる頃だし、戦争が近づくと脳筋がはびこるようになる。だからひ弱な学生もより弱い女子学生を下に見ようとする。本当にくだらない時代だと思います。

% Complete
100% Complete
2
16 | | 2024-04-16 00:16:34

花江ちゃんのやるせない気持ちは分かるような気がしました。結婚して一年、好きな人に嫁いだとはいえ完全同居の世帯で今よりずっと手間がかかる家事を姑と2人でやるなんてしんどい、結婚なんてそうキラキラしたもんじゃないと気づく頃ですよね。まして自分のためだけに動ける寅子がそばにいたら、やっかみたくもなるでしょう。花江ちゃんは何事も用意周到にしたたかにやってきたタイプだから余計こんなはずじゃなかったともやもやした気分になるんじゃないかな。隣の芝は青い‥それだけなのにね。

% Complete
100% Complete
2
15 | 2024-04-15 14:12:16

まだ女性の法曹関係者が生まれていない以上、先が見えないし、退学者が増えるのはある程度仕方がない。困ったものなのは、それが当人たち以外、それほど深刻に感じていないこと。胡坐をかく男たちも受け入れる女たちも、無知というよりデモクラシーとか平等なんて、学問上か文学上の言葉で、骨身に染みついていなかったからね。まあそれは現代の世の中でも言えることかもしれないけど。花江ちゃんは嫁姑問題というよりも、つい愚痴が口をついた感じでしょうか。はるさんはそれくらい気にしないと思いたいんだけど。

% Complete
100% Complete
2
14 | | 2024-04-14 11:39:52

このドラマが盛り上がっているのは見ている人それぞれが大なり小なり格差を抱えているからなんだろうなと思います。そこに甘んじず「はて?」とちゃんと疑問を持ちおかしいと声を上げる。それって結構エネルギーがいることでめんどくさかったりするのです。そんな寅ちゃんの姿を見て自分も頑張ろうと思う人が続出してるのかな。裁判はとてもよい結末になったけど、最後の旦那の言葉がお前だけ幸せになるなんて許さないでしたね。自分といることが不幸だって自分で認めていることを気づいているのか?とおかしかったです。

% Complete
100% Complete
3
13 | | 2024-04-12 14:59:26

裁判官が持論を展開するのではなく、法の主旨に基づいて、法を執行しようとするのは間違ってはいない。いかに封建的なものの見方が強くても、児島惟謙みたいに法の精神を貫く人はいたわけだし、まさに穂高先生の言う通り、小さな積み重ねが世の中を変えていく。まあ若者や性急な人はドラスティックに物事を変えようとしたり、変わった方がいいと思いがちだけど、そもそも民主主義は有権者の一票一票の積み重ねの結果だし、理解を深め、議会で話し合うプロセスが必要だから、時間がかかる。だから過ちが少ないシステムだと言える。ましてや過ちがあってはならない司法の世界は、積み重ねが必要。それぞれ彼女たちが焦る気持ちもわかるけど、そこがわかっていくといいね。

% Complete
100% Complete
2
12 | | 2024-04-12 11:44:37

ブギウギと同じ時代なのにまるっきり違って見えて、視点が変わればこうも変わるのかと驚く。貧富の差、育ちの差は今以上だし、それに加え女性が思うように生きていくのは難しい時代。法そのものが女にとっては縁遠いことだったからこそ、たくさんの諦めと涙があったのだろう。裁判官の自由な心にのみ委ねるしかない何とも心もとない立場。それが女だった。男女の不平等さが今週はこれでもかと描かれていた気がするが、来週はそれに育ちの問題も加わってきそう。穂高先生の優しいまなざしが唯一の救いだ。なんとも見ていて心躍らないのは、これから先もずいぶん長く女の権利が認められない時代が続くことを知っているからだろうか。

% Complete
100% Complete
2
11 | 2024-04-11 17:38:57

この時代に法律を学ぼうというのだから、単に頭が良いというだけでなく、それぞれ思うところがあるわけで、それをよねのように表に出すか否かの問題。でもこの実際に法廷を見学するというのは良かったですね。彼女たちが学ぶだけではない。裁判官も弁護士も、衆人の目に晒されるというのは、さまざまなプレッシャーになり、己の言動だけでなく信念も問われることになる。さて裁判官はこの状況の中で、どんな判決を下すのか、興味深いものになりました。

% Complete
100% Complete
2

関連レビュー

『虎に翼』のキャスト一覧